ケンシロウ(北斗の拳)

「ケンシロウ(北斗の拳)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ケンシロウ(北斗の拳)」(2024/03/28 (木) 06:50:36) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2009/12/04 Fri 20:21:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&font(b,#006400){天地を砕く剛拳も、&br()この一握りの心を砕くことはできぬ!!}}} &font(b,#006400){ケンシロウ}とは[[北斗の拳]]の主人公。 声優 [[神谷明]](テレビアニメ)    [[子安武人]](OVA『新・北斗の拳』、ウイルスキラー2003北斗の拳)    河本邦弘(AC北斗の拳、パチンコ、パチスロなど)    [[小西克幸]]([[北斗無双]]、イチゴ味)    立花慎之介(DD北斗の拳)    [[阿部寛]](映画・OVA『真救世主伝説』シリーズ    [[石川英郎]](天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝)    [[黒田崇矢]](北斗が如く) ○人物 無口、無表情な男だが、実は弱者を助ける優しい人物。 ただし、モヒカンとハゲ、&b(){・・・てめぇらに今日を生きる資格はねぇ!} 経絡秘孔を指で突き、体内から肉体を破壊する哀しみを背負う[[北斗神拳]]の第64代伝承者。 核戦争により文明が崩壊し、弱肉強食の無法地帯となった荒野を、悪党を成敗し弱者を助けながら、あてのない旅を続ける。 ○スペック 身長:185㎝ 体重:100㎏ スリーサイズ:132・90・105 握力・腕力・背筋力・脚力:測定不能 視力:物凄く良い上に気配が読めるため夜でも苦労しない 聴力:2㎞先の内緒話を聞き取れる 嗅覚:犬並み 好物:ビーフカレー 苦手:食事に好き嫌いなどない((カニっぽい敵を前にして「カニ料理は好みじゃない」と皮肉ったことはある。)) 特技:声帯模写 一度見た技を完全に真似できる 足の速さ:100m 9秒台(もっと速いと思うが…) 腕力:100tの岩をも持ち上げる パンチ力:厚さ5mの岩を砕く キック力:200㎏の巨漢を25m先まで吹き飛ばす ジャンプ力:9m台 潜水時間:53分間 睡眠耐久力:1週間不眠でも耐えられる 絶食耐久力:3ヶ月絶食しても体力が衰えない 毒物耐久力:常人の致死量の5倍の青酸カリに耐える 記憶力:5万語を一度読むだけで記憶、反復できる 服装は概ね革製の黒いベストとパンツ、肩には金属製のパッドを装着した姿が基本的なデザイン。 インナーのシャツが媒体によって白や赤など若干のばらつきがあったり、作中ではサングラスを身に着けたり、修羅の国編では長袖のジャケットになったり、手袋がオープンフィンガーの物から指先まで覆うものに変更されるなど若干のマイナーチェンジをされている。 しかし各章におけるクライマックスでは大体上半身裸になっている場合が多い。 ○作中の活躍 干からびかけ、行き倒れかけた姿で初登場。 いきなり村人に捕まり牢屋に監禁される。 そしてこれから苛酷な旅の仲間となる[[バット>バット(北斗の拳)]]、リンに出会う。 「リンがピンチになる=そいつ等を叩き潰す」的な流れが目立つが、当初彼が闘う理由はユリアを取り戻すため。 とは言え一部最終章まで死んでいるとも思っていた。 また、悪者と悪者&b(){っぽい奴}には微塵も容赦はしないが、一方で子供や老人などの弱者については割と積極的に守ろうとする。 #openclose(show=○歴史「第一部」){ かつて、甘かったために[[シン>シン(北斗の拳)]]に敗れ、 その後シンはユリア殺しの汚名をきたままケンシロウと闘い最後は自殺。 この時、ユリアは既に自殺していたことを告げられる(実は助けられていてシンもそのことを知っていたのだが、それを伝えなかったのは後付けによる設定変更の為。仮に伝えていたらラオウとの決戦が早まりケンシロウは負けていたと思われる)。 適当に悪者を叩きのめしていたので、その後は偶然の産物だが弱者救済の救世主と呼ばれるようになる。 何故か極悪非道のケンシロウと言う噂も流されるが、噂を流していたかつての義兄ジャギ様をコテンパンにフルボッコ。 まあモヒカン達からすると極悪非道と言っても何らおかしくはないのだが、ツッコむのは野暮だろう。 ジャギ様との戦いで二人の兄の生存を知った後は、再び旅に向かう。 奇跡の村、善人と呼ばれた[[トキ>トキ(北斗の拳)]]の噂を聞きつけだが、そこにいたのは変わり果てたトキだった。 人間をデクとしか思わないトキに苦戦をしいられるも、実は(後付け設定で)偽物アミバとわかった瞬間容赦なくフルボッコタイム。 