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「ツキヨタケ」(2022/07/02 (土) 20:52:19) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2013/09/09 (月) 22:20:55
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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#center(){&font(#0000ff){ツキヨタケを捕獲したのね}}
#center(){&font(#0000ff){ツキヨタケは北半球に広く分布しているキノコよ。}}
#center(){&font(#0000ff){見た目はシイタケに似ていて木の幹とかに良く生えているらしいわ。}}
#center(){&font(#800080){シイタケに似てるって事は食べられるんだろうな。}}
#center(){&font(#0000ff){ええ。味までシイタケに似てるかは保障できないけどね。}}
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#include(テンプレ3)
#center(){&font(#800080){ぐっ…}}
#center(){&font(#800080){パラメディックめ…}}
#center(){&font(#800080){&bold(){毒じゃないかっ…!!}}}
ツキヨタケはホウライタケ科のキノコの一種
黄褐色もしくは紫褐色の傘で柄は短く肉厚。
広葉樹の枯れ木などに群生し最大25cmにもなる大きな傘を作ることもある。
色合いやその肉厚な形状から可食菌と思われがちだが
&font(#ff0000){蛇の発言を見てのとおり毒キノコである。}
それも毒キノコの中でも最も厄介な部類の
先にも述べたとおりとにかく可食菌によく似たキノコであり
一般にはヒラタケ、ムキタケに似ているといわれるが
まだ小さいころはそれなりの柄をもつ為
可食菌の代表格である[[シイタケ]]に似ることもある。
[[御三家(毒キノコ)]]の一角でありその中でも
特に誤食率の高いキノコで
&font(#ff0000){毒キノコの帝王}とまで言われている。
どのくらい帝王かというと日本の毒キノコ中毒症例のうち
およそ半数以上がこいつのせいというほどの帝王っぷりである。
それこそ町内会でキノコ狩りに行ったら全世帯が中毒を起こしたなんて事例もあるぐらい。
&font(#ff0000){おまけに誤食率が高いうえに}
&font(#ff0000){毒性も強く食後30分程度でめまいや吐き気に襲われ}
&font(#ff0000){最悪激しい嘔吐}
&font(#ff0000){下痢による脱水症状で死に至ることもある}
日本では古くから知られている毒キノコのひとつで
可食菌と偽って&font(#ff0000){暗殺}しようとしたなんて記録も残ってたりする。
さて、話は変わるがキノコの項目ではたびたびキノコ喰いたいなら
スーパーで買ってお食べと書くことが多々あるのだが
実はひとつ注意して頂きたいことがある。
#center(){&font(#0000ff){貴方が買ったそのキノコ}}
#center(){&font(#0000ff){ちゃんと養殖ですか?}}
キノコの場合スーパーであっても天然と書かれたキノコには気をつけて頂きたいのだ
ヒラタケやムキタケなんて名前はスーパーでは見かける機会はあまりないかもしれない
だがこの名前ならどうだろうか
#center(){&font(#ff0000){&bold(){シメジ}}}
そう、ツキヨタケに似た可食菌のヒラタケはシメジの名で売られていることがあるのだ。
ただしこれは食品名偽造しているわけではない
シメジといえばキシメジ科のキノコもしくはホンシメジの事であるのだが
実はその定義は結構曖昧である。
現在では養殖技術の向上からヒラタケをそのままヒラタケと扱う店も増えたが
一部地域ではシメジと扱っているところもある。
養殖なら問題はないのだが天然シメジと書かれたものが厄介である。
もちろん非常に稀だがごくごく稀に物品即売会などの時に
ツキヨタケがまじり中毒が…なんて事件があったりする。
外見での判別が難しいため厄介なキノコであるが実は二つの大きな判別方法を持つ
ひとつは縦に裂いたとき柄の付け根あたりが黒、もしくは黄色く変色している点。
色には結構むらがあるのだが少しでも変色している場合は気をつけよう
そしてもうひとつ
#center(){&font(#aaff99,#000000){\ | /&br()― 光るのだ ―}}
実はこのキノコ、発光成分を含んでいるため暗くなると、まるで傘が半月のように光るのである
夜の暗闇のなか木の幹がほんのりと輝く様は結構幻想的。
&font(#ff0000){もっとも新鮮なうちしか光らないのだが。}
これらの特徴を覚えておいて損はないだろう。
ただし
これらの特徴はツキヨタケであるという特徴でしかない
こんな知識だけで山に突撃して縦に裂きシミがない、光らない
#center(){&font(#ff0000){&bold(){「喰える(確信)」}}}
とか思わないように
山の中には他にもいっぱいトラップがあるんですぜ
あ、追記修正する前にこちらのヒラタケのスープどうですか?
