時効警察

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時効警察 - (2021/10/24 (日) 23:27:23) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/23(火) 23:01:46
更新日:2023/12/31 Sun 22:09:14
所要時間:約 6 分で読めます




2006年1月13日からテレビ朝日系の金曜ナイトドラマ枠で放映されていたドラマ。
2007年4月13日からは「帰ってきた時効警察」として続編が放映された。
2019年9月29日には「時刻警察・復活スペシャル」が久々の続編が放映され、10月11日からは「時効警察はじめました」が放映された。
主演は元仮面ライダークウガことオダギリジョー。

時効になった事件を趣味で捜査する主人公・霧山修一朗が、一話かけて時効事件の真相を解明していく。
といっても、犯人のほとんどが次回予告でゲストとして紹介される人物だったりして、視聴者には犯人が分かっている状態。
因みに犯人と言うかゲストは全て女性。
刑事物だが、分類的にはコメディらしい。
ちなみに時効ではない事件を解決したことがある。
ぷくー



登場人物
~時効管理課~

霧山修一朗(オダギリジョー)
「ソーセージは曇りの日に食べた方が美味しい」
主人公。30歳。
又来に無趣味なのをからかわれ、「時効になった事件を調べる」という趣味を作った。
真面目な顔をして、嘘のようなことを言ったりする。というか、嘘をついたりもする。
一期の最終回にて資金が尽きたのを理由にこの趣味を止めていた。
が、二期開始と同時にやってきた真加出のビギナーズラックに賭けてやっていた競馬で、
一万円だけ買うはずだった馬券を、その月の家賃(五万円)で一点買いしたらそれが大当たり。趣味を再開させることとなる。
「日曜日に眼鏡をかけるのはイギリス人っぽい」「アメリカの大学ではみかんの缶詰を送る」などの謎の言葉も残してる。一体どういうことなのか。
あだ名はポツネン

又来(ふせえり)
「~だオイ!」
離婚歴のある38歳子持ち。霧山の趣味の発端。
一期の頃、夢で葬式の受付をしていたら、ショッカーの戦闘員が来て職業の欄に「団体職員」と書いたと言っていた。
霧山のあだ名、「ポツネン」の名付け親でもある。

サネイエ(江口のりこ)
「猿が罪を犯しますか!?犯さないでしょ!?」
表情の乏しい24歳。でも、二期では自分の殻を破ろうとしていた。破けたのだろうか。
又来達への冷静なツッコミ役。
UFOキャッチャーが特技。

熊本(岩松了)
「どーん」
時効管理課課長の49歳(二期では50歳)。
責任ある立場なのになんか軽率。
普通、時計を五分早める所を、五分遅らせたりしていた。

真加出(小出早織)
二期から時効管理課に配属されてきた新卒の警察官。
黒人の彼氏がいたり、どっから貰ってくるのか聞きたくなるような紙袋を持ち歩いたり、蚊取り線香をひよこ型に作ったり
ビギナーズラックで霧山に大金をもたらした。
霧山の趣味に唯一好印象を持った人物。母親はニャース。


~交通課~
三日月しずか(麻生久美子)
「♪頭は、ジャガイモ。ホクホクして、食べろ」
霧山に惚れてる28歳。
霧山と一緒に捜査をしているが、二期の八話では霧山が骨折で入院したため、一人で捜査し、解決していた。
高カロリーな食事を大量に食べる大食い。中学生の頃は「関取」と呼ばれるほど太っていたが、高三の時には今の体型になっていた。どう痩せたんだ。
二期、中学の頃の友達(催眠術師)の助手に掛けられた催眠で歌手をやったりした。でも歌詞が謎。
冤罪を猿罪と書いて、時効管理課の面々にがんがん攻められた。


~刑事課~
十文字疾風(豊原功補)
気の毒がトレンチコートを着て歩いてる、とか言われちゃう33歳。
刑事課のエースだが、それを聞かされた時効管理課の全員が「えー?」と疑問の声を上げるほど。
というか、総武署にロクな刑事がいないだけ。
名前は仮面ライダーの一文字隼人のパロディ。ちなみに、一期の被害者には本郷猛のパロディもいました。
でも、大文字とか言われちゃう。挙げ句、三日月には矢吹とか言われた。
真加出のひよこ型の蚊取り線香を、抹茶味のひよこだと勘違いして食べたり、刑事なのにオレオレ詐欺に引っかかったりした。

蜂須賀(緋田康人)
十文字の上司。38歳。
過去に大きな事件を解決したらしいが、それで「刑事としての一生分の仕事をやり遂げた」として、日頃の仕事は適当。
注意力散漫かつ人の話を聞かない、通称「刑事課の困ったちゃん」。


~鑑識課~
諸沢(光石研)
鑑識官。41歳。
霧山の証拠の鑑定依頼を、基本有料で鑑定している。でも、たまに無料だったりする。
この手のドラマの鑑識官はロクなのがいない気がする。




用語・アイテム
~総武警察署~
総武市元官町一丁目七番地一号にあります(住所はすべて架空の物です)
五階建てという設定らしいが、一階しか映らない…というか、ほとんど時効管理課のあるフロアしか映ることがない。

~時効管理課~
総武警察署及び、近隣警察署管轄内で発生した事件で、時効になった物の資料整理と、遺留品返却を行う部署。
基本的に暇なため、課員は大半の時間を霧山の「趣味」にとられている。
もちろん、現実には存在しない部署。
一時廃止されるが、霧山の稼いだあぶく銭で復活させられる。
現在、殺人事件の公訴時効が無くなり、相当肩身が狭いものと思われる。

~そーぶくん~
ピーポくんのぱk…パロディ。
目が死んでるマスコット。
配色はピーポくんの配色を反対にしたもので、角が二本ある。
正直怖い

~誰にも言いませんよカード~
霧山が事件の真犯人に渡すカードで、事件の真相を「誰にも言わない」ことを約束するカード。
え? 三日月? 三日月は一緒に捜査してるから大丈夫なの。
様々なバリエーションがある(ロイヤルストレート・フラッシュなど)。

帰ってきた時効警察、第四話で三日月が歌った歌の作詞、作曲は多め亭改め早め亭のおばちゃんこと、ニャースで有名な犬山イヌコである。


さらに、時効警察スタッフ×オダギリで再び同枠の刑事ドラマ「熱海の捜査官」が放送された。
CMを見る限り、ノリは変わっていないかもしれない…
だが一話完結で純然たるコメディだった「時効警察」とは違い、「熱海の捜査官」はシュールギャグとホラーが組み合わさった作風であり、
「犯人以外、大体わかっちゃいました」と言いつつ犯人を含め多くの謎を残して終わっている。



項目がほぼ本家通りになったことは、誰にも言いませんよ。

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