&font(#6495ED){登録日}:2012/06/16(土) 00:06:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#ff0000){&bold(){とりもどせ、すべてを。}} } 2003~4年に放映された、月刊少年ガンガンで(当時)連載中だった[[荒川弘]]の人気漫画『[[鋼の錬金術師]]』のアニメ化作品。 *【概要】 製作は[[ボンズ>ボンズ(アニメーション制作会社)]]・アニプレックス。 監督は『[[地球防衛企業 ダイ・ガード]]』『[[シャーマンキング]](2001)』の水島精二、ストーリーエディター(シリーズ構成)は[[會川昇]]が担当。 放映当時は原作のストックがまだ1年アニメとして放送できるほどには貯まっておらず、作者も交えて設定を大幅に変更し、原作のシナリオを下敷きにしつつも大胆な脚色を行い、原作とは一味違った世界観となった。 その功績あってか、2004年度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門に推薦されていたりと、ゲームCD等グッズやDVDも大ヒットし各方面から高い評価を得ている。 一方で一部原作ファンからは「[[改悪>原作レイプ]]」だと批判する声も根強く、特に原作と大きく異なる結末や、放送時刻や原作の掲載雑誌のターゲット年齢層から考えても必要以上に悪趣味な一部設定は賛否両論点となっている。 もっとも、放送当時の原作で描かれていなかった部分との相違に関しては『改悪』とは言い切れない面もある((2003~04年当時は原作コミックスが全体の3分の1である9巻までしか発刊されておらず、この状態で原作に沿ったアニメ化をしても中途半端な結末になるのは目に見えていたといっても過言ではない。))。 どちらも好きというファンももちろんいる他、批判する層にも「原作とは別作品として見れば面白い」等のアニメ作品としてのクオリティーは認めているという声も見られる。 TV版の好評を受けて、2005年には完結編である劇場版『[[シャンバラを征く者>鋼の錬金術師 シャンバラを征く者]]』が劇場公開。 また、2009年には原作のストーリーを忠実にアニメ化した『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』が放映。 それによって、単に「アニメ版」というとどちらのことを指しているのかわからないため、話題に出す場合はこちらの方は『2003年度版』や『水島版』、『旧アニメ版』等と呼ばれ区別される。 ファン間では『一期』と称される事もあるが、二つの作品に繋がりはなく、制作会社ではこの二作は別作品として扱われている為正確には間違いである。((ボンズ25周年企画展では別枠扱いで展示されており、各作品の主人公達が勢揃いする記念イラストの中では異なるキャラデザで二人のエドとアルが描かれている。)) 制作会社が同じBONESなため、錬成陣や銀時計など一部の美術設定は継承された。版権は全てFAの方に引き継がれているようであり、FA放映以降今作が他作品とのコラボレーション等に使われた事はない。 **◆ストーリーの変更点 ○1クール目は原作1話のリオールの事件の後は、兄弟の人体錬成の後から9話まで国家錬金術師になりたての頃の過去回想が大半を占める。 ○そのため最初はマスタングが中佐、ヒューズが少佐となっている。 ○タッカー家に下宿して国家錬金術師資格試験の受験勉強をするエピソードを追加。この為に後々の悲劇がより大きなものとなる。 ○第5研究所のエピソードも大幅に追加。エドが賢者の石を錬成するという誘惑にかられる場面もある。 ○真理の扉→門。門の向こうもオリジナル。 ○シン国等の周辺諸国やその関連人物は一切登場しない。(OVAに限り、シャオメイのみ登場している) …etc 特に原作ストックを消費しきった後半は小説版の内容を除き完全なオリジナルストーリーとなり、原作にあった場面は第7巻の部分までである。 ちなみに作者のおまけ漫画によれば、アニメと原作で重要なネタが被らないように最終回の構想を先にアニメスタッフのお偉いさん(多分監督かプロデューサー)に話していたらしい。 確かに無理やりというかこじ付けにはなるが当時の原作の流れと照らし合わせると共通点がちらほらある。 ※ややネタバレになるが、マスタングの目だったり、アニメ最終回でのエドのアレが原作クライマックスのアレと同じだったり…… また、作者が思いつきながらもまだ漫画では描いていなかったネタをアニメで先にやられてしまったということも何回かあったらしく、例えば大佐の無精髭等はアニメが原作より先にやっている。 また錬金術の持つ万能さの誘惑と自身のエゴに従った錬金術師達が対価として『業』を負い、自らのエゴが産んだ生命に恨まれる展開など、原作の「お父様」に相当する絶対悪的キャラクターが居ない((正確には黒幕にあたる人物は居るのだが、「お父様」と比べると目的も行動も小物な一錬金術師である))分、錬金術、とりわけ人体錬成の加害性に焦点を当てているのも特徴である。 