SOUND VOLTEX

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SOUND VOLTEX - (2017/08/04 (金) 07:22:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/17 Sun 19:43:41
更新日:2024/05/01 Wed 14:11:50
所要時間:約 6 分で読めます




SOUND VOLTEXとは、KONAMIが開発した「究極の音楽ゲームを創る」をコンセプトにした音ゲーである

略称は「SDVX」「ボルテ」が公式の発言で見られる。「サンボル」の方がしっくりくるという声も。

ルールは、画面奥から来るチップやデバイスを弐寺やポップンのようにタイミング良く叩き、規定ゲージを越えていればクリアのタイプのゲームである


画面はこんな感じ


   /\
  /  \
 /    \
/______\
○□ □ □ □○
 ■■  ■■

2013/6/5より二作目となるSOUND VOLTEX II -infinite infection-が稼働。
2014/11/20より三作目(現行最新作)のSOUND VOLTEX III GRAVITY WARS が好評稼働中。

操作について

□ ショートオブジェクト
言わずもがな流れてくるチップを叩くだけ
Ⅱから白ボタンの「チップBT」と黒ボタンの「チップFX」に分化


○ アナログデバイス
プレイヤーからの愛称は「つまみ(ツマミ)」
このゲームには、チップの他に
    
   
  
  
    
    
このようなラインが流れて来る時がある
このラインに△が重なるように合わせ、はみ出さないように回すこのゲームのキモ

重なっている間はスコアとゲージが増えるが、はみ出してしまうと重ね直さないとゲージが減り続ける

また、つまみはある程度補正がかかっている。多少なら回す速度が早くとも遅くともラインに重なってくれる優しい仕様。

ちなみに

└───┐
    |
みたいなラインが来たら、グイッと一気に回す。
ただし、あまり回しすぎると反応しないので、90度くらい回すのがコツ。

ジューンッ


曲によってはコレをやると画面が一回転する事もある

Ⅲからはアナログラインの始点固定が廃止(どこからでもラインが始まる)、レーン飛び出しなどの新要素が追加。

■■ チャージオブジェクト(ロング)
黄色がかった長いオブジェクト
所謂DDRで言うフリーズアローのようなモノ
DDRとは異なり、押し続けることでコンボが増える
逆にボタンを離すとゲージが減り続ける
最初はチャージオブジェクトをショートオブジェクトの同時押しと間違える人もいるらしい
Ⅱから白ボタンの「ロングBT」と黒ボタンの「ロングFX」に分化


SDVXの醍醐味として、後述の2つのオブジェクトを華麗にキメると楽曲に様々なエフェクトがかかる
勿論難易度ごとに譜面も違うので実際にプレイして聞いてみよう


さらにこのゲームは

自分で作った曲がKONAMIの目に止まったらその曲が公式でプレイ出来る

と言うプレイヤー参加型のゲームで、要するにKONAMIの出しているテーマに沿って曲を作り、それを投稿する事により、自分達で良いゲームにしようと言うのがこのゲームの本質らしい。

募集は「SOUND VOLTEX FLOOR」で行われるため、作り終えたらここに投稿することとなる。
また、サンボル以外の機種でも今後の一般募集はここで行われる事になるため、サイト名は覚えて置いて損はない。
直近ではポップンに関する楽曲・ボーカル募集が行われた。


しかし、このゲームの曲のほとんどが、実はニコニコ動画からの投稿者による提供であるため、一部からは敬遠されているのだ。

ゲーム自体は面白いのだが、曲の投稿者が投稿者だけあって、一部からはニコ厨発見機などと言われているらしい……

しかし、メーカーが選抜するだけあってリミックス・オリジナルともに実力者が揃っており、意外に良曲も多い。
人を選ぶ曲も少なくはないけど…

あまり注目されないが、ジャケットの投稿者は更に幅広いが、スタッフすらふざけまくっているのはご愛嬌
.wacさん家のwac君とか.
基本的に女の子が可愛い
.一部の子は、エイプリルフールの際に名前と設定が公開された.

総じて好き嫌いの分かれやすいゲームだと言える。
歌ってみたVOCALOIDもダメな方は、インスト曲から手を出してみると、ゲームに集中できるかも。
また、リミックス曲は他機種から色々な曲が収録されている。
Second HeavenやREDZONEのリミックスがちょっとアレだったために槍玉に上げられてるが、他の曲は原曲を活かしてたり、大胆なアレンジだったり。

