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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/03(火) 18:46:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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***概要
ブラックモンブランとは、[[佐賀県]]に本社を置く竹下製菓謹製のアイスクリーム菓子。
1969年に誕生し以後50年以上続く同社のロングセラー商品であり、主力商品である。
バニラアイスのバーを[[チョコレート]]で包み、更にクッキークランチを周囲にまぶしてある。
クッキークランチは軽くまぶしてあるだけなので袋の中によくこぼれている、だが空け口を逆さにして口にクランチを放り込むのがたまらない。
その発想は3代目社長がアルプス山脈に上った際、雪に包まれた山々をアイスクリームにみたて
&bold(){「あれにチョコレートかけて食ったらうまそうだな」}と思った事による。
そこで商品名にアルプスの最高峰、モンブランの名を冠したことに由来、そのため栗のお菓子は関係無し。
誕生した当時のアイスは駄菓子のようなものが多かった中、まるで洋菓子のようなブラックモンブランは瞬く間に子供たちに広まった。
アイス界の頂点に立ってやるという心意気も込められているらしく、それに恥じず、ラクトアイスからアイスミルクへとバージョンアップした。
***特徴
本商品と同社から発売されているミルクックには、大きな特徴として、箸に当たりくじがついている事が挙げられる。
食べ進めると、ごく稀に「あたり」と書かれた点数が書かれており、
この点数を集めると、ブラックモンブラン、ミルクックと、店頭にて交換できるというシステムである。
一時期特賞500円当たりくじというものもあった。
なんとこれがあたるとお店で現金500円と交換できてしまうのだ。
同じように現金があたるくじとして、後に1000円くじもでてきたが、こちらは竹下製菓本社に郵送する必要があった。
[[日本>日本国]]の子供ならば、誰もが皆、[[コンビニ]]やスーパーでこれを買い求めた事だろう。
セミの鳴き声が響く夏休み、虫取りやプール等でくたくたになった時、お小遣いを出して味わうブラックモンブラン……。
ささやかながら、幸せなひと時だったはずだ。
竹下製菓は、本社の建物の看板にも、ブラックモンブランのパッケージをデカデカと掲げている。
そのパッケージは、青空に写るアルプス山脈である……。
日本人なら知っていて当然である。
……と、言いたいが、多くのWiki民にとっては何が何やら分からないであろう。
このブラックモンブラン、実は現在の所、&bold(){九州と中国地域の一部でしか}商品展開されていないのだ。
しかし九州民にとってアイスと言えば本当にこれなのである。他県では売られていない事を知ると、驚くくらいである。
九州人以外の方々、九州に立ち寄られた際には、是非ともコンビにのアイスコーナーで、
青いパッケージの、ブラックモンブランと書かれたアイスバーを探し、食してほしい。
九州に行けばどこのコンビニにも置いてあると断言できる。それほどに九州では浸透したアイスなのだ。
関東圏でも発売されたことはあるのだが後述のような事情もあってか期間限定だった。
因みに、一口サイズのものも存在する。
***竹下製菓の挑戦
九州でこれだけ知名度を誇るブラックモンブランだが、製造は佐賀県の竹下製菓の工場で一括して生産している。
しかし近年九州で多発している豪雨による被害が懸念され、2019年の豪雨では生産ラインには影響は出なかったが付帯設備や社員が被災した。
更に新型コロナの影響で巣ごもり需要などもありアイス事業は影響なかったが、グループの土産菓子など観光業事業が大きな打撃を受けた。
これを受けて竹下製菓としても一括生産ではリスクが高い・販路拡大模索も兼ねて2020年には[[埼玉県]]のアイスメーカー買収に踏み切った。
これにより佐賀県以外で初の生産拠点が誕生、関東でも今後広い地域で販売できるようになった。
竹下製菓としても長年九州を離れたユーザーから販売要望の声は届いてはいたものの、アイスである以上保冷など何かと手間や輸送費が嵩み
安さが売りでもあるブラックモンブランにとって、ネット販売しても輸送費の問題で全国に流通させるのは難しかった。
