ケフカ・パラッツォ

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ケフカ・パラッツォ - (2016/04/03 (日) 20:36:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/04/30(土) 04:05:46
更新日:2024/04/30 Tue 10:15:55
所要時間:約 ? 分で読めます




「おや、私とやり合う、おつもりですね。
そういう、おつもりは、いけませんねえ!」

「にげろ! にげろ! でないと、黒コゲだじょー!!」

「命… 夢… 希望…
どこから来て どこへ行く?
そんなものは… このわたしが 破壊する!!」


ケフカ・パラッツォとは、ゲーム『ファイナルファンタジー6』(FF6)に登場する敵役。
関連作品にもゲスト出演している。

◆FF6でのケフカ

年齢:35歳
身長:167cm
体重:48kg
誕生日:11月19日
血液型:AB型
好きなもの:鏡
嫌いなもの:レオ将軍
趣味:人形遊び

FF6のラスボス。
ガストラ帝国皇帝直属の人造魔導士でかなりの実力を持つが、性格は幼稚で残虐。
落ち着いた冷酷さから幼児のような振る舞いまでテンションが安定せず、それに応じて「私」「俺」「ぼくちん」と一人称もコロコロと変わる。
白塗りのメイクに派手な衣装という道化師の格好と、「ホワッホッホッホ」という独特の笑い声SEが特徴。
ひとしきり笑った後、「つまらん!」と怒り出すのもお約束。

物語序盤からちょくちょく登場しており、最初の登場シーンはフィガロ王国の中心であるフィガロ城。
ティナを匿う国王エドガーに対し、ケフカは仮にも形としては対立国ではないはずのフィガロに火を放つという暴挙に出る。
フィガロ城の潜航機能により事なきを得るが、この時点で手段を選ばない破綻した性格が露呈している。

帝国のドマ王国侵攻時には、正々堂々と戦おうとしていたレオ将軍が現場指揮を離れたのをいいことに、
川の水に「触れただけで即死」レベルの猛毒を混ぜてドマの人々を非戦闘員や捕虜の帝国兵ごと皆殺しにするという極悪非道の残虐行為をやってのけ、自身は兵士を盾にして逃亡。
そのためか兵士からの評価は最悪で、「あんな奴が将軍になるんだったら実家に帰らせてもらう」とまで言われる始末。

中盤でドマの件でベクタの牢屋に入れられる。この際話し掛けると牢屋ではしゃぐ様子が見られ、「シンジラレナーイ!」と言い放ったりする。
しかしこれはガストラ皇帝の演出した狂言で、牢から出されたケフカは幻獣の力をあらかた手に入れ、皇帝と共に魔大陸へ向かう。
そこでガストラ皇帝を裏切り、殺害する。
そして世界の魔法の力の根源である三闘神の均衡を崩し、吸収したことで文字通りネ申となり、世界を崩壊させた。

世界崩壊後は、三闘神から奪った力「裁きの光」を用いて自分に歯向かう者や、その家・村などを容赦なく破壊、虐殺していった。

最期は世界中の瓦礫が集まってできたと言われるがれきの塔で、3枚の羽を持った天使のような格好で現れるが、
滅びようとしている世界でも、大切なものを見つけられたティナ達に倒された。
ちなみに、この戦いのBGMが妖星乱舞。

実は最初に「心無い天使」を使ったキャラだったりする。でも弱い。セフィロスや聖天使アルテマとどっこいどっこい。アルテマ数発で沈む。

しかし、FF6のラストバトルは4連戦あり、味方全員の入れ替え制での参加になる。
前座として三闘神が具現化した神々の像との連戦があり、複数同時に出現しそれぞれが豊富な攻撃手段を持つ。
中には即死級のものも含まれるためゴーレムやリレイズで防がないと一軍メンバーでも次々脱落してしまう。

これらもケフカ戦の形態の1つと考えることが可能であり(実際ケフカは三闘神の魔力を自分のものとして行使している)、インターバルなしの連戦=ラスボスの形態変化とも言えるものであるため、それらをすべて含めればHPはかなり多いし、6のラストバトル自体はそう易しくはない。

DFFでのケフカ
CVは千葉繁で参戦。
千葉氏の熱演(怪演?)のおかげで非常に濃いキャラとなっており、はまり役と言われることも。
米声優(カカシ先生の人)も負けじとはっちゃけた演技をかまし、米版千葉とまで言わせた。もちろんアドリブあり

コンセプトはトリックスター。その特異な魔法が相手を翻弄する。
ほとんどのブレイブ魔法は牽制・追撃に使えるので厄介。しかし返されたら強力な魔法が自分めがけて飛ぶので注意が必要。

EXモードはあのラスボスの天使姿となり一層魔法が強力になる。
が、返されたr(ry
おまけに強面になりながらあの形相でスキップしたりケツかきながら横たわるためいろんな意味でこわいよ…


通常版では性能的にかなり残念だったが、UT、DDFFと作品を追う毎に追加技こそないものの各技の強化がなされるなど、スタッフの愛を感じるキャラである。
また、アドリブで勝手にイミテーションを給料制にしたり、ヴァンが「父親になったらスルメ食べながら勉強しろーというんだろう」と発言したりとフリーダム。

また、皇帝に「自分とは真逆の方向の策士」と評されるほどの策士。
アルティミシアからも「厄介な道化」と言われ、その働きぶりは原作同様の残忍さが伺える。

ライトニングからは
「な……んだ こいつは──!?」と引かれている




こんな彼だがシリアスな千葉さんの演技も必見。
クジャをコスモスの戦士に殺させようと企むダークな演技、最後の戦いで救いのない未来を嘆き破壊の衝動に溺れる様は真面目な意味で千葉氏の本気が伺える。


余談だが、ケフカに限って画面の前のプレイヤーが見えるという裏設定がある…らしい



以下噂話………?

◆魔導注入実験関連
FFシリーズ屈指のキ◯ガイさんであるケフカだが、こんな性格になってしまった原因は帝国の魔導注入実験にある。

「ケフカっていうのは最初の頃にシド博士に作られた魔導士だっていうぜ。
まだ技術的に問題があって、魔導の力は並外れたものになったが、心が壊れちまったっていう話だ」と作中で語られている。

なお、ラスボスの過去を仄めかすこのセリフだが、帝国のパブにいる雑魚兵士から期間限定で聞けるだけだったりする。
他にも「ストラゴスとリルムには血縁関係がない」など、FF6では割と重要な設定が一般の町人・村人から聞けるケースがしばしばある。

失われた魔法をガストラ帝国が魔導として復活させて間もない頃、人造魔導師を造る計画で最初の被験者にセリス・シェールが選ばれたが、ケフカがセリスを庇って代わりに実験台になり、魔導士となったが、魔導注入による副作用で精神が蝕まれてしまい………そしてその後魔大陸でセリスに拒絶され、その腹いせに皇帝を殺し、世界を崩壊させた………………という色々尾ひれがついた噂もある。
やたら裏設定が凝っているFF6ならありえるかも………と現在でも議論が続いている話題である。

DDFFのキャラクター図鑑にも『破たんした人格は魔導の力を注入した副作用によるものだが彼の本来の姿を知るものはいない。』と明記されている。
DFFの素材アクセサリである「狂乱の微笑み」のテキスト。

DFF>与えられた境遇を呪うより いっそ楽しんで生きる ……それもいい

DDFF>辛く苦しい過去があったとしても 楽しく生きられたら それでいい


◆LoV
そんな彼は、スクエニのアーケードゲーム『ロードオブヴァーミリオン』にもちゃっかり参戦。

コスト30で神族、移動速度は4でATKが65のDEFが75、攻撃属性は炎の単数。
特殊技は『ハイパードライブ』で範囲内の敵全てに炎属性のダメージをあたえる。範囲内の敵の数が少ないほど威力が上がる。さらに、防御力を一定時間下げる。
というもので、イラストレーターは天野喜孝氏である。



追記しろ!修正しろ!でないと、黒コゲだじょー!
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