ちょっと光っててロマンティックですけど
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}
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- どっかで読んだ本にツキヨタケ食って家族全員病院送りと言うのがあった、きのこ怖い -- 名無しさん (2014-01-23 23:03:40)
- 流石に蛇もこれを食べて電力回復はならなかった -- 名無しさん (2014-05-13 15:53:20)
- キノコ食えんようになるわ!! -- 名無しさん (2014-08-11 01:51:16)
- 素人はキノコの見分けがつかないから店で売っているキノコしか食べないほうがいいかも。 -- 名無しさん (2014-09-04 13:44:09)
- ↑↑もともとキノコ嫌いな俺に隙は無かった -- 名無しさん (2014-09-04 15:35:15)
- 「食べられる」←無害とは言ってない -- 名無しさん (2014-09-22 20:29:02)
- 滋賀県の道の駅で誤って販売してたそうな。即売所は良い品が有るからよく行ってたけどやっぱりこういう事もあるんだね -- 名無しさん (2014-09-22 20:54:14)
- 夜に光ると美しいのにね。 -- 名無しさん (2014-09-22 21:34:47)
- うちのじいちゃん天ぷらにして食ったけど病院送りになっただけで済んだらしい -- 名無しさん (2014-12-31 15:30:59)
- 死亡率は低いが、スタンダードな胃腸系の毒キノコとしてはかなり強力な方らしい -- 名無しさん (2015-02-20 22:01:50)
- 某ネオ時代劇な漫画では切って煮物にしちまえばシイタケと見分けがつかないんだそうな -- 名無しさん (2015-09-21 00:14:10)
- 消防のころ日本アルプスで群生してるの見た。とってもきれいだった -- 名無しさん (2016-08-15 16:31:38)
- まあ毒性がそれほど強いわけではなく、また加熱である程度までは無毒化されるから(15分加熱で15%分解されるそうな) -- 名無しさん (2016-09-25 14:17:10)
- 確か、小説『伊達政宗』で、政宗の母親が政宗を毒殺しようとして使ったのがこれだったような。 -- 名無しさん (2017-03-15 14:58:43)
- ↑山岡荘八のやつだな。あのシーンは母親が恐かったのを記憶してるわ。 -- 名無しさん (2017-05-06 18:55:19)
- ↑そうそう。それで、これに乗じて政宗を殺そうとした小次郎(弟)を切り殺すんだよね。抜毒丸がなければ危なかったって言ってたな。 -- 名無しさん (2017-08-23 13:57:33)
- 「死ぬかと思った」って体験談シリーズで「町内会のキノコ狩りにいって町内まるごとキノコ中毒(食わず嫌いした子供だけ助かった)」って話があったな。恐ろしい。 -- 名無しさん (2018-08-17 22:34:41)
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#center(){&font(#0000ff){ツキヨタケは北半球に広く分布しているキノコよ。}}
#center(){&font(#0000ff){見た目はシイタケに似ていて木の幹とかに良く生えているらしいわ。}}
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#center(){&font(#800080){ぐっ…}}
#center(){&font(#800080){パラメディックめ…}}
#center(){&font(#800080){&bold(){毒じゃないかっ…!!}}}
ツキヨタケはホウライタケ科のキノコの一種
黄褐色もしくは紫褐色の傘で柄は短く肉厚。
広葉樹の枯れ木などに群生し最大25cmにもなる大きな傘を作ることもある。
色合いやその肉厚な形状から可食菌と思われがちだが
&font(#ff0000){蛇の発言を見てのとおり毒キノコである。}
それも毒キノコの中でも最も厄介な部類の
先にも述べたとおりとにかく可食菌によく似たキノコであり
一般にはヒラタケ、ムキタケに似ているといわれるが
まだ小さいころはそれなりの柄をもつ為
可食菌の代表格である[[シイタケ]]に似ることもある。
[[御三家(毒キノコ)]]の一角でありその中でも
特に誤食率の高いキノコで
&font(#ff0000){毒キノコの帝王}とまで言われている。
どのくらい帝王かというと日本の毒キノコ中毒症例のうち
およそ半数以上がこいつのせいというほどの帝王っぷりである。
それこそ町内会でキノコ狩りに行ったら全世帯が中毒を起こしたなんて事例もあるぐらい。
&font(#ff0000){おまけに誤食率が高いうえに}
&font(#ff0000){毒性も強く食後30分程度でめまいや吐き気に襲われ}
&font(#ff0000){最悪激しい嘔吐}
&font(#ff0000){下痢による脱水症状で死に至ることもある}
日本では古くから知られている毒キノコのひとつで
可食菌と偽って&font(#ff0000){暗殺}しようとしたなんて記録も残ってたりする。
さて、話は変わるがキノコの項目ではたびたびキノコ喰いたいなら
スーパーで買ってお食べと書くことが多々あるのだが
実はひとつ注意して頂きたいことがある。