ホムンクルスや錬金術の設定の違い、改悪と呼ばれる部分も含め、「生命そのものの重み」「愛する人の『死』をどう受け止め、克服するか」と言ったテーマを押し出しているのも、本作の特徴である。 *【登場人物】 主に変更点について紹介。 **《主人公サイド》 ○[[エドワード・エルリック]] 10歳で母の死を経験した為、人体錬成を決意。 また、国家錬金術師資格を得る前から親しくしていた少女のキメラ化からの惨殺死体の直視、異常な快楽殺人鬼の襲撃を経る等、原作に比べ幼い頃から何度も酷い目に遭う。 さらに賢者の石を追い求めていることを強調していることから、そこを付け込まれホムンクルスの悪事の片棒を担がされかけたり、 正当防衛ながら人を殺すという現実を目の当たりにして狼狽したりと、メンタル面での追い詰められっぷりが著しい。 これらの境遇から原作では言わないような気弱で人間不信な発言もするため、原作ファンからは改悪部分としてこのエドの性格の違いが挙げられることもある。&s(){通称ホモニーサン、原作はノンケニーサン} 他にも賢者の石の情報を求めるために自分が国家錬金術師の道を選んだ事をマスタングに出世の為に利用されただけだと思い込んだり、 イシュヴァール殲滅戦での軍の非道な行いを聞いたため特に軍人を信用できず、軍の追跡から兄弟を保護しにきたハボックらに暴力を振るって骨折させる等大人への反抗的な態度も多く見せていた。 それでも過去のトラウマと向き合い、成長していくことになるが、最終話前にまさかの出来事が… ○[[アルフォンス・エルリック]] 原作とは違い人体錬成には乗り気ではなかった。 原作以上に穏やかな優しい性格が強調されており、引っ込み思案で暗い所がある。 ただ一人の家族であるエドのことを誰よりも気にかけており若干ブラコン気味でやや依存体質。 自分の存在に疑問を抱いた時は原作以上に引っ張った。 終盤、仮の肉体である鎧にある変化が起こり、物語の最も重要な鍵を握り、真のヒロイン(公式名称)と化す。 なお、前述のように穏やかさを強調するためか、生身のアルは髪と瞳の色が茶色がかっており、原作より母親に似た容姿になっている。 ○[[ウィンリィ・ロックベル]] 原作者から「原作以上にヒロイン度を増やしてください」と注文され、その通り1クールでの出番は増えたが、原作以上に機械オタクであることが強調された上、思慮が足りず口を滑らせてアルを軽視するような発言をしてしまったりする。 これらの変更点はファンから空気が読めないだのエドに色目使いすぎだのと批難され、裏鋼では監督直々に&font(#ff0000){ヒドイン}の烙印を押されてしまった。&s(){脚本コンビはヒロインに恨みでもあるのか} しかし、ヒューズとの絡みの多さを逆算され両親の死にある確執を生んでいたり、本筋にも大きく関わる。 劇場版の扱いは……これについては何も言うまい。 **《アメストリス軍サイド》 ○[[ロイ・マスタング]] 軍サイドの主人公。29歳とは思えぬダンディボイス。 原作のような青二才振りは少ないが… イシュヴァール殲滅戦でのトラウマと罪の意識から原作以上にエルリック兄弟の身を案じているが、 そう感じさせない物言いと態度のせいでエドからは終盤まで不信感を抱かれていた。 最終回直前では「人が理不尽に殺される世の中を変える為に大総統になる」という夢を捨て、ヒューズの仇を討つために大総統邸を襲撃する。たしかにヒューズの死に関与はしていたものの、下手人や共犯者は大総統ではないのだが…… &s(){だいたい、マスタングが反逆者として処分されてしまえばそれこそヒューズは犬死にである事を理解しているのかいないのか} 大総統を倒した後は襲撃犯を追って来たアーチャーに狙撃され片目を失明するのだが、屋敷が炎上し大総統やその子息が殺害されるという大騒動を隠れ蓑もなく単独で起こしておいて、なぜか逮捕される事もなく軍籍も排除されなかった。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ロックベル夫妻を上官命令で殺させられた過去があり、そのことが大きなトラウマとなっている。そのせいで拳銃恐怖症になってしまい、軍人でありながら発砲する事が出来ない。}}} …傷の男戦で威嚇射撃してた事は忘れよう。 ○[[リザ・ホークアイ]] 重要な設定が語られる前のアニメ化だった事もあり、原作ほどマスタングに因縁があるわけではないが、原作と同じ、あるいはそれ以上にマスタングを人として、そして一人の男性として愛している事を描写が見受けられる。 映画ではウィンリィほどではないにせよ彼女の扱いもなかなか酷く、OVAの特別映像ではその事を愚痴ってはっちゃけている。 背中はキレイ。 ○[[アレックス・ルイ・アームストロング]] 大体原作と同じだが、アーチャーの部下になってからは兄弟に冷淡な態度を取らざるを得なくなった。原作通りの筋肉美を披露するシーンはあるものの、ギャグ描写は抑えられている。 優しすぎるが故に敵を殺せず出世の道を閉ざされた原作と違い、イシュヴァール殲滅戦においては他の武闘派国家錬金術師に遜色ない戦果をあげている。&s(){ちゃんと国家錬金術師として戦ったというのにその武勲を一切認めて貰えず、徴兵を蹴った一般兵のヒューズがクビどころかなぜか彼より階級上の中佐に出世するという超絶理不尽に晒されている。