黒いアイツ

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黒いアイツ - (2015/07/22 (水) 13:53:46) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/05/26(火) 18:12:59
更新日:2024/02/24 Sat 11:03:33
所要時間:約 7 分で読めます




2010年。
日本政府はとどまることを知らないGの被害に国連G対策センターを筑波に設置。
世界中の英知を集め対G兵器の開発に着手した。


まず一号機のガルーダを建造。
しかしガルーダは火力等に様々な問題点を残し、
新たな兵器の開発を余儀なくされた国連G対策センターは海底からメカキングギドラを引き上げ23世紀の技術を徹底的に分析、解明。
そしてここに新たなる対G兵器が誕生しようとしていた……



ゴキブリvsメカゴキブリ

追記、修正お願いします。




























彼らが地球上に現れたのは約3億年前。
当時は1m前後とちょっと大型で、それ以降現代まで絶えず変容する自然環境において絶滅することなく省エネ化・高性能小型化を繰り返し生き残ってきた。
そのフォルムとスペックは生物の中でも完成された域にある。

氷河期で餌が無くなったら小さくなり、天敵が現れたら翼を手に入れるという貪欲な適応力は生物としては美しいといえる。

多くの人は彼らを恐れ、深夜にゴキジェットを買いに走り、パニックと恐怖のあまりお母さんを呼ぶ。

【彼らの通り名】※縦読み禁止
  • 黒い悪魔
  • ゴブリン
  • キングオブブラック
  • ブラックサレナ
  • リグル(二次設定)
  • 頭文字G(イニシャル・ジー)
  • G
  • ごきげんようおひさしぶり
  • ベルグバウ
  • さまよえる黒い弾丸
  • 黒い彗星のG
  • 黒光りするG
  • 飛翔するG
  • インヴェルズ・ローチ
  • ローチ先生
  • 漆黒の魔弾
  • THE BLACK ONE(英語圏)
  • コックローチ
  • 太郎さん
  • 台所の黒い流星
  • 台所のファンタジスタ
  • 黒の死神
  • マスラオ
  • ジョニーさん
  • 黒き亡者
  • G3
  • GKB48
  • 師匠
  • ラーズグリーズの亡霊
  • 呂布
  • あれ(あのあれ)
  • 黒くて硬くてテラテラ光ってて暗くて狭くて湿った所が好きなわりに速いせーぶつ
  • ゼダス
  • 暗黒無双
  • 這い寄る混沌


戦闘BGM
  • ブラックサレナⅢ
  • FIGHT(トランザム)
  • 虚空からの使者
  • 台所に走る黒い残光
  • 戦闘! 第1コックローチ部隊
  • The Black Lightnings
  • マンボ・デ・バトレ(・モット)
  • King of Monsters

本来は熱帯雨林に生息し、昼間は朽ち木や落ち葉のかげにひそみ夜になると出歩いて樹液や朽ち木、動物の死骸等を食べる雑食性の昆虫。

しかし、いつからか寒さや食物に困らない人間の居住環境に進出する種が現れた。
台所など住居の各所に生息し、古くは古代ギリシャの時代から活動記録がある。

そのグロテスクなシルエットやカサカサと不気味な音をたて驚異的移動速度を誇る瞬発力、
飲まず食わずで一ヶ月生き残る高い生命力もあって一般的には忌み嫌われることが多く、不衛生や悪い意味での「しぶとさ」の代名詞とされる。



その恐るべき適応力は、地球上のあらゆる環境下で生存を可能にする。
水はちょっと苦手だが、それすら克服したミズGなるものも存在するので種族的には死角無し。
まさに魔物。

その力にあやかろうとアジアの国の中にはこぞってGを食す所もある。
それもそれで恐るべし。


とある番組でGを食って胃で繁殖した為後に死亡したという話があったが、ガセ。
なぜなら奴らの装甲は蟹・海老と同じくキチン質の為胃液で溶けるのだ。
口の中に突っ込み、ギネスに挑戦したなんで話もある。



こいつらの天敵はアシダカグモ
一部からは「アシダカ軍曹」と呼ばれ敬愛されているが、所詮は蜘蛛なので気色悪くその上毛深くてなかなかデカい。


または動くものが大好きなので嬉々として彼らを捕獲してくれるのだが、
遊んでいるうちに逃がしたり、飼い主に態々見せに来たりする(なお猫は誉めてほしくて持ってきているので、叱らないようにしましょう)。


人間の手で奴らに引導を渡すには薬品噴射型ボンベより打撃武器の方が単純に効果あり。
確実に一撃決殺し、遺体は新聞紙に包んだあと両手で捻り潰して確実にトドメを刺してから捨てよう。


