SCP-522-JP

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SCP-522-JP - (2019/08/29 (木) 22:43:29) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/12/10 (土) 12:59:46
更新日:2024/03/25 Mon 09:16:53
所要時間:約 3 分で読めます




SCP-522-JPはシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクト (SCiP) の一つ。
オブジェクトクラスはSafe。
項目名は「空気中フランスパン濃度測定所」。



概要

SCP-522-JPはその名の通り空気中フランスパン濃度の測定所である、正確には「7m級チャールズ式反射測定器」を用いた「中規模空気中フランスパン濃度測定所」。
群馬県████市の██山の山頂に建設されており、動かせないので財団お得意の丸ごとサイト方式で収容している。

SCP-522-JPの異常性は、実際に空気中のフランスパン濃度を測定した際に発生。
測定結果に通常検出されうるフランスパンの他に、常に未知のフランスパンでないパンが混ざるというもの。
この未知のフランスパンでないパン(以下SCP-522-JP-1)は大体1%~2.5%ほど混ざるが、当たり前だが空気中に含まれるパンは本来フランスパン以外には存在しない。
これは財団の所有する簡易測定器でも通常観測されないとのこと。

後にSCP-522-JP-1は、SCP-522-JPの「内部メモリ」にSCP-522-JP-1を含む計測データが存在している間だけ、現実に存在することが判明。
このデータは測定終了時に自動的に紙媒体に出力、リセットする仕組みなので、SCP-522-JP-1はすぐに消滅する。そのため現実への影響はわずか。

特性は現在研究中でわかってはいないので、測定はセキュリティクリアランス2以上の職員の許可が必要、測定後は現実への影響を計算し、提出することになっている。



フランスパン濃度とは何かって?
詰まんない冗談はいいので追記修正をよろしくお願いします。













































もしかして本当にフランスパン濃度知らないのか?
小学生で実験とかしなかったのか? というかTVやインターネットで予報見ないのか?
ったくいいかげんにしてくれよ…。








































この記事を読んだ人の大半はこう思っただろう。
「フランスパン濃度って何なんだよ?!」

じつはこのSCPはもう一つの特性がある、特性というか付随したオブジェクトなのだが。



アイテム番号: SCP-522-JP-T
オブジェクトクラス: Safe

概要

SCP-522-JP-TはSCP-522-JPの報告書のこと。
この報告書が記憶にある人間は「フランスパン濃度のことを完全に忘れる」

この効果は徹底的であり、今までの記憶はもちろん、今後SCP-522-JP-T以外のフランスパン濃度に関しての情報を認識することが出来なくる。

毎朝TVでやっている予報を見てもフランスパン濃度予報の部分だけ認識できない。
そのせいでフランスパン濃度のことを嘘か冗談か何かだと認識してしまう。

ただこの異常性はSCP-522-JP-Tの記憶を全て取り除く事で対処できる。
そのため報告書を読んだ財団職員は、セキュリティクリアランス2以下なら自動的に、3以上なら自分で記憶処理をすることになっている。


補遺: 
あなたが混乱していることは分かっています。
しかし、今これを読んでいるあなたがどんなに否定しても、現にフランスパン濃度は存在します。
フランスパン濃度は「湿度」や「気温」のような日常にありふれた数値であり、あなたは今日の朝もTVでフランスパン濃度予報を観たはずです。
財団の行う研究、実験にはフランスパン濃度が必要です。
記憶処理をして、あなたの職務に戻ってください。
████博士




追記編集は記憶処理を受けてからお願いします。


CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-522-JP - 空気中フランスパン測定所
by Mamekusa_T 3
http://ja.scp-wiki.net/scp-522-jp

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