Undyne(UNDERTALE)

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Undyne(UNDERTALE) - (2020/01/03 (金) 23:53:29) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/02/08 (水曜日) 23:00:00
更新日:2023/06/21 Wed 22:48:40
所要時間:約 9 分で読めます




Undyne(アンダイン)とは、UNDERTALEに登場するキャラクター。





概要

ロイヤル・ガードの隊長を務めるモンスターで、顔を含む全身に鎧を纏っている。

アズゴアの掲げる「人間の7つのソウルを集め、結界を破壊する」という政策を強く支持しており、Waterfallの道中で主人公のソウルを奪わんと、魔法の槍で度々襲い掛かってくる。

その後、Waterfallの出口までたどり着いた主人公に対して、アンダインはソウルを奪う前に、自分たちモンスターの悲劇的な歴史を語ろうとするのだが……






ここから先には、UNDERTALEのネタバレが書かれています。

UNDERTALEをプレイ中、もしくはこれから遊ぶ予定の方は、ここから下は読まないという決意を抱き続けてください。



















…WHY SHOULD I TELL THAT STORY WHEN YOU'RE ABOUT TO DIE!?! (じかんのムダだッ!どうせきさまはしぬのだッ!)


NGAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHH!(ぬあああああああああああ!)



BGM:NGAHHH!!


何故かその話を自分から中断し、Waterfallの出口でもある洞窟の上で、遂にその顔を露にするアンダイン。
その正体は女性の魚人である。身に着けていた兜がフルフェイスであることもあって、初見で女性と見破れた人は少ないだろう。
ていうか、その荒々しい口調と顔つきが原因で、兜を脱いだ後も男だと思っていたプレイヤーも少なくないかもしれない。



素顔を明かした後、アンダインは上述の台詞を叫んでから主人公のこれまでの行動に対する非難を始める。
ここでのアンダインの台詞は主人公の行動によって細かく分岐する……のだが、
ここまで一切モンスターを殺めておらず、更に直前にモンスターの子を救っていた場合、彼女の主張は殆ど難癖に近いものになってしまう。
台詞を言い終えたのちに主人公が歩み寄ると、アンダインとのボス戦が始まる。


容姿

目付きは鋭く、目蓋には赤いアイシャドウを塗っている。強膜(白目)の色は黄色で爬虫類的な縦割れの瞳、歪な牙を持っている。
左目にはアイパッチを当てている。前述の通り戦闘時は鎧を身にまとっているが、私服はタンクトップ&ジーンズにブーツと意外とラフ。


戦闘

En garde!(しょうぶだ!)

BGM:Spear of Justice

アンダインとの戦闘では主人公のSOULは一時的に緑色になり、方向キーで盾を構えて4方向からの槍を防ぐパターンになる。
また、一定ターンが経過すると直前で反対側から襲い掛かってくる黄色の槍を出したり、槍を振り主人公のソウルを赤に戻し、槍を使った様々な攻撃をしてくる。

総じて弾幕の勢いは激しく、トリエルやパピルスのような救済措置も存在しないため、熾烈な戦いになることは免れないだろう。回復アイテムは多めに用意しておくこと。

みのがす場合は、こちらのソウルが赤になった時に「にげる」で戦闘から離脱、
そのまま追いかけてくるアンダインに構わずHotlandまで逃げ続け、暑さで動けなくなったアンダインにウォータークーラーから水をあげれば良い。

勿論倒すことも可能だが、モンスターたちの未来のためにアンダインは決意を抱き、HPが0になってもこちらに立ち向かってくる。
だが当然そのような状態で長く持つこともなく、彼女の姿は徐々に形を失っていき…

その死にざまがトラウマになった人も多いだろう。その後のパピルス(デートしていた場合)からの電話も罪悪感を覚えさせてくれる。


性格

好戦的で人間に対しては無慈悲だが、仲間のモンスター達には優しく、その強い意志や公平であろうとする性格はまさに正統派の騎士と言える。
自分がヒーローとしてモンスターたちの尊敬を集めているという自覚はあるが、メタトンのように目立ちたがり屋というわけではない。

一方で少々脳筋…もといガサツな面もあり、調子に乗るとあのパピルスですら突っ込み役に回るほどの暴走っぷりを見せる。
また、その性格故にアニメ(供給元はアルフィー)の内容を本物の人間の歴史と勘違いしており、
現実に可憐な女騎士や巨大ロボットが存在しないと聞いた時はショックを受けていた。


デートイベント

①アンダインとの戦闘で彼女を見逃す。
②一匹もモンスターを殺害していない。
③パピルスとのデートイベントを終わらせている。

以上の3つの条件を満たしていると、彼女の家でデートが可能となる。

当初は主人公が自分のことを嘲笑いに来たのだと解釈し、頑なな態度をとるが、パピルスの口車に乗せられたことで彼女なりに主人公をもてなそうとしてくれる。

飲み物を選ぼうと席を立とうとした主人公を槍投げで止めようとするなどのトラブルがありつつも、和やかな懇談を進めていくアンダイン。

ところが、パピルスに料理の稽古をつけているという話題に触れたところで、その状況は一変する。




           Wait a second. Papyrus…His cooking lesson…(まてよ… パピルスのおちょうりレッスンといえば…)


      HE WAS SUPPOSED TO HAVE THAT RIGHT NOW!!!(まさにいま!レッスンのじかんじゃないか!)