本当のトキを探してカサンドラにて再会。 既に病が進行して弱り果てたトキは、実の兄[[ラオウ>ラオウ(北斗の拳)]]と対峙…しかしトキは限界でこの場を救えるのはケンシロウしかいない… 幼い少女の哀しみが動けないケンシロウの体を突き動かし、ラオウと相打ち…退かしたあと、強敵レイの最期を見届けマミヤの村を後にした。 聖帝[[サウザー>サウザー(北斗の拳)]]の圧政に苦しむ者達を救うため、盲目となりながらも闘う男[[シュウ>シュウ(北斗の拳)]]と再会。 サウザーの前に立ちはだかるも帝王の圧倒的な強さと体の謎の前に一方的(相打ちで秘孔を突いていたが効果が出なかった)に敗北…。 その後監禁されていたが、シュウの息子シバの命を賭けた特攻とラオウの出現により一命を取り留めた。 しかしケンシロウが眠っていた間にシュウ達は追い詰められ、人質を取られたシュウはサウザーに敗北…… シュウの叫びに答えたケンシロウは、シュウの死を前に涙し、 聖帝の体の秘密を知った後は愛故に歪んだサウザーを倒した。 トキの僅かな寿命は闘志を増し、ラオウとの幼き約束を守るため再びラオウの前に立つ。 ケンシロウはそれを見届けるしかできないままトキの意志と魂を受け継いでゆく。 天狼星リュウガ…ラオウとケンシロウの二つの大木を見極めるため(?)、何故かトキや村人殺害の汚名を被り(?)、 ケンシロウと戦ったのだがそもそも戦う前から既に自分自身の腹を切っていたため(?)余命幾ばくもなかった。 その後ユリアの兄と%%唐突な後付け%%打ち明け己の想い(?)をケンシロウに託し、トキと共に(?)新たな時代を願いながら天へと旅立っていった…(?) この件は正直ツッコミどころの多い北斗の中でも屈指の迷シーンだが、ケンシロウの心に何かが深く刻み込まれた。 様々な強敵の哀しみと意志を受け継ぎ、 ラオウに一方的にユリアを賭けられた闘いに際して、ケンシロウは「北斗神拳究極奥義無想転生」でラオウを圧倒するも、 落とし穴という慈悲の無い罠によってラオウに逃げられてしまうどころか、負傷もしてしまう。 その後、ユリアへの愛を自覚したラオウが無想転生を習得したことによって互角の戦いになったが、 血だらけになりながらもラオウを倒し、最後はラオウの壮絶な死を見届けた後に、ラオウにより延命処置を受けたユリアとひっそりと暮らすのであった。 } #openclose(show=○歴史「第二部」){ ケンシロウと数多くの強敵が作り上げた平和は長くも続かず、天帝の圧政により再び平和は崩れ落ちた。 レジスタンスとなり闘うリンとバットの願いを聞いたケンシロウは、再び平和を掴むために荒野へと旅立つのであった。 そこで元斗皇拳伝承者[[ファルコ>ファルコ(北斗の拳)]]と対峙するも、彼の目もまた哀しみに包まれていた。 一方、バット、リン、アインは天帝と偽っていたジャコウを追い詰めるもトラップに引っかかり地下に落とされる。 そこに居たのはリンとそっくりの天帝であり、天帝はリンの姉であり、割れていた空は再び一つになりかけていたが、ジャコウのトラップによりアインは死亡 志を同じとしたアインは死んだが天帝を助け出すことには成功し、元凶であるジャコウを追い詰めた。 そして天帝の名を語ったジャコウの圧政は終わったが、リンが連れ去られてしまう。 ケンシロウは失った者を取り戻すため修羅の国に足を踏み入れるが、瀕死のファルコがそこにはいた。 リンが連れ去られたのは自らの責任としていたファルコは、傷が癒えないまま一足先に修羅の国に来ていた。 しかし、一人の修羅にやられ、最早命が持たないのを理解している上で、あえて誇り高い死を選ぶためにケンシロウの助けで最後の力を引き出して再び修羅と再戦。 そこで勝利はするものの力を使い果たし、ケンシロウに抱かれ命を落とす。 一方リンは、シャチと言う男と行動し、羅将ハンに差し出された。 羅将ハンの所にたどり着いたケンシロウはもう一つの北斗「北斗琉拳」と壮絶な闘いの中、自分の過去を知ることになる。 修羅の国の出身とラオウ伝説…… 修羅の国を解放するため、カイオウにさらわれたリンを助けるため、ラオウの意志を継ぐケンシロウだが、 北斗琉拳伝承者カイオウに歯が立たず敗北…… しかしシャチの父親赤鯱、シャチにより命を救われたケンシロウは再び修羅達に戦いを挑むのであった…… そして対峙したヒョウ(ケンシロウの実の兄)はカイオウの策略により恋人をケンシロウに殺されたと告げられ、打倒ケンシロウに燃える… 実の兄弟同士だろうと関係無く戦い続けるなか、ヒョウの記憶が蘇り、 北斗神拳の歴史が記される女人像のところへ向かう中、再びカイオウが現れ、シャチを殺害… 北斗神拳の歴史を知り、ラオウとの誓いを果たすため、汚れた英雄カイオウと再び闘うことになる。 失った英雄の心を拾うために…… 記憶を消されたリンはヒョウと黒夜叉により守られたが、ヒョウもまた命を落とした。 