登録日:2010/04/14 (水) 20:58:51
更新日:2024/03/18 Mon 20:36:52
所要時間:約 4 分で読めます
『スーパーマリオブラザーズ』(Super Mario Bros.)とは、
1985年9月13日に
任天堂から発売された、ファミリーコンピュータ用ゲームソフト。
■概要
主人公の「マリオ」を操作し、ゴールをめざして進んでいく横スクロール型アクションゲーム。
社会現象とも言える空前の大ブームを巻き起こし、ファミコンゲーム、
ひいては、家庭用ゲームの認知度を高めるのに最も貢献したゲームソフトである。
ちなみに、日本国内で681万本以上、全世界では4,024万本を売り上げ、
「世界一売れたゲーム」としてギネスブックに登録されている。
後に、ディスクシステムや『スーパーマリオコレクション』、ファミコンミニなど、様々な形態で移植、発売された。
また、2010年には『スーパーマリオブラザーズ』25周年を迎え、
25周年仕様の『スーパーマリオブラザーズ』内蔵のWiiが発売されるなどした。
現在は、
Wii、3DS、Wii Uで本作のバーチャルコンソール版が配信中。
この作品によって、コントローラーの右のボタンが「ジャンプ」、左のボタンが「攻撃」などのアクションを行うという仕様が、
ほぼ事実上の標準として統一された(例外もあるけど)。
また、それまで1画面表示で固定されているのが普通だったテレビゲームに、
「横スクロールアクション」という概念とジャンルを普及、定着させたタイトルでもある。
ちなみに、このゲーム自体の容量は「40KB」しかない。
少ない容量でいかに面白いものを作れるかという指標とも言えよう。
これは、カセットROMにデータを詰め込むために、なるべくしてなった「40KB」であることを忘れてはならない。
マリオのジャンプしたときの上半身や、雲と山の形が同じなど、任天堂の開発スタッフの努力が伺える。
その為「型落ち」で商品価値を失った現在もこのゲームは
同人ゲームが収入減になる為の目安とされることがある。
ちなみに、修練を積んだプレイヤーなら、本気を出せば「1-1」から5分程度でクッパを撃破出来るらしい。
■あらすじ
「キノコ王国」がクッパ率いるカメ一族に侵略され、
王国の住人達はクッパの魔力によって、岩やレンガ、つくし等に変えられてしまった。
さらに、クッパの呪いを解く力を持つキノコ王国の姫、ピーチはクッパにさらわれてしまった。
配管工の兄弟マリオとルイージはピーチを助け出すため、クッパが率いる敵たちを倒して陸海空を突き進み、
いざクッパがいる城へ向かう。
■ゲームの目的
地上、地下、海中、アスレチック、クッパ城といった多彩なコース(ステージ)を冒険し、
敵を倒し或いは避け、また穴に落ちないように気をつけながら、制限時間内にゴールにたどり着くことが目的。
全部で8つのワールドが登場し、各ワールドはそれぞれ4つのコースで構成されている。
コース上のハテナブロックやレンガブロックを下からジャンプしてたたくと、
「コイン」や「スーパーキノコ」「ファイアフラワー」「スター」のアイテムが出現することがある。
また、コースによっては他のワールドにワープすることができる土管が置かれていることもある。
これらのアイテムやしかけを利用することが、攻略のコツ。
■登場キャラクター
☆マリオ
主人公。ピーチをさらったクッパを倒し、キノコ王国を救うために冒険に出る。
☆ルイージ
マリオの双子の弟。2人プレイモードで、2Pが操作するキャラクターとして登場。
他のゲームでは、マリオよりジャンプ力があるなどの性能差が設定されていることが多いが、
本作では、まだマリオと性能に差は全くなかった。
☆ピーチ姫
キノコ王国のお姫様。
クッパによって、ワールド8の城に囚われている。
☆キノピオ
ピーチ姫に仕えるキノコ王国の住人。
ワールド1から7までの城に囚われている。
ちなみに、「ピノキオ」ではない。
★クッパ
キノコ王国を乗っ取ろうと企む「カメ一族」の親玉で大魔王。
ワールド1から7までの城に登場するのはクッパの部下が変身した偽者で、
ファイヤーボールをぶつけて倒すことでその正体を確認できる。
ちなみに、偽者の正体はステージ1から順にクリボー、ノコノコ、メット、トゲゾー、ジュゲム、ゲッソー、ハンマーブロス。
