アゴニィ(ニンジャスレイヤー)

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アゴニィ(ニンジャスレイヤー) - (2014/09/28 (日) 08:23:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/9/28 (曜日) 08:24:00
更新日:2024/03/19 Tue 22:17:39
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(ニンジャスレイヤー)(ドM)(ドS)(変態)


アゴニィとはニンジャスレイヤーに登場するニンジャであり、変態である。

◆概要な◆

初登場は「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」。
ジアゲ・ファンド(地上げ屋の事か)の経営者タメジマがバー「ヨタモノ」の立ち退きを行う最後の手段として依頼したソウカイヤから派遣されたニンジャ。
ひょろく背の高い痩せた体を全身型のレザースーツに身を包み、その上から大量のタタミ針を全身に突き刺しているというおぞましい容姿をしている。コワイ!
その上、割と丁寧な口調の会話の端々に恍惚としたよがり声を漏らし、身をくねらせるなどスゴイアブナイ・アトモスフィアを醸し出し、初対面のタメジマに即座に後悔と恐怖を覚えさせた。
そんな彼(?)は超被虐・嗜虐嗜好の持ち主。言うなればドMにしてドS。
全身に針をぶっ刺す様なマゾ行為を常時続けているかと思えば、標的となった人間に針を突き刺して「オブジェ」とするという残虐行為も平然と行う。

「キックアウト~」後半にてタメジマと共に「ヨタモノ」に来訪。
店内にいたDJやパンクス(不良的な意味合い)達を次々と「オブジェ」に変えていき、タメジマも屈強なバウンサーを盾に度々立ち退きを拒み続けていたオーナーに対して威圧的態度をとる。
……しかし突如、共にやってきたタメジマさえも殺害する。
アゴニィは最初からソウカイヤが土地を総取りする為に派遣されたニンジャだったのだ。
店内を恐怖で支配して暴虐の限りを尽くす彼だったが、我らが殺戮者・ニンジャスレイヤーがその場に現れる。
交戦を開始すると最初こそ己のジツでニンジャスレイヤーをてこずらせるが、ナラクの意識が表層に出てきた事で状況は一変する。
スリケンを四肢に突き刺されて磔にされると、ジツの性質を見抜いたナラクによって脊髄の一部を引き千切られて痛覚を失ってジツを無力化されてしまう。
その後は爪先から点火されて松明めいて燃え上がり、彼にできるのは情けない悲鳴上げて命乞いをする他になかった。
罪無き人々を残酷に殺したいだけ殺した挙句、苦しめられながらブザマを晒す姿は正にインガオホー。
最期はニンジャスレイヤーにチョップで脳天を砕かれ、爆発四散した。

◆ワザ◆ジツ◆

ひょろい体型に似合わず、体に刺さった針をニンジャ筋力のみの力で発射するという奇妙なカラテを使う。
その狙いはかなり精密らしく、標的の正中線に8本の針を一直線に並べる様に射抜く事も可能。
全方位発射や一点集中などもこなせるなど、かなり器用である。
また弾切れ対策の為に、バイオ巾着袋を腰に下げ、その中に予備の針を用意している。
イタミニンジャ・クランという他者に自分が与えた、または他者が自分に与えた苦痛を力に変換するジツを使うクランに属するニンジャのソウル憑依者であり、人間を「オブジェ」にするのは趣味と実益を兼ねている。
作中でもニンジャスレイヤーの攻撃をノーガードで受けていた。
ちなみに自分で自分を傷付けてもジツは働かないらしく、自分に針を刺しているのはジツとは関係ない。
ナラク曰く同クランのグレーターニンジャともなれば首だけになっても生きているそうだが、アゴニィがそこまでの事ができなかったのを見るに彼に憑依するソウルは格下位階のレッサーニンジャのものだったと思われる。

◆余談な◆

「キックアウト~」はボーイ・ミーツ・ガールのジュブナイル的エピソードであり、ネオサイタマに生きる高校生の日常と苦悩、モータル(一般人)から見たニンジャの恐ろしさを書いた忍殺アトモスフィアを理解する為の初心者向けエピソードとしてよく挙げられる。
だがいかんせん、アゴニィのインパクトが強すぎる為、ニュービーの急性ニンジャ・リアリティ・ショックを懸念するヘッズも少なくない。
しかし彼の様なインパクト絶大なニンジャで耐性を付ける事で、更なるNRSの心配なく作品を読み進める事ができ……欺瞞!
物理書籍版PVの第2弾にも登場。動きがついてやっぱりコワイ!
「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」の「キックアウト~」コミカライズにより他コミカライズに先駆けて登場した。

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