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「入巣蒔菜」(2024/04/09 (火) 13:29:57) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}：2012/02/02(木) 00:42:31
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 7 分で読めます
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#center(){&color(brown){私のために死のうなんて思わないでね？ メーワクだから}}
frontwingより発売された18禁アダルトゲーム「[[グリザイアの果実>グリザイアの果実-LE FRUIT DE LA GRISAIA-]]」のヒロインの一人。
原画担当:フミオ
CV:民安ともえ/たみやすともえ
特殊な事情から美浜学園という「牢獄」に放り込まれた5人の少女の一人で、主人公である[[風見雄二]]を含め僅か6人しか居ない美浜学園の生徒。
雄二との関係は学友。雄二が美浜学園へと編入してきた当初は人見知りな性格が災いして雄二とサシで話す事にも怯えていたが、作品中盤、雄二に馴れ始めてからは雄二の事を「お兄ちゃん」と呼び慕う。
一応付帯しておくが、血縁関係は一切無い。
本来、同学年の学友はヒロインの一人でメイドの小嶺幸のみだが、少人数制を取る美浜学園においては1〜3年までの全ての学年、クラスが同じ教室で講義を受けるため、
学年的にはひとつ上の榊由美子、[[松嶋みちる]]、風見雄二及びふたつ上の[[周防天音]]とも同じクラス。
特に最年長である天音とは姉妹もしくは母子の様に仲が良い。
名前の読みは「イリス・マキナ」。声に出すとまるで外国人の名前のように聞こえるが、生まれも育ちもれっきとした日本人。
□外見
身長144cm
スリーサイズB71/W57/H78
体型から解る通り今作のロリ担当。
強いくせっ毛の茶髪を左右で短く縛った髪型で、目の色は赤銅色に近い。
感情に素直で友人を始め親しい人物の前では表情がコロコロ変わるが、人見知りであるため、見ず知らずの人間の前ではその限りではなく、まるで借りてきた猫の様におとなしくなる。
幼児体型ではあるが、自身のスタイルに関してコンプレックスは無く、自ら「タヌキ」「ポンポコベリー」とネタにする。
私服・制服問わず、常に左右で柄の違うソックスを履いている。もっともこれはファッション云々ではなく、単にものぐさなだけ。
水着はビキニ。しかも黒。天音と選んだもので、天音とは色違い同デザイン。激しく泳ぐとズレるらしい。
□特徴、人物
前述の通り、感情に素直で子供の様な性格。
喜怒哀楽や好悪の判断がハッキリしており、好きな人間にはとことん懐くが、嫌いな人間には全く懐かない。
天真爛漫で自由奔放、5分後の行動が全く予測つかない程にフリーダムな言動が持ち味。下ネタ要因でもある。
常に駆け回っているが、意外にも身体能力自体はそう高くない。もっともこれは、とある事件から6年間の入院生活を過ごしているため、その影響によるもの。
幼い頃は「神童」と呼ばれるほどに将来を期待されていたが、ある事件に巻き込まれ、入院してからは現在の様な性格になっている。
圧縮記憶法と言われる特殊な記憶能力の持ち主。本の内容等を絵として記憶することで「意味」としては解らずとも、本の内容そのものは記憶している。
ただし絵として記憶する際、カラー情報を記憶する場合情報量が重くなるため、基本的にはモノクロ画像として記憶する。
また、記憶はするものの、記憶した情報を何処に仕舞ったかを忘れるため、結局記憶力はそこまで良くはない。
