ハリード

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ハリード - (2018/12/07 (金) 18:23:23) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/10/18(日) 19:34:22
更新日:2023/05/14 Sun 13:39:16
所要時間:約 5 分で読めます




ロマンシング サ・ガ3の主人公の1人

プロフィール

肩書き:流浪の王族
年齢:33歳(HC282生)
性別:男
宿星:太白(武人の星)
得意武器:剣
所有陣形:デザートランス

トルネード異名を持ち、曲刀を腰に携えた流浪の剣士。
褐色の肌で黒い長髪を後ろに纏めている。
腕は立つが金にがめつく、報酬は前金でキッチリもらう主義。
オープニングではシノンの酒場でマスターとダベりながら、昔の事を回想している。

かつては猛将トルネードとして名を馳せた戦士であったハリード。
はじめはモニカの護衛に乗り気では無かったが、ユリアン達に感化されてハリードも引き受けることになる。


初期状態からユリアン達よりも装備・ステータスが一段上を行っている。
陣形はデザートランスのままでハリードを盾にしてデミルーン連発してれば問題なくガルダウィングを沈められる。

モニカをミカエルの元へと送り届けた後はミカエルに付いて、ゴドウィン率いるモンスター軍団と戦う事になる。
そのためハリードの場合他の主人公よりも体験出来るマスコンバットが少し多い。

ちなみに、マスコンバットの陣形や作戦はミカエルの初期状態のものに比べて強力なものが揃っているため、ミカエルに比べると少しだけ簡単にOPのマスコンバットをクリア出来る。


【過去】
かつてはゲッシア朝ナジュ王国王族だったハリード。
格上の王族であるファティーマ姫とは、私の光「エル・ヌール*1という二人の間だけの愛称で姫から呼ばれていた程のバカップル恋仲だった。
しかし神王教団によって国を滅ぼされ、姫と生き別れてからは流浪の旅をしている。
心の隅では未だに姫を探しており、また初代アル・アワド王愛剣カムシーンに憧れているため、自分の曲刀にもカムシーンと名付けている。
ハリードが曲刀を装備するとどの刀でも戦闘中"カムシーン"と表示されるのはそのため。

砂漠に近くナジュ王国関係者も多いリブロフでメッサーナ王国リブロフ軍団長だった ルートヴィッヒ と行動を共にした時期があり、彼とは 義兄弟の契り を交わしており側近にしたいと請われてもいた。
また首都ピドナを治めるメッサーナ王国近衛軍団長クレメンスの側近だった シャール と親交を深めた時期もあり、彼とは 親友 だった。
しかし、クレメンスとルートヴィッヒの戦い、ルートヴィッヒと神王教団の親交、神王教徒によるクレメンス暗殺、ルートヴィッヒによるシャールの右腕の腱切断、などの事情があって現在は両者ともに疎遠になっている。

ステータス

※仲間時、及びデフォルト設定の太白・剣時のステータス
【能力値】
最大LP 10
腕力 21
器用さ 12
素早さ 20
体力 17
魔力 15
意志力 19
魅力 20
閃き 剣タイプ

【特殊能力】
  • 武器・盾装備枠の一番上には片手用の曲刀しか装備できない。

仲間として

どの主人公でもオープニングイベントでハリードと共闘することになる。
よって彼の所有陣形デザートランスはほとんど初期所有陣形のようなものである。
(例外としてカタリナで牢屋に入ったままの場合のみ共闘せずに終わる)

オープニングイベント終了後はランスの聖王廟にいる。
ランスには初めは行く事はできないが、(ピドナ→)ミュルス→ツヴァイク→キドラント→ユーステルム→ランスという無料ルートがあるので、最初から簡単に仲間にできる。
(他にもピドナ→ヤーマスからもいけるがこちらは300オーラムかかる)
ランスにはエレンもおり体術担当としてなかなか優秀なので2人とも仲間にするのも良いだろう。


ステータスは器用さが低いのを除けば軒並み高い水準を誇る。
特にHPが高いので序盤が楽。
初期装備もローコストの剣技「デミルーン」が使える三日月刀と微妙に防御力が高いリジッドレザーがあり、中盤まではこれで通用する。
開発で三日月刀をファルシオンにすればより盤石に。

閃きタイプは剣。
成長補正もHPと剣(と増幅)が高く、剣で戦わせれば強力な剣士として活躍してくれるだろう。
また高い腕力と素早さから体術のダメージも期待できるが、体術の閃きフラグはほとんど無いため、他の誰かに極意を取ってもらう必要があるだろう。
増幅はミカエルに次いで高い(ただしパーティー外成長はしない)ので、6人目に使う手もあるか。

「トルネード」の異名通り蒼龍術にも成長補正がある…が魔力が低いので、術には向いていない。
素直に技のみで戦うのがいいだろう。


装備枠に曲刀専用の枠があるのが特徴で、多少武器装備を制限されるが気にする程でもない。
コマンダーモードの場合は一番上にある武器がいろいろと影響するのでその際だけは気を付けよう。
ちなみにバグ技「LV七星剣」を使えばこの枠をLV七星剣で埋めることができる。


主人公として

(デフォルト値。これに宿星・得意武器によって補正がかかる)
最大LP 10
腕力 19
器用さ 14
素早さ 21
体力 15
魔力 16
意志力 18
魅力 19