ラオウ、トキの実の兄[[カイオウ]]は幼いときから辛く哀しみに耐え、 希代の英雄になれる希望を踏みつぶされ屈辱的な人生を歩んできたカイオウは最後の最後に心を取り戻し、自ら命を絶った…… そして記憶を失ったリンはバットに託されケンシロウは黒王と共に旅立った… そしてラオウの子供、リュウは幼いながらもラオウの熱い血と誇りを持ち、北斗神拳伝承者として相応しい人材と判断したケンシロウは宛のない旅へと向かう。 数々の哀しみや男の死にざまを見て触れてきたきたリュウは、ケンシロウやラオウを越えるとケンシロウに誓う… そして三人のバカ息子に苦悩する国王の哀しみ、隣国の光帝の哀しみを背負いケンシロウはリュウの前から去る。 黒王と旅を続けていたケンシロウは唐突に記憶を失い、同じく記憶をバットに消されたリンと出会う。 リンが好きなのはケンシロウ…バットは記憶を失ったもの同士でも幸せになれるならそれでいいと二人を置き去りにした。 しかし、ケンシロウに対して復讐することしか頭にないボルゲがケンシロウを探していたことに気付く。 記憶がないケンシロウではボルゲに殺されてしまうと判断し、バットは自らの胸に七つの傷を付け、命懸けで囮になる。 しかし運悪くケンシロウがボルゲの前に姿を現してしまった。 為すすべもなくやられるケンシロウ…だが、バットの心の叫びが再び救世主の記憶とリンの記憶を蘇らせる。 ボルゲを倒し、リンの居るべき場所を示したケンシロウは一人荒野の中、旅を続けるのだった… #center(){&sizex(6){&font(b,#006400){おれの墓標に名はいらぬ!!&br()死すならば戦いの荒野で!!}}} } 80年代のジャンプ黄金期の中核を成した作品の主人公という事もあり、バトル物のみならず後世の漫画作品に多大な影響を及ぼしている。 と、ここまではかなりカッコイイキャラクターなのだが、 何の罪のない修羅や特に悪さをしたとは決まっていないモヒカンを問答無用で破裂させたり、丸焼きにしたり、道を聞いてから殺したり、 初対面の[[ハート様]]にとんでもない暴言を放ったり、[[アミバ>アミバ(北斗の拳)]]を自殺させたり、他人の罪を[[ジャギ>ジャギ(北斗の拳)]]に押し付けたりetc...いくら世紀末とは言えかなりとんでもない主人公である。正義の味方というより悪党専門の通り魔という方がしっくりくる。 何気に口も悪く、[[黒王号>黒王号(北斗の拳)]]も最初は駄馬とけなしていた。 このように容赦なく悪党共をひでぶとかあべしするので、「少年漫画の主人公がこんなことしていて良いのか!?」とも言われるが、 情けをかけて生かしておいた((但し顔面が酷く醜くなる上に痛みが止まらないという酷い後遺症に見舞われた。))ジャギが後に人々に害を成すようになってた((寸止めとは言え打ち込もうとした秘孔は「八つの苦しみを与えて、体を九の破片に変えて爆殺するという非道な物」であり、生かしておけば恨みを買うのは分かっていた筈である。 実際師父リュウケンもそう言っていたし。))り、甘ちゃんだったのでシンに一方的にやられた((核戦争による文明崩壊、自分達を救う為に死病に侵された次兄等精神の均衡を崩す状況が頻発している真っ最中に豹変した友がいきなり襲い掛かって来たと考えればまともに戦えないのはムリも無いと言えるが…))り、 善良な人々を悪党から守って立ち去った後に、残りの悪党共が取り返しのつかない事をしたりと、後悔することが多かったのでこのようなキャラクターとなっていったとされる(事実、映画『真世紀末救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝』では悪党に対して非情になる経緯が描かれている)。 そのため前述の様に子供と老人にはかなり優しいのだが、青年には気分次第なところが大きく、&ruby(とも){強敵}にはちゃんと接するが、イキってた青年を見捨てる場面もある。 一応、あわびゅ!!な目に(腕っ節の良い荒くれの筋力を日常生活に不自由ないレベルまで落として、「これからは真面目に生きろ」、と言う制裁を加えた事もある)することもある。 また、現在では口数の少ない寡黙なキャラクターのイメージを確立しているものの、原作初期は口数も多く口調も結構乱暴な物だった。この辺りはアニメでの神谷明氏の演技の影響が大きい。さらになかなかのツッコミ体質、一言多いともいう(例 [[でかいババア>でかいババア(北斗の拳)]]) また、初登場シーンや記憶喪失後で死にかけていることや、機械の操作・車の運転をまだ子供のバットに任せ切ったりする((但し、テレビアニメ版ではバイクの運転を、外伝作品では車の運転をこなしていた。))ことから、 &b(){「実はサバイバル能力があんまりないのでは?」}と言われたりもする。これは世紀末世界においてかなり致命的。 作中では彼よりゴツい人間が多数出てくることから相対的にヒョロいと見られる((北斗神拳は暗殺拳なので目立つのは愚行であり、そういう意味では理に適っていると言える。))