また圧縮記憶法の弊害として脳内の整理のために多くの睡眠時間が要求され、一日の半分近くを寝て過ごす他、日常生活においても唐突に睡眠状態に陥る事がある。
更に、もうひとつの弊害として言葉の前後を記憶し、中間は圧縮して覚えるため、補完のしに難い新語や固有名詞をよく間違える。
ちなみにこれらの能力に関しては、雄二の姉の[[風見一姫]]も持っていたが能力的にはマキナに比べて高く、カラーページが記憶出来るほか、モノクロ記憶なら2冊の本を同時に行う事が可能。
上述の能力故か結構多才。作中では新たなパンの開発、無意識での亀甲縛りの他、雄二の教えにより長距離射撃や護身術の延長線上ではあるが、武術の才能も開花させた。
母親をとある理由から毛嫌いしているが、性格はともかく見た目はその母親に生き写し。
迷宮のアフターストーリーでは入浴の際に髪を下ろした自分を鏡で見、鏡の中の自分の姿を自分だと認識できず、鏡に向かって威嚇するというコントのような反応をしている。
楽園ではその母親の名前を騙ることで母親名義で予約したホテルのスイートルームを手に入れている。容姿がそっくりだからこそ為せた技である。
以下ネタバレ注意
戦前から脈々と続き、現在においても政治、産業、流通などに根強く関与する女系一族、入巣家の宗家の長女で生粋のお嬢様。
ただし現在は本家から絶縁状態で、家督は分家の人間で蒔菜の種違いの妹の沙里菜が現在の後継者候補。
絶縁の理由は営利誘拐と父親の死に端を発する精神的摩耗とその回復のための入院。
その誘拐の原因は、父親が入巣家の汚職の実態を公表しようとしたためであり、もっと言えばその父親を秘密裏に抹殺する方が真の目的である。
あちらの目論見通り助けに来た父親は殺され、誘拐された蒔菜はそのまま父親の死体と実に6日間の間放置されてしまい、それによって精神が疲弊してしまった。
と、父親を抹殺する事で汚職についてはとりあえず闇に葬ったはずだったが、蒔菜は幼い頃に父の書斎で資料を全て見て記憶していた。現在は彼女がその気になれば汚職の実態が全部白日の下に晒される状態である。
□作中での活躍
○蒔菜ルート前半
幼い頃に父親を亡くしていた蒔菜は、亡き父親の変わりを欲していた。
接していくうちに雄二に自分の理想の父親像を見出だした蒔菜は、「一生分のお小遣い」約7000万円で雄二にパパに頼み、雄二はそれを受け入れ、それを機に、蒔菜の雄二への呼称をお兄ちゃんからパパへと変化させる。
これまで裏の世界で生き、良き父親を知らずに育ってきた雄二は、それでも自身の中の「理想の父親像」を頼りに不器用ながらも蒔菜を育てようと奮戦する。
母親代わりの天音や、蒔菜の友人の幸の助けもあり、蒔菜との親子関係は歪ながらも良好なものとして過ぎて行き、人見知りの激しい蒔菜もまたパン屋でバイトするほどに成長する。
○蒔菜ルート後半
そんな平和な生活に転機が訪れたのは雄二の師匠――日下部麻子の墓参りから帰宅してからの事。
いつもと同じパン屋のバイトの帰り道、蒔菜は沙里菜を狙った爆発テロに偶然遭遇してしまう。幸い、蒔菜は軽微の火傷で済んだが沙里菜は重傷を負い蒔菜を巻き込んだ入巣家のお家騒動が勃発。
雄二は、蒔菜に最早家督相続の意思は無いため放っておくように入巣姉妹の母・[[入巣清夏]]に告げるが、お家騒動は止まらず、裏の世界における雄二の「会社」からも、最高の狙撃手にして国防装置・I-9029＝雄二に対して蒔菜暗殺の指令が下る。
これ以上、学友に迷惑をかけられないと感じた雄二と蒔菜は、美浜学園から出奔する。この時、天音からはホームベーカリー、幸からは「希望の苗」として林檎の苗、みちるから2千円を受け取る。
その後雄二はI-9029の最高の国防装置としての機能を使用し蒔菜の敵を撃退するが、林檎の苗を囮におびき出された蒔菜が負傷、短い逃走劇は終わりを迎え、蒔菜は入院、雄二は何処かへと消える。
その後入院した蒔菜のもとには清夏が訪れる。しかし清夏は当然ながら蒔菜を助ける気などなく、沙里菜の治療の為に蒔菜を犠牲にすると、昏睡状態なのを良いことに蒔菜の目の前で告げる。