} それでも今作の癒し担当。 物語後半では中佐に昇進する。&s(){今更?} ○[[マース・ヒューズ]] 序盤が引き延ばされた為、出番も増加。 ラッシュバレーでの出産取り上げのエピソードは彼ら夫妻にスライドされた。 死亡するのは2クールの最後、つまり丁度折り返し地点である。 それ故に慣れ親しんだ視聴者にはなおさら強い衝撃を与えた。 ○マリア・ロス やたらとイケボ。 原作以上にエドとの絡みが増えた。 純粋に年上としてエドを心配しており、母性的な面が目立つ。 また、原作ほど不幸な目には遭わない。 ○[[バスク・グラン]] 出番は少ないものの原作者から正式なキャラデザ表を渡されていたらしく、重要キャラでも当時未登場だった場合は原作と大幅に違うキャラデザで登場する事が多い今作には珍しく原作通りの姿で登場。 原作では名前だけしか出ていない段階かつ、ホムンクルスが巣食う第5研究所の責任者だったためか性格が大きく違い、原作におけるクレミンやエジソン達のような軍の暗部代表のような描き方をされている。 後に原作で登場した際にはその性格の違いに多くのファンが驚くことに。 ○[[キング・ブラッドレイ]] 原作以上に「白さ」を強調して、腹黒さが増している。裏鋼では男性軍人達を顔採用していた事を暴露した。&s(){アッー!} ○[[セリム・ブラッドレイ]] 大総統子息。「普通」の男の子。 養子であり、父を心から尊敬していたが…… ○ハクロ ある意味では改変部分における最大の被害者とも言えるかもしれない。 原作では浅慮で器の小さい堅物オヤジながらも、洪水から身を挺して妻子をかばうなど家族に対する愛情は確かだった、良くも悪くも普通の人だったのだが… ○東方司令部の将軍 グラマン中将。原作ではまだ名前が出ていなかったので、名無しでの登場となった。 原作のようなタヌキじじいっぷりはあまり見受けられず、穏やかで善良な将軍だが、要所では切れ者としての鱗片も覗かせていた。 **《サブキャラ》 ○[[イズミ・カーティス]] 原作では虚弱体質は専らギャグ描写になっていたが、こちらではよりシリアスに描かれており、確実に命を蝕まれている。 本作の特徴でもある「錬金術と愛情のもたらす業」を象徴する人物の一人で、人体錬成の結果、救いがたい一つの存在を生み出してしまう… 劇場版では故人となっているが、死の先にある場所で、やっと自分の生み出した存在を『母親』として迎えることが出来た。 ○シェスカ 原作ではチョイ役だったが、アニメでは大幅に出番が増えた。 ヒューズの死後、彼の遺志を継ぎホムンクルスの謎を追う。 地味にキャラソンまで貰っている。ホムンクルス組は一曲も歌わせて貰ってないのに… ○トリンガム兄弟 本作の癒し担当その2。 元々は小説版『砂礫の大地』のオリジナルキャラクターだが、逆輸入されドラマCDと同じCVでアニメ版にも登場した。 なんと終盤で大きな秘密を握っていた事が判明。 ○[[ロゼ・トーマス]] 名字が追加。差別化のつもりだろうか。 原作通りエドの助言で生きる希望を見出した……と思いきや、軍やホムンクルスによってさらに運命を狂わされることに。 ……これって[[土6>土6・日5(TBS)]]だよね? 後半の「命の価値」と言う部分に関わる…今作の改変部分には概ね好意的な原作者が唯一眉を顰めた、最も批判の多いエピソードの中心人物。詳細は個別記事を参考されたし。 終盤ではウィンリィを差し置いてヒロインのような活躍をする。&s(){[[ロゼ>テイルズ オブ ゼスティリア]]という名前には何かジンクスでもあるのだろうか} 劇場版においては本人は背景モブとしてのみの登場ながら、ウィンリィやリザ、挙句には彼女本人すら差し置いてなんと彼女のそっくりさんがヒロインを務める。 ○[[傷の男>傷の男(鋼の錬金術師)]] エドのライバルキャラとして描かれているため原作よりも年齢が引き下げられ若々しい顔立ちになっている。 最初から国家錬金術師を狙った連続殺人鬼としては登場せず、キメラ化したニーナを目の当たりにし殺害した時から悲劇を生み出す錬金術への復讐を決意。 同じ弟だからか、アルとの絡みが多かった。 民族戦争によって全てを失った復讐者としての側面より、亡き兄との確執や錬金術師としての苦悩をクローズアップされている。 ○スカーの兄 原作と違いチート兄貴ではない。 恋人を蘇らせようと人体錬成を試み、精神を病んでしまう。 人体錬成の対価については明言されなかったが、作中の描写から判断するとおそらく性器と思われる。 ○[[ショウ・タッカー]] 悪行が明るみになった後、軍に連行され表向きには死刑を執行されたものの66、48のように秘密裏に生かされ、第5研究所でホムンクルスと共に賢者の石の研究を行う。 その時には自身もキメラ化していた。 富と権力に目が眩んだのか、研究者としての欲望に負けたのかがわかりづらくなっており、中盤以降の彼の言動は狂気そのもの。 死亡フラグを何度も建てていたが、その度にうまく切り抜け生き延びていた。 ○ニーナ・タッカー タッカーの一人娘。