VOCALOIDを使用してるリミックスも少なくないが、原曲ボーカルを流用した曲や、インスト曲のリミックスもある。

{追記者としては、ガッテンだ!とBrokenがオススメ。
ボカロに抵抗がないなら、Diamond Dustも。

さらに付け加えるならば、FLOWERもプレイしてみていただきたい。 }


また、BEMANIシリーズとしては始めて東方アレンジ曲VOCALOIDオリジナル曲を配信したゲームでもある。
前者はZUN氏(上海アリス幻樂団)から直接楽曲・キャラの使用許可を得ているとのこと。
アピールカードコンテストやFLOORでの東方楽曲リミックスコンテストなども定期開催している。
後者は主にGUMIを使った楽曲が中心でこちらもオリジナル楽曲コンテストが開かれていた。
どちらも配信の追加速度が半端無く、CD発売日の翌日に収録、博麗神社例大祭での領布と同時に収録などはよくあること。

やはり人を選ぶ収録ではあるが、現在では概ね好意的に受け止められており、新規ユーザーの獲得にも貢献している。


〜用語〜

  • NOV ADV EXH INF(GRV)
それぞれの難易度の頭3文字をとったもの、各難易度の色に合わせて
青、黄、赤、虹と呼ばれることも。
Ⅲから追加のGRV譜面はINFと同難易度(どちらも第4の譜面)。

  • スキルアナライザー
beatmaniaIIDXなどでいう段位認定にあたるモード、ケージが100%からスタートし
指定された3曲をケージが0%にならないようにプレイしきればクリア、0%となったら途中終了である。
また、クリアしたレベルに応じてコインでの遊べる難易度の制限が撤廃されるため。実力がついてきたと感じたら
挑戦しておいて損はない。

  • ごりら、剛力羅
音ゲーにおける超人プレイヤーに対する敬称だが。SDVXでは「ごりらがいるんだ」という楽曲の影響でひらがなで表記されるのが
定評となっている。また、スキルアナライザーのLv.10の称号が剛力羅(ごりら)のため漢字で剛力羅となっている場合は
スキルアナライザーLv.10をクリアした人のことを指すことが大半。
(定期的にスキルアナライザーの対象曲が変化しており、各回を選んで挑戦できる仕様となっているが。
全てをクリアしていると称号部分に変化が現れるためそちらをとっている人は後光剛力羅と呼ばれることも)

  • フカセトラップ
別名偽交差、2つのつまみが交差していると見せかけて中央で折り返している地帯のこと。
単純だが引っかかりやすく、引っかかってしまうとつまみが大きく外れてケージが大きく削られてしまう。
名前の由来は最初にこれが出てくる譜面を作成したPHQUASE(フカセ)氏。
一度交差した状態から偽交差に入る地帯に関しても、最初にこの配置を使用した月刊ミズタニ氏から
ミズタニトラップと呼ばれている。
最近はEXH譜面だけでなくADV譜面にも出現するようになっており。中級者も注意が必要。

  • ポリシーブレイク
BEMANIオリジナル楽曲を移植するイベント、SDVXのBEMANIシリーズの楽曲はいれないというポリシーに反する
楽曲収録のため。ポリシーブレイクとなっている。解禁方法はいたって単純で規定回数移植元の機種でプレイしてから、
SDVX側で解禁する仕組みとなっている。

  • よしたかトルネード
元はjubeatにおけるDJ YOSHITAKA作曲のEvansなどの譜面に登場する回転するように配置された地帯のことを
指すが、SDVXでは同じく彼が作曲のVALLIS-NELIA[EXH]に登場する。画面が回転する演出中にも関わらず
鍵盤が容赦なく降り注ぐ地帯のことを指す。当然譜面など見えるはずもなく覚えゲーかつまみを捨てるかのどっちかを強いられる。
同様の地帯は打打打打打打打[INF]にも登場するが、こちらは縦連のみのためあまり覚えなくても突破可能。

〜楽曲〜
◆FLOWER REDALiCE Remix
このゲームの現在のボス曲。 後述する曲の登場で過去に。頭一つ抜けた難易度で、油断した上級者をあっさり打ち砕く。
原曲を残したまま非常にカッコイイリミックスに仕上がっている。
後にINF譜面が追加、同じく15だが全体的に強化されているため。EXHができるレベルではあっさり打ち砕かれることも。

◆冥Rockin'SWING REMIX
弐寺のカリスマがリミックスになってやってきた。Lv15としては弱いが、それでもLv14とは一線を画す難しさ。やっぱりカリスマ
DDRと同じくウイニングランから本番。問題は解禁条件がかなり厳しいこと。
こちらも後にINF譜面が追加され、SDVX内どころかBEMANIシリーズでも最高クラスの3333CHAIN(コンボ)を達成した。
(ちなみに、コンボ数のせいでEXH以上にケージが伸びずらくなっている。)

◆香港功夫大旋風
「SOUND VOLTEX FLOOR」から登場した超・つまみ曲。
下位譜面ですらつまみがかなり強く、上位譜面はあまりの複雑さに鬼トレ譜面とまで呼ばれている。
元のスクラッチも荒ぶっており、弐寺に移植したら間違いなく皿曲。