その数日後、雄二は「会社」の目を盗んで蒔菜と接触、二人で逃げることを約束した。
次に雄二が現れたのは清夏のいる社長室だった。蒔菜を解放するには、最早入巣家の頭を潰すしかないと考えた雄二は清夏の暗殺のため、単身入巣の会社へと乗り込み、ついには清夏の所へと辿りついたのだった。
○蒔菜BADエンド
清夏の暗殺を果たした雄二。しかし、自分も重傷を負ってしまった。
蒔菜との約束を守るため、蒔菜の下へとたどり着くが、自分の預金と「会社」の名刺を残し雄二は死亡。
半年後、精神が崩壊し雄二の死体が入ったゴミ袋を雄二と錯覚した蒔菜は、ゴミ袋と共に念願のベーカリーを開く傍ら、次世代の9029として「会社」で働いていた。(因みにその際、&bold(){蒔菜は彼女と雄二との間の子を妊娠してる事になっている。[BADエンド限定]})
○蒔菜TRUEエンド
清夏を暗殺できず雄二は逃走するが、その途中で重傷を負う。
蒔菜との約束を守るため、蒔菜の下へとたどり着き、蒔菜と逃走中の電車の中で、静かに眠りについた。
一年後、雄二は右腕を失うも生きていた。蒔菜は雄二と共に念願のベーカリーを開く傍ら、重傷退役した雄二の代わりにV-9029として「会社」で働いていた。
シナリオ的には賛否両論で、夢を叶えてハッピーエンドだと言う人も居れば、結局学園には戻れず、ビターエンドだと言う人もいる。しかし･･･
○迷宮での蒔菜after
仕事を続けていた折、日本で正式に9029となるための訓練を受けるために美浜学園に一時帰還。学園生達との再会を果たす。
清夏に挨拶代わりに銃弾をお届けしてトラウマを植え付け、海外逃亡をさせるという形で間接的に復讐を果たす。
訓練終了後は再び去ると思われたが、雄二の希望を受けたJBが上層部に「切りたくない切り札」を切った結果、赴任地を三嶋崎にさせることに成功。
雄二と同じく卒業まで美浜学園に通いつつ勤務が可能となった。晴れてハッピーエンドを迎えた瞬間である。
○アニメ版蒔菜ルート
清夏を暗殺できず雄二は逃走する所までは同じ。
だがこのルートでは雄二は拳銃自殺したと見せかけて無傷で生還。
その後は無事に退院し、雄二とともに美浜学園に帰還する。
ちなみに清夏は公的には死亡扱い、実態としても汚職の証拠を掴まれたことで監視体制の元で暮らさざるを得ない状態に追い込まれている。
グランドルートを通らなければならない都合辻褄を合わせる必要があったとはいえ、ある意味もう一つのハッピーエンドと言えるかもしれない。
○楽園において
雄二救出作戦において狙撃手を担当する。
本編蒔菜ルートafterと異なり実銃を一度も扱った事のない状態のぶっつけ本番でM82バレットを用いて装甲車をすべて撃ち抜くという大仕事を見事に成功させている。
ちなみに本人はM82よりはL115A1（スナイパーライフルL96の寒冷地対応仕様モデルを.338ラプアマグナム弾仕様に変更したモデルで、イギリス軍採用仕様）などの方が好みらしい。
□備考
・スナイパーの父親や義理の親子関係から恋愛関係など、恐らく本シナリオはリュック・ベンソン監督の名作映画「レオン」のオマージュ。
・因みに蒔菜の夢はパン屋かスナイパーだった。
追記・修正お願いします
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- サリナはどうなんだこれ -- 名無しさん (2015-04-22 12:08:10)
- みちるですらお姉挙げてる場面で由美子は何も上げなかったのねｗ -- 名無しさん (2015-04-22 12:10:48)
- お姉じゃなくて金 -- 名無しさん (2015-04-22 12:10:59)
- アニメ作中の報道によると -- 名無しさん (2018-01-16 20:22:57)