数日の付き合いだった原作より遥かに長い時間をエルリック兄弟と過ごす事になり、国家錬金術師資格の受験にも付き添い、胎児の取り上げの手伝いもウィンリィではなく彼女が務める(原作ウィンリィほど役立ったわけではないが) 末路の悲惨さは原作とさほど変わらないが、死後も彼女の尊厳は蹂躙され続ける事になる。 ○[[ティム・マルコー]] [[イシュヴァール殲滅戦]]をエドに語り軍に保護されたが、今作では完全な賢者の石を作り出せなかったからなのか、ラストとグラトニーに人質ごとあっさり始末されてしまった。 ○バリー・ザ・チョッパー 原作では魂を鎧に定着させられた後の姿と死体しか描かれていないが、こちらでは生前の彼も登場。 若い女だけ(原作では男女関係なく斬っていた)を狙う連続殺人鬼であり、国家錬金術師になった直後のエドとウィンリィをパニックホラー映画さながらに襲うも撃退され、御用となった。なぜか女装しておりエドとウィンリィの油断を誘った。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ちなみに、女装した姿は彼が初めて殺した自分の女房に扮したもの。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){原作においても、バリーが初めて殺したのはラスト似の自分の女房だという裏設定がある。}}} ○[[ゾルフ・J・キンブリー]] 原作ではまだシルエットしか登場していなかったのでほぼ別人。 原作で印象的だった信念や覚悟といったものはほぼなく、正真正銘の変態サイコ野郎。 ○トリシャ・エルリック 帰って来ない夫を死の直前まで想い、息子達の気持ちをあまり考えていなかった。 最期まで優しい母として描かれてはいるものの、夫が蒸発した時点で無気力になっており、原作と違って治る病を意図的に放置して自ら手遅れの状況に追い込むという消極的な自殺を行なっている。その罪は後に息子達が精算することとなる… ○[[光のホーエンハイム]] だいたいこいつのせい。 詳しくは項目参照。 ○ヨキ ライラの存在の追加はあるものの、ユースウェル炭鉱を乗っ取られてしまうところまではほぼ原作と同じ。FAではカットされたので、アプリゲーム「鋼の錬金術師mobile」がリリースされるまでは本作が唯一このエピソードが映像化された媒体であった。 同じく落ちぶれた浮浪者の姿で再登場するが、なんと民衆を煽る為にあっけなくホムンクルスに殺害され、その死体は横暴な軍の犠牲者として偽装されてしまう。 **《ホムンクルス》 ○[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]] 人間を見下す一方で人間になりたいという願望を強く持つ。 スカーとの出会いによって自分の存在に疑問を抱くようになる。 色んな意味で原作とは真逆の人物であり、ホムンクルス側の主人公とも言うべき人物。&s(){今作の幼女枠} ○[[グラトニー>グラトニー(鋼の錬金術師)]] 真理の扉の設定が大きく異なっているので、原作での正体である「擬似・真理の扉」という設定も当然なくなっている。一人称が違う以外に人格や容姿には特筆すべきほどの差異はないが、今作ではラストの仇がマスタングではないため… ○[[エンヴィー]] 性別がぼかされている原作と違い、完全なる男性。 他メディアにて原作エンヴィーも男性扱いされがちなのは容姿がほぼ同じである彼の存在も一因か。 前半では顔見せ程度の出番しかないが、後半ではキーパーソンと化す。何故か「あいつの息子」であるエドに異常なまでの憎しみを抱いており… ○[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]] 第5研究所に封印されていたが、エドとラスト一行の戦闘の影響で封印が解け、脱出した先でキメラ一行とキンブリーを仲間にする。強欲っぷりはそのままだが、豪放磊落な原作と違い己の存在の歪さに苦悩する描写が多く見受けられる。 原作において彼の代名詞だったセリフ「ありえないなんてありえない」はラストの発言にスライドしている。 ○[[スロウス>スロウス(鋼の錬金術師)]] 原作ではガチムチだったが今作では美女。普段はジュリエット・ダグラスという偽名を用いて大総領秘書官をしている。(ちなみに原作におけるダグラスは憲兵司令部局長のおっさん) その容姿は誰かに似ているが… ○[[ラース>ラース(鋼の錬金術師)]] ヨック島に突如出没した謎の少年。右腕と左足の皮膚の色が濃く、更に右腕には獣の噛み跡のような傷がついているが…… 「命の重み」「錬金術の業」という本作の特徴を集約した、象徴的キャラクター。 ○プライド ホムンクルスのリーダー格。その正体は謎に包まれている。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){今作におけるキング・ブラッドレイの正体。人間ベースではなく純正ホムンクルスであり、再生能力を備えている。でもその能力込みでも大佐単騎で撃破されてしまうので、戦闘力は原作と比べ物にならないほど劣る。というか原作が強すぎ。}}} ○あのお方 ホムンクルスを裏で操っている謎の存在。 