登録日：2013/05/30(木) 08:08:08
更新日：2024/03/17 Sun 14:36:05
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予土線(よどせん)は、若井駅(実際は窪川駅)と北宇和島駅(実際は宇和島駅)を結ぶ
JR四国の鉄道路線である。
(出典:日本の旅・鉄道見聞録)
高知県内では四万十川の上流部に沿って走る路線であることから、「
しまんとグリーンライン」の愛称が与えられている。
愛媛県と高知県を結ぶ唯一の鉄道路線で、土佐くろしお鉄道中村線(昔は中村線)を通じて窪川駅まで乗り入れしており、
実際は高松～高知～愛媛間を結ぶ大路線の一部を形成している。
しかし、昔はJRの一路線であった中村線も今は別会社となっており、高松から松山まで
予讃線及び
土讃線経由で行く場合(特急を使用しても約10時間かかる為いないとは思うが)窪川～若井間の運賃(200円)を支払う必要が生じる。
この様に
土讃線経由で高知～松山間を結ぶ都市間輸送路線としての役割は高速バスに値段も時間でも太刀打ちできず完全に放棄しており、
むしろ清流四万十川沿いに走る線として有名で、その様な恵まれた沿線風景を旅客誘致に活かす目的で、
1984年から
国鉄・JR初のトロッコ列車「
清流しまんと号」の運行が開始され、
これが結構好評になったお蔭で以後各地でトロッコ列車が運行されるようになった。
山口線の件もそうだけど、たまに酔狂な事すると当たるんだよね～
え、なんで廃線にしないのかって？
実は第三セクター方式に転換した中村線より
輸送密度がはるかに低かったが並行する沿線が未整備との理由により存続となった。
しかし現在沿線が立派に整備されたにも関わらず廃線の話は上がってこない。
それに関しては「予土線は
土讃線の阿波池田～土佐山田間が災害で長期運休となったとき、
車両の送り込みの関係で必要である。」というのが近年有力になってきている。
☆使用車両
キハ32形…メインで使用
(出典:日本の旅・鉄道見聞録)
キハ54形…国鉄の大切な遺産。トロッコ列車にもこっちが使用される。
(出典:日本の旅・鉄道見聞録)
,
そして、このローカル路線に2014年3月、激震が走った…
っぽい車両が登場したのである。
キハ32形1両を新幹線0系もどきをイメージした「鉄道ホビートレイン」という新たな観光列車が導入されたのである。
どう見たって
魔改造の失敗作品にしか見えないのは禁句である。
(出典:日本の旅・鉄道見聞録)
◎主な駅一覧
若井…土佐くろしお鉄道中村線乗り換え。よくネタにされる駅。
家地川…牛山氏の全国秘境駅ランキング163位。
こんな感じで
いかにも秘境駅っていうムードを醸し出している。
土佐大正…この駅もよくネタにされる駅。駅名に付く「大正」の名に相応しいレトロな駅舎がある。
この駅から江川崎間まで四万十川を横断する為絶好の観光スポットとなっている。
土佐昭和…土佐大正とセットでネタにされる駅。主に「大正と昭和があるのになぁーせ明治(or平成)がない」とネタにされる。
半家…難読駅名にして予土線屈指のネタ駅で有名。『
サザエさん』でこの地を訪れた波平が「
はげ」の読みにショックを受けてしまった事からも分かる様に頭髪に悩んでいる方を決して連れて来ない様に…
若井駅と合わせて「若い(若井)と言われ喜び、ハゲ(半家)と言われて怒り出す。」と歌われる。
江川崎…かつては予土線で唯一の直営駅であったが今はいきなり無人駅に…
西ヶ方…高知県最西端の駅。
真土…愛媛県最南端の駅。因みに駅のホームが25mしかない。
松丸…松野町の中心に位置する駅。温泉やコミュニティプラザが合築されており線内では規模の大きい駅。駅前も予土線ではかなり栄えており商店街がある。
近永…鬼北町の中心駅。当駅から宇和島方面に折り返し有り。
伊予宮野下…旧・三間町の中心駅で銀行や学校などあり、予土線内に限定すればかなり栄えている。
務田…四国霊場が2つある。
北宇和島…
予讃線乗り換え。線路名称上の終着駅だが、現在は隣の宇和島駅まで
予讃線経由で乗り入れている。
宇和島…運転系統上の終着駅。
現存12天守の一つ宇和島城の最寄駅にして四国南西部の中心都市。
追記・修正よろしくお願いします。