- 清夏の射殺には成功しているようだ -- 名無しさん (2018-01-16 20:23:56)
- ファーストキスを隠蔽された哀れな娘なのよさ -- 名無しさん (2022-12-23 00:02:57)
#comment
#areaedit(end)
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frontwingより発売された18禁アダルトゲーム「[[グリザイアの果実>グリザイアの果実-LE FRUIT DE LA GRISAIA-]]」のヒロインの一人。
原画担当:フミオ
CV:民安ともえ/たみやすともえ
特殊な事情から美浜学園という「牢獄」に放り込まれた5人の少女の一人で、主人公である[[風見雄二]]を含め僅か6人しか居ない美浜学園の生徒。
雄二との関係は学友。雄二が美浜学園へと編入してきた当初は人見知りな性格が災いして雄二とサシで話す事にも怯えていたが、作品中盤、雄二に馴れ始めてからは雄二の事を「お兄ちゃん」と呼び慕う。
一応付帯しておくが、血縁関係は一切無い。
本来、同学年の学友はヒロインの一人でメイドの小嶺幸のみだが、少人数制を取る美浜学園においては1〜3年までの全ての学年、クラスが同じ教室で講義を受けるため、
学年的にはひとつ上の榊由美子、[[松嶋みちる]]、風見雄二及びふたつ上の[[周防天音]]とも同じクラス。
特に最年長である天音とは姉妹もしくは母子の様に仲が良い。
名前の読みは「イリス・マキナ」。声に出すとまるで外国人の名前のように聞こえるが、生まれも育ちもれっきとした日本人。
□外見
身長144cm
スリーサイズB71/W57/H78
体型から解る通り今作のロリ担当。
強いくせっ毛の茶髪を左右で短く縛った髪型で、目の色は赤銅色に近い。
感情に素直で友人を始め親しい人物の前では表情がコロコロ変わるが、人見知りであるため、見ず知らずの人間の前ではその限りではなく、まるで借りてきた猫の様におとなしくなる。
幼児体型ではあるが、自身のスタイルに関してコンプレックスは無く、自ら「タヌキ」「ポンポコベリー」とネタにする。
私服・制服問わず、常に左右で柄の違うソックスを履いている。最もこれはファッション云々ではなく、単にものぐさなだけ。
水着はビキニ。しかも黒。天音と選んだもので、天音とは色違い同デザイン。激しく泳ぐとズレるらしい。
□特徴、人物
前述の通り、感情に素直で子供の様な性格。
喜怒哀楽や好悪の判断がハッキリしており、好きな人間にはとことん懐くが、嫌いな人間には全く懐かない。
天真爛漫で自由奔放、5分後の行動が全く予測つかない程にフリーダムな言動が持ち味。下ネタ要因でもある。
常に駆け回っているが、意外にも身体能力自体はそう高くない。最もこれは、とある事件から6年間の入院生活を過ごしているため、その影響によるもの。
幼い頃は「神童」と呼ばれるほどに将来を期待されていたが、ある事件に巻き込まれ、入院してからは現在の様な性格になっている。
圧縮記憶法と言われる特殊な記憶能力の持ち主。本の内容等を絵として記憶することで「意味」としては解らずとも、本の内容そのものは記憶している。
ただし絵として記憶する際、カラー情報を記憶する場合情報量が重くなるため、基本的にはモノクロ画像として記憶する。
また、記憶はするものの、記憶した情報を何処に仕舞ったかを忘れるため、結局記憶力はそこまで良くはない。
また圧縮記憶法の弊害として脳内の整理のために多くの睡眠時間が要求され、一日の半分近くを寝て過ごす他、日常生活においても唐突に睡眠状態に陥る事がある。
更に、もうひとつの弊害として言葉の前後を記憶し、中間は圧縮して覚えるため、補完のしに難い新語や固有名詞をよく間違える。
ちなみにこれらの能力に関しては、雄二の姉の[[風見一姫]]も持っていたが能力的にはマキナに比べて高く、カラーページが記憶出来るほか、モノクロ記憶なら2冊の本を同時に行う事が可能。
上述の能力故か結構多才。作中では新たなパンの開発、無意識での亀甲縛りの他、雄二の教えにより長距離射撃や護身術の延長線上ではあるが、武術の才能も開花させた。
母親をとある理由から毛嫌いしているが、性格はともかく見た目はその母親に生き写し。
迷宮のアフターストーリーでは入浴の際に髪を下ろした自分を鏡で見、鏡の中の自分の姿を自分だと認識できず、鏡に向かって威嚇するというコントのような反応をしている。
楽園ではその母親の名前を騙ることで母親名義で予約したホテルのスイートルームを手に入れている。容姿がそっくりだからこそ為せた技である。
以下ネタバレ注意
戦前から脈々と続き、現在においても政治、産業、流通などに根強く関与する女系一族、入巣家の宗家の長女で生粋のお嬢様。
ただし現在は本家から絶縁状態で、家督は分家の人間で蒔菜の種違いの妹の沙里菜が現在の後継者候補。
絶縁の理由は営利誘拐と父親の死に端を発する精神的摩耗とその回復のための入院。
その誘拐の原因は、父親が入巣家の汚職の実態を公表しようとしたためであり、もっと言えばその父親を秘密裏に抹殺する方が真の目的である。
あちらの目論見通り助けに来た父親は殺され、誘拐された蒔菜はそのまま父親の死体と実に6日間の間放置されてしまい、それによって精神が疲弊してしまった。
と、父親を抹殺する事で汚職についてはとりあえず闇に葬ったはずだったが、蒔菜は幼い頃に父の書斎で資料を全て見て記憶していた。現在は彼女がその気になれば汚職の実態が全部白日の下に晒される状態である。
□作中での活躍
○蒔菜ルート前半
幼い頃に父親を亡くしていた蒔菜は、亡き父親の変わりを欲していた。
接していくうちに雄二に自分の理想の父親像を見出だした蒔菜は、「一生分のお小遣い」約7000万円で雄二にパパに頼み、雄二はそれを受け入れ、それを機に、蒔菜の雄二への呼称をお兄ちゃんからパパへと変化させる。
これまで裏の世界で生き、良き父親を知らずに育ってきた雄二は、それでも自身の中の「理想の父親像」を頼りに不器用ながらも蒔菜を育てようと奮戦する。
母親代わりの天音や、蒔菜の友人の幸の助けもあり、蒔菜との親子関係は歪ながらも良好なものとして過ぎて行き、人見知りの激しい蒔菜もまたパン屋でバイトするほどに成長する。
○蒔菜ルート後半
そんな平和な生活に転機が訪れたのは雄二の師匠――日下部麻子の墓参りから帰宅してからの事。
いつもと同じパン屋のバイトの帰り道、蒔菜は沙里菜を狙った爆発テロに偶然遭遇してしまう。幸い、蒔菜は軽微の火傷で済んだが沙里菜は重傷を負い蒔菜を巻き込んだ入巣家のお家騒動が勃発。
雄二は、蒔菜に最早家督相続の意思は無いため放っておくように入巣姉妹の母・[[入巣清夏]]に告げるが、お家騒動は止まらず、裏の世界における雄二の「会社」からも、最高の狙撃手にして国防装置・I-9029＝雄二に対して蒔菜暗殺の指令が下る。
これ以上、学友に迷惑をかけられないと感じた雄二と蒔菜は、美浜学園から出奔する。この時、天音からはホームベーカリー、幸からは「希望の苗」として林檎の苗、みちるから2千円を受け取る。
その後雄二はI-9029の最高の国防装置としての機能を使用し蒔菜の敵を撃退するが、林檎の苗を囮におびき出された蒔菜が負傷、短い逃走劇は終わりを迎え、蒔菜は入院、雄二は何処かへと消える。
その後入院した蒔菜のもとには清夏が訪れる。しかし清夏は当然ながら蒔菜を助ける気などなく、沙里菜の治療の為に蒔菜を犠牲にすると、昏睡状態なのを良いことに蒔菜の目の前で告げる。
その数日後、雄二は「会社」の目を盗んで蒔菜と接触、二人で逃げることを約束した。
次に雄二が現れたのは清夏のいる社長室だった。蒔菜を解放するには、最早入巣家の頭を潰すしかないと考えた雄二は清夏の暗殺のため、単身入巣の会社へと乗り込み、ついには清夏の所へと辿りついたのだった。
