ゴーヤーン

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/04 Sat 00:40:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(green){&bold(){おお、怖っ……そんな怖い顔で睨まないでくださいよ。私はちょっと気を利かせただけですのに……}}} #center(){&color(green){&bold(){今回のこと、ご自分達の口からご報告したいだろうと思いましてね。}}} #center(){&color(green){&bold(){偉大なる、アクダイカーン様に!}}} ゴーヤーンとは[[ふたりはプリキュア Splash☆Star]]に登場する敵役キャラクターである。 CVは[[森川智之]]。 *概要 本作の敵組織である「[[ダークフォール>ダークフォール(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]」の一員で、首領アクダイカーンの側近として常に彼の傍に控えている。 名前のモチーフは[[悪代官>悪代官(時代劇)]]の側近ということで「越後屋」と「ゴーヤ」であり、それを連想させるような頭の形をした小柄な体型。 *人物 終始揉み手をしつつ慇懃無礼な話し方をしており、ねっとりと絡みつくような口調といちいち相手を苛立たせるような物言いが特徴。 主な職務はアクダイカーンの傍らでご機嫌伺いをする事、そして&bold(){プリキュアに負けて帰って来る幹部陣にネチネチ嫌味を言ってはプレッシャーを与える事}である。 特に後者は幹部たちにとってもウザい事この上なく、一番手の[[カレハーン>カレハーン(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]などはその短気な性格が災いして毎回額に青筋ならぬ緑筋を立てていた。 かと言って彼自身は何か作戦などを立てるのかと思えば別にそんな事も無く、何かの弾みでアクダイカーンの怒りが自分に向いた際には、 #center(){&color(green){&bold(){い、いや~、仰る通りですな。まったく○○殿は何をしておられるのか…}}} などと他の幹部に責任を擦り付けて追及をかわすなど、ぶっちゃけ序盤から中盤にかけてはダークフォール内の空気を悪くするくらいの役にしか立っていなかった。&s(){もともとそんなに良くもなかったけど} とはいえ、頭の中が年中カーニバルな[[モエルンバ>モエルンバ(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]には踊ってごまかされるなどあまり通用せず、生粋の陰キャでヒッキーな[[ドロドロン>ドロドロン(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]には逆にイライラしたりしていた。 しかし、[[スパイ]]として人間界に潜入していた[[満と薫>霧生満/霧生薫(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]が咲と舞に感化され、裏切りの兆候を見せて来るにつれて、そんな彼も徐々に本性を現し始める。 悩む二人の前に釘を刺しに現れ、殺気を向けられても平然と受け流すなど、ただの茶坊主では無い所を見せている。 更に29-30話では初めてプリキュアと直接バトル。手から放つ黒い光弾などの能力で、幹部にも劣らぬ実力を持っている事を証明した。 このまま本格参戦か…と思いきや、四番手のミズ・シタターレ、 更には遅れて出てきたダークフォール最強の戦士・キントレスキーの登場で再び裏方に徹するようになる。   シタターレが変装して緑の郷をうろつけば、同じく先々で変装してみて監視していた。 しかし、シタターレからはゴーちゃんと下に見られており、 彼がシタターレを出し抜きフラッピチョッピをさらった時には、即席で作ったゴーヤーン人形に八つ当たりし、 それだけではおさまらず[[咲>日向咲/キュアブルーム&キュアブライト]]と[[舞>美翔舞/キュアイーグレット&キュアウィンディ]]をアジトに手引きされ、結果として ・フラッピチョッピ奪還される ・新フォーム キュアブライトとキュアウィンディ覚醒 ・お気に入りの隠れ家全壊 ・ぷりちーな髪型乱される という多大な被害を受けた。 さらにキントレスキーにはお得意のイヤミ攻撃も通じず、説教のはずが何時の間にか筋トレに付き合わされてぶっ倒れたりとコミカルな姿を披露する羽目になった。 #center(){&color(green){&bold(){ゴーヤーン…疲れたーん…倒れたーん…}}} 決戦に向かう前のキントレスキーには腹筋運動のアドバイスを受けていた。 ぶっちゃけ、カレハーン以降は&bold(){おっかない上司と我と個性が強過ぎる幹部たちに挟まれて苦労する愉快な悲哀の中間管理職}だった。 *終盤の活躍 終盤、咲達の隙をついてキャラフェを奪い、更にその中に蓄えられていた光を、自らの能力で滅びの力に変換するという[[某闇のウルトラマン>ダークザギ]]を思わせる手段で、 プリキュア達に倒された5大幹部を再び蘇らせる事に成功する。 が、プリキュア達を追い詰め、いよいよと言う所で、仮死状態であった満と薫がフィーリア王女と精霊の力で復活するという予想外の事態になり、 折角蘇らせた5大幹部も再び倒されてしまう。 