偽汽車

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偽汽車 - (2023/03/11 (土) 13:51:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/16 Mon 22:01:49
更新日:2024/01/21 Sun 23:14:32
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明治時代、日本に鉄道が普及し始めた時代に各地で語られた怪奇現象。

存在しえない幻の蒸気機関車が線路を走るという現象である。



■主な事例

常磐線付近で語られた話を紹介する。


明治時代、葛飾区亀有などで夜遅くに汽車が線路を走っていると、前方から汽笛が聞こえ、同じ線路の前方から別の汽車が走ってくるのが目撃されていた。
機関士「(゚Д゚;)ワーオ危ない!」
慌てて汽車は急ブレーキをかけるが、ぶつかると思ったその瞬間前方の汽車は忽然と消えてしまった……

このような現象が続いたある夜。
その日も一人の機関士が汽車をブーンブンシャカと走らせていた。
ふと前を見ると、そこには件の幽霊機関車がこちらに向かってきていたのだ。
機関士「ウホッ!いい機関車…


この機関士、ホモだったかは知らないが大層度胸のある人で、「男は度胸、何でも試してみるのさ」と、スピードを落とさずにそのまま凸してったのである。
すると、衝突するかと思われたその瞬間。


イ゛ェアアアアアアアアアアアアア ア!
叫び声が聞こえると同時に、その機関車は消え去った。

翌朝その付近を調べると、件の場所には轢かれたムジナの死体が発見された。
人々は、線路の建設のために住処を追いやられたムジナが、機関車に化けて人間に怨みをぶつけていたのだろう、と噂したという。
そのため、ムジナの供養のために「狢塚」が近隣の見性寺に建立され、それが今でも残っている。



つまりは、勝手な行動に怒った動物たちの怨みが人間を驚かした、自業自得ともいえる事件だったのである。
その怨みの晴らし方も、原因となった機関車に化けるものというのがなんとも物悲しいことだが。






追記修正は電車に正面から凸しつつお願いします

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