#center(){&font(#0000ff){貴方が買ったそのキノコ}}
#center(){&font(#0000ff){ちゃんと養殖ですか?}}
キノコの場合スーパーであっても天然と書かれたキノコには気をつけて頂きたいのだ
ヒラタケやムキタケなんて名前はスーパーでは見かける機会はあまりないかもしれない
だがこの名前ならどうだろうか
#center(){&font(#ff0000){&bold(){シメジ}}}
そう、ツキヨタケに似た可食菌のヒラタケはシメジの名で売られていることがあるのだ。
ただしこれは食品名偽造しているわけではない
シメジといえばキシメジ科のキノコもしくはホンシメジの事であるのだが
実はその定義は結構曖昧である。
現在では養殖技術の向上からヒラタケをそのままヒラタケと扱う店も増えたが
一部地域ではシメジと扱っているところもある。
養殖なら問題はないのだが天然シメジと書かれたものが厄介である。
もちろん非常に稀だがごくごく稀に物品即売会などの時に
ツキヨタケがまじり中毒が…なんて事件があったりする。
外見での判別が難しいため厄介なキノコであるが実は二つの大きな判別方法を持つ
ひとつは縦に裂いたとき柄の付け根あたりが黒、もしくは黄色く変色している点。
色には結構むらがあるのだが少しでも変色している場合は気をつけよう
そしてもうひとつ
#center(){&font(#aaff99,#000000){\ | /&br()― 光るのだ ―}}
実はこのキノコ、発光成分を含んでいるため暗くなると、まるで傘が半月のように光るのである
夜の暗闇のなか木の幹がほんのりと輝く様は結構幻想的。
&font(#ff0000){もっとも新鮮なうちしか光らないのだが。}
これらの特徴を覚えておいて損はないだろう。
ただし
これらの特徴はツキヨタケであるという特徴でしかない
こんな知識だけで山に突撃して縦に裂きシミがない、光らない
#center(){&font(#ff0000){&bold(){「喰える(確信)」}}}
とか思わないように
山の中には他にもいっぱいトラップがあるんですぜ
あ、追記修正する前にこちらのヒラタケのスープどうですか?
ちょっと光っててロマンティックですけど
#include(テンプレ2)
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#vote3(time=600,13)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- どっかで読んだ本にツキヨタケ食って家族全員病院送りと言うのがあった、きのこ怖い -- 名無しさん (2014-01-23 23:03:40)
- 流石に蛇もこれを食べて電力回復はならなかった -- 名無しさん (2014-05-13 15:53:20)
- キノコ食えんようになるわ!! -- 名無しさん (2014-08-11 01:51:16)
- 素人はキノコの見分けがつかないから店で売っているキノコしか食べないほうがいいかも。 -- 名無しさん (2014-09-04 13:44:09)
- ↑↑もともとキノコ嫌いな俺に隙は無かった -- 名無しさん (2014-09-04 15:35:15)
- 「食べられる」←無害とは言ってない -- 名無しさん (2014-09-22 20:29:02)
- 滋賀県の道の駅で誤って販売してたそうな。即売所は良い品が有るからよく行ってたけどやっぱりこういう事もあるんだね -- 名無しさん (2014-09-22 20:54:14)
- 夜に光ると美しいのにね。 -- 名無しさん (2014-09-22 21:34:47)
- うちのじいちゃん天ぷらにして食ったけど病院送りになっただけで済んだらしい -- 名無しさん (2014-12-31 15:30:59)
- 死亡率は低いが、スタンダードな胃腸系の毒キノコとしてはかなり強力な方らしい -- 名無しさん (2015-02-20 22:01:50)
- 某ネオ時代劇な漫画では切って煮物にしちまえばシイタケと見分けがつかないんだそうな -- 名無しさん (2015-09-21 00:14:10)
- 消防のころ日本アルプスで群生してるの見た。とってもきれいだった -- 名無しさん (2016-08-15 16:31:38)
- まあ毒性がそれほど強いわけではなく、また加熱である程度までは無毒化されるから(15分加熱で15%分解されるそうな) -- 名無しさん (2016-09-25 14:17:10)
- 確か、小説『伊達政宗』で、政宗の母親が政宗を毒殺しようとして使ったのがこれだったような。 -- 名無しさん (2017-03-15 14:58:43)
- ↑山岡荘八のやつだな。あのシーンは母親が恐かったのを記憶してるわ。 -- 名無しさん (2017-05-06 18:55:19)
- ↑そうそう。それで、これに乗じて政宗を殺そうとした小次郎(弟)を切り殺すんだよね。抜毒丸がなければ危なかったって言ってたな。 -- 名無しさん (2017-08-23 13:57:33)
- 「死ぬかと思った」って体験談シリーズで「町内会のキノコ狩りにいって町内まるごとキノコ中毒(食わず嫌いした子供だけ助かった)」って話があったな。恐ろしい。 -- 名無しさん (2018-08-17 22:34:41)
- 綺麗なキノコに限って毒餅 -- 名無しさん (2022-07-02 20:52:19)
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