&font(#6495ED){登録日}:2011/03/25(金) 03:05:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 王宮シリーズとは、遊戯王OCGに存在する罠カードシリーズの一種。 カウンター罠と通常罠が一枚ずつで、残りは永続罠カードである。 一部を除いて強力なカードが多く、《&font(#0000ff){王宮の勅命}》は元禁止カード→[[エラッタ>エラッタ(TCG)]]により現制限カード・《&font(#0000ff){王宮の弾圧}》は禁止カードである。 イラストは暴君による圧政、弾圧が描かれており、遊戯王OCG初期のオリジナルカードである《&font(#008000){押収}》や[[《&font(#008000){検閲}》>検閲(遊戯王OCG)]]等の、中世ヨーロッパのような国での、民への横暴な行為全般もこれに含まれていると思われる。 流れ的に、恐らく《&font(#b8d200){大革命}》によって、《&font(#800080){王宮の陥落}》に至ってったものと思われる。 革命を起こす際には、《&font(#800080){王宮のお触れ}》は出ていなかったのだろう。 王様のほうも《大革命返し》するも、さらに民衆は《倍返し》ときて、さらには兵たちも《手のひら返し》……カオスである。 後に、宮廷を舞台としたカードが登場。 また、最近は[[裸の王様>裸の王様(遊戯王OCG)]]が支配する国が舞台のカードが多く、《[[切り込み隊長>切り込み隊長(遊戯王)]]》や《&font(#994c00){戦士ラーズ}》は苦労してる様だ。 以下が王宮シリーズのカード 《&font(#800080){王宮のお触れ}》 自分以外の罠カードの効果を無効にする永続罠。 最初期から罠カードメタ筆頭として活躍してきたカード。 現在も罠カードを使わないデッキでは採用される事が多いが、自分の罠カードも阻害したり除去で簡単に妨害されるリスクもある為、《&font(#b8d200){トラップ・スタン}》のような、限定的かつ確実な妨害が優先されている。 《&font(#0000ff){王宮の勅命}》 お触れの魔法カード版。 遊戯王における魔法カードは罠とは比べ物にならない程重要で、デッキを回す起動力だったり、一発逆転の要素等のデュエルにおける根幹を成すカードが多く、それをこのカード一枚で止められるのは余りにも強力すぎた為、禁止カードに。 コストのないお触れと異なり維持コストとして700ライフが必要なのだが、あえてコスト払わなければ都合のいいタイミングで自壊できるのも大問題だった。 相手の魔法を無力化した後、自分はこれを破壊して魔法使い放題という有様。 これが現役の頃は[[ハンデス三種の神器>ハンデス三種の神器(遊戯王OCG)]]や《[[強欲な壺>強欲な壺(遊戯王)]]》が制限、《天使の施し》が準制限であり、 先攻1ターン目で相手は手札補強しながらこちらの手札を破壊、返しのターンではこちらの壺や施しが相手の勅命によって無効化、 相手のターンがまた来ると自壊させて当然のようにまた魔法を使うというインチキ状態であった。 そもそも効果の強さに反して維持コストが安すぎる。 後に禁止解除と共にエラッタされ、ライフコストが強制になり自壊不可能、かつお互いのターンにライフを強制で払うことになった。 魔法封じ能力は健在だが任意の解除ができないため、とりあえず撃ったはいいがこっちも魔法が使えなくて膠着→ライフコストで崖っぷち……なんてことも。 …のはずだったが、モンスターカードの代わりに永続魔法・罠カードをリリースできる真竜モンスターが登場したことで任意のタイミングでアドバンス召喚の素材としてリリースするという形で自発的にパージできるようになり早くもデメリットが形骸化、 第二の王宮の弾圧のような挙動を見せ始めている。 《&font(#800080){王宮の号令}》 リバース効果モンスターの発動と効果を無効にする永続罠。 ちなみに''リバース効果モンスターが持つリバース時以外に発動する効果((シャドールの(2)の効果等。))も無効化できる'' 現環境では、リバース効果モンスター自体が少ない為あまり採用されない。 このカードのみ発動も無効にする。 《&font(#0000ff){王宮の弾圧}》 800ライフコストを払い、相手モンスターの特殊召喚を無効にする。 永続罠である為、ライフコストを払えれば何度でも使える。 ただし、相手にも使わせてしまうデメリットも存在する。 また一部の特殊召喚は無効化できない穴もある。 が、大半のデッキのギミックであるエクストラモンスターや特殊召喚モンスターをこれ一枚で封じられるのはすさまじく、 ほぼ自分は影響を受けずに特殊召喚できるデッキはもちろん、普通のデッキですら自分の特殊召喚を一通り終えた後に発動して相手だけ封殺する、 メタもクソもない悪用法が確立されたため[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]に。 《&font(#800080){王宮の陥落}》 永続罠限定無効のカウンター罠。 上記の王宮シリーズを全て無効にできる。 但し、現行有用性は微妙。 素直に《&font(#b8d200){盗賊の七つ道具}》を使おう。 イラストは《&font(#b8d200){大革命}》の後なのだろうが、革命を許すほどに疲弊した国に、明るい未来はあるのだろうか? 《&font(#800080){王宮の重税}》 限定的なピーピングとバーン効果を持った通常罠カード。 かなり使いづらい。 今までの、「あるジャンル全てを無効にする効果」から一転、この中途半端な効果は、政権の失敗からか王宮が弱体化し、その穴埋めを民からの重税で補おうとしている事からきているのかも知れない。 《&font(#800080){王宮の鉄壁}》 全てのカードはゲームから除外できなくなる。 除外に対する究極のメタであり、現在でもサイドデッキでの採用率も高い。 また、除外されないことを利用した再利用コンボを引き起こせる。 イラストは、まだ力のあった頃の王宮の絵だろう。 《&font(#800080){王宮の牢獄}》 墓地のモンスターを特殊召喚出来なくなる。 ほとんどのデッキは墓地を利用することが多く、拘束力は低くない。 蘇生カードにチェーン発動することで無駄打ちさせることもできるが、最初から発動していないと止めれないものもある。また一回無効にするだけならヒーローズルール2などの方が確実。 しかし類似カードに比べ、発動させておけば自己再生する効果モンスターも止められる。[[スターダスト・ドラゴン]]などにも有効。 王宮の冥殿 全ての追記・修正を無効にする。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 勅命がリボルバーに使われたな -- 名無しさん (2018-11-26 13:31:59) - ミラフォだの筒だの勅命だの往年のパワーカードを華麗につかいこなすリボ様すき -- 名無しさん (2018-11-26 15:21:43) #comment #areaedit(end) }