かもしれないが、 北斗神拳を極めたことにより技のみならず、上記のスペックに書かれている通り力や打たれ強さなどの総合的な肉体的な強さは作中キャラの中でもトップクラスである。 雑魚との戦いでは基本瞬殺なので分かりにくいのだが、 明らかに体格差があり数多の相手をただの力で打ち倒してきたラオウと互角の死闘や、無想転生による差がある間はフルボッコにしたり、井戸掘りなど、要所でその片鱗がうかがえる。 一応一部なら能力が上回る相手も居たのだが、それらも技を見切ったり技をコピーしたり闘気を扱うなど、柔軟な対応によって勝利している。 #region(ケンシロウは天然?) 基本に真面目でクールなケンシロウだが、読者からは&bold(){奇行や盛大な勘違いを繰り返す相当ポンコツな天然扱いされてる事でも有名である。} 具体的な例を挙げると、 -[[種籾じいさんことミスミ>ミスミ(北斗の拳)]]の墓に、彼が生涯守った種籾を&bold(){土に埋めずろくに水もやらず蒔く。} 当然バットに「実るわけねえだろ」と指摘されるが、ケンシロウは実ると言い切る。&s(){肥料は種籾じいさんの死体…?} 弔いの意味もこめてるだろうが、一旦預かって必要としてる人に分け与えた方がじいさんも喜ぶのでは…? -シンが作ったユリアの人形を、近づくまで&bold(){ユリア本人と思い込む。} 生きてる人間のような非常に精巧な作りだが、瞬き一つろくにせずシンに貫かれてもノーリアクションで出血すらしないのはさすがに気付くべきでは…? -トキに成り済ましたアミバを&bold(){最終的に本物のトキと思い込んでしまう。} 勿論最初はあまりの別人ぶりにトキではないと信じてたが、最初の技のキレや昔自分を救った時にできた背中の傷(もちろん偽装)を見て最終的にトキ本人と信じ込む。 トキに似ても似つかない下衆っぷりだし、そもそも死の灰で弱ってたのにその様子が全くなかったのはさすがに(ry -かつての命の恩人であるシュウの事を&bold(){忘れてた。} 自分の目を潰してまでケンシロウを救ったのに、再会当初はシュウの事を憶えておらず「お前は目が見えぬのか?」と言ってしまう。後でしっかり思い出したが…。 これは連載当時、シナリオ作りが行き当たりばったりだった事や設定の急遽な追加や変更のせいでこうなってしまったのが原因である。 スピンオフのギャグ漫画でもケンシロウのこれらの天然ぶりはいじられる事がしばしばあり、 『[[イチゴ味>北斗の拳 イチゴ味]]』では&bold(){天然を通り越してどうしようもないアホの子と化し、周囲から心配されまくっている。} しかも連載が進むにつれて酷くなっており、普通の会話すら成り立たなくなってしまった。 「もしも北斗の拳が漫画じゃなくて昭和のドラマだったら」というifを描いた『[[世紀末ドラマ撮影伝>北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝]]』では監督の思い付きや事務所の無茶振りなどで結果的にケンシロウが相当なうっかり者なってしまったのが作中で度々指摘され、特に悪役のトキを倒すつもりがアミバという偽物だったという設定に無理矢理変更された時は、さすがにケンシロウ役の俳優は猛抗議した。 …もっとも、そのケンシロウ役の俳優はアドリブで墓に種籾を蒔いたり撮影中に血糊をなめてみたりジャギ編でどうやってシンを登場させるかの話し合いで「シンをゾンビとして蘇らせる」というヘンテコなアイデアを出したりする根っからの天然だが。 #endregion ・[[AC北斗の拳>北斗の拳(2D格闘)]]の性能 標準的な波動昇竜キャラ。ダイヤは中堅。 相手を気絶させやすく気絶値の低いキャラには微有利。(蓄積バグが有るためほとんど変わらないが) バニコンやHJコン等のコンボはある程度練習すれば簡単に出す事が出来、始動技も豊富。 星取り性能はそこそこ高くブーストを使わずに1コンボで2〜3ほど頑張れば溶かせる。 また地上始動の有情猛翔破の3Hit目をブーストキャンセルすると空中で地上技が出るバグがある。(一撃も可能) 空中転倒状態での食らい判定が爪先まできっちり存在する(横幅がとても大きくなる)上に、腕部分の食らい判定も妙にでかいため空中コンボを食らいやすい弱点がある。さらには攻撃を受けた瞬間に食らいモーションに移行して当たっていないように見えてしまう現象のために、隠れメタボ」呼ばわりまでされてしまっている。 その一方で、兄三人は同様の状況でも足首~膝付近の食らい判定が無かったりする。こんなところで末弟感出さなくても…… ケンシロウと言えば「お前はもう、死んでいる」の台詞が有名だが実はこのセリフ自体は原作では一度しか言ってない。 ただし「お前はすでに~」など、同じ意味だが少し語を変えたり口調が若干違ったりするバリエーションはいくつかあるため これらを含めるともう少し多く言っている。 