登録日:2009/08/03(月) 23:13:51
更新日:2024/01/30 Tue 17:32:11
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遊戯王OCG第二期エキスパンション
「Mythological Age ―蘇りし魂―」にて初登場したモンスター群。
モンスターカードの
〇〇/効果【ここ】
に入る特性。
「このカードは特殊召喚できない。
このカードは召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。」
コレがスピリット共通(大和神を除く)の効果。
基本的には召喚ターンのみしか場に存在出来ず役目を終えると直ぐに引き籠りニートとなる。
ここら辺は忠実に元ネタを再現している。
特殊召喚にも対応しておらずその神威を拝見する手段は必然的に通常召喚のみである。
神の降臨に不正は許されない。
お蔭でフィールドでの展開力は最悪であり
気を抜くとダイレクトアタックを喰らいまくる。
神の降臨への代価は大きい。
しかしこれ等の能力は
- 相手ターンに干渉され難い
- 相手のモンスター除去を腐らせる。
- コントロール奪取も同上
- 誘発効果の使い回し
- 手札が溜まる
という独特の利点も同時に存在し、言うなれば一種の魔法モンスターの様に扱える。
場持ちが悪い分出た時の能力も強力に設定されており中には禁止カードも含まれる。
総じてプレイヤーの腕が問われるカード群である。
神々を使役する事は容易では無いのだ。
「モンスターを生け贄に捧げて通常召喚」
「モンスターが場に出るのは1ターンに一匹」
「でかいモンスターは強い」
というOCGの至極当然の鉄則を地で征く神々の御姿はまさに「ふつくしい」の一言。
その個性的且つ燻し銀的な能力から一部でカルト的な人気が有るとか無いとか。
近年は半上級モンスター、墓地蘇生、次元帰還カード等の増加でこの不変の原理を脅かす兆候が見えて来た。
そして極めつけはシンクロ召喚である。
このにわかミーハー共は神々が見守り続けて来た日本遊戯王界をレイプし尽くし今日も何処かで「シンクロTUEEEEEEEEEEEEEEEE」と云う憂き認識をOCGプレイヤーに孕ませ続けている。
由々しき事態である。
―この項目を見た貴方。
どうか今も引き出しの中で眠っている彼の神々を見つめ直して頂きたい。
それだけが私の望みです…
とかやってると遂に神も本気をだし、「対シンクロ」に特化した神も出現した
元ネタは日本神話の神々や妖怪とインド由来の仏教の護法神。
彼らの後ろには何か機械のような物が見える。
そして彼らの体は霞んでいる。
おそらく体は具象気体なのだろう。
死皇帝の陵墓や血の代償から出すのが割と一般的
神を呼び出すにはそれなりの対価が必要なのだ。
なお、スピリットモンスターの「手札に戻る効果」は召喚・リバースしたターンのエンドフェイズにしか発動しないので、そのターンに亜空間物質転送装置やワームホール等で除外したり、スキルドレインや神禽王アレクトールで効果を消せば、場に留める事が可能。
●有名なスピリット
《
八汰鳥》
最強にして最凶のスピリット。ドロースキップ効果を持つ。
混沌帝龍とのヤタロックがトラウマになっている人も多いはず。
当然の如く禁止カード。
《月読命》
生きる《月の書》。
何回でも使用できる汎用性の高さから、幅広いデッキで用いられた。
長らく禁止カードだったが、ついに2012/9に制限に復帰。そして無制限へ…
《
火之迦具土》
相手に戦闘ダメージを与えると、相手の手札をすべて捨てさせる。
最高の手札破壊だが、特殊召喚できないスピリットにも関わらずレベル8なので、専ら《死皇帝の陵墓》で使われる。
え?暗黒界?そんな時は掌をそっとデッキの上にのせるんだ
《伊弉波》
召喚時に手札を一枚捨てて墓地のスピリットを回収する効果を持つ。
イザナミだ。
《雷帝神》
戦闘ダメージは半分になってしまうが、下級モンスターながら攻撃力が2000あるため守備表示のガチムチ天使や1900、1800ラインの敵を狩ることができる。
ワーウルフ?何それ?
