デジタルデビル物語 女神転生Ⅱ

「デジタルデビル物語 女神転生Ⅱ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

デジタルデビル物語 女神転生Ⅱ - (2013/10/07 (月) 22:16:34) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/04/23(月) 04:36:17
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

----
&link_down(▽)タグ一覧
&tags()
----

#center(){デジタルデビル物語}
#center(){女神転生II}

『デジタルデビル物語 女神転生II(ツー)』は90年にナムコから発売された、FC用RPGソフト。
87年に発売され、カルト的な人気を得た『[[デジタルデビル物語 女神転生]]』の続編。

西谷史の原作小説を世界観の基盤に置いた前作に対し、本作ではゲームからの独自設定である「悪魔合体」をゲームスタイルの根底に、原作とは大きく違う世界観に移行したゲーム独自の物語が展開されているのが特徴。

その為、前作に倣い『デジタルデビル物語』の名前を冠してはいるものの、寧ろ本作のスタッフが中心となって独立したアトラスによる『真・女神転生』シリーズへと通じる起点となった作品と言える。

歴代シリーズでも特にスケールの大きな物語の展開する「神話」であり、SFCでの『[[真・女神転生]]』『真・女神転生II』は本作の実質的なリメイクと呼べる程。

95年にはSFCで前作と一纏めの『旧約・女神転生』としてリメイク。

06年には携帯アプリ版が登場しているが、いずれもFC版を知るユーザーからの評価は芳しくない様である。
 

【概要】

同時期に相次いで発売された『ドラゴンクエストW 導かれし者たち』『ウィザードリィIII』『ファイナルファンタジーIII』と並び称される、FC四大RPGの一つ。
FCでは最大容量となる4Mをフルに使い、前作を遥かに越えるスケールアップを果たした。
Wiz式の3Dダンジョン一括のみだった前作から、本作では2Dでの移動画面が初めて加わった(ヒャッハー)。
また、全体的なビジュアルも前作のディフォルメ調のグラフィックから、これが初登場となる悪魔絵師・金子一馬によるリアルなビジュアルに変化している。

特に高評価を得ている要素の一つが前作から引き続き音楽を担当した増子司によるロック調のBGMで、特殊音源チップ「N106(波形メモリ音源)」の搭載による同時発音数の増加は、ラスボス用BGMの「[[OMEGA〜聖戦>OMEGA〜聖戦(女神転生の楽曲)]]」等の幾つものオーパーツ呼ばわりされる傑作BGMを生み出している(※前述のリメイク版が評価の低い理由にFC版のBGMの不完全な再現が挙げられている)。
 
より神話性を増したストーリーは勿論、前作の人気の基本となった「悪魔合体システム」に初めて「3身合体」が登場する等、システム面も強化。
……無数の中毒者を生み出す事になった。

3Dダンジョンが苦手と云うユーザーの為に独自のオートパイロット機能を搭載している等、以降は引き継がれなかった試行錯誤による独自の要素も多く見られる。

……また、原作から離れた事により本作以降のメガテンは『[[唯一神>唯一神(Y・H・V・H)]]と[[ルシファー>ルシファー(悪魔)]]率いる古き神々の対立』が基本設定に掲げられるようになり、それは現在まで変わっていない。

そうした、ゲーム独自の要素の完成や『真・女神転生』以降の中核スタッフの登場等、本作から本当の意味でメガテンが始まったと言っても過言では無いであろう。
 

#center(){&font(#ff0000){※以降はネタバレ含む。}}

【物語】

……2036年。
大破壊により壊滅した大都市TOKYOの地下シェルターに少年は居た。
閉鎖的で無機質な地下世界で生まれ育った少年は空を知らない。

そんな彼と親友が心奪われているのはシェルター生活を支えるコンピューター……その中で遊べる仮想現実を超えたゲーム「デビルバスター」だった。
ある日、遂にミノタウロスを倒し“ダイダロスの塔”を攻略した少年の前に魔王パズスが現れ、モニターの中から語りかけて来たのだった。

パズスは言う、破壊されたTOKYOに復活した古の悪魔達を倒せる勇者をゲームの中で待っていた……と。

時を同じくして、現実世界にも悪魔が出現。
更に生まれ故郷のシェルターが夜魔ネビロスにより支配されてしまうのだった。
仮想現実から現実世界へ……実感の湧かないまま、少年は悪魔を使役するソロモンの指輪を手に未知なる世界へと旅立って行く……。
 

【主要登場人物】

◆少年
本作の主人公。
大破壊後に京浜第3シェルターで生まれ、外の世界を知らなかったが、ゲーム『デビルバスター』をクリアした事により救世主として旅立つ事になる。
ヒロインとの出会いや親友との別れを経て、やがてはその行動は神々の運命をも決める事になる。
ぼくヒデ。
腕が…。


