登録日:2012/04/10(火) 18:45:15
更新日:2023/08/02 Wed 09:28:03
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【概要(全体)】
フラスコ計画とは、
めだかボックスに登場する用語の一つである。
完全な人間を作るというとんでもない計画で『
十三組の十三人編』〜『黒神めだかの後継者編』までの重要なキーワード。
【概要(フラスコ計画)】
「天才がなぜ天才なのか」を解明し人為的に天才を創り出す計画で始動したのは数百年前、学園がまだ黒箱塾だった頃。
その当時は「試験管計画」と呼ばれていた。
歴史はかなり長く、不知火を代表とする数十の財団から国家軍部に至るまでが出資者となり戦時中からバブル最盛期以降もその研究は絶え間なく続けられている。
現在では箱庭学園時計塔の地下研究施設で研究が続けられている。
ちなみに研究の過程で「天才を作り出すカリキュラム」が完成した暁には箱庭学園に通う全校生徒にそれらを適用するという目論見がある。
そうなった場合には王土曰く「箱庭学園に通う全校生徒を犠牲にフラスコ計画は完成し、被験者の98%は『壊れる』」そうだ。
【プラン】
元々は参加者は異常者13人で、彼等は「
十三組の十三人」と呼ばれていた。
《プランA》
上記の十三組の十三人と呼ばれるメンバーが研究をしていた。
彼等はこの計画以外にも各々の目的を達成するためにも実験や研究を続けていた。
[時計搭地下フロア]
実験施設へは「拒絶の扉」がフラスコ計画研究施設への入り口を塞ぐ。
※「拒絶の扉」…電子錠でロックされており、人が通るたびに番号が変更され、通れる確率は非常に低い。
住人:高千穂仕種
住人:糸島軍規
※庭園の維持管理は宗像形
住人:古賀いたみ
住人:名瀬夭歌
住人:百町破魔矢
住人:上峰書子
住人:湯前音眼
住人:鶴御崎山海
住人:宗像形
住人:筑前優鳥
元住人:雲仙冥利
※現在は空き部屋
住人:行橋未造
住人:都城王土
《プランB》
十三組の十三人が黒神めだか率いる生徒会に敗れてしまい、不知火理事長が仕方なしに強制移行したプラン。
今度は球磨川禊率いるマイナス十三組のメンバーが被験者になった。
【フラスコ計画関係者】
何らかのカタチでフラスコ計画に関わった人達。
◆十三組の十三人
時計搭でフラスコ計画の実験を行っていた。
例)古賀いたみ、宗像形…etc.
◆黒神真黒
元フラスコ計画総括。めだかの兄。
◆名瀬夭歌
現フラスコ計画総括で、十三組の十三人の一人。
◆マイナス十三組
フラスコ計画Bプランのために箱庭学園に集団転校してきた。
例)球磨川禊、江迎怒江、志布志飛沫…etc.
◆黒神めだか
めだかボックスの主人公。
「十三組の十三人編」でフラスコ計画を阻止しようとしたが、捕まって被験者に。
◆阿久根高貴
生徒会としてフラスコ計画を阻止しに時計搭に入った。
◆喜界島もがな
生徒会としてry…
◆不知火半袖
善吉の友達。フラスコ計画についてちゃっかりといろいろなことを知っている。
◆不知火袴
不知火半袖の祖父で箱庭学園理事長。現在の「フラスコ計画特別責任者」。
◆安心院なじみ
フラスコ計画立案者。他にも凶化合宿や真フラスコ計画の発案者。
◆人吉善吉
めだかボックスのもう一人の主人公であり、ヒロイン的ポジション(本当にヒロインではない)。
「十三組の十三人編」ではめだか達同様、フラスコ計画を阻止しに来た。
◆人吉瞳
善吉の母親。かつて箱庭総合病院で心療外科医をしていた。フラスコ計画について一部知っている。
【フラスコ計画関連施設】
研究目的で立てられた学校。時計搭には研究施設がある。
フラスコ計画の一部に関係している施設。かつて志布志や蝶ヶ崎、善吉の母親、めだか、球磨川もいた。
【真フラスコ計画】
《概要》
安心院さんがフラスコ計画とはまた別に考えていたプラン。
「完全な人間」から一歩進み、この世界で勝利することを運命づけられた人間=この世界の「主人公」を作り出すための計画。
現在のところフェイズ1「(全盛期の)安心院さんに勝とう」のみ明らかになっている。
《真フラスコ計画関係者》
◇人吉善吉
めだかに勝って真の主人公になるために、自ら「真フラスコ計画」の被験者になる。
◇安心院なじみ
「真フラスコ計画」発案者。人吉をたぶらかして計画に参加させた。
◇不知火半纏
人吉が希望するスキル「愚行権」を作って提供した。
◇黒神真黒
人吉の味方その1。
◇不知火半袖
人吉の味方その2。
◇江迎怒江
人吉の味方その3。フェイズ1を人吉と一緒に挑んだ。
◇名瀬夭歌
人吉の味方その4。
人吉の師匠(自称)。
今回はよく安心院さんと話していた。
◇宗像形
人吉の味方その5。
人吉のために球磨川と戦った。
◇鶴喰鴎
人吉の味方その6(成り行き上だが)。
独特な言い回しをする影の主役(ダークヒーロ)。
安心院さんに面白そうだといってスカウトされている。
【真相(ネタバレ)】
実はフラスコ計画は安心院なじみの妄想の産物である。
3兆年以上生きていて、これまでの人生が「出来過ぎ(上手くいきすぎ)」ているため現実にリアリティを感じていなかった。
そこで現実を感じるために「出来ない」を探していた。
そうして「完全な人間作り」ということを思いつき、フラスコ計画によって「完全な人間作り」は「出来ない」ということを証明して現実(リアリティ)を感じたかった。
めだか達が挑んだ「凶化合宿」も彼女の260年前のただの思いつき(つまりは冗談)。
安心院さんとの和解後、人道的な面を考慮した「健康的フラスコ計画」が始動し、新入生の虎井砕がその被験者となった。
この計画で開発された「スキル」は、最終的には成人するまでに消えてしまっている。(善吉はほかのキャラより消えるのが遅かった)
どうやら実力を伴う厨二病のようなものだったらしい。
追記・修正は凶化合宿を受けながらお願いします。
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- めだかちゃんがフラスコ計画に反対した理由が思い出せん てゆーか阻止した意味あったのかしら -- 松永さん (2013-07-02 16:09:21)
- ↑初期型だと本文にもあるように「箱庭学園に通う全校生徒を犠牲にフラスコ計画は完成し、被験者の98%は『壊れる』」ものだったからな、そりゃ生徒会長としちゃ止めるしかあるまい -- 名無しさん (2013-07-02 17:36:24)