登録日:2013/10/12(土) 21:33:14
更新日:2025/02/16 Sun 21:22:38
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第3期
WANDS4枚目、通算15枚目にして最後のシングル。
タイトルは「」を付けるのが正しい表記。でも大抵忘れられる。
…ってかこのシングル自体忘れられている。
オリコン最高位32位、売上枚数は1.5万枚と、
WANDS史上最低の売り上げとなってしまった。
(現に、デビューシングルよりも売れなかった)
今作のリリース後、3期
WANDSは最初で最後のオリジナルアルバム「AWAKE」を発売。
その後、
WANDSとしては最後のCD(ベストアルバム)をリリースし、バンドは解体した。
<楽曲紹介>
◆「今日、ナニカノハズミデ生きている」
作詞:AZUKI七 /作曲:三好誠/編曲:
WANDS
前奏から後奏まで、全体的にキーボードのサウンドが強調された一曲。
歌詞には人生や恋愛の苦悩が綴られており、どこか憂鬱な雰囲気が漂っている。
曲調は他の楽曲に比べ非常に単調で、サビも気づいたら終わっているくらい地味である。
だが、終始鳴り続けるキーボードサウンドは耳によく残るであろう。
1番までのショートPVも撮影されている。
◆FREEZE
作詞・作曲:杉元一生/編曲:
WANDS
曲は静寂から音が増えていく形で始まる。
低いドラムやギターが鳴り響き、リスナーに期待と不安を抱かせる。
しばらくすると流れるようなピアノのサウンドが加わり、それはこちらに近づいてくるように、徐々に大きくなる…
そしてそれらの音が最も大きくなった瞬間…無音。
演奏が終わったかと思った、束の間…
なんともインパクトのある歌い出しで、歌がスタートする。
君(彼女)に浮気相手がいるのを感づき、フラれることを悟った男のもどかしい心情を歌っている。
歌い出しもさることながら、以降のサビも狂って…というより氷押しでおり、
そして最終的には
どう見ても病気です。本当にあ(ry
…とまあ、歌詞の方はアレなのだが、曲の方は非常にかっこいい。
激しいギターに、それを引き立てるキーボード、そして曲を加速させる打ち込みサウンド…
疾走感溢れる楽曲は、聞けばテンション上がること間違いなし。
そしてB面でありながら、PS用ソフト「Cybernetic EMPIRE」のイメージソングに起用されている。
…こっちA面のほうが売れたんじゃね?
ちなみに上記の"最後のCD"である「BEST OF WANDS HISTORY」には、この曲がA面を差し置いて収録されている。
やはりこっちの方がBESTだったようだ。
余談
2021年初頭、第3期のボーカル和久次郎(現・松元治郎)のインタビューがwebに掲載された際
曲名こそ4枚目のシングルという呼び方でタイトルこそぼかされたものの、本楽曲を渡された時の所感をこう語っている
「初めて音源を渡されたとき、『他にいい曲があるのに、なんでこの曲なんだろう』と感じたんです。メンバー3人とも、同じ気持ちだった。きっと事務所の方針だったのでしょうが、当時、僕らが意見を言える場もなかったので、そのままあきらめてCDを出しました」(原文ママ)
その結果前作から売り上げがガタ落ちし、その直後に
WANDS解体を言い渡されたという
追記修正の際は、お使いの機器がナニカノハズミデFREEZEしないよう気をつけながらお願いします。
- ナニカサレタヨウダに見えて仕方ない -- 名無しさん (2013-10-13 17:38:39)
最終更新:2025年02月16日 21:22