《因幡之白兎》
直接攻撃する能力を持つ。
が、その変わり相手モンスターに攻撃は出来ない。
戦闘は苦手なのだ。
《磨破羅魏》
召喚・リバース時に次の自分のドローカードをデッキの一番上か下に移す能力を持つ。
なお、効果は召喚・リバース時に既に解決しており、ドローフェイズにはチェーンを作らない。
《竜宮之姫》
絶望的なステータスだが表側モンスターの表示形式を変更するという効果を持ち、減ることのないエネミーコントローラーだと思えばよい。
結構可愛いかったりする。
後ポーズが刺激的。
《荒魂》
待望(?)のスピリット専用リクルーター。召喚・リバースした際にスピリットをサーチできる。
サーチできるスピリットに制限がないので、こいつ一枚で好きなスピリットを呼び込める。しかも手札に戻るのでもっかい出せばどんどん呼べる。
《阿修羅》
相手フィールド上のモンスターにそれぞれ1回ずつ攻撃できる。
《スケープ・ゴート》の羊トークンからリクルーターを完全に潰すことができる。
攻撃力も1700とそこそこ高く、スピリット以外のデッキに用いられることもある。
たとえ相手が大量展開していようとガチムチ天使と一掃することもできる。
《軍荼利》
神々が生み出した対シンクロ要員。
シンクロモンスターと戦闘すると自分と相手を手札に戻す効果を持つ。
モグラとか知らない
《夜叉》
召喚・リバースした時、相手の魔法・罠を1枚手札に戻す効果を持つ。
《くず鉄のかかし》などの攻撃反応する罠、《平和の使者》などの永続ロックカードをバウンスして攻撃する事ができる。
《羅刹》
召喚・リバースした時、手札のスピリットを公開することで相手モンスター一体をバウンス。
夜叉とは効果だけでなく、属性や攻守も対になっている。
《砂塵の悪霊》
召喚時に、自分フィールドを巻き込む《ライトニング・ボルテックス》を発動する。
レベル6なので生け贄が必要だが、効果自体は非常に強力。
《偉大天狗》
相手に戦闘ダメージを与えたとき、相手ターンのバトルフェイズをスキップする能力を持つ。
《タイム・イーター》との専用デッキを組めば、相手のメインフェイズとバトルフェイズをスキップする凶悪なコンボを決めれる。
《八俣大蛇》
相手に戦闘ダメージを与えたとき、手札を破格の5枚までドローする効果を持つ。浪漫溢れるド派手なドロー加速だが、手札を持て余し易いスピリットではあんまり採用されない…
《鳳凰》
突然現れた上級スピリット。
セットされた魔法・罠を相手のみ全て破壊する効果を持つ。
魔封じの芳香やトラップスタンを使えばすごくいやらしいことに。
その他
《邪悪なるワーム・ビースト》
正確にはスピリットでは無いが、効果は元祖スピリットとも言える。
スピリットでは無い為スピリット用のサポートは受けられないが、特殊召喚出来る。
《氷結界の神精霊》
氷結界の創設者であるおじいちゃん。元々は「氷結界の伝道師」という名前。
フィールド上に他の氷結界モンスターがいる場合、自身ではなく相手のモンスターを選択してバウンスさせる効果に変わる。
《リチュア・エミリア》(リチュア・ナタリア》
元氷結界現リチュア出身のお二人。
諸事情で幽霊になっているためスピリットモンスターになっている。
また、スピリットには専用のサポートカードも登場している。
●主なサポートカード
《八汰烏の骸》
普通に使うと1枚ドロー、相手の場にスピリットが居ると2枚ドローできる罠カード。
強制転移や死のマジックボックスで相手にスピリットを送りつけてから発動するのが定番。
《草薙剣》
三種の神器の1つ。
スピリットモンスターに守備貫通能力を与える。
《八汰鏡》
三種の神器の1つ。
スピリットモンスターを場に留まらせる効果と、戦闘破壊の身替わり効果を持つ。
スピリットは召喚(特殊召喚)・リバースしたターンのエンドフェイズに手札に戻るので、一度そのターンを過ぎればこのカードが無くなってもスピリットモンスターは場に残る。
《八尺勾玉》
三種の神器の1つ。
スピリットモンスターが戦闘破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフを回復させる能力を持つ。
阿修羅と組み合わせてモンスターを一掃すれば一気にアドバンテージが稼げる。
《伊弉凪》
嫁はスピリットなのに何故か自分はスピリットじゃない夫。手札のスピリットを一体除外して特殊召喚できる。
八汰鏡、霊子エネルギー固定装置を内蔵したアタッカー。状況によって先述のカードと使いわけよう。
ちなみにスピリットモンスターは強制転移や死のマジックボックスと非常に相性が良い。
(エンドフェイズ時に手札に戻るため、完全なコントロール奪取orモンスター破壊になる。)
砂塵「シンクロに文明あって文化無し」
大蛇「はぁ?特殊召喚とかハメでしょ?俺のシマじゃノーカンだから」
火具「半上級とか絶対流行被れだろ…」
伊凪&大和「サーセンwwwwwwwwwww」
追記、修正、お待ちしております
- スサノオさんはスピリットに不満が有ったのか武神に転職しましたね -- 名無しさん (2013-08-06 19:15:06)