◆少女
本作のヒロイン。
強力な魔力を持ち、人々を治療する東京タワーの魔女として知られていた。
パズスの計画にとって邪魔な存在だった為に始末を依頼されるが……。
パツキンだからかロザンナ。


◆親友
主人公と同じ環境に育って来た少年で、共に破壊されたTOKYOに旅立つ事になる。
魔王パズスに心酔しており、少女との出会いにパズスを裏切った主人公から魔獸オルトロスとソロモンの指輪を奪う。
救世主になる事が望みだが……。
センダ(みつお)。

◆鈴木社長
銀座で出会う謎の会社経営者。
人間が悪魔に追いやられた世界で、何を商売しているのは不明。
銀座には&font(#0000ff){飛鳥の大魔宮で倒された魔王ルシファーが氷漬けになっている}等、謎が多い。
 

【魔王】
各所に登場するボス達の中でも別格の力を持ち、物語でも重要な役目を果たす。

◆魔王パズス
『デビルバスター』の中に封印されていた謎の存在。
主人公と親友を救世主の地位を餌に利用しようとする。

◆魔王バエル
TOKYOの支配者。
パズスを封印していた知恵の大魔王。
倒すと一匹のカエルになるが、持って行くのが「トゥルーエンド」への道となる。

◆魔王アスモダイ
嘆きの谷の支配者。
イザナギとイザナミを誘拐、更にはイザナミを殺害してしまう。

◆魔王ベリアル
狂いの原の支配者。

◆魔王モロク
怒りの地の支配者。
神をも甦らせる反魂香を神殿に隠し持つ。

◆魔王ミトラ
ミトラの塔の支配者。

◆魔王アスタロート
眠りの谷の支配者。
ヒロインを誘拐する。
ドリームキッス×8の登場する難所として有名。

◆魔王ベルゼブブ
恐れの山の支配者。
彼の潜む「はえ穴」はダークゾーンだらけの難所で、更に戦闘ではエナジードレインまで使用して来る。
カエルを持って行くと……。
 
◆魔王ルシファー
魔界の支配者。
ルシファー陛下。
もとい閣下。
前作で何者かの陰謀により、中島と弓子により倒されていたが復活。
主人公の選択によっては味方となる。

◆魔王サタン
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){!鈴木カンパニーの支配者。?}}}
唯一神に協力し、ルシファー打倒の策略に手を貸した。
ルシファーが消えた後の魔界の支配者を気取るが、役割的には完全な傀儡。
戦闘前の会話も含め、いちいち小物臭い。

◆造物主Y・H・V・H
真のラスボス。
神様と戦えるなんて画期的過ぎる。
文字通りの根源。


【携帯アプリ版の変更点】
・いつでもどこでもセーブ可能。チェックマンはMP消費0のトランパマンと化した。
・妖刀ニヒル、デスブレイドはいつでもどこでも着脱可能。歩行時にHPが減少する点はそのまま。
・オートパイロットからマップ表示に。マッパラーいらね。
・悪魔の攻撃パターンは通常攻撃と魔法のみ(特殊攻撃は[[犠牲になったのだ]])。テトラジャもパララディもペトラディもいらね。
・BGM激減。容量足りね。
 




【余談】

※メシア教とディーヴァ教(ガイア教)等、後のシリーズにも通じる要素が登場しているが、本作では物語に余り関係していない。


※時代が時代の為か、主人公のグラフィックが世紀末救世主風だったり、2Dビジュアルが「ヒャッハー」風である。


※セーブとワープを行ってくれるのはトーテムポール風のチェックマンだが『旧約』では『真・女神転生』 に倣ってかターミナルに変えられており落胆の声が挙がった。


※インド人のナンディさんも今作が初登場。


※『真・女神転生』シリーズとの関連は不明だが、近年の系列シリーズでは唯一神対閣下の多次元解釈がされているので、関連が生まれるかもしれないと見られている。





キョウジン ウィキごもりが8たいでた!


どうしますか?
→ついき
※しゅうせい




アニヲタはあくまのくちの中のボタンをおそうとした…………あくまのくちがとじてアニヲタはうでを&font(#0000ff){くいちぎられてしまった!}

----
&link_up(△)メニュー
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&font(#0000ff){&u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}}
----
#right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]}
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}

- 親友に恋人がいたけど彼の死を知らないまま過ごすんだろうね。あとヒント無しのマルチEDってどうよ?CB成沢という男は異常に持ち上げていたけど・・・・・。  -- 名無しさん  (2013-10-07 22:02:59)
#comment