語尾

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語尾 - (2016/05/28 (土) 04:23:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/04/05(火) 21:32:07
更新日:2023/11/25 Sat 00:55:23
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さあ、始まるざます
いくでがんす
フンガー


語尾とは、物凄く簡単にまとめると『台詞の最後を締める言葉尻』だっちゃ。


二次元作品では受け手がキャラクターを理解しやすいよう、その人物の特徴として敢えて設定されたチャームポイントで”キャラ語尾”とも言うダス。
一発でそのキャラとわかるよう言葉に「それらしい」印象を持たせ、場合によってはそのキャラのバックボーンまで推察する事が不可能の反対なのだ。
これが人外の生物や言葉を喋るロボットなら、自分の種族もしくは名前の一部から付けるのが通例ケロ。

自由度は高く千差万別で無限に作れるので、下品で卑猥な言葉を語尾にしたケースも存在するだわさ。
ただ、語尾の特徴付けはあくまでも日本語圏内でしか通用せず、海外進出したら翻訳されて水泡に帰すでござる。


キャラクターに個性を付けるには最もお手軽な方法とも言え、ともすれば浅はかで安易と捉えられる場合もあり賛否両論ナリ。

キッズ向けのコメディ作品ならともかく、やや対象年齢の上がった作品では真面目でシリアスな場面を台無しにしかねず、
見る人によっては鬱陶しいだけで逆効果だじょ。
特に最近ガンダムで使われた時は本当に批難が多かったですぅ。
ただ、逆に語尾に特徴のあるキャラがそれを『言わなくなる』事で、
本性を現したり精神的な成長を遂げた事を示す演出として効果的に機能したりもするザンス。
逆に本性が出た結果ということもあるへっくしょんまもの。
作っているキャラを曲げない結果など、むしろ精神性の表出というケースもあるにゃ。

このアニメが乱立しているご時世、語尾の特徴を取ったら何も残らない没個性なキャラクターも大勢ですわ。
決められた語尾をキャラが機械的に連呼するだけの無意味な味付けにするか、
それとも有意義に活用しキャラに深みを与えるスパイスにするかは制作者の腕の見せ所だべぇ。


【代表的な語尾】

●「~アル」(コテコテの中華系・彼女が欲しい鎧・シナー)

●「~デース」(外国人系・ペガサス)

●「~ニダ」(朝鮮系)

●「~おじゃる」(公家・平安貴族系)

●「~でごわす」(相撲取り・鹿児島方言)

●「~でごわすマッシュ」(~でごわすに飽きた時に)

●「~でごわすトロベリー」(同上)

●「~ぜよ」(竜馬被れ)

●「~であります」(軍人風、もとは山口方言。またはペコポン侵略者、または人型兵器)

●「~ござる」(忍者・侍の代表的な語尾)

●「~だお」(説明不要)

●「~にょ・~にゅ・~ぴょ等」(某宇宙から来た猫耳・猫熊娘達の方言)

●「~なの☆」(お仕置き確定)

●「~って、ミサカはミサカは○○したり」(打ち止め)

●「~ピョン」(山王高校バスケ部の黒子役)

●「~だってばよ」(大した語尾だ)

●「~でやんす」(パワポケ・パワプロのメガネ一族)

●「~だ、これがな」(覚セル・アルマー)

●「~なんだな、これが」(アホセル・アラマー)

●「~だパン」(ワンダーなパン職人)

●「~なのですよ」(貧乳はステータスの人)

●「~サー」(沖縄のオバー)

●「~DEATH!」(真っ赤な死神さん)

●「~それと便座カバー」(真面目な話もぶち壊しにできます)

●「これでいいのだ」(例え最悪な時でも)

●「~だにょろーん」(あいつ)

●「~でゲソ」「~じゃなイカ」(人類侵略する時に)

●「~だにゃ」(お隣にウニ頭が住んでいるときに)

●「~じゃん」(ロリコンを居候にしてる巨乳)

●「~だぞ、と」(赤い髪のひろし)

●「~ニャス」(躾がなってない猫)

●「~ナリ」(刀を背負ったネギ坊主)

●「~ザウルス!」「~ドン!」(恐竜族デッキを使う決闘者)

●「~ノーネ」(古代の機械デッキを使う教諭)

●「~デアール」(オモチャの軍隊デッキを使う教頭)

●「~ウラ」(裏のあるデッキを使うデュエリスト)

●「~デスマス」(名古屋なデュエリスト)

●「~レヒ」(歌う金持ちデュエリスト)

●「~だっちゃ」(虎縞ビキニの鬼娘)

●「~しなさい」(最高な人)

●「~ZE☆」(カードゲームの主人公達)

●「~よい」(海賊な不死鳥)

●「~――ン」(某鈍器ラノベの一角獣)

●「~だコノヤロー」(超甘党なジャンプ愛読者)

●「~だよ、だよ?」(鉈を持つオヤシロ様信仰者)

●「~かしら」(姉妹一の黄色い頭脳派)


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