No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車

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No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車 - (2014/05/06 (火) 17:03:07) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/05/05 (月曜日) 22:06:02
更新日:2024/02/23 Fri 22:08:14
所要時間:約 5 分で読めます





対局は一瞬の閃き!

カイト、お前がいかに強力なモンスターを召喚しようが
それを読み切っていれば怖くない!


現れろ、No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車!!


No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車は漫画版遊戯王ZEXALに登場したナンバーズの一枚。

●作中での活躍

八雲興司の手下である飛車角が使用した。対天城カイトにて登場した。
名前通り、将棋の飛車をモチーフとし、車輪の中に飛車の駒が入っている。また、自身の胸(?)に「72」の刻印が書かれている。

原作での効果は大まかに言うと以下のとおり。

●オーバーレイユニットを1つ使い、自身以外の縦列のカードを破壊する。
●フィールド上に永続トラップ「ライン・プロモーション」が存在する時、更に破壊する相手モンスターの真横のモンスターを破壊できる。

元ネタにちなんだ効果となっており、生きる通常トラップ「爆導索」となっている。
後者の効果を発揮する際は、飛車の駒が龍王に成る演出がなされた。

この効果でカイトのエースである銀河眼の光子竜を破壊し相手を圧倒。

フィールド魔法「ラインワールド」と専用の死者蘇生である「ラインワールド・リバイバル」で、
カイトから奪った銀河眼や飛車角のエースであるチャリオッツ・飛車でカイトに更なる攻撃を図るが、
トラップカード「ファイナル・ライフガードナー」で耐えられる。

その次のターン、カイトはトラップカード「エターナル・ボンド」で銀河眼を取り戻し、
更に他のフォトンモンスターの攻撃力を貰った銀河眼でチャリオッツ・飛車を撃破、飛車角は敗北した。

効果名は「ローリング・クラッシュ」。

飛車角のデッキは将棋デッキであり、「カードの位置」に関する効果を持っていた。
同カードや「ラインモンスター Kホース 」もその一つ。


●OCG版

漫画版遊戯王ZEXAL5巻では付属カードとしてOCG化された。

No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/地属性/獣戦士族/ATK 2500/DEF 1200
レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体と
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。
この効果を発動したターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。

OCG化に至り、コストとなるオーバーレイユニットの増加、対象範囲の縮小、そして戦闘ダメージの半減の効果が付加された。

GX期のパックである「サイバーダーク・インパクト」以来の
本格的な「カードの位置」関係の効果を持つ効果が付くかと思われたが、元ネタとは遠い効果となった。
一応、漫画では範囲しきれない部分を処理する事が可能となった。

同ランクのライバルは「甲虫装機エクサビートル」「セイクリッド・トレミスM7」で、どれも破壊を介さない除去の効果を持っている。
このままでは厳しいので伏せられた魔法・トラップカードを破壊できること獣戦士族を活かした特性を活かしていきたい。

特に素材縛り無しでは「ガントレット・シューター」と並び貴重であり、更に獣戦士族デッキの炎星デッキなら更に有効活用出来るのであろう。

更にこのカードは「No.」なのでNo.6 先史遺産アトランタルで装備が利くと言う利点もある。
カメラでもいいのだが、地属性と言う事も逆手にとりガイアと属性が同じ事に着目し、マテゲデッキにおいて無理矢理ジャンクコレクターの効果でワンショットするルートも有る。
ちなみに上記で必要なエクストラ枚数は12枚らしい。


●その他

ちなみに余談だが、このカードはOCG化の際に漫画版通りに「ラインモンスター」が名前に付いたが、
Mr.ハートランドの使用したNo.82 ハートランドラコには「ハートモンスター」が付かなかった。
そのため「ラインモンスターっているの?」とさんざんネタにされたが、後に他のラインモンスターがOCG化されたため
現在は「ハート」カテゴリのあるハートランドラコと違う「ラインモンスター」カテゴリを残されたモンスター扱いとなっている。

追記・修正は将棋の上手いデュエリストのみお願いします。


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