原作の「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」の立ち位置にあたる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){その正体はイズミが袂を別った元師匠、ダンテ(ライラ)。}}} **《オリジナルキャラクター》 ○[[フランク・アーチャー]] 上昇志向の塊。軍の暗黒面を濃縮したような存在。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){本作のミスリード要員。ひたすら貧乏くじを引かされまくるかわいそうな人。}}} ○[[ライラ>ライラ(鋼の錬金術師)]] ヨキの屋敷で働いていた錬金術師見習い。 彼の没落後はダンテの元で修行し錬金術を学び直していたが…。 ○ダンテ ダブリスに住んでいる老婦人の錬金術師。 イズミの元師匠だが、今は破門している。 屋敷にグリードが帰ってきた時には既に何者かによって殺害されていたが…。 〇[[怪盗サイレーン>怪盗サイレーン(鋼の錬金術師)]] 全体的にシリアスな今作には珍しい、井上節が効きまくった異色のオリキャラ。詳しくは項目参照。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){エロい。}}} *【それ以外の変更点】 ○紅い石 「賢者の石」の未完成品と呼ばれる物質。この作品においてはこれが原作における「賢者の石」に相当し、賢者の石はこれの上位互換にあたる。 「紅い水」と呼ばれる人体に有害な液体を凝縮・結晶化させることで完成する。 ホムンクルスにとっては非常に美味であるらしい。 作中で登場する賢者の石の紛い物や不完全品と呼ばれる物質は全てこれ。 賢者の石には及ばないが錬金術の錬成増幅作用があり、イシュヴァール殲滅戦では国家錬金術師に配布されてイシュヴァール人の大量虐殺に用いられた。 また紅い水の状態でも純度が高ければ強い錬成作用が発生する。 〇銀時計 国家錬金術師の証として与えられる銀の懐中時計。 所持者の錬金術の力を増幅させるという設定が追加されており、この時計を入手することもエドが国家錬金術師を目指す目的の一つになっていた。 しかし、真相は銀時計内部に密かに仕込まれていた紅い石が錬成増幅作用をもたらしていたというものだった。 作中ではアーチャーが、大規模な軍事侵攻をする際に国家錬金術師から預かった銀時計に更に多くの紅い石を内蔵させていた。 この錬金術の力を増幅させるという設定はなぜか実写版にも引き継がれたが、実写版においても紅い石(賢者の石)が仕込まれていたのかは不明。 ○賢者の石 生きた人間の命を材料にしている点は原作と共通だが、複数の製法が存在する他、原作は高エネルギー体である人間の魂だけを抽出して作成していたのに対してこちらでは肉体や精神も材料にしている。 本作における賢者の石は、錬金術の設定が根本的に異なっている点も関係しているが、&bold(){死者の完全なる蘇生}すら可能としている。ただこれは「門」やホムンクルスの設定と矛盾するため、正確には完全に死者を模倣した新しい人間なのかもしれないが。 最初に登場した製法は紅い水に人間の命を封じ込める方法で、純度の高い紅い水と材料となる人間を専用の錬成陣の中に入れ錬成を行うことで完成する。 ホムンクルスに脅迫されていたとはいえエドは刑務所の囚人を材料に賢者の石を作りそうになり、400年前にはホーエンハイムがこの製法で賢者の石の作製に成功している。 この作成法は術者にも相当な負担がかかるらしく、ホーエンハイムは錬成に耐え切れず一度命を落とし、ダンテの執事らしき男性の肉体に乗り移っている。 イシュヴァールに伝わる製法はこれとは異なるもので自分自身に錬成陣を描き、人柱となる人間の命を自らの体に封じ込めていき十分に溜まった力を開放することで賢者の石になる。 スカーの左腕こそが彼の兄が研究していた未完成の賢者の石そのものであり、終盤で苦渋の末にスカーがあるものを賢者の石にすることに成功する。 ○ホムンクルス 原作と最も設定の異なる存在。その正体は、錬金術師が行った人体錬成の失敗によって出来上がった『肉塊』が、上述の「紅い石」を食べて成長し人の姿に変化したもの。原作前半でのトリシャ錬成時のミスリードをそのまま解釈した設定とも言える。 体内の紅い石の力により様々な能力と高い再生能力を持っているが、殆どのホムンクルスが不完全な人間として生まれたことに強い劣等感を抱いており、&bold(){賢者の石の力で本当の人間になりたい}と強く願っている。 そのため原作のホムンクルスと異なり、ホムンクルスであることへの誇りなどは一切持っておらず、むしろ自らのオリジナルである死者への劣等感や、経験したはずのない記憶に苛まれる者がほとんど。 弱点は自分のオリジナル(錬金術師が蘇生させようとした人間)の遺骸。 これが近くにあると気分が悪くなり、戦闘はおろかまともに身動きすることすらできなくなる。エド曰く「本物になれなかった歪な存在だから本物を前にすると竦む」との事。&s(){通常時は普通に触ったり保管できたりしているのに戦闘中に持ち込まれると途端に萎縮するのはなぜなのかはわからない} 他にも遺骸を使った対ホムンクルス用の「封印の錬成陣」が存在し、この錬成陣にかかったホムンクルスは体内の紅い石をすべて吐き出してしまい、大幅に弱体化する。 ○「門」 原作における「真理の扉」に相当する場所。 一人一人に個別のものがあった真理の扉とは違い、一つしか存在しないようだ。 地獄の門を彷彿とさせるデザインで、扉の内部には無数の黒い赤子が潜んでいる。 人体錬成を行った者がたどり着き、対価を持っていかれる。 その正体はあまりに衝撃的なもの。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){その正体は物語最終盤で唐突に明かされるが、「錬金術世界」とパラレルワールド…「現実世界」を繋ぐ機関。現実世界の死者の魂はこの門に吸い寄せられ、錬金術世界で錬金術を使う為のエネルギーに還元される。故人のイズミが中にいた事から、錬金術世界の死者の魂もここに吸い寄せられるようだが、何に還元されているかは不明。この仕組みを悪用して黒幕が現実と錬金術世界を繋げてしまうのが劇場版の事件の発端である。「真理」のように意志を持った住人は存在しない為、なぜ人体錬成を行うとこのエネルギー変換の場にアクセスするのか、なぜ錬金術世界の術師が対価を要求されるのか、なぜ賢者の石の製造に関わっているのか、このポンプのような機関を誰が、何の為に創り出したのかは不明なままであった}}} *【主題歌】 主題歌はどれも高く評価され、大ヒットとなった。 特に「メリッサ」は今現在もポルノグラフィティの代表曲と評するファンも多い程。 ニーナ死亡回では1期ED「消せない罪」が特殊仕様になっており、使われたイラストは全てニーナとの思い出に差し替えられている他、ラストカットのエドの微笑みが少し改変されている。 また2期ED「扉の向こうへ」は最後に流れた回がヒューズ死亡回であり、この回だけ黒地にスタッフロールの特殊仕様EDだった。 重苦しいBGMと葬儀シーンの暗転の後に流れたこの曲が印象深いファンも多いとか。 OP「[[メリッサ>メリッサ(ポルノグラフィティ)]]」[[ポルノグラフィティ]] 「READY STEADY GO」[[L'Arc〜En〜Ciel]] 「UNDO」COOL JOKE 「リライト」[[ASIAN KUNG-FU GENERATION]] ED「消せない罪」北出菜奈 「扉の向こうへ」イエロージェネレーション 「Motherland」クリスタル・ケイ 「I will」Sowelu 追記・修正は世界の原則じゃなく、いつかまた逢う日まで交わした、僕と冥殿との…約束だ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2014-10-10 20:41:01) - BD-BOX買っちゃったぜ。しかし見る時間が無い -- 名無しさん (2014-10-30 13:16:41) - BD観てるけど7話のEDは卑怯ですわ… -- 名無しさん (2014-11-18 15:58:04) - 結局はこれで人気が出たんだから、原作レイが成功してるともとれる。 -- 名無しさん (2014-11-25 19:19:42) - 面白かったけど劇場版含めてあの結末だけは好きになれん -- 名無しさん (2014-11-26 04:00:50) - 完結してない連載漫画の映像作品では成功作だと思うけどなぁ…… -- 名無しさん (2015-03-30 14:23:11) - 原作レイプとか言ってる奴は当時の事情とか考えてないのかね -- 名無しさん (2015-03-30 14:41:56) - 錬金術の仕組みに関してはこっちの方が説得力があった気がする。地殻変動パワーや龍脈どうたらでホムンクルスや真理の扉を説明するのは無理がある。 -- 名無しさん (2015-03-30 15:14:00) - そもそも原作がほとんど終わってない時にアニメ化してるんだから原作レイプにすらならんだろ。 -- 名無しさん (2015-04-10 11:49:36) - アングラやスパイラルの打ち切りっぷりを見てきた身にはオリジナルでもきっちりやりきってくれたのは嬉しかったけどね。 -- 名無しさん (2015-04-10 12:37:54) - このアニメでのパニーニャ編はいまいちだったな。原作では「出産に立ち会う」「ウィンリィがエドの時計の蓋を開ける」という重要イベントがあったのに、このアニメではどちらも序盤でやってしまったために、この話が割りを食ってしまった感じだった -- 名無しさん (2015-05-07 23:27:47) - 人一人蘇らせよう(アル)とするんだから旧アニメでエドが支払った代償が大きかったのは納得。だから原作での「弟蘇生の代償」はこんなもんなの?と疑問だったなあ -- 名無しさん (2015-06-25 23:48:22) - アルとスカーの義兄弟(?)は後に、小学生にしか見えないちっちゃくて可愛いお姉ちゃんと小学生に全く見えない長身イケメンの弟な正真正銘の「姉弟(きょうだい)」になったよ!! -- 樽石 (2015-07-21 14:44:51) - ↑11あれは誰が見ても、「みんなのトラウマ」。 -- 津阪 (2015-07-21 18:06:38) - 7話の痛恨の一撃を引きずりつつも、8話の軍の食堂でつまみ食いしようとするヒューズ中佐と必死に自分の昼食を取られまいとするエドのやり取りが、微笑ましかった。 -- 深沼 (2015-10-04 10:52:47) - ロゼレイプや終盤現実世界と絡んだせいで俺的に評価が下がった・・・最初の頃は面白かったんだけど -- 名無しさん (2016-04-17 15:20:19) - ホムンクルスの設定はこっちの方が好き -- 名無しさん (2016-04-17 22:41:19) - 化石病の話が書かれてないがあれはホント救いようがないな… -- 名無しさん (2016-06-19 16:58:54) - ウィンリィの両親を殺したのが大佐という設定……面白い感じの設定なのに全然生かされていないのが… -- 名無しさん (2016-08-24 01:56:20) - 水島版派だが確かに今思えばロゼの件は確かに不必要なんだよな・・・でもその他のホムンクルスや門の向こう側等のオリジナル設定は中々良い設定だと感じた。原作アリのオリジナル要素付き作品としてはしっかり独自の世界観を最後まで描き切っているあたりは流石。 -- 名無しさん (2016-09-17 06:59:31) - ウルトラマンの次はガンダムSEED 小学生の頃の思い出たち -- 名無しさん (2016-10-22 19:46:36) - 今でこそ微妙な扱いだが、放送当時は原作ファンの賛否こそあれどかなりのブームになっていたことを忘れてはならない -- 名無しさん (2016-11-11 14:04:09) - 確かにブーム凄かったな。話題の中心だったもん -- 名無しさん (2016-11-11 15:28:44) - 5年後 リアタイで見ていた人は今 地上デジタルで見ている。 あやかしあやし -- 名無しさん (2017-02-03 08:21:08) - 面白いけどハガレンではないよなあと思ってしまう -- 名無しさん (2017-02-11 19:28:49) - 原作と言いたいことが真逆過ぎ 原作は人間讃歌がテーマの一つだけどこっちは退廃的過ぎる -- 名無しさん (2017-02-15 23:46:13) - ↑原作「人間の底力凄い、素晴らしい」1期「人間は愚かで間違いを犯す、だからこそ美しい」という違いだろうか -- 名無しさん (2017-02-16 00:20:10) - 個人的に原作テーマが人間賛美って定まったのは人体錬成に向き合っってから思ってる。それまではダークな路線に切り替われたけど、あそこで二人の抱えていた不安定さが消えた。本作がそれ以前の作品だってことを鑑みるに、作品のテーマすら改変したっていう批判は結果論すぎるんじゃないかなって感じる。 -- 名無しさん (2017-03-03 23:28:41) - 井上敏樹が参加したことも印象深い。 -- 名無しさん (2017-03-03 23:31:56) - 原作がリン登場辺りから王道路線になったから微妙に物足りなさを感じたの一期の影響かな -- 名無しさん (2017-03-04 21:09:19) - バリーは素直にとんずらすらも叶わず 第5研究所で殺された -- 名無しさん (2017-06-13 04:43:31) - アニメ第一期は、エドとアルが元の身体を取り戻せるように心から応援してくれていた大人って、ヒューズ中佐やロス少尉だけだった気がする。原作やFAのように、登場するほとんどの大人がエルリック兄弟に叱咤激励してくれる感じがしなかったんだよなあ。 -- シンゴロー (2017-12-17 04:27:51) - ハガレンは1期から入って原作読んでから1期ちょっと合わないなって思ったけどどうあれハガレン知る機会になってくれたことは間違いない -- 名無しさん (2017-12-24 23:46:36) - ↑4今、FA見直していたけど理由はそれだと思った。メイとリンが出た時からなんか違う雰囲気に…個人的には、1期の感じが好きなんだけどね。すべていいわけじゃないけれど、所々設定とか展開は好きだけどなー -- ララ (2018-01-26 18:41:11) - 過剰に面白くしたら火種が残るという稀有な現象、というかほとんど唯一の例じゃないかなこれ -- 名無しさん (2018-09-14 22:48:21) - TV版エヴァが好きな奴がのめり込みそうなアニメ あと腐 -- 名無しさん (2019-01-14 03:45:48) - ホムンクルスの設定や錬金術のエネルギー源はこっちの方が筋が通ってると思う -- 名無しさん (2019-01-24 23:28:50) - 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-13 21:16:44) - ホムンクルスの設定はオイシイけど、ダンテや手下ホムが人体錬成の気配をエスパーで察知して捨てた場所を死ぬ前に掘り返すという超シュールな行程についての説明や描写が一切なくてストーリーに組み込むとツッコミどころしかなかったなあ -- 名無しさん (2019-10-09 00:46:28) - 埋めてへんて -- 名無しさん (2019-10-14 01:08:21) - 当時はまだ土6の時間帯ってことは原作ストック不足で1年アニメにしろってお達しだったんだろうし結構な無茶ぶりよな。