1/6の夢旅人・1/6の夢旅人2002

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1/6の夢旅人・1/6の夢旅人2002 - (2013/08/13 (火) 16:10:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/05/16(日) 00:50:07
更新日:2022/03/26 Sat 02:53:40
所要時間:約 5 分で読めます




シンガーソングライター樋口了一が旅バラエティ番組水曜どうでしょうのために手がけた楽曲。

幾度となくアレンジされたためバージョンの数が多く非常にややこしいが、
『1/6の夢旅人』と『1/6の夢旅人2002』はメロディが全く違う
ということだけ踏まえておけば良い。
まあ歌詞も微妙に違うが。

どうでしょうと共に『1/6』の人気も上がっていったが、何度も不幸な運命が降りかかる。


1/6の夢旅人(テレビバージョン)
全てのはじまり。通称『お母さん』。
シングル『1/6の夢旅人/二度目のありがとう』収録

1997年、《ヨーロッパ21ヵ国完全走破》の長期ロケに伴い、ミスターこと鈴井貴之がパーソナリティを勤めていたラジオ番組の代打を樋口氏が引き受ける事になった際、どうでしょう班への応援歌として作られラジオ内で歌われた。
曲名は歌った上でラジオで募集した

後日、改めて収録したものが1998年2月放送の《サイコロ4》第三夜で流れ、以降も《原付シリーズ》他、車の移動シーン等でBGMに使われた。
再放送のどうでしょうリターンズではエンディングテーマとなった。
因みに制作期間は一晩だったとか

しかし人気に反し、CD化されること無く、また「既に番組が終了していた」と思っていたため、樋口氏は「曲」だけをV6に提供してしまう。
これにより曲の権利がエイベックスとジャニーズに渡ってしまい、どうでしょうで使用するためには許可が必要になってしまった。


1/6の夢旅人2002(テレビバージョン)
どうでしょうDVD第一弾、第四弾収録

拗れた権利問題の解消、レギュラー放送が終了するどうでしょうのエンディングを飾るため、そして暫く離れていた樋口氏自身の歌手活動の再スタートとして、曲を新たに書き起こし詞に少々手を加えた『1/6の夢旅人2002』を発表

しかし、自宅で、それも急いで録音したためドラムと一緒に飼ってたインコのポーちゃんの声も録音してしまい、そのまま北海道に送ってしまった。

それがどうでしょう最終回で流された時、インコの声に合わせてちょうど鳥(ケツァール)が飛び立つ映像が流れたので「バレたな」と思ったという。
しかしどうでしょうのディレクター陣は
「シンセサイザーか何かの樋口さん流のアレンジだろう」
と、インコの鳴き声とは夢にも思ってなかった

通称『インコバージョン(ポーちゃんバージョン)』或いは『ベトナムバージョン』
現在テレビでは《原付ベトナム縦断》最終回でしか聞けないレア音源。
DVD第1弾のエンディングに、そのまま収録されている。


1/6の夢旅人2002
最も耳にするだろう『2002』。通称『お父さん』。
どうでしょうclassicのEDテーマ。
CD向けに新たに録ったもので、もちろんインコの声は無い。

シングル『1/6の夢旅人2002』収録


1/6の夢旅人2002 saicorne version
ミニアルバム『lives』収録
ラテン系のアレンジに合わせて大泉洋が叫んだり間の手を入れたりカオスなことに。
「ミィスタークチビルブアツーイ フジムラヒゲソーレ! ヨウチャンテンサーイネ ウレシーカメラダイスゥキィャァ!」


1/6の夢旅人(アコースティックバージョン)
通称『2005』。
『1/6の夢旅人/二度目のありがとう』収録

2005年に権利問題が解消。
北海道のどうでしょうclassic一周目の、『1/6』初登場だった《サイコロ4》第三夜にてどうでしょうに復活した。
半身を取り戻した『お母さんバージョン』を新たにアコースティックアレンジで録ったもの。

ボーナストラックに、旧バージョンも収録…
なのだがオリジナルのテープを紛失しており、この旧バージョンはどうでしょうから借りたテープ。
でも音質的には全く問題無いのでご安心を。


1/6の夢旅人2002(new recording)
通称『2007』。ベストアルバム発売に伴い新たに録音したもの。
『ベストコレクション〜あの頃の僕がいるなら〜』収録


【アイマスカバー騒動】
2007年、THE IDOLM@STER秋月律子により『1/6の夢旅人2002』がカバーされることに。
しかしその内容は、どう聴いても『1/6の夢旅人〜アコースティックバージョン〜』(2005バージョン)だった。

これに対してCD発売直前「曲名を間違えた」と発表。
そして名前を間違えたままCDを発売されてしまった。

『MASTER ARTIST 10 秋月律子』収録





こうして数々のうっかりに翻弄され続けてきたが、『お母さん』も『お父さん』も樋口氏のライブではどちらか必ず歌われる代表曲で、
これらの過去を乗り越えて今人気を得ているからこそ「頑張る人への応援歌」として多くの人を元気にできるのだろう。


【余談】
「お父さん」はギターコードが目まぐるしく変わるため作曲した樋口自身弾くのがかなりきついとか
そのため「指が千切れそう」「もっとテンポをゆっくりにすればよかった」と、どうでしょうの藤村Dにもらしたらしい。
樋口了一オフィシャルウェブサイトに1/6のコードがあるので興味のある人は指をちぎってみよう。

V6のメンバーは『1/6』の権利問題について全く知らされていなかったらしい。




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  • 2002の方が好きだな -- 名無しさん (2013-08-05 22:07:19)
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