「5ある編集ボタンのうち『項目変更』を突いた。」 「お前はもう、追記している。」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/12/04 Fri 20:21:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&font(b,#006400){天地を砕く剛拳も、&br()この一握りの心を砕くことはできぬ!!}}} &font(b,#006400){ケンシロウ}とは[[北斗の拳]]の主人公。 声優 [[神谷明]](テレビアニメ)    [[子安武人]](OVA『新・北斗の拳』、ウイルスキラー2003北斗の拳)    河本邦弘(AC北斗の拳、パチンコ、パチスロなど)    [[小西克幸]]([[北斗無双]]、イチゴ味)    立花慎之介(DD北斗の拳)    [[阿部寛]](映画・OVA『真救世主伝説』シリーズ    [[石川英郎]](天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝)    [[黒田崇矢]](北斗が如く) ○人物 無口、無表情な男だが、実は弱者を助ける優しい人物。 ただし、モヒカンとハゲ、&b(){・・・てめぇらに今日を生きる資格はねぇ!} 経絡秘孔を指で突き、体内から肉体を破壊する哀しみを背負う[[北斗神拳]]の第64代伝承者。 核戦争により文明が崩壊し、弱肉強食の無法地帯となった荒野を、悪党を成敗し弱者を助けながら、あてのない旅を続ける。 ○スペック 身長:185㎝ 体重:100㎏ スリーサイズ:132・90・105 握力・腕力・背筋力・脚力:測定不能 視力:物凄く良い上に気配が読めるため夜でも苦労しない 聴力:2㎞先の内緒話を聞き取れる 嗅覚:犬並み 好物:ビーフカレー 苦手:食事に好き嫌いなどない((カニっぽい敵を前にして「カニ料理は好みじゃない」と皮肉ったことはある。)) 特技:声帯模写 一度見た技を完全に真似できる 足の速さ:100m 9秒台(もっと速いと思うが…) 腕力:100tの岩をも持ち上げる パンチ力:厚さ5mの岩を砕く キック力:200㎏の巨漢を25m先まで吹き飛ばす ジャンプ力:9m台 潜水時間:53分間 睡眠耐久力:1週間不眠でも耐えられる 絶食耐久力:3ヶ月絶食しても体力が衰えない 毒物耐久力:常人の致死量の5倍の青酸カリに耐える 記憶力:5万語を一度読むだけで記憶、反復できる 服装は概ね革製の黒いベストとパンツ、肩には金属製のパッドを装着した姿が基本的なデザイン。 インナーのシャツが媒体によって白や赤など若干のばらつきがあったり、作中ではサングラスを身に着けたり、修羅の国編では長袖のジャケットになったり、手袋がオープンフィンガーの物から指先まで覆うものに変更されるなど若干のマイナーチェンジをされている。 しかし各章におけるクライマックスでは大体上半身裸になっている場合が多い。 ○作中の活躍 干からびかけ、行き倒れかけた姿で初登場。 いきなり村人に捕まり牢屋に監禁される。 そしてこれから苛酷な旅の仲間となる[[バット>バット(北斗の拳)]]、リンに出会う。 「リンがピンチになる=そいつ等を叩き潰す」的な流れが目立つが、当初彼が闘う理由はユリアを取り戻すため。 とは言え一部最終章まで死んでいるとも思っていた。 また、悪者と悪者&b(){っぽい奴}には微塵も容赦はしないが、一方で子供や老人などの弱者については割と積極的に守ろうとする。 #openclose(show=○歴史「第一部」){ かつて、甘かったために[[シン>シン(北斗の拳)]]に敗れ、 その後シンはユリア殺しの汚名をきたままケンシロウと闘い最後は自殺。 この時、ユリアは既に自殺していたことを告げられる(実は助けられていてシンもそのことを知っていたのだが、それを伝えなかったのは後付けによる設定変更の為。仮に伝えていたらラオウとの決戦が早まりケンシロウは負けていたと思われる)。 適当に悪者を叩きのめしていたので、その後は偶然の産物だが弱者救済の救世主と呼ばれるようになる。 何故か極悪非道のケンシロウと言う噂も流されるが、噂を流していたかつての義兄ジャギ様をコテンパンにフルボッコ。 まあモヒカン達からすると極悪非道と言っても何らおかしくはないのだが、ツッコむのは野暮だろう。 ジャギ様との戦いで二人の兄の生存を知った後は、再び旅に向かう。 奇跡の村、善人と呼ばれた[[トキ>トキ(北斗の拳)]]の噂を聞きつけだが、そこにいたのは変わり果てたトキだった。 人間をデクとしか思わないトキに苦戦をしいられるも、実は(後付け設定で)偽物アミバとわかった瞬間容赦なくフルボッコタイム。 本当のトキを探してカサンドラにて再会。 既に病が進行して弱り果てたトキは、実の兄[[ラオウ>ラオウ(北斗の拳)]]と対峙…しかしトキは限界でこの場を救えるのはケンシロウしかいない… 幼い少女の哀しみが動けないケンシロウの体を突き動かし、ラオウと相打ち…退かしたあと、強敵レイの最期を見届けマミヤの村を後にした。 