クチから火の玉を吐いて攻撃してくるが、途中からハンマーを投げて攻撃してくるようにもなる。
★
クリボー
最初のステージ「1-1」で、一番最初に登場する敵キャラ。
本作の取扱説明書によると、「キノコ王国を裏切ったわるいきのこ」らしい。
★ノコノコ
カメ族の一般兵士。
★パタパタ
甲羅から羽の生えたノコノコ。
★パックンフラワー
土管に潜む鋭い歯を持つ人食い花。
★メット
硬い甲羅に身を隠す小型のカメ族。
こいつにファイアボールは無効。
★ジュゲム
顔がある雲に乗って空中を移動するカメ族。
★パイポ
ジュゲムが落としてくるトゲゾーの卵。
★トゲゾー
トゲ付きの赤い甲羅に身を隠した亀。
背中にトゲがあるため、上から踏むとこちらがダメージを受けてしまう。
★プクプク
赤いトビウオ。泳いだり飛びはねたりする。
緑のヤツもいるが、水中では赤の方が動きが早い。
★ゲッソー
水中を泳ぐイカ。
水中ステージの強敵で、独特な動きでしつこくマリオを追ってくる。
『スーパーマリオブラザーズ2』とは違い、この時はまだ空を泳いでいない。
★キラー
砲台から発射される弾丸。
★ハンマーブロス
無数のハンマーを投げてくる、カメ族の上級兵士。
兄弟なので、基本的に2人1組で行動する。地上ステージでは特にやっかいな強敵。
「8-3」ではブロックの上にいない個体が多く、「ファイアマリオ」以外では苦戦しやすい。
追記・修正お願いします
- 伝説の始まり、がコレほど似合うゲームも少ない -- 名無しさん (2014-03-28 12:51:26)
- ここまで洗練されたゲームもそうそうないだろうな。 -- 名無し (2014-03-28 12:54:54)
- 任天堂公式(たぶん)が発売した攻略ビデオがあって、1-1のBGMに「きょ・う・も・元気に マリオが走る走る♪」という歌詞がついてたんだが… -- 名無しさん (2014-06-23 12:43:56)
- 私はな。スーパーマリオもいいけど初代の「マリオブラザーズ」が忘れ去られている現状を嘆かわしく思っているよ。 -- 名無しさん (2014-11-02 13:29:06)
- 地下で土管の配管をしてる「マリオブラザーズ」の正当な続編がしたいのさ。 -- 名無しさん (2014-11-02 13:29:50)
- 最近はマリオというと「スーパー」でないといけないような風潮になってしまっているのがダメなんだよ。 -- 名無しさん (2014-11-02 13:30:53)
- 1-1ってかなり考えて作りこまれてるんだよね -- 名無しさん (2014-11-02 16:09:32)
- ↑2 マリオパーティやマリオカートはどこいったんですかねぇ……あとマリオブラザーズに関しては、スマブラが割とコンセプトが近い(狭いマップの中で乱闘、アイテムやターゲット(スマブラでは他プレイヤー撃墜)の争奪など)ので事実上の発展版だと思う -- 名無しさん (2015-05-23 04:06:40)
- 当時のテレビマガジンのゲーム紹介漫画でこれが紹介された時、敵キャラ名を間違えまくっていたのが印象的だった。クリボーをノコノコと書いたり、ノコノコをメットと書いたり、パックンフラワーを人食い花と書いたり。あの漫画は、他のゲームの紹介でも敵キャラ名をよく間違えてたけど -- 名無しさん (2015-05-23 11:20:22)
- スーパーマリオメーカー面白そうだけどインターネットで鬼畜なコースばかり作る人で溢れそうなのが懸念。 -- 名無しさん (2015-06-30 18:29:54)
- このゲーム発売から30年。遂に自分でコースを作れるようになった。 -- 名無しさん (2015-09-09 22:51:29)
- スーパーマリオメーカーの項目でも立たないものかね。 -- 名無しさん (2015-12-13 20:19:10)
- マリオ2ワールドCのクッパは誰が化けてたんだろう… -- 名無しさん (2016-01-16 20:21:10)
- カセットの容量、わずか340ビット(バイトじゃないぞ)。ちなみに、このページのHTMLだけ(CSSや画像他含まないソースだけ)で『273,483 バイト』 -- 名無しさん (2016-09-03 23:00:42)
- ↑桁が3つ少ないぞ -- 名無しさん (2016-09-14 11:53:54)