主人公としてはユリアンと並ぶトップタイの腕力と、カタリナに次ぐ素早さを併せ持つ。
逆に器用さは全キャラ中最低。
そんな訳で小剣・弓・術以外ならどれでも強い。
ただし武器の成長補正は剣・大剣(蒼龍術)、ついで槍・小剣が上がりやすく、これらは宿星・得意武器を変えても変わらない点には留意。



【がめつさ】
オープニングイベントでも片鱗が見えているように、とにかく金にはうるさく、隠しパラメータ「がめつさ」の初期値14は8人中最も高い。
そのため、モウゼスで2人の術士から前金をぼったくったり、バンガードでキャプテンを揺すったりなんかしていると、氷湖のイベントができなくなる恐れがあるため注意が必要。
というか、初期の段階で限界値一歩手前なので、OPイベント終了後すぐに氷湖イベントに取り掛かった方が良い。
※氷湖にいけなくなるとウォード仲間不可・ゆきだるま仲間不可・氷の剣入手不可・竜槍スマウグの入手が難しくなる、などの影響がある

しかしそれもいつか王国を再建する為の資金集めに余念が無い、という事情のためである。

そんながめついハリードでも、マクシムスを追うイベントでは、金よりもプライドを優先する。詳しくはこちらで
ちなみに、がめつさを下げるには「ウォードの依頼に対して"引き受けよう"→パブでウォードを仲間から外す」とやれば1ずつ下がるので、氷湖イベントを後回しにしたい時はオープニングイベント終了直後にこれを繰り返しゼロにしてしまうとよい。
かえってがめつさが上がっているような気もするが気にするな。



【諸王の都】
彼が主人公の場合のみ、リブロフで王国の同胞と出会い、ファティーマ姫の目撃情報がある諸王の都に行く事ができる。
(無条件でいけるが固定敵が強力である)

探索しても結局、諸王の都に姫はいない。

(やはり、噂は噂にすぎん。)

数多の希少なアイテムが眠り、さらにここの奥に潜むドラゴンルーラーを倒せば、本物のカムシーン(攻撃力:41)が手に入る。
片手剣では竜鱗の剣(攻撃力:43)に次ぐ攻撃力を持ち、曲刀固有技の「デミルーン」「デミルーンエコー」を扱える最強の曲刀。
ただし…






【エンディング】
一縷の望みを賭けて諸王の都を探索したりはしたが、姫はとうに亡くなっていると考えていたようである。
しかし「破壊するもの」によって世界は一旦滅び、今生きている人々も一旦死んで世界と共に再生されている。
であれば、それ以前に死んだ人間がついでに再生された可能性もありえるかもしれない。


(‥‥世界を再生させた宿命の子の力‥‥ ‥‥ひょっとして姫も‥‥)
(何をおろかな、ハリードしっかりしろ!)



ハリードのエンディング分岐は真のカムシーンを入手したか否か。



最強の曲刀(ちから)を得た代償は
最愛の女性(ひと)との永別


果たして、蘇った世界で
彼は大切な人と再会出来るのか―――




【諸王の都(舞台版)】
ファティーマ姫を見かけたという噂を聞いて、神王の塔に向かうエレン一行と別れて諸王の都に向かったハリード。
補給地点として当てにしていたオアシスは干上がっており、水の補充なしで砂漠を渡ることになったが、行き倒れて幾日も経ってない旅人の死体から水筒を得る。

しかし、すべてはハリードが入手した聖王遺物「銀の手」を狙うマクシムスの巧妙な罠だった。
噂はナジュの生き残りが人質を取られてやむなく流した虚言であり、オアシスを使えないよう工作したのもマクシムスの差し金、行き倒れて死んだ旅人も正体はマクシムスの手下、水筒の水にはミューズの事件と同じ「夢魔の秘薬」が溶かし込まれていた。

水を飲んで倒れたハリードが目を覚ますと、初代ゲッシア王朝国王アル・アワドの亡霊が現れ、
ファティーマとカムシーン、どちらか1つだけ願いを選ぶよう迫る。

姫を選んで再会を果たしたハリードは、
結構アグレッシブに狩りをする姫のために料理したりと二人きりの楽しい日々を送った。


だが、やがて小さな違和感が綻びを生み、矛盾に気付いて大きくなり過ぎた疑念は、
彼を剣士として育てたカムシーンへの憧れのもう1つの象徴とも言える父の亡霊を具現化させた。
父はファティーマ姫を斬り捨てて夢から覚めるよう告げる。
それを拒否して「姫、姫! どこにいるのだ? 姫~ 姫 ひめ ひ~め ヒメ 姫さま~」と探し回るが、
虚構だと看破された姫もまた、ハリードへの愛を歌い自分を斬って夢を終わらせるよう促したのだった。

ハリードを助けに駆けつけていたエレン一行とマクシムス一行の戦いが周囲で繰り広げられる中でずっと眠っていたハリードが現実で目を覚ますと、
その手にはなぜか真のカムシーンが握られていた。
マクシムスを倒して魔王と聖王の遺物を得たエレン一行に合流したハリードは、ビューネイ討伐のためタフターン山に向かうのであった。

果たして、真のカムシーンは銀の手のように夢の中にあったのかアル・アワドの霊が認めて託したのか、アル・アワドの霊や姫は願望を反映した夢魔に過ぎなかったのか夢に介入した本物の霊だったのか、
姫を選びつつ真のカムシーンを得た彼の想いは世界再生の時にどのような結末をもたらすのだろうか―――






「オレは追記・修正をしていた。なんともいいページじゃないか!」

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