苗木誠

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苗木誠 - (2016/09/23 (金) 20:49:51) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/11(火) 23:50:26
更新日:2024/04/06 Sat 17:02:02
所要時間:約 6 分で読めます




ここでは……人の命は軽い…………。

頭がどうにかなってしまいそうなほど……。

とてつもなく軽い……。






CV:緒方恵美
演:本郷奏多

至って平凡な男子高校生であるが、たまたま抽選で選ばれたと言う理由で、
超高校級の生徒達が集う超エリート学園"希望ヶ峰学園"へ入学することとなる「超高校級の幸運」の持ち主。

……の筈だったが、
いざ希望ヶ峰学園へ足を踏み入れるとそこは希望ではなく絶望に塗れた世界であった。
異質な閉鎖空間、理不尽な殺し合い、そして苗木は自覚する。
自分は超高校級の幸運なんかではなく、超高校級の不運の持ち主だったのだと――

才能は前述の通り「幸運」。不運とか言われているが、それは実際は見え方の問題で実際はむしろ本当に幸運と言える内容である。
作中の様子を見る限り、自由に発揮できないが「発揮した場面において最も確率が低い事象を引き当てる」という特性のようである。

例えば…、
  • 平凡な学生の中から一人だけを対象とした「幸運」の枠に選ばれる。
  • いくつもある部屋の中で唯一シャワー室のドアの立て付けが悪い部屋に割り当てられる
  • 外伝小説ではたった1回のモノモノマシーンへのチャレンジで冗談で一つだけ入れられた「とあるアイテム」を引き当て、最終的に黒幕の野望を台無しにした。

能力自体は平凡で、好きなものは「ランキングを見れば大体1位の奴」と語るほど無個性。
当然、超高校級の情報が集まるスレッドでも話題に挙がってなかった。

人より少し前向きなのが売り。実際少しどころではないのだが。

仲間思いでお人良しで言うなれば人畜無害な性格をしている。
協調性もあるため癖の強い生徒達の良い潤滑油になっていることと思う。
幾度仲間内での殺人が起きようが黒幕以外を決して憎もうとしない。ブレないスタンスである。
そして悲鳴はいつでも本気。碇シn

裁判中脳内が忙しい。

なお、この度二代目パンツハンターに就任された。
何のことか気になる人はPS Vita専用ソフト『ダンガンロンパ1・2 Reload』を買おう!
舞園さんのパンツも霧切さんのパンツも平然と手に入れる苗木クンが拝めるはずだ!


家族は両親と妹がおり、仲は良好な様子。
というか、後に妹は接触した腐川に「それ以上仲良くなるには法律の壁が邪魔になる」とか言われた。



余談

このゲームのED曲は苗木の中の人である緒方恵美が歌っており、流石の出来映えとなっている。
そのため苗木って実は超高校級の歌声なんじゃねという声もちらほら出ているとかなんとか。

因みにこの楽曲は、近年のゲームテーマには珍しく作品に合わせて作詞・作曲されたものではなく、
緒方氏が苗木役に抜擢される3ヶ月程前に発表した曲であった。
にも関わらず、エンディングの雰囲気と素晴らしくマッチしている。是非ゲームをクリアしてこれを味わってほしい。


「追記・修正を失っちゃダメだ!」








次回作では狛枝凪斗(コマエダナギト)という人物が登場。
名前の類似(アナグラム)、肩書きが「超高校級の幸運」、中の人が同じということで関連があると思われるが果たして……?

+ 余談(ややネタバレ)
事件の黒幕である超高校級の絶望曰く「絶望は超高校級の才能を以てしても予測できない結果を生む」とのこと。
ならば超高級の絶望の予想を超えた彼は、超高級の希望であるとともに超高校級の絶望さえ凌駕する真の超高校級の絶望なのかもしれない。
実際、先天的な才能という意味では「超高校級の希望」と呼べる黒幕が示した道筋を「幸運」と「前向きさ」という才能とかけ離れた要素で無に帰した彼は、超高校級の才能という希望を、そして希望ヶ峰学園の理想やシステムを否定する存在ともいえる。
とすると、黒幕は「本人がどうしようもなく絶望しているから絶望を齎す」だったが、彼は「一切絶望しないが故に絶望を齎す」という黒幕よりも性質が悪そうな話になる。いうなれば、「反・希望」といったところだろうか。英語読みしないように。

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