        And if HE's not here to have it…(パピルスめ… どこへきえた…)




YOU'LL HAVE TO HAVE IT FOR HIM!!!(こうなったらきさまにだいりでレッスンをうけてもらうしかないなッ!!)



BGM:NGAHHH!!


……そんなわけで、この瞬間からUNDERTALEでも屈指のカオス度を誇るイベントが始まる。


早速食材を用意したアンダインは主人公に(恐らく)トマトソーススパゲッティの作り方を伝授しようとするのだが、その調理方法がいろいろとおかしい。

  • ソースの材料の野菜は彼女の拳打で粉々に(しかも主人公の顔にまで飛び散るほどの勢い)
  • パスタをから鍋にぶち込んだ後、魔法の槍で鍋ごとぐしゃぐしゃになるまでかき混ぜる(てか水は?)
  • (鍋ごとぐしゃぐしゃになった)パスタが入った鍋を火にかけ、無茶苦茶な火力で家ごと消し炭にする

パピルスが料理下手なのも納得である(本人も一応自覚はしている)。
ていうかここまでくると、味はどうあれちゃんとパスタの形をした代物を作れるようになっているパピルスの方が逆にすごい。


その後、自宅が燃えてしまったこともあってかアンダインはやけくそ気味に主人公に戦いを挑むが、
既に戦う意思のない主人公がたったの1ダメージしか与えられないという事実を目の当たりにし、ここにきて主人公のアズゴアにも似た器の大きさを実感。
自身もその槍を収め、満面の笑みを浮かべて和解を申し出るのであった。


その後はパピルスへの電話にアンダインも出るようになり、主人公のいるマップについてのコメントが聞けるようになる。

なお、このデートイベントのおかげでテーマ曲のSpear_of_Justiceが半ばネタ曲と見られている。


交友関係

  • アルフィー
親友。だが、お互いに心の奥ではそれ以上の関係になりたいと思っている。
アルフィーとのデートイベントでは彼女の弱い部分を受け止めたうえで、アルフィーの持つ美点を賞賛するという男気を見せ、
彼女が自分を好きになれるように、パピルスとのトレーニングを提案した。

  • パピルス
最初はロイヤル・ガードへの入団を希望する彼に戦闘の稽古をつけていたようだが、現在では料理のレッスンにすり替わっている。
これは決してパピルスに才能がないから諦めたというわけではなく(むしろ戦闘能力については彼女からも認められている)、
彼が戦場で戦うにはあまりにも純粋で優しすぎることに気が付いたからというのが理由である(彼女曰く「笑顔でズタズタにされるのがオチ」)。
何だかんだでひたむきな彼のことは大切に思っているらしく、パピルスを殺していた場合の戦闘前の名乗り口上は静かで、それでいて確実な殺意を込めたものへと変わる。

  • アズゴア
かつての戦闘の師匠。既に師の実力は超えているものの、その器の大きさには今でも尊敬を抱いている。

  • モンスターの子
ヒーローとして尊敬されている。が、モンスターの子自身に悪気は無いとはいえ、主人公のソウルを奪おうとしていた際は度々邪魔される形になってしまった。


エンディング

Nルートのエンディングでは誰も殺さずに、かつデートイベントをこなしていた場合のみ留守電にメッセージを残し、
トリエルの運営する学校の先生になったことや、アズゴアの死に関して主人公を責めるつもりはないが、やはり寂しいと思っていることを教えてくれる。

それ以外の展開は多岐にわたり、アズゴアの死の責任が主人公にあると恨んだり、女帝となって人間を皆殺しにする政策を掲げたり、
場合によっては落ちぶれてホットドッグ屋になったりするというものもある。

Pルートのエンディングではアルフィーとのラブラブっぷりをこれでもかと見せつけてくれる。爆発しろ















All humans will die!(ニンゲンは みなごろし だッ!)


Your're our real enemy.(きさまは われわれの しゅくてき)







ーーWell,some humans are OK.(でも いいニンゲンも いるよねっ!)




追記・修正は料理のレッスンで自宅を燃やしてからでお願いします。

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