買収によって関東での販売の敷居は大きく下がった一方、全く馴染みのない土地での販路開拓は難しいのも事実である。
だが九州を出て関東で働いている人も少なくない、何よりブラックモンブランには50年以上の積み重ねがある。
社長も全く馴染みのない土地での開拓は苦戦することは理解しつつも&bold(){「慣れ親しんだ九州出身者がアンバサダーになってもらうことが一番の宣伝」}と考えているようである。
是非今後関東でもブラックモンブランが普及することを願うばかりである。
追記・修正は、モンブランを無酸素登頂した方がお願いします
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}
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 母方の実家が九州地方の駄菓子屋で、夏休みに里帰りする時は毎回これを食べるのが楽しみだったわwなんで全国発売じゃなくなったのかが不思議且つ残念でならない -- 名無しさん (2015-02-26 21:46:01)
- 最近ロマンシングサガとコラボしたってマジ? -- 名無し (2015-03-27 18:10:16)
- お値段はあまり変わらないがだんだん小さくなってるのが寂しい -- 名無しさん (2016-09-28 11:04:11)
- 夏になると一度は食っておきたい -- 名無しさん (2019-03-31 10:27:25)
- 協同乳業の「ヨーロッパクランチ」に似ているように見えるが両方食ったことある人は少ないようだ -- 名無しさん (2021-04-07 20:52:42)
- 関東に住んでるけど割とちょくちょく見かけるから今は進出してきてるのだろうか -- 名無しさん (2021-04-08 16:38:25)
- あーこれうまいよね、よくポロポロ溢れちゃうけど -- 熊本県民 (2021-05-11 00:16:19)
- 何故か10年位前の関東でも東大生協には通年で置いてあったんだよな…今もあるのかな? -- 名無しさん (2021-05-11 00:43:31)
- 久しぶりにくいてぇなぁ -- 名無しさん (2021-05-11 02:08:33)
#comment
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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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***概要
ブラックモンブランとは、[[佐賀県]]に本社を置く竹下製菓謹製のアイスクリーム菓子。
1969年に誕生し以後50年以上続く同社のロングセラー商品であり、主力商品である。
バニラアイスのバーを[[チョコレート]]で包み、更にクッキークランチを周囲にまぶしてある。
クッキークランチは軽くまぶしてあるだけなので袋の中によくこぼれている、だが空け口を逆さにして口にクランチを放り込むのがたまらない。
その発想は3代目社長がアルプス山脈に上った際、雪に包まれた山々をアイスクリームにみたて
&bold(){「あれにチョコレートかけて食ったらうまそうだな」}と思った事による。
そこで商品名にアルプスの最高峰、モンブランの名を冠したことに由来、そのため栗のお菓子は関係無し。
誕生した当時のアイスは駄菓子のようなものが多かった中、まるで洋菓子のようなブラックモンブランは瞬く間に子供たちに広まった。
アイス界の頂点に立ってやるという心意気も込められているらしく、それに恥じず、ラクトアイスからアイスミルクへとバージョンアップした。
***特徴
本商品と同社から発売されているミルクックには、大きな特徴として、箸に当たりくじがついている事が挙げられる。
食べ進めると、ごく稀に「あたり」と書かれた点数が書かれており、
この点数を集めると、ブラックモンブラン、ミルクックと、店頭にて交換できるというシステムである。
一時期特賞500円当たりくじというものもあった。
なんとこれがあたるとお店で現金500円と交換できてしまうのだ。
同じように現金があたるくじとして、後に1000円くじもでてきたが、こちらは竹下製菓本社に郵送する必要があった。
[[日本>日本国]]の子供ならば、誰もが皆、[[コンビニ]]やスーパーでこれを買い求めた事だろう。