聖帝[[サウザー>サウザー(北斗の拳)]]の圧政に苦しむ者達を救うため、盲目となりながらも闘う男[[シュウ>シュウ(北斗の拳)]]と再会。 サウザーの前に立ちはだかるも帝王の圧倒的な強さと体の謎の前に一方的(相打ちで秘孔を突いていたが効果が出なかった)に敗北…。 その後監禁されていたが、シュウの息子シバの命を賭けた特攻とラオウの出現により一命を取り留めた。 しかしケンシロウが眠っていた間にシュウ達は追い詰められ、人質を取られたシュウはサウザーに敗北…… シュウの叫びに答えたケンシロウは、シュウの死を前に涙し、 聖帝の体の秘密を知った後は愛故に歪んだサウザーを倒した。 トキの僅かな寿命は闘志を増し、ラオウとの幼き約束を守るため再びラオウの前に立つ。 ケンシロウはそれを見届けるしかできないままトキの意志と魂を受け継いでゆく。 天狼星リュウガ…ラオウとケンシロウの二つの大木を見極めるため(?)、何故かトキや村人殺害の汚名を被り(?)、 ケンシロウと戦ったのだがそもそも戦う前から既に自分自身の腹を切っていたため(?)余命幾ばくもなかった。 その後ユリアの兄と%%唐突な後付け%%打ち明け己の想い(?)をケンシロウに託し、トキと共に(?)新たな時代を願いながら天へと旅立っていった…(?) この件は正直ツッコミどころの多い北斗の中でも屈指の迷シーンだが、ケンシロウの心に何かが深く刻み込まれた。 様々な強敵の哀しみと意志を受け継ぎ、 ラオウに一方的にユリアを賭けられた闘いに際して、ケンシロウは「北斗神拳究極奥義無想転生」でラオウを圧倒するも、 落とし穴という慈悲の無い罠によってラオウに逃げられてしまうどころか、負傷もしてしまう。 その後、ユリアへの愛を自覚したラオウが無想転生を習得したことによって互角の戦いになったが、 血だらけになりながらもラオウを倒し、最後はラオウの壮絶な死を見届けた後に、ラオウにより延命処置を受けたユリアとひっそりと暮らすのであった。 } #openclose(show=○歴史「第二部」){ ケンシロウと数多くの強敵が作り上げた平和は長くも続かず、天帝の圧政により再び平和は崩れ落ちた。 レジスタンスとなり闘うリンとバットの願いを聞いたケンシロウは、再び平和を掴むために荒野へと旅立つのであった。 そこで元斗皇拳伝承者[[ファルコ>ファルコ(北斗の拳)]]と対峙するも、彼の目もまた哀しみに包まれていた。 一方、バット、リン、アインは天帝と偽っていたジャコウを追い詰めるもトラップに引っかかり地下に落とされる。 そこに居たのはリンとそっくりの天帝であり、天帝はリンの姉であり、割れていた空は再び一つになりかけていたが、ジャコウのトラップによりアインは死亡 志を同じとしたアインは死んだが天帝を助け出すことには成功し、元凶であるジャコウを追い詰めた。 そして天帝の名を語ったジャコウの圧政は終わったが、リンが連れ去られてしまう。 ケンシロウは失った者を取り戻すため修羅の国に足を踏み入れるが、瀕死のファルコがそこにはいた。 リンが連れ去られたのは自らの責任としていたファルコは、傷が癒えないまま一足先に修羅の国に来ていた。 しかし、一人の修羅にやられ、最早命が持たないのを理解している上で、あえて誇り高い死を選ぶためにケンシロウの助けで最後の力を引き出して再び修羅と再戦。 そこで勝利はするものの力を使い果たし、ケンシロウに抱かれ命を落とす。 一方リンは、シャチと言う男と行動し、羅将ハンに差し出された。 羅将ハンの所にたどり着いたケンシロウはもう一つの北斗「北斗琉拳」と壮絶な闘いの中、自分の過去を知ることになる。 修羅の国の出身とラオウ伝説…… 修羅の国を解放するため、カイオウにさらわれたリンを助けるため、ラオウの意志を継ぐケンシロウだが、 北斗琉拳伝承者カイオウに歯が立たず敗北…… しかしシャチの父親赤鯱、シャチにより命を救われたケンシロウは再び修羅達に戦いを挑むのであった…… そして対峙したヒョウ(ケンシロウの実の兄)はカイオウの策略により恋人をケンシロウに殺されたと告げられ、打倒ケンシロウに燃える… 実の兄弟同士だろうと関係無く戦い続けるなか、ヒョウの記憶が蘇り、 北斗神拳の歴史が記される女人像のところへ向かう中、再びカイオウが現れ、シャチを殺害… 北斗神拳の歴史を知り、ラオウとの誓いを果たすため、汚れた英雄カイオウと再び闘うことになる。 失った英雄の心を拾うために…… 記憶を消されたリンはヒョウと黒夜叉により守られたが、ヒョウもまた命を落とした。 ラオウ、トキの実の兄[[カイオウ]]は幼いときから辛く哀しみに耐え、 希代の英雄になれる希望を踏みつぶされ屈辱的な人生を歩んできたカイオウは最後の最後に心を取り戻し、自ら命を絶った…… そして記憶を失ったリンはバットに託されケンシロウは黒王と共に旅立った… そしてラオウの子供、リュウは幼いながらもラオウの熱い血と誇りを持ち、北斗神拳伝承者として相応しい人材と判断したケンシロウは宛のない旅へと向かう。 