WANDS

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WANDS - (2014/07/27 (日) 19:36:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/09/16(月) 21:00:56
更新日:2023/10/06 Fri 16:49:39
所要時間:約 4 分で読めます




WANDS(ワンズ)とは1991~2000年まで活動していたロックバンド。
ZARD、B'z、大黒摩季らとともに90年代初頭のビーイングブームを支えた。

<沿革>
1991年、上杉昇・柴崎浩・大島康祐の3人(第1期)でデビューシングル「寂しさは秋の色」をリリース。

翌年7月、大島が脱退。キーボードに木村真也が加入(第2期)。
同10月、中山美穂&WANDS名義で「世界中の誰よりきっと」発売。
これにより知名度が上昇し、既に発売されていた3rdシングル「もっと強く抱きしめたなら」がミリオンセールスを記録。

1993年にはシングル「時の扉」「愛を語るより口づけをかわそう」、
アルバム「時の扉」「Little Bit…」の4作品がミリオンヒットし、人気を確立した。

以降も立て続けにシングル、アルバムをヒットさせたのだが、
1996年、上杉と柴崎が音楽性の違いを理由に脱退。

残った木村は、ボーカルに和久二郎、ギターに杉元一生を迎えWANDSを再始動させる(第3期)。

1999年までにシングル4枚、アルバム1枚をリリースするが売り上げは振るわず、

2000年、予定されていたライブを待たず解体

以降はビーイング側の企画でメンバー非公認のベスト盤がリリースされたり、
90年代のヒット曲を集めたコンピレーションアルバムに楽曲が収録されたりしている。


<メンバー>
上杉昇
1期・2期ボーカル。作詞・作曲も行った。
現在はソロに加え、バンド「猫騙」を結成し活動中。
(容姿は変わり果ててしまったが…。)

柴崎浩
1期・2期のギター担当。現在はabingdon boys schoolなどで活動中。

大島康祐
1期キーボード担当。現在は作曲家・編曲家として活動。
1期のリーダーであり、バンド名も彼(とプロデューサー)が付けた。

木村真也
2期・3期に掛けてキーボードを担った。現在は作曲家・編曲家として活動。

和久二郎
3期のボーカルを担当。元ジャニーズJrの経歴を持つ。
現在は「松元治郎」名義でソロ活動。

杉元一生
3期ギター。現在「安保"Suginho"一生」名義で作曲活動などを行っている。


<バンド名の由来>
タロットカードの「幸福の杖(WAND)」より。情熱・理想に向かって進むという意味が込められていた。
後に上杉が自分の英文表記を「Wesugi」に変え、「Wesugi AND Shibasaki」の略称の意味を追加した。
なお第3期になっても「Waku AND Sugimoto」でちゃんとWANDSになっている。


<主な楽曲>
※ ◇…第1期、◆…第2期、☆…第3期

◇もっと強く抱きしめたなら
自身初のミリオンヒットシングルで代名詞的楽曲。
WANDSといえばこの曲という意見が多いだろう。

◆時の扉
上記に続いてのミリオンセラー。頭に残りやすいポップな一曲。

◆愛を語るより口づけをかわそう
さらに上記に続いてのミリオン達成シングル。

◆世界が終るまでは…
言わずと知れた「SLAM DUNK」第2期エンディングテーマ。
皮肉な事に世界が終る前にWANDSが終ってしまった…

☆錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
「ドラゴンボールGT」第4期エンディングテーマ。
物寂しさ漂うミディアムナンバー。

明日もし君が壊れても
東映版「遊☆戯☆王」エンディングテーマ。
WANDS全体でみても完成度と人気の高いパワーバラード。

FREEZE
ラストシングルのB面で、PS用ソフト「Cybernetic EMPIRE」イメージソング。
疾走感溢れる埋もれてしまった一曲。






世界が終る前に満開の花が似合いの追記・修正をお願いします。

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