セミの鳴き声が響く夏休み、虫取りやプール等でくたくたになった時、お小遣いを出して味わうブラックモンブラン……。
ささやかながら、幸せなひと時だったはずだ。
竹下製菓は、本社の建物の看板にも、ブラックモンブランのパッケージをデカデカと掲げている。
そのパッケージは、青空に写るアルプス山脈である……。
日本人なら知っていて当然である。
……と、言いたいが、多くのWiki民にとっては何が何やら分からないであろう。
このブラックモンブラン、実は現在の所、&bold(){九州と中国地域の一部でしか}商品展開されていないのだ。
しかし九州民にとってアイスと言えば本当にこれなのである。他県では売られていない事を知ると、驚くくらいである。
九州人以外の方々、九州に立ち寄られた際には、是非ともコンビにのアイスコーナーで、
青いパッケージの、ブラックモンブランと書かれたアイスバーを探し、食してほしい。
九州に行けばどこのコンビニにも置いてあると断言できる。それほどに九州では浸透したアイスなのだ。
関東圏でも発売されたことはあるのだが後述のような事情もあってか期間限定だった。
因みに、一口サイズのものも存在する。
***竹下製菓の挑戦
九州でこれだけ知名度を誇るブラックモンブランだが、製造は佐賀県の竹下製菓の工場で一括して生産している。
しかし近年九州で多発している豪雨による被害が懸念され、2019年の豪雨では生産ラインには影響は出なかったが付帯設備や社員が被災した。
更に新型コロナの影響で巣ごもり需要などもありアイス事業は影響なかったが、グループの土産菓子など観光業事業が大きな打撃を受けた。
これを受けて竹下製菓としても一括生産ではリスクが高い・販路拡大模索も兼ねて2020年には[[埼玉県]]のアイスメーカー買収に踏み切った。
これにより佐賀県以外で初の生産拠点が誕生、関東でも今後広い地域で販売できるようになった。
竹下製菓としても長年九州を離れたユーザーから販売要望の声は届いてはいたものの、アイスである以上保冷など何かと手間や輸送費が嵩み
安さが売りでもあるブラックモンブランにとって、ネット販売しても輸送費の問題で全国に流通させるのは難しかった。
買収によって関東での販売の敷居は大きく下がった一方、全く馴染みのない土地での販路開拓は難しいのも事実である。
だが九州を出て関東で働いている人も少なくない、何よりブラックモンブランには50年以上の積み重ねがある。
社長も全く馴染みのない土地での開拓は苦戦することは理解しつつも&bold(){「慣れ親しんだ九州出身者がアンバサダーになってもらうことが一番の宣伝」}と考えているようである。
是非今後関東でもブラックモンブランが普及することを願うばかりである。
追記・修正は、モンブランを無酸素登頂した方がお願いします
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- 母方の実家が九州地方の駄菓子屋で、夏休みに里帰りする時は毎回これを食べるのが楽しみだったわwなんで全国発売じゃなくなったのかが不思議且つ残念でならない -- 名無しさん (2015-02-26 21:46:01)
- 最近ロマンシングサガとコラボしたってマジ? -- 名無し (2015-03-27 18:10:16)
- お値段はあまり変わらないがだんだん小さくなってるのが寂しい -- 名無しさん (2016-09-28 11:04:11)
- 夏になると一度は食っておきたい -- 名無しさん (2019-03-31 10:27:25)
- 協同乳業の「ヨーロッパクランチ」に似ているように見えるが両方食ったことある人は少ないようだ -- 名無しさん (2021-04-07 20:52:42)
- 関東に住んでるけど割とちょくちょく見かけるから今は進出してきてるのだろうか -- 名無しさん (2021-04-08 16:38:25)
- あーこれうまいよね、よくポロポロ溢れちゃうけど -- 熊本県民 (2021-05-11 00:16:19)
- 何故か10年位前の関東でも東大生協には通年で置いてあったんだよな…今もあるのかな? -- 名無しさん (2021-05-11 00:43:31)
- 久しぶりにくいてぇなぁ -- 名無しさん (2021-05-11 02:08:33)
- チョコバリとそっくりと言ったら、怒られそう -- 名無しさん (2023-08-14 22:58:49)
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