そう考えるとこの作品は原作レイプですらない。むしろここまで下敷きにして別方面の話を作り上げたことを尊敬するレベル -- 名無しさん (2020-07-03 22:28:00) - エドがメンタル弱いって言われていたけどニーナやバリーの件でトラウマおった話の頃は11〜12歳で小学生ぐらいだし仕方ないきもする。 見た目は15歳の時と見た目あんま変わんないからわかりにくいけど。 -- 名無しさん (2020-08-12 20:43:28) - ↑見た目云々は作画の問題やね。実際、12歳と15歳じゃ全然姿形が違ってくる。その辺は違和感あったかも。 -- 名無しさん (2020-09-02 17:08:24) - ↑声優さんは演技変えてるんだけどね。よーく聞くと若干幼い。 -- 名無しさん (2020-10-11 01:41:49) - アニメ化の企画が立ち上がった当時、原作既巻2~3巻でストックが6~7巻って話だし、そこから未出の原作の設定やネタと被らない様にしつつあんなクオリティの高いオリジナルストーリーを作ったのはすごい -- 名無しさん (2020-10-11 02:27:26) - むしろこっちでダーク系列のネタ潰しした結果が原作本編の明るい展開だった可能性 -- 名無しさん (2021-01-09 06:48:44) - ↑それはマジであり得るよね -- 名無しさん (2021-01-09 08:13:13) - 一応最終回だけは被らないような -- 名無しさん (2021-02-16 19:54:32) - (続き)すり合わせはしていたけど、兄弟が互いを錬成し合うのは教えてたらしいね -- 名無しさん (2021-02-16 19:55:22) - 一期とか無印呼びだとこっちがオリジナル(起源)みたいになっちゃうしなんなら漫画の存在を知らずにそうだと思い込んじゃってる人も少なくないんだよね… -- 名無しさん (2021-03-24 21:06:16) - (オリジンとオリジナルの言葉がややこしくなったので補足)オリジナルなのは事実だからオリジナル版って言うのは問題ないけど、原作に沿った方を2期や新と呼んで全然違う内容の作品を1期や旧と呼ぶのは違うよなって。他のリバイバル作品だと一期二期とは言わない作品が多いから尚更 -- 名無しさん (2021-03-24 21:13:25) - 旧でも一期でも新でも二期でもFAでも何でもいいんじゃないですかね(鼻ホジ) -- 名無しさん (2021-03-24 21:36:05) - アニメを原作だと思って暗いの嫌いだから最近まで食わず嫌いして見てなかったって人は実際になんjとかで結構見るから知ってる奴が何でもいんじゃね?は違くね?他作品に比べてそういう扱いが多いのは呼称じゃなくFA放送前後にアニメこそ本物の鋼、漫画は紛い物とか吹聴して回ってたアフォな厨の影響だと思ってたけど -- 名無しさん (2021-03-25 21:15:41) - 御家騒動で残る作品だったからね。ぶっちゃけ当時ガンガン読んでて飛ばすくらい好きになれない作品だったからアニメ化ラッシュの中で何でこれだけまだ新連載なのにここまでお金掛けられてるのかと不満だった。 -- 名無しさん (2021-07-11 03:22:10) - ↑今は好きってことでOK?他雑誌でも、新連載ほやほやでアニメ化決定とかボチボチあるから、まぁ… -- 名無しさん (2021-07-22 07:57:47) - 會川脚本のメタネタが好きだからこれも凄く面白かった TV版最終話で兄弟の旅を代価と呼んでいたけど、ディケイドといい抽象的な「旅」という概念を大きく扱うことが多い気がする會川作品 -- 名無しさん (2021-07-26 17:38:47) - ↑6 最近になって2003年版見た人間なので放送当時のゴタゴタとか名称による弊害とか全然知らんかったな。呼称とか何でもいいんじゃねってコメントした者だけど適当言って申し訳ない -- 名無しさん (2021-07-26 18:40:19) - まあ本気で何でもいいんですけどね実際。触れたくないけど。 -- 名無しさん (2021-08-16 00:42:18) - スカーをはじめ03版では死んだキャラは何人か原作で生存したり好き勝手やってたエンヴィーが原作で惨めに死んだり等、原作と03版で真逆の結末を迎えたキャラは多いな -- 名無しさん (2021-08-19 23:30:48) - 原作の錬金術は対になる錬丹術のおかげで「人ならざるものが組み上げた、望みの限界(真理)や倫理の壁さえ超えなければ人のためになる技術」って印象があるけど、こっちの錬金術は「純粋に人が生み出した、万能すぎるがゆえに簡単に人の倫理の箍を外してしまう、人が使うには持て余し気味な悪魔の技」って感じなのよな。 -- 名無しさん (2022-06-24 08:28:47) #comment #areaedit(end) }