語尾

登録日:2011/04/05 Tue 21:32:07
更新日:2025/03/26 Wed 12:25:39
所要時間:約 5 分で読めます





さあ、始まるざます
いくでがんす
フンガー


語尾とは、物凄く簡単にまとめると『台詞の最後を締める言葉尻』だっちゃ。


【概要】

二次元作品では受け手がキャラクターを理解しやすいよう、その人物の特徴として敢えて設定されたチャームポイントで”キャラ語尾”とも言うダス。
一発でそのキャラとわかるよう言葉に「それらしい」印象を持たせ、場合によってはそのキャラのバックボーンまで推察する事が不可能の反対なのだ。
これが人外の生物や言葉を喋るロボットなら、自分の種族もしくは名前の一部から付けるのが通例ケロ。

自由度は高く千差万別で無限に作れるので、下品で卑猥な言葉を語尾にしたケースも存在するだわさ。
ただ、語尾の特徴付けはあくまでも日本語圏内でしか通用せず、海外進出したら翻訳されて水泡に帰すでござる。

キャラクターに個性を付けるには最もお手軽な方法とも言え、ともすれば浅はかで安易と捉えられる場合もあり賛否両論ナリ。

キッズ向けのコメディ作品ならともかく、やや対象年齢の上がった作品では真面目でシリアスな場面を台無しにしかねず、
見る人によっては鬱陶しいだけで逆効果だじょ。
特に最近ガンダムで使われた時は本当に批難が多かったですぅ。

ただ、逆に語尾に特徴のあるキャラがそれを『言わなくなる』事で、
精神的な成長を遂げた事を示す演出として効果的に機能したりもするザンス。
逆に、マジモードになったり元々隠していた本性が現れた結果ということもあるへっくしょんまもの。
作っているキャラを曲げなかった結果など、むしろ精神性の表出というケースもあるにゃ。

手に取りやすい漫画・アニメ・ゲームが乱立しているこのご時世、語尾の特徴を取ったら何も残らない没個性なキャラクターも大勢ですわ。
決められた語尾をキャラが機械的に連呼した上で、別のキャラと区別するだけの無難な味付けにするか、
それとも有意義に活用しキャラ・シナリオに深みを与えるスパイスにするかは制作者の腕の見せ所だべぇ。

【代表的な語尾】

ここから下は様々な語尾について解説するわのよ。

●「~アル」


●「~デース」

外国人系に多く見られる。
アニヲタ的にはペガサス会長紅茶戦艦が有名か。

●「~おじゃる」

公家・平安貴族系が使用する。

●「~でごわす」

相撲取りのほか、鹿児島県出身者の方言として使用される。

●「~でごわすマッシュ」


●「~でごわすトロベリー」

同上

●「~ぜよ」

竜馬被れ

●「~であります」

軍人風、もとは山口方言。
またはペコポン侵略者、または人型兵器、またはクリーンクルーザーに乗った雑種犬

●「~でござる」

忍者・侍の代表的な語尾。
アニヲタ的にはニート侍の語尾として馴染み深いだろう。

●「~でありんす」

花魁系が使用する。

●「~ッス」

体育会系、後輩キャラに多い。
主によく減給を喰らっている刑事が使用。

●「~じゃけぇ」

ヤクザの代名詞的な語尾。もしくはサカズキ
元々はれっきとした広島の方言だが、そういうイメージがついたのは仁義なき戦いの影響と思われる。

●「~だお」


●「~ぞい」

死んだかもしれない大王が使用。もしくは「ZOY」表記。
某ゲーム会社の女性社員も一度だけ言ったことがあり、その後自分が最初に言ったことにしようと画策する者まで現れた。