ヤサイマシ☆ニンニクアブラオオメ
スーパー電波曲。聞いたら耳から離れない。Lv13の電波曲だが意外と強い。
ボルテ軒をよろしくね。お兄ちゃん♪
また、突撃!ガラスのニーソ姫と恋する☆宇宙戦争っ!!もリミックスとしてボルテ入りしている。

★チルノのパーフェクトさんすう教室
この曲が来ようとは誰が予想できたか…IOSYSが本業?の東方project楽曲アレンジで登場。
Lv13だが、「バーカバーカ」が案の定直角なため、つまみ耐性が問われる。
ラストには鍵盤まで混じる、頭がこんがらがるようなら無視するのも手。
INF譜面は15相応の難易度だったのがⅢで何故か14に降格し猛威を振るっている。

●good high school
本作入門にピッタリなインスト曲。
歌ってみたVOCALOIDもダメな人にも自信を持ってオススメできる曲であり、難易度も控えめ。
ただし、上位譜面はつまみがちょっと複雑なので注意。

●U&M
本作入門にピッタリなボカロ曲
VOCALOIDなら大丈夫、と言う方にオススメ。難易度も控えめで、こちらは上位譜面でもバランスの良い譜面。

▲Second Heaven Lamaze-REMIX
投稿者の有名作品の通り色々吹っ切れてる、例を見ないアレンジ曲
神曲が台無しとみるか、珍しいアレンジと見るかは人それぞれ。
ちなみにこの曲の投稿者は別の音ゲーで野菜ジュース嫌いを大量に生産している

▲金縛りの逢を
GUMIオリジナル楽曲コンテストで追加、作曲者ははるなば
EXHはLv.15相当の片手処理が大量に盛り込まれており、ボカロのイベント曲ということで
油断していた人達をまとめて返り討ちにした。後々ポップンミュージックにも移植された。

☆大宇宙ステージ
作曲者はマリオの耳コピで有名な黒魔、EXHの前半とラストにある16分乱打が有名、
できる人はLv.15の中でも最初にクリアでき、逆にダメな人はほかの15ができてこれが全然
できないことも。
ⅢでLv.16のGRV譜面が追加、乱打が更に悪化パワーアップして襲いかかる。
\ERROR/ \ERROR/ \ERROR/ \ERROR/

☆Booth of fighters
作曲者はRoughSketch、通称Bof 後半に隣接2つ同時押しの12分連続階段が襲い掛かり
早く不規則なのもそうだが4レーンしかない中での同時押し階段なため、縦連乱打といってもよく
上記の大宇宙ステージとともに多くの難民を産出している。
ちなみに地味に歌詞がついており、こちらを応援するアツいものとなっている。
そのせいで応戦されながらぶちのめされるという奇妙なことになっていると言えなくもない。

★HYENA
 連動イベントである熱闘!BEMANIスタジアム!にて収録された楽曲、作曲者はHommarju
連動楽曲であるため、多数の機種に収録され、どれもトリル(交互連打)の多さが目立つが、
このゲームに至ってはそんな話ではなく。

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|_________
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|
 こんな形のまるで交互連打をアナログデバイス(つまみ)に置き換えたかのような直角ラッシュが
大量に飛んでくる。まるで小腸だ!

◆#Fairy_Joke_#SDVX_Edit
東方project楽曲のアレンジ、原曲は東方紅魔郷のルーネイトエルフ。アレンジはuno(IOSYS)。通称die妖精。
NOVとADVの両方でつまみがメインだが、一番の問題はEXH譜面で、とにかく曲線型かつ左右非対称の難解つまみがひたすら襲い掛かる、
ため、常につまみの色をよく認識して動かさないとあっという間にケージがぶっ飛ぶ。所謂脳トレ譜面。

なお、曲線つまみの難解譜面は、エフェクト担当の松戸こと、Hirayasu Matsudoが作る譜面に
よくある傾向であるためか 譜面傾向:松戸 とされることもしばしば。
(fairy dancing in lake[EXH]やミライプリズム[INF]をやってみるとわかりやすいはず。)

◆KHAMEN BREAK
 連動イベントである発見!よみがえったBEMANI遺跡の新曲の一つ。BEMANIアーティスト達が6人組で合作曲を制作しており、
チーム名の「くふおー」はCody、泉陸奥彦、wac、DJ TOTTO、TAG、Hommarjuから成る。その実態は同イベント最大のネタ曲
そしてINF譜面がこの曲の真の姿であり、FXエフェクトに各パートを担当したアーティストの代表曲を割り当て、曲中でマッシュアップを行うという全く新しいエフェクトが展開されている。
HommerjuパートのHYENAつまみ、間奏のFXロング+16分乱打、TOTTOパートの出張つまみ、全Lv.14第4位の2156CHAINなど明らかに14を逸脱しており、
Lv.15のEXHと大差無い超詐称譜面として名高い。


★Max Burning!!
KAC2012(コナミ主催のアーケードゲーム公式大会)の決勝戦で公開された楽曲、作曲者はBlackY
すなわち「KACオリジナル楽曲コンテスト」の最優秀楽曲ということでもある
公式大会での決勝戦という舞台で公開された楽曲にもかかわらず内容は多数の初見殺しが占める
これについてこの楽曲のエフェクトを担当...つまり譜面作成者であるPHQUASEは「TRACK CRASH(クリア失敗)させるつもりで作った」
と語っている。そのあまりの難しさと初見殺しっぷりに、決勝戦まで残っていたLAV1S.氏は「フカセ絶対許さないんで」という名言を放った。
後に公開されたLv.16の楽曲によって最強の座から降りたと思われたが、後にLv.16のINF譜面が追加され再び最強クラスの楽曲となった。

★For Ultra Players
 KAC2013の決勝戦で公開された2つの楽曲の2つ目の楽曲、作曲者はcosMo@暴走P
1曲目のBangin' Burstと同じく、Lv.16という新設難易度に設定された。曲名の意訳は「ごりら達へ」といったところか、
エフェクト担当はPHQUASE ver.II...つまり上記のMaxBurning!!と同じあのフカセである。もうこの時点で嫌な予感しかしない、
そしてやはりともいうべきか譜面はLv.16の名に恥じない鬼畜譜面、特にブレイク地帯を抜けた後は、
曲の終わりまでひたすら発狂が待っている。もはや許してもらおうなんて気を一切感じさせない
 初のLv.16二曲のあまりの鬼畜具合に優勝者であり全曲PUC(パーフェクト)であったXD2.BOT氏は表彰前に
「さよなら僕の全曲PUC」という名言と、表彰終了後には「やっぱりフカセ絶対許さないんで」という名言を残した。
やはり許されない

★Everlasting Message
 KAC2014の決勝戦で公開された楽曲、作曲者はぺのれり
...なのだが、ボルテスタッフ陣のミスと言う名のコンマイクオリティによって名前だけ発表され、肝心の楽曲が再最終決勝が行われるまで1ヶ月以上
お蔵入りになっていたという経緯を持つ。この時PHQUASEが放った「アルトラ名曲なんで」はこの騒動を象徴する迷言として語り継がれた。
ボス曲としての威厳を感じさせる前3曲と違い、KAC決勝戦という最高の舞台を演出するかの如く綺麗で明るいエンディングのような曲調。
しかしそこはボス曲、4譜面目のLV.16でありエフェクトはやはりPHQUASE、それもPHQUASE foreverへと進化している。
譜面もⅢの新要素がフル搭載、加えて鍵盤発狂、片手処理、出張の連続、非常に重いゲージ、例によって意味不明なつまみ等難要素のオンパレード
 その譜面の凶悪さたるや、なんと決勝に残ったファイナリスト2名が共にTRACK CRASH。プレー後には
TRICK.「メッセージはちゃんと届きました」
XD2.BOT(えつや)「フカセ永遠に許さないんで」
と恒例の名(迷)言が飛び出すに至った。

そんなどうしようのない譜面も3週間後にはチャンピオンのえつや氏によってPUCが達成されてしまった。フカセとごりら達の戦いはまだ続く...

★Lachryma《Re:Queen’M》
 5th KACの決勝戦で公開された楽曲、作曲者はかねこちはる
ジャケットを飾っているのは敵ボスキャラとして登場したグレイス胸PAD装備
最初からクワイアが鳴り響くボスの威厳を感じる曲調に加え、案の定PHQUASE、それもPHQUASE lūciferの名を冠する進化したフカセ譜面は、
ロングを処理しながら16分処理、12分鍵盤と8分FX混フレ、やっぱり自重しない意味不明なつまみ芸、
挙句の果てには譜面が流れるレーンが消え、上部にジャケットと同じグレイスが出現すると言う新たな殺し要素を披露。
時間をかけ、回数をこなして行けばPUCを達成するキチガイプレイヤーが現れるこのゲームにおいて、
2016年1月30日の一般公開から2年半以上の間PUC達成者が現れていないと言う文字通りの最強譜面。
翌年の全国大会初出の同格とされた曲が公開初日でPUC達成されている事には触れてはいけない


他にも曲が沢山あるので、自分に適した曲を探して遊ぶべし。
公式サイトで少しだけ試聴が出来るので、そこで判断しておけば迷わずに済むかも。


 「追記・修正よろしくデス!


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