ヘパイストス

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ヘパイストス - (2014/03/19 (水) 17:02:10) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/05/07(土) 09:33:45
更新日:2024/02/18 Sun 17:09:20
所要時間:約 4 分で読めます




ギリシア神話における『鍜治の神』。
親は最高神であるゼウスとその正妻であるヘラの息子…
と言われたりするが大体はヘラの息子と考えられている。

何で?
と思った方、理由は簡単でヘラが一人で産んだから。

は?
と思うかもしれんが神話でよくあることじゃね?

でその理由についてだが
ゼウスからアテナが誕生したのを見て
ヘラ「ゼウスが一人で子供を生めるなら、私も生めるはず」
で生んだ
とか
ゼウスの浮気に業を煮やして一人で生んだ
といろんな話があるが、とりあえずヘラが一人で生んだのは確実なようだ(※オマケに生まれたのが戦争と知恵の女神だったので嫉妬したらしい)。

で、なんとかヘパイストスを生んだヘラだったが
ヘラ「なにこの子キモッ!こんな子いらんわ!」
でオリュンポスの山頂から投げ捨ててしまう。
なにか現代に通じるものがある…

捨てられたヘパイストスは海の女神であるテティスに拾われ、鍜治の仕事を学びながら育っていく。

さて、こうして育ったヘパイストスだが、まだ母であるヘラを恨んでいたので復讐を企む……

ヘパイストス「母さんにこの黄金の玉座を贈るよ!」
ヘラ「あら、ありがとう」
そうしてヘラが腰かけた瞬間、玉座から鎖が巻きつき動けなくしてしまう。
ヘパイストス「計画通り…」

……この後、ややあって無事にヘラは解放される。
その理由としては、
酒の神ディオニュソスがヘパイストスをベロベロに酔わせて解放させたから……

しかし、その際にヘパイストスはヘラに解放の条件として、自分の認知と美と愛の女神アフロディーテとの結婚を約束させたそうな…
…日陰者だけに性格が暗…ゲフン!ゲフン!…見事な策士である。

そして、ヘパイストスはこの一件の後で、その知恵と技術が認められて晴れてオリュンポスに迎え入れられる事となるのである……やったね!!

繰り返すが、このヘパイストスの妻はあの愛と性を司るアフロディテである。

望んだとは云え、なんとも不思議な組み合わせ…経緯を考えるとアフロディーテ涙目である(気にして無いけど)。
……しかし、ヘパイストスは母ヘラと同じ悩みを抱えることになる……
アフロディテは妻となった後も数多くの関係を持っていたのだ。
さすが愛の女神である(元々奔放な女神である)。

アフロディーテの浮気相手として最も有名なのは美男子として知られる軍神(だが弱い)アレスである。
意地の悪い人間ならここでアフロディーテが醜いヘパイストスに嫌気が差してたとか加える所である(マジ)。
……ヘパイストスが何をした……
しかし、母との逸話でも描いた触れた様に暗い性格のヘパイストスは一計を案じる。
それは、ベッドから透明な鎖が飛び出す仕掛けを作り、二人の浮気現場を抑えてやろうと云うもの!!

ヘパイストス「ちょっと出かけて来る(白々しく)」

アフロディーテ「行ってらっしゃい(はよ行けブサイク)」


……少し待って

アレス「今日も綺麗だねベイビー」

アフロディーテ「当たり前の事はいいからハ・ヤ・クゥ……

そして、ヘパイストスの居ぬ間にセクロスに臨んだ二人だが、その時ベッドから透明な鎖が飛び出し繋がった二人を縛る!!

二人「あれっ!?」


ヘパイストス(※陰から見ていた)「作戦通り……」


この後、他の神々を呼び寄せ、間抜けな二人の姿を見せて妻に恥をかかせて復讐した(やっぱり暗い)と云うのが大筋だが、
場合によってはヘパイストスが恥をかく方向に纏められている場合もある。


ヘルメス「アフロディーテを抱けるんなら、そっちのが……いいよな」


男神連中「まったくだ……てか旦那は自分の甲斐性無しを何自慢してんだろな」


……ヘパイストスが何をし(ry……


結局この件はポセイドンの取りなしでアフロディーテと離婚し、アレスから慰謝料として馬をもらうことで決着する。

…それでいいのか?



ちなみに仕事場では弟子としてキュクロプスが働いている……が、
キュクロプスがそもそもティターンとの戦いの際にゼウスの雷霆とか作ってたとか言わない……常に神のが偉いのだ。





余談的だが、アテナの誕生の際にヘパイストスがゼウスを手伝ったと云う説もある為に誕生神話自体に矛盾もあるのだが…
所詮神話だから気にするな!!←?








追記、修正は捨てた親に実力を認めさせて綺麗な嫁さん娶ってからお願いします

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