数々の哀しみや男の死にざまを見て触れてきたきたリュウは、ケンシロウやラオウを越えるとケンシロウに誓う… そして三人のバカ息子に苦悩する国王の哀しみ、隣国の光帝の哀しみを背負いケンシロウはリュウの前から去る。 黒王と旅を続けていたケンシロウは唐突に記憶を失い、同じく記憶をバットに消されたリンと出会う。 リンが好きなのはケンシロウ…バットは記憶を失ったもの同士でも幸せになれるならそれでいいと二人を置き去りにした。 しかし、ケンシロウに対して復讐することしか頭にないボルゲがケンシロウを探していたことに気付く。 記憶がないケンシロウではボルゲに殺されてしまうと判断し、バットは自らの胸に七つの傷を付け、命懸けで囮になる。 しかし運悪くケンシロウがボルゲの前に姿を現してしまった。 為すすべもなくやられるケンシロウ…だが、バットの心の叫びが再び救世主の記憶とリンの記憶を蘇らせる。 ボルゲを倒し、リンの居るべき場所を示したケンシロウは一人荒野の中、旅を続けるのだった… #center(){&sizex(6){&font(b,#006400){おれの墓標に名はいらぬ!!&br()死すならば戦いの荒野で!!}}} } 80年代のジャンプ黄金期の中核を成した作品の主人公という事もあり、バトル物のみならず後世の漫画作品に多大な影響を及ぼしている。 と、ここまではかなりカッコイイキャラクターなのだが、 何の罪のない修羅や特に悪さをしたとは決まっていないモヒカンを問答無用で破裂させたり、丸焼きにしたり、道を聞いてから殺したり、 初対面の[[ハート様]]にとんでもない暴言を放ったり、[[アミバ>アミバ(北斗の拳)]]を自殺させたり、他人の罪を[[ジャギ>ジャギ(北斗の拳)]]に押し付けたりetc...いくら世紀末とは言えかなりとんでもない主人公である。正義の味方というより悪党専門の通り魔という方がしっくりくる。 何気に口も悪く、[[黒王号>黒王号(北斗の拳)]]も最初は駄馬とけなしていた。 このように容赦なく悪党共をひでぶとかあべしするので、「少年漫画の主人公がこんなことしていて良いのか!?」とも言われるが、 情けをかけて生かしておいた((但し顔面が酷く醜くなる上に痛みが止まらないという酷い後遺症に見舞われた。))ジャギが後に人々に害を成すようになってた((寸止めとは言え打ち込もうとした秘孔は「八つの苦しみを与えて、体を九の破片に変えて爆殺するという非道な物」であり、生かしておけば恨みを買うのは分かっていた筈である。 実際師父リュウケンもそう言っていたし。))り、甘ちゃんだったのでシンに一方的にやられた((核戦争による文明崩壊、自分達を救う為に死病に侵された次兄等精神の均衡を崩す状況が頻発している真っ最中に豹変した友がいきなり襲い掛かって来たと考えればまともに戦えないのはムリも無いと言えるが…))り、 善良な人々を悪党から守って立ち去った後に、残りの悪党共が取り返しのつかない事をしたりと、後悔することが多かったのでこのようなキャラクターとなっていったとされる(事実、映画『真世紀末救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝』では悪党に対して非情になる経緯が描かれている)。 そのため前述の様に子供と老人にはかなり優しいのだが、青年には気分次第なところが大きく、&ruby(とも){強敵}にはちゃんと接するが、イキってた青年を見捨てる場面もある。 一応、あわびゅ!!な目に(腕っ節の良い荒くれの筋力を日常生活に不自由ないレベルまで落として、「これからは真面目に生きろ」、と言う制裁を加えた事もある)することもある。 また、現在では口数の少ない寡黙なキャラクターのイメージを確立しているものの、原作初期は口数も多く口調も結構乱暴な物だった。この辺りはアニメでの神谷明氏の演技の影響が大きい。さらになかなかのツッコミ体質、一言多いともいう(例 [[でかいババア>でかいババア(北斗の拳)]]) また、初登場シーンや記憶喪失後で死にかけていることや、機械の操作・車の運転をまだ子供のバットに任せ切ったりする((但し、テレビアニメ版ではバイクの運転を、外伝作品では車の運転をこなしていた。))ことから、 &b(){「実はサバイバル能力があんまりないのでは?」}と言われたりもする。これは世紀末世界においてかなり致命的。 作中では彼よりゴツい人間が多数出てくることから相対的にヒョロいと見られる((北斗神拳は暗殺拳なので目立つのは愚行であり、そういう意味では理に適っていると言える。))かもしれないが、 北斗神拳を極めたことにより技のみならず、上記のスペックに書かれている通り力や打たれ強さなどの総合的な肉体的な強さは作中キャラの中でもトップクラスである。 