●「~だデ」


●「~だわい」

我の強い大王が使用。

●「~でゲス」

サル顔で着ぐるみまで着ちゃう稲妻レーサーや、大王の側近の科学者が使用。

●「~のサ」


●「~ダヨォ」


●「~なのね」


●「~だが?」

謙虚なナイトが使用。やや頻度が高めなだけで毎回使うわけではないので語録改変文を書く時は気をつけるべき

●「~だがや」・「~してちょう」

名古屋弁。の織田信長や悪魔博士が用いる。

●「~ダス」

後にピカチュウチョッパーになるブラコンレーサーが使用。
もしくは博士一番弟子

●「~にょ~にゅ・~ぴょ等」

某宇宙から来た猫耳・猫熊娘達の方言

●「~なの☆」

お仕置き確定

●「~って、ミサカはミサカは○○したり」

打ち止めを象徴する語尾

●「~ピョン」

山王高校バスケ部の黒子役が使用。

●「~だってばよ」


●「~だってばさ」

↑の息子が使用。

●「~でやんす」

パワポケ・パワプロのメガネ一族が有名。

●「~だ、これがな」


●「~なんだな、これが」


●「~だパン」

ワンダーなパン職人が使用。

●「~なのだ」


●「~なのですよ」

貧乳はステータスの人が使用。

●「~なのだよ」


●「~サー」

沖縄のオバーが使用しているイメージ。

●「~DEATH!」

真っ赤な死神さんが使用。

●「~それと便座カバー」

真面目な話もぶち壊しにできます。

●「これでいいのだ」

たとえ最悪な時でも

●「~だにょろーん」

あいつ

●「~でゲソ」「~じゃなイカ」


●「~だにゃ」

お隣にウニ頭が住んでいるときに使用。

●「~じゃん」

砂隠れの上忍が使用。
似たような語尾として「〜じゃ〜ん」がある。

●「~じゃんよ」

宇宙のダンディが使用。

●「~だぞ、と」

赤い髪のひろしが使用。

●「~ニャス」

躾がなってない猫が使用。

●「~ナリ」

刀を背負ったネギ坊主が有名だが、一般男性も使用する。
一部界隈では害地大臣や某弁護士で有名に。

●「~ザウルス!」「~ドン!」


●「~ノーネ」


●「~デアール」

オモチャの軍隊デッキを使う教頭が使用。

●「~ですニャ」

錬金術担当教員兼赤い寮担当寮監が使用。……「CV:山口勝平の成人男性の先生が平然と『~ですニャ』なんて語尾で会話している」のにあまり話題にならない辺り、この学園つくづくキャラの濃い関係者多すぎではないだろうか……?

●「~ウラ」

裏のあるデッキを使うデュエリストが使用。

●「~デスマス」

名古屋なデュエリストが使用。ポケモン超能力者は関係ない。

●「~レヒ」

歌う金持ちデュエリストが使用。

●「~だっちゃ」

虎縞ビキニの鬼娘が有名だが、ギャンブル好きのデュエリストも使用する。

●「~しなさい」

最高な人が使用。

●「~ZE☆」

カードゲームの主人公達に多い。

●「~よい」

海賊な不死が使用。

●「~やい」

親分が使用。

●「~――ン」

某鈍器ラノベの一角獣が使用。

●「~だコノヤロー」


●「~だよ、だよ?」

鉈を持つオヤシロ様信仰者が使用。

●「~かしら」

自称姉妹一の黄色い頭脳派が使用。

●「~のら!」


●「~ぷり」


●「~ダヴィンチ(その他多数)」


●「~ザマス・~ザンス」

出っ歯なおフランス帰りが有名だが、ちょっと小金持ちでイヤミなオバサマキャラ系も使用する。
もしくは文房具だったり。

●「~だじょー」

沢田ユキオ作品のアホキャラに多い。
頭に旗が刺さっているお子様が有名か。

●「~だヨン」

体がわゴムでできている方が使用。

●「~ダヨ~ン」


●「~だゼーーーっ!!」


●「~ぶぁい・~でしゅ」


●「~や工藤」


●「~でガス」「~でガッツ」

バグのかけら10個=1ガッツ

●「~でマス」

チップオタク青年が使用。

●「~にゃし」

褒められて伸びるタイプ

●「~でち」

オリョクル

●「~だクマ」


●「~にゃ」


●「~っしゅ」

しむしゅしゅしゅ

●「~ズラ」

コマ犬妖怪インディアン超人食いしん坊なスクールアイドルなどが使用。
マイナーどこだとこの人とかこの人の部下とか。

●「~ボル」


●「~でごんす」

子鬼トリオの青いのが使用。

●「~だッピ」

子鬼トリオの黄色いのが使用。ギエピーの象徴。
???「君もともだちっピ?」

●「〜だナ!」

ふえるロリメイドが使用。

●「〜世界だ」


●「〜ゾ」

野原しんのすけMURが使用。

●「〜よのさ」・「~わのよ」


【余談】






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最終更新:2025年03月26日 12:25

*1 あくまでネタ