ちょっとしたトリビア
Gの名前は元々「ごきかぶり」で、これは平安時代の貴族の器(御器)をかじって器についた飯粒を食していたことから「ごきかぶり」と呼ばれるようになったらしい。


進化系図は

バッタ→G→カマキリ

と考えられている

そのカマキリと同じく卵は卵奬で包まれる(サイズは1cm位で、中には数十匹のベイビーズが詰まっているので見つけら即刻処分しましょう)。
なおこの卵による繁殖だが、一般に持たれているイメージ程能力は高くなく、蝿と同じ程度なのだそうだ。


沖縄では50mmオーバーの種とエンカウント可。
逆に北海道等の寒い地方ではエンカウント率低め。


あらゆる攻撃を超反応で回避する秘密は、オシリにある精密センサーによるもの。
これで僅かな空気の流れを感知し、反射で回避行動を起こす。
だが逆に塗料等でセンサーが機能しなくなるとナメクジ並になる。


彼らの弱点。
台所等にある洗剤。
彼らは体に付着している油分を介して呼吸を行っているので、洗剤によりその油が分解されると窒息死する。

非常に熱に弱く、75℃以上の熱湯をかけると即死する。
しかし、床がフローリング等の水を吸収しない素材で無いと、この方法は極めて難しい。


因みに頭を吹っ飛ばされると死ぬが、死因はあくまで「餓死」である。


更に最近ではチャバネ種限定で多くの市販薬剤に耐性を持ったスーパーGと呼ばれる進化種が誕生し、大都市部を中心に急速に繁殖している。
こいつとエンカウントした場合は、素直にHTTKや丸めたSBSによる近接格闘戦を覚悟するべし。

それが嫌なら彼らの油性体液を分解する恐怖の台所薬剤や、速すぎて捉えられない場合は某氷雪系兵装を常備しましょう。
奴らは全身が自律神経で信号をやり繰りし(これも超反応の一因)、
さらに神経を統括する脳のような器官が頭にも腹にもある為(これはGだけでなく殆ど虫はこんなもん)、頭を潰してもまさにメインカメラがやられるだけで死なない。
あくまで食物を摂取できなくなる為最終的に餓死するのだ。

しかしそれでも生存期間はゆうに一ヶ月を越え、頭が潰れた時点で毎日の様に卵を産み、単独で繁殖できる。
流石魔物である。

なお、単独繁殖したものは通常の個体より寿命が短いとかなんとか……

……考えてみてほしい。
頭部欠損したアレが部屋の中をはしr……やめておこう。

まぁ実はこの手の虫は多くて、
カマキリとかも頭食われながら腰振ってるけどね。

アンタ柴田
「ゴキブリの頭をポキッって折っちゃうだろ!?
そうするとどうなるか知ってる??
9日間は生きますだって!スゲェ生命力だなオイッ!!
なんで死んじゃうか知ってる??餓死だって!!
頭と口があれば生きれますってコメンテーターが言ってた」

人間がこの悪魔を嫌い恐れるのは、見た目や速さももちろんあるのだが本能が同じ生物としての生命力の強さに恐怖するからである。
G「俺を怖いと感じてしまってる奴は本能的に長寿タイプ」

余談ではあるが、
人間の手のひらより、コイツらの装甲の方が雑菌が少なく清潔。

しかし、手のひらとコイツらの装甲どちらかを舐めろと言われたら、間違いなく前者を選ぶ。


以下、武勇伝
  • 浦沢直樹のPLUTOには、彼らに似たファンネルに使うロボットが多数登場。

  • 呼吸する為に付着している油分は可燃性な為、着火するとファイアーボールと化してしばらく爆走する。(無論死ぬ)

  • ギネスブックには「世界一の大きさのマダガスカルオオGを殺すことなく生きたまま出来るだけ沢山口の中に詰め込む」
    と言う記録が存在しており、さらにその記録は樹立された後1度更新された。
    (ただし当時は世界最大と考えられていたが現在では、ナンベオオチャバネGが最長ヨロイモグラGが最重量と言われる)

  • 「デスヘッド」という種類が存在し、黒い翅に腹部に骸骨のような模様があるなかなかイカした奴もいる。



  • 手塚治虫のペットだった


  • ポケモンに『ゴキブロス』という名で登場。
    タイプ、特性で毒物による攻撃を無効化、炎を浴びると寧ろ暴走、普通なら苦手な冷却攻撃も氷1/4という耐性。
    だがアームハンマー等直接攻撃や生き埋めには弱い。一応伝説なのだが扱いは悪い。

  • 遊戯王OCGでしばしばモチーフにされ、どれもやたら強い。
「羽蛾さんこれゴキボール!レアカードなんかじゃない!」


追記・修正をお願いします。

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