雑魚との戦いでは基本瞬殺なので分かりにくいのだが、 明らかに体格差があり数多の相手をただの力で打ち倒してきたラオウと互角の死闘や、無想転生による差がある間はフルボッコにしたり、井戸掘りなど、要所でその片鱗がうかがえる。 一応一部なら能力が上回る相手も居たのだが、それらも技を見切ったり技をコピーしたり闘気を扱うなど、柔軟な対応によって勝利している。 #region(ケンシロウは天然?) 基本に真面目でクールなケンシロウだが、読者からは&bold(){奇行や盛大な勘違いを繰り返す相当ポンコツな天然扱いされてる事でも有名である。} 具体的な例を挙げると、 -[[種籾じいさんことミスミ>ミスミ(北斗の拳)]]の墓に、彼が生涯守った種籾を&bold(){土に埋めずろくに水もやらず蒔く。} 当然バットに「実るわけねえだろ」と指摘されるが、ケンシロウは実ると言い切る。&s(){肥料は種籾じいさんの死体…?} 弔いの意味もこめてるだろうが、一旦預かって必要としてる人に分け与えた方がじいさんも喜ぶのでは…? -シンが作ったユリアの人形を、近づくまで&bold(){ユリア本人と思い込む。} 生きてる人間のような非常に精巧な作りだが、瞬き一つろくにせずシンに貫かれてもノーリアクションで出血すらしないのはさすがに気付くべきでは…? -トキに成り済ましたアミバを&bold(){最終的に本物のトキと思い込んでしまう。} 勿論最初はあまりの別人ぶりにトキではないと信じてたが、最初の技のキレや昔自分を救った時にできた背中の傷(もちろん偽装)を見て最終的にトキ本人と信じ込む。 トキに似ても似つかない下衆っぷりだし、そもそも死の灰で弱ってたのにその様子が全くなかったのはさすがに(ry -かつての命の恩人であるシュウの事を&bold(){忘れてた。} 自分の目を潰してまでケンシロウを救ったのに、再会当初はシュウの事を憶えておらず「お前は目が見えぬのか?」と言ってしまう。後でしっかり思い出したが…。 これは連載当時、シナリオ作りが行き当たりばったりだった事や設定の急遽な追加や変更のせいでこうなってしまったのが原因である。 スピンオフのギャグ漫画でもケンシロウのこれらの天然ぶりはいじられる事がしばしばあり、 『[[イチゴ味>北斗の拳 イチゴ味]]』では&bold(){天然を通り越してどうしようもないアホの子と化し、周囲から心配されまくっている。} しかも連載が進むにつれて酷くなっており、普通の会話すら成り立たなくなってしまった。 「もしも北斗の拳が漫画じゃなくて昭和のドラマだったら」というifを描いた『[[世紀末ドラマ撮影伝>北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝]]』では監督の思い付きや事務所の無茶振りなどで結果的にケンシロウが相当なうっかり者になってしまった事が作中で度々指摘される。特に悪役のトキを倒すつもりがアミバという偽物だったという設定に無理矢理変更された時には、さすがにケンシロウ役の俳優は猛抗議した。 …もっとも、そのケンシロウ役の俳優もアドリブで墓に種籾を蒔いたり、撮影中に血糊をなめてみたり、ジャギ編でどうやってシンを登場させるかの話し合いで「シンをゾンビとして蘇らせる」というヘンテコなアイデアを出したりするような根っからの天然なのだが。 #endregion ・[[AC北斗の拳>北斗の拳(2D格闘)]]の性能 標準的な波動昇竜キャラ。ダイヤは中堅。 相手を気絶させやすく気絶値の低いキャラには微有利。(蓄積バグが有るためほとんど変わらないが) バニコンやHJコン等のコンボはある程度練習すれば簡単に出す事が出来、始動技も豊富。 星取り性能はそこそこ高くブーストを使わずに1コンボで2〜3ほど頑張れば溶かせる。 また地上始動の有情猛翔破の3Hit目をブーストキャンセルすると空中で地上技が出るバグがある。(一撃も可能) 空中転倒状態での食らい判定が爪先まできっちり存在する(横幅がとても大きくなる)上に、腕部分の食らい判定も妙にでかいため空中コンボを食らいやすい弱点がある。さらには攻撃を受けた瞬間に食らいモーションに移行して当たっていないように見えてしまう現象のために、隠れメタボ」呼ばわりまでされてしまっている。 その一方で、兄三人は同様の状況でも足首~膝付近の食らい判定が無かったりする。こんなところで末弟感出さなくても…… ケンシロウと言えば「お前はもう、死んでいる」の台詞が有名だが実はこのセリフ自体は原作では一度しか言ってない。 ただし「お前はすでに~」など、同じ意味だが少し語を変えたり口調が若干違ったりするバリエーションはいくつかあるため これらを含めるともう少し多く言っている。 「5ある編集ボタンのうち『項目変更』を突いた。」 「お前はもう、追記している。」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: