シャイニングガンダム

「シャイニングガンダム」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

シャイニングガンダム - (2015/11/10 (火) 14:23:42) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/07/17(火) 01:36:10
更新日:2024/02/02 Fri 04:24:27
所要時間:約 7 分で読めます




出ろぉぉぉぉっ!ガンッダァァァァム!!


機動武闘伝Gガンダム」に登場するMF。

登録番号:GF13-017NJ
頭頂高:16.2m
本体重量:6.8t
装甲材質:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタル・ハイブリッド多層材

武装:
バルカン砲×2
マシンキャノン×2
ビームソード×2
シャイニングショット×2

ガンダムファイター:ドモン・カッシュ


ネオジャパンのミカムラ博士が第13回ガンダムファイト用として造り上げた機体。
他国のMFと比べても全く引けを取らない戦闘力を持つ。

コクピットは当然モビルトレースシステムを採用していて、流派東方不敗の技を完璧に再現できるだけの性能がある。
エネルギーマルチプライヤーを胸部に内蔵している他、アーティフィシャル・オーラ・ジェネレーター(人工気力発生装置)も搭載された。

普段は蓮型のMFキャリアーに格納されている他、地面や川の中など様々な場所に隠されておりドモンの呼び声に反応し出現する。

背中のバックパックは分離して「コアランダー」と呼ばれるホバー走行する車として運用可能。
ちなみにこれは必ずしも搭載しなければならないというわけでもないらしいが、自国の工業力やセンスをアピールする目的で搭載することが多いようだ。
また、ガンダムとは別にエネルギーをプールしておくことで、機体のエネルギーが不足した時にはコアランダーからエネルギー供給を行うことが可能。

最大の特徴は機体を変形させる機構を採用していることで、頭部に積まれたコンピューターがファイターの感情、特に「怒り」に反応して変形を行い、性能を上げる。複数の形態の内のどれを選択するかは怒りの度合いによって異なるという。
なお、この機構は機体やコンピューターを強制冷却させて負荷を軽減する意味合いもある。


◇バトルモード
フェイスカバーとアームカバーを展開する。


◇スーパーモード
バトルモードから更に頭部のフィンやダクトを展開し、腕や脚のブースター、肩のジェネレーターを稼働させて足首のアウトリガーを接地させた状態。
第7回大会で活躍したヤマトガンダムを彷彿とさせる姿となり、ノーマルモードの1.5倍の性能が出せる。
頭部のフィンとダクト及び真っ赤なマスクは歌舞伎の『暫』の主役の髪型と隈取りがモチーフ。
この展開は対戦相手への心理的威圧効果も狙っているらしい。が、ぶっちゃけガンダムの顔より中のドモンのテンションの方がコワイ気がする。
バトルモードまでとは段違いの攻撃力を発揮できる反面、乗り手が怒りに呑まれてしまうため隙が生まれやすく強敵相手では逆に弱点となってしまう場合もある。
この点は開発時からライゾウ・カッシュから指摘されていた。


◇真のスーパーモード
「怒り」ではなく「明鏡止水」の境地に達することで性能を限界以上まで引き出した状態。
ファイターと共に機体が金色に輝き、スーパーモードをも超える戦闘力を発揮する。
「ハイパーモード」と呼ばれることも。



○武装
  • バルカン砲
頭に内蔵。主に牽制などに使われる。
トリガーは脳波コントロールされている。
使用時にドモンがやたら気合を込めて武装名を叫ぶのが異彩を放つ。

  • マシンキャノン
胸に内蔵。
バルカンばかりで滅多に使ってもらえない可哀想な武器。

  • ビームソード
左腰にマウントされていて、ガンダリウム製の装甲も斬れる。
太刀と脇差のように長さがそれぞれ違っている。
ちなみに前期OP等では鍔元に「G GUNDAM」と表示されている。

  • シャイニングショット
アームカバーの裏に装備。
やっぱり滅多に使ってもらえない可哀想な武器。

  • 煙幕弾
1話でのみ使用した幻の装備。御丁寧にも白・青・赤のトリコロールカラーで塗り分けられている。



○必殺技
  • シャイニングフィンガー
液体金属で覆ったマニピュレーターを更にエネルギーで覆い、物体を掴んで握り潰す「黄金の指」。…むしろに見えるって?気にするな。俺は気にしない。
エネルギーはビームのように放出することも可能。
バトルモード以上で解禁となる。
「ガンダムファイト国際条約 第一条 頭部を破壊された者は失格となる」をダイレクトに反映した必殺技。

  • シャイニングフィンガーソード
シャイニングフィンガーのエネルギーが全部注ぎ込まれたビームソード。
凄まじい威力を持つがエネルギーの消耗も酷く、スーパーモードでないと使えない。

  • 超級覇王電影弾
流派東方不敗の技の一つ。
劇中ではクーロンガンダムとの合体技(師匠を打ち出すだけだが)で、単独で使うのはゴッドガンダムに乗り換えてから。

  • キング・オブ・ハート・シャイニングフィンガー
ギアナ高地でのデビルガンダム戦で見せたシャイニングフィンガー。
真のスーパーモードとなったうえで全身の黄金の輝きを右手に集中させ、その莫大なエネルギーをキングオブハートの紋章と共に叩き込むシャイニングガンダム最大の必殺技。

  • シャイニングフィンガーシュート
ときた版漫画で使用。
両手のシャイニングフィンガーのエネルギーを集めて球体状にし、打ち出す。

  • シャイニングフィンガーソード斬
これもときた版で使用。
シャイニングフィンガーソードを振り下ろして地表に斬撃を走らせ、進路上の敵機を真っ二つにする。



○劇中の活躍

ドモンが乗り込み、ネオイタリアのネロスガンダムを始めとする各国のガンダムと闘いながらデビルガンダムと兄のキョウジ・カッシュを追跡していた。
時にスーパーモードを発動させたりしながら各地で激戦を繰り広げ、新宿で遂にデビルガンダムと遭遇するが返り討ちに遭ってしまう。

その後、ギアナ高地での修行の末に明鏡止水の境地に至ったドモンが真のスーパーモードを発現させデビルガンダムを撃破する。
しかしこの直後エネルギーも底を尽き、更に東方不敗マスターガンダムの攻撃から自動操縦でドモンを守って腹に直撃をくらう。

最後はレインが遠隔操作で本機を動かし、ゴッドガンダムに機体のデータを転送してとうとう力尽き、その役割を終えた。
このシーンはまるでシャイニングが意思を持ってゴッドに後を託す様にも見える感動のシーンである。

後期OPではギアナ高地に残されたシャイニングの姿が描かれている。


ちなみにレインが直接乗り込んだこともある。
ドモンの時は黒に日の丸のスーツが、レインが乗る時はピンクと黒になる。
喘ぎ声が一々エロいのなんのって…ふぅ。




シャイニングガンダムを基に開発された対デビルガンダム用のMF。



■シェイディングガンダム

型式番号:JMF1337SD

「超級!機動武闘伝Gガンダム」に登場。

シャイニングのフレームと外装の予備を使って造った機体。
基本性能はシャイニング以上で、特殊素材製の装甲により色が黒い。機体の各所で光っているのは放出された余剰エネルギー。
対ドモン用の学習成長型自立CPU「データキョウジ」が組み込まれていて、パイロットを必要としない。

ドモンの実力を疑問視したカラト委員長が地球に送り込み、彼のシャイニングと何度か戦っている。
最後はドモンが発動させた怒りのスーパーモードで撃破された。



■ガンプラ

1/144、1/100、1/60、MG、HGFCで発売。
1/144、1/100、MGには恒例の金メッキスーパーモード仕様がある。

どれもパーツの差し替えや展開でスーパーモードに変形可能だが、1/144はバトルモードまで。別売りのグレードアップパーツを使うことでスーパーモードが再現できる。(脚はそのままだが)



■ゲーム

◇スパロボ
シャイニングフィンガーやフィンガーソードのおかげでかなり火力が高い。
その一方で、気力が上がらないと意味がない・最大射程が短い・対空性能が微妙と穴も多いが、それらを強化パーツ等で補うことに独特の味があるピーキーなユニット。
当初は機体性能の方も結構高かったが、最近はそうでもない。

基本的にゴッドが登場したらお役御免だが改造が引き継がれるので、改造しといても損はない。
一部作品ではレインがライジングの代わりに乗るので最後まで使える。


◇Gジェネ
こちらも攻撃力が高く、十分使っていけるだけの性能を持つ。
ゴッドがあまりに格闘戦・必殺技に特化し過ぎているため、中距離も(MP消費なしで)対応しているシャイニングの方が汎用性は遥かに上。
と言うわけでもなく、飛行能力を持つゴッドの方が得意の格闘戦を行うのに楽。
実際の運用してみると意外とシャイニングは使いづらい。勝っているのはエネミーフェイズ時に反撃が少しやりやすいぐらい。

ちなみにドモン以外の各キャラにもシャイニングフィンガーの専用台詞が用意されているので、色々試してみると面白い。

携帯機シリーズでも登場することがあり、ゴッドが登場しない場合は主力として使われる。(ゴッドが登場してシャイニングが登場しないパターンも)
余談だが、クロスドライブでは大破したシャイニングをレインが大改造してゴッドになる。



俺のこの手が光って唸る!
追記・修正しろと輝き叫ぶ!

必殺!

シャァァイニングゥ!フィンガァァァァ!!



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

  • マシンキャノンなんかあったっけ?ゴッドのなら知ってるけど -- 名無しさん (2013-08-01 08:22:05)
  • あるよ、ゴッドと同じ位置に…。使われないせいで印象に残らない……かわいそうなマシンキャノン -- 名無しさん (2013-08-01 11:33:01)
  • 超級の乗り換えイベントよかったなぁ。漫画でアニメ通りのやったら絶対興ざめだと思ってたからあの改変には感動したわ -- 名無しさん (2013-11-13 05:53:57)
  • マスクが開くギミックがすげえ好きだったので、ゴッドがハイパーモードでも顔がそのまんまだったのにはがっかりして、派手なのにクッソ地味に覚えたっけなw -- 名無しさん (2013-11-13 07:15:58)
  • 乗り換え後は敵に奪われて魔改造を受け、ライバル機として再登場すると思ってた。 -- 名無しさん (2013-11-18 09:47:51)
  • シャイニング先輩ターンX説があるのか -- 名無し (2013-11-18 11:12:52)
  • ボンボンの模型を使った連載だと、マスターガンダムの腕に侵食されて巨大化したデビルシャイニングになってたよ。主人公機が1/144に対して、デビルシャイニングは1/60 サイズだった。 -- 名無しさん (2013-12-18 21:09:44)
  • ↑4フェイスオープンのかわりにパイロットの顔になりました -- 名無しさん (2014-03-06 05:07:49)
  • ゴッドもいいけどシャイニングのデザインは武士の鎧みたいな渋い感じで好みだな -- 名無しさん (2014-05-30 12:41:17)
  • 完全にぶっ壊れた為、ゴッド登場後は完全に出番がなくなった…と思いきや、後半OPでは腹をえぐられた姿で毎回映っていた。本編に登場しなくなった機体としては破格の扱いだろう。 -- 名無しさん (2014-05-30 17:56:13)
名前:
コメント: