アクア・メルゲ

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アクア・メルゲ - (2015/01/19 (月) 01:39:21) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2015/01/19 Mon 01:39:21
更新日:2023/11/11 Sat 18:02:52
所要時間:約 3 分で読めます













否男はもういないがメルゲイナーの心は忘れない!






《アクア・メルゲ》は、デュエル・マスターズのクリーチャー。

概要


貴殿が良き戦士と出会い、共に戦えることを望まん。――アクア・メルゲ

DM-37で登場したリキッド・ピープル

アクア・メルゲ 水文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000
自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。

見ての通り《アクア・ビークル》の完全上位互換のひとつ。
コストが非常に軽いうえに、捨てながら引けるため墓地肥やしを手札を切らさずに行うことができる。
なお捨てたら引くのは強制。ライブラリアウトに注意…そこまで引けない気もしなくもないけど。

コントロールでは使い勝手から《エマージェンシー・タイフーン》を優先させるケースが多かったが、
ビートダウンでは墓地進化の種を捨てながら手札を切らすこともないため、【青黒メルゲ墓地進化速攻】ではキーカードになっていた。

同弾の《否男》とはコンビを組んでおり、《電脳妖魔メルゲイナー》なんてクリーチャーになっている。

否男 闇文明 (2)
クリーチャー:ヘドリアン 2000
B・ソウル
いずれかの墓地にカードが置かれた時、そのターン、バトルゾーンにある自分の、コスト2以下のクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。

電脳妖魔メルゲイナー 水/闇文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ヘドリアン 1000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーは「スレイヤー」を得る。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、カードを1枚引いてもよい。
なぜか合体するとゴッドサポートになる。当時ゴッドフィーチャーはしていなかったのだが収録デッキの都合上か。
否男はソウル持ちだがこちらはソウルは持たない。
否男と効果は噛み合っており、実際に組ませても強い。
おそらくメルゲの良き相棒は否男で決定だろう…が、ブラック・ボックス・パックでは否男の死亡がメルゲ再録テキストで判明。








そして、代わりにとんでもない悪友がやってきた。

疾封怒闘(スパイラルアクセル) キューブリック 水/火文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジ 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
W・ブレイカー
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
墓地に捨てられるたびにバウンスを続けられるクリーチャー。

これをみたとあるデッキ開発部の悪魔は考えた。

何度でもただ出しできるクリーチャーを用意して、《疾封怒闘 キューブリック》を《アクア・メルゲ》の効果で捨ててはそいつをバウンスし続ければ無限ドローが出来て、《偽りの名 iFormulaX》のエクストラウィンが容易なんじゃないだろうかと。

そして白羽の矢が立ったのは、《盗掘人形モールス》であった。

盗掘人形モールス 闇文明 (5)
クリーチャー:デスパペット 2000
G・ゼロ-自分の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。

こいつなら、ただで出せるし、ただで出したついでに墓地のキューブリックをサルベージできる。
そしてサルベージしたキューブリックをモールス召喚時にメルゲ効果で捨てる。
手札は増えて《偽りの名 iFormulaX》の効果で、わぁい、コンボー

…うん、マジでこんなひどいループコンボをユウヤくんは公式で紹介したんですよ。
これを見たデュエリストたちは…

このループコンボ、フォーミュラエクストラウィンになってるからiFormulaX出す部分も考えてロマンコンボになってる。




だけどこれ、《ルナ・コスモビュー》とそれにのっけてソウルシフトで降臨した《超電磁マクスウェルΖ》、それに《百万超邪 クロスファイア》でワンショットキルできるな?

マクスウェルΖのおかげでSTは発動せず、キューブリックは墓地発動のため《巨人の覚醒者セツダン》のバウンス耐性もきかず、
そのまま押し切れるためエグいワンショットキルになってしまうのだった。
メルゲがピン挿しでも効率こそ落ちるが仕込めるため、メルゲが殿堂入りするはめになったがまだまだ現役だった。
エーツーが隙あれば仕込もうとしてましたからねこれ…
後にモールス、そしてキューブリックも殿堂入りしたためループは消滅したが。

というか、キューブリックがいなければメルゲは低コストデッキの救世主としてのポジでいられたのでほぼ被害者である。
ついでにモールス…はどっちみち墓地ソースに多大な寄与をしてるからどうしようもないか。
これらのコンボは【メルゲループワンショット】といわれ、【墓地ソース】と共に暴れまわった…
というかパーツがほぼ共通するのでメルゲループを取り入れたビートダウンが生まれた。
コントロールで場を整えるコンボデッキなら隙がたくさんあるんだけど、どこの世の中に
ビートダウンでコンボ要件を整える頭のおかしいデッキが許される道理があるというんだ
パーツが死のうが片っ端からモールスでつり上げればいいとか、案外普通にGTクロスファイアが出せてそのまま押しきれるとか、
とかくいろいろ酷いデッキであった。

現在は《天災超邪 クロスファイア 2nd》の存在もあるため、「殿堂ゼロデュエル」でのワンショット成功率は格段に上昇している。
メルゲは犠牲になったのだ…墓地アドバンテージとかいう概念の犠牲にな…



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