○蒔菜BADエンド
清夏の暗殺を果たした雄二。しかし、自分も重傷を負ってしまった。
蒔菜との約束を守るため、蒔菜の下へとたどり着くが、自分の預金と「会社」の名刺を残し雄二は死亡。
半年後、精神が崩壊し雄二の死体が入ったゴミ袋を雄二と錯覚した蒔菜は、ゴミ袋と共に念願のベーカリーを開く傍ら、次世代の9029として「会社」で働いていた。(因みにその際、&bold(){蒔菜は彼女と雄二との間の子を妊娠してる事になっている。[BADエンド限定]})
○蒔菜TRUEエンド
清夏を暗殺できず雄二は逃走するが、その途中で重傷を負う。
蒔菜との約束を守るため、蒔菜の下へとたどり着き、蒔菜と逃走中の電車の中で、静かに眠りについた。
一年後、雄二は右腕を失うも生きていた。蒔菜は雄二と共に念願のベーカリーを開く傍ら、重傷退役した雄二の代わりにV-9029として「会社」で働いていた。
シナリオ的には賛否両論で、夢を叶えてハッピーエンドだと言う人も居れば、結局学園には戻れず、ビターエンドだと言う人もいる。しかし･･･
○迷宮での蒔菜after
仕事を続けていた折、日本で正式に9029となるための訓練を受けるために美浜学園に一時帰還。学園生達との再会を果たす。
清夏に挨拶代わりに銃弾をお届けしてトラウマを植え付け、海外逃亡をさせるという形で間接的に復讐を果たす。
訓練終了後は再び去ると思われたが、雄二の希望を受けたJBが上層部に「切りたくない切り札」を切った結果、赴任地を三嶋崎にさせることに成功。
雄二と同じく卒業まで美浜学園に通いつつ勤務が可能となった。晴れてハッピーエンドを迎えた瞬間である。
○アニメ版蒔菜ルート
清夏を暗殺できず雄二は逃走する所までは同じ。
だがこのルートでは雄二は拳銃自殺したと見せかけて無傷で生還。
その後は無事に退院し、雄二とともに美浜学園に帰還する。
ちなみに清夏は公的には死亡扱い、実態としても汚職の証拠を掴まれたことで監視体制の元で暮らさざるを得ない状態に追い込まれている。
グランドルートを通らなければならない都合辻褄を合わせる必要があったとはいえ、ある意味もう一つのハッピーエンドと言えるかもしれない。
○楽園において
雄二救出作戦において狙撃手を担当する。
本編蒔菜ルートafterと異なり実銃を一度も扱った事のない状態のぶっつけ本番でM82バレットを用いて装甲車をすべて撃ち抜くという大仕事を見事に成功させている。
ちなみに本人はM82よりはL115A1（スナイパーライフルL96の寒冷地対応仕様モデルを.338ラプアマグナム弾仕様に変更したモデルで、イギリス軍採用仕様）などの方が好みらしい。
□備考
・スナイパーの父親や義理の親子関係から恋愛関係など、恐らく本シナリオはリュック・ベンソン監督の名作映画「レオン」のオマージュ。
・因みに蒔菜の夢はパン屋かスナイパーだった。
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- サリナはどうなんだこれ -- 名無しさん (2015-04-22 12:08:10)
- みちるですらお姉挙げてる場面で由美子は何も上げなかったのねｗ -- 名無しさん (2015-04-22 12:10:48)
- お姉じゃなくて金 -- 名無しさん (2015-04-22 12:10:59)
- アニメ作中の報道によると -- 名無しさん (2018-01-16 20:22:57)
- 清夏の射殺には成功しているようだ -- 名無しさん (2018-01-16 20:23:56)
- ファーストキスを隠蔽された哀れな娘なのよさ -- 名無しさん (2022-12-23 00:02:57)
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