アレン・ウォーカー

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アレン・ウォーカー - (2015/12/12 (土) 14:27:40) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/10(月) 04:37:03
更新日:2023/02/05 Sun 02:10:16
所要時間:約 6 分で読めます




僕は―エクソシストです



アレン・ウォーカーとは、D.Gray-manに登場する主人公である。


髪の色・目は銀色で、筋トレはしているもののガタイは良くなく細マッチョ。
そのため、同僚の神田ユウからは「モヤシ」と呼ばれ、その度に「アレンです」と訂正している。


奇怪な左腕が原因で物心付く頃には両親から捨てられ、赤腕と呼ばれサーカス団の雑用をやらされていた。


自分の赤腕を優しく舐めてくれた犬“アレン”をサーカス仲間に殺され、手作りの墓の前にいた所をピエロだったマナに出会う。
自分を“アレン”と呼ぶ可笑しくなったマナの世話をする形で以降共に生活をすることとなった。
この頃は口調も性格も荒っぽい。


しかしマナが死亡した際、千年伯爵の甘言に惑わされ、マナをAkumaにしてしまう。
そしてマナに殺されかけたその時に左腕のイノセンスが覚醒し、図らずもマナを殺害してしまった。

その後、そこに現れたクロス元帥にエクソシストとして勧誘され、彼に弟子入りする。
弟子入り後は傍若無人な元帥に振り回されながらも修行を積み、エクソシストとして認可されるために黒の教団を訪れた。


教団に入団してしばらくしてから起こった千年伯爵勢によるイェーガー元帥殺害の件を受け、
クロス元帥の護衛をリナリー、ラビ、ブックマンと共に任される。

だがその任務の中、教団や人間に敵対する『ノアの一族』であるティキ・ミックにイノセンスを破壊され、アジア支部に救助される。


一旦はエクソシストを辞めるよう勧告されるも、アレンはこれを拒否。
アジア支部のメンバーの力を借りつつ、イノセンスの力を取り戻すために努力を重ねる。

だが、未だにイノセンスの力を取り戻せないアレン達の前にレベル3のAkumaが現れ、アジア支部は壊滅的なダメージを受ける。
アレンはアジア支部長のバク・チャンや護り神たるフォーを守るため、イノセンスの力が戻っていないにも関わらず単身戦いを挑み、
敗北して一度分子レベルまで分解されかかる。

だが、戦う目的が『アクマを破壊し、囚われた魂を救済すること』から、
多くの仲間達との触れ合いによって『アクマの魂だけでなく、人間も救済する』になっていたことを自覚した時、
アレンのイノセンスが覚醒し、死にかけていたアレンを回復させた。
遂にアレンはエクソシストとして復活したのである。

そして瞬く間にレベル3のAkumaを破壊し、アジア支部を救った。
リナリーは髪を犠牲にして倒したのに…

ちなみに、デフォルトのイノセンスの力でレベル3を倒せるのは、
方舟編の時点ではアレン、神田、ノイズ・マリと元帥達のみである。



◆イノセンス


【神ノ道化(クラウン・クラウン)】
タイプ:寄生型

生れつきアレンの左腕に埋め込まれていたイノセンス。
通常時は赤い腕(覚醒後は黒い腕)となっている。
アレンが「モヤシ」体型からは想像も出来ない程の大食いであるのは、力を消耗しやすい寄生型の特徴でもある。

物語当初はイノセンス自体は無骨な形をしており、
肉体との結合面も歪なものだったが、覚醒後はしっかりと左腕と融合している。

ティキに壊された時はまるで意思があるかのように霧状になってアレンを守ったり、アレンの体内に侵入し、食い破られた心臓の穴を塞いだり、
通常のイノセンスでは有り得ない現象を起こし、教団に注目されている。(現在は心臓の穴は完治している)

発動時は、序盤では大きな鉤爪を持った大きな腕に変化した他、アレンの怒りに反応して大砲等の砲身のような形にも変化した。

中盤で覚醒して以降は『爪(エッジ)』と呼ばれる、
やたら鋭く長い指をした黒い左腕に変化し、道化師のような仮面が着いたマントを纏うようになる。

この状態では、左腕以外でもマントを変化させての攻撃も可能。
また、マントを身体に纏うことで防御力を向上させる他、マントから繰り出せるベルトで相手の動きを封じたり、
自分の身体に巻き付けることで動けない身体を動かすことさえもできる。

また、イノセンスとアレンがフルシンクロしたことで、第二の形態『退魔ノ剣』に覚醒。
この形態では左腕(のイノセンス)そのものが『大剣』となるため、左腕の技は使用不可(マントは使える)。
装備型のようにも見えるがこれでも寄生型であり、投擲攻撃で手元から離れても、アレンが念じれば飛んで戻ってくる。

この大剣は「人の身体を傷付けずに『ダークマター』及び『ノア』そのものを攻撃し、滅する」能力を持ち、
例え人を斬り付けても、『ダークマター』及び『ノアメモリー』しかダメージを受けない。
しかし人間にも触ることはでき、また、Akumaの素体も破壊できる。

デザインは伯爵の剣と酷似しており、違いは白黒部分が反転していることだけ。


◆左目
アクマになったマナによってつけられた呪いの傷跡。
逆さまのペンタクルが額に刻まれ、そこから左目を通して垂れ流れるように刻まれている。
アクマの力を宿し、アクマを見分けることができる。

ロードによって潰されたが、後に再生。
モノクルのような物を伴っており、アクマを探索する範囲が伸びるなど、格段に進化した。
周りにいる人にもアクマの魂が見えるとかいう設定もあったりしたが、一度きりしか描写がない…

アレンの感情によって形は様々に変化し、色は濃くなっていっていたが最近になって薄くなってきている。

以下ネタバレ














過去に14番目のノアのメモリーを移植されており、
じわじわと自我を乗っ取られ最終的には“アレン”の人格は消えてしまう事が発覚。
14番目のメモリーを保持するためか、方舟を操る“奏者の資格”を持っている。

対レベル4戦にて作戦により退魔ノ剣で自分を刺したことで進行が悪化。
この時初めて一瞬だがノアが表に出てきた。

その後も自我が蝕まれる描写が増えていき、アルマ戦にて神田の六幻に刺されて、
ついに身体がノアと同じ色に染まり、夢の中で14番目のノア、“ネア”と初対面する。

ノア化はしなかったものの、その正体を恐れた教団に拘束される。
その際に隠れる者-アポクリフォスに“アレン”を残すために合体を迫られるも、ノアによる乱入・リンクの働きにより教団を離脱。
自分にケジメを付けるために方舟を使い、教団を抜ける。







【主な台詞】

「それでも僕は……誰かを救える破壊者になりたい」

「僕はエクソシストです。行かせてください。アクマの元に―」

「左は、AKUMAのために
 右は、人のために
 どちらも僕で、どちらも大切
 だからおまえに応えよう。
『人』と、『AKUMA』を、救済せよ」

「消えるな方舟ぇぇぇぇぇぇ!!!」

「僕はクロス・マリアンの弟子だよ……? 反吐が出るね、お前との合体なんか!!!」



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