何かの役に立つかも…と二人の身体を残しておいたゴーちゃん、痛恨のミスであった。 というより、満と薫を過小評価した上に洗脳処置をしなかった時点でこうなったわけだけど…。 ついにアジトにまで乗り込んできたプリキュア達に対しても余裕の姿勢を崩さず、アクダイカーンとプリキュアの戦いを見守るゴーヤーンであったが…。 ※ここから先は本編の重大な[[ネタバレ]]を含みます #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){昔、世界は暗黒だった……しかし、ある時、変化が起こり、多くの星々が生まれた}}} #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){星々からはやがて命が生まれ、増え続けた。そして、世界はどんどん喧しく不安定になっていきました……}}} #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){だから私が全てを滅ぼし元通りにするのです}}} #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){静かな暗黒、永遠の滅びの世界にね……}}} 47話にして明かされた、ゴーヤーンの正体。 それは彼こそが&bold(){&color(red){ダークフォールの真の支配者であり、アクダイカーンとは彼が滅びをもたらす為に作りあげた影武者にすぎなかった}}というもの。 かつて宇宙が生まれる前、全てがまだ暗黒でしかない頃から存在していた彼は、その後どんどん大きくなり、命が生まれ、騒々しく不安定になった世界を激しく嫌悪していた。 そしてもう一度、宇宙を何も存在すらしない滅びの世界に戻す為、傀儡としてアクダイカーンを作りあげ、自分は正体を隠してダークフォールの一員を演じていたのである。 しかし予想外のプリキュア達の強さと、彼女らとの戦いによって傷ついたアクダイカーンがヤケクソになって攻撃をまき散らすようになった事で、ついに正体を現す。 用済みとなったアクダイカーンをあっさりと始末し、真の姿としての超人ゴーヤーンに変化、プリキュアの前に立ちはだかった。 真の姿のゴーヤーンはそれまでとは打って変わってより人間に近い、スリムかつがっしりした体躯となり、 口調も慇懃無礼な話し方は変わらないものの、声質はさっぱりとした風格あるものに変わっており、正に「ラストボス」という感じの姿をしている。 生命を&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){「いつかは滅びる、価値の無いもの」}}と言い放ち、自分の理想とする滅びの世界を実現させる為、 キュアブライト&キュアウィンディ、そして満と薫の4人を相手に、緑の里=地球に戦場を移して最後の激突をする。 この場面のバトルは、作画、動き共にメチャクチャ気合いが入っている上に、大ジャンプや光弾発射能力をフルに詰め込んでおり、本編屈指の燃えシーンとなっている。 一時は押されるものの、その圧倒的な力で4人をねじ伏せ、更に[[太陽の泉>海]]に滅びの力を叩き込み、 地球を&bold(){「花も咲かない、鳥も飛ばない」}文字通りの滅びの世界へと変える事で、一時は咲達を絶望の底へと突き落とした。 しかし、全てが滅んだ中でも最後まで残っていた精霊たちの力で再び立ち上がったプリキュアの力に、徐々に押されていき、最後は、 &color(orange){花}・&color(purple){鳥}・&color(Paleturquoise){風}・&color(gold){月}全ての力を注ぎこんだ最後の大技&color(yellowgreen){「スパイラルハート・スプラッシュスター」}を受け決定的なダメージを負う。 滅びの際にプリキュア達も道連れにせんと、咲と舞を闇の中へ引きずり込もうとするが、 最後まで諦めず、お互いに支え合いそれに抵抗する4人の前に、遂に敗北を認める。 #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){全く、手に負えない力ですねぇ。―――希望の絆、ですか…}}} 見下していたはずの生命の力が、自らを上回っていた事を呆れ交じりに認めつつ、光の中へと消滅した。 しかし、放送終了後から10年。2016年春公開の『みんなで歌う♪奇跡の魔法!』でゴーヤーン(最終形態の姿)は他の歴代プリキュアと戦った敵組織のボス達共に出現。 但し、魔女のソルシエールの魔法で生みだした存在のため、本人ではない。 *余談 ゴーヤーンによって太陽の泉を枯らされてしまった緑の里=地球。 画面から確認できるだけでも、&color(red){どう考えても一度地球が滅亡しており}(もちろんゴーヤーン消滅後にきちんと戻るが)、 この間、他の人や物がどんな感じだったのか非常に気になる所だが、それは言わないお約束である。   CVの森川氏は数々の美形キャラを演じ「BLの帝王」とも呼ばれる声優なだけに、このようなキャラクターを担当するのは珍しい。本人的にも結構気に入っていた役だった模様。 ちなみにゴーヤーン演じる森川氏は本作中のモブキャラクター役も何度か担当していた。後に[[ハピネスチャージプリキュア!]]の映画で[[ブラックファング>幻影帝国(ハピネスチャージプリキュア!)]]という悪役を演じることになる。 #center(){&color(green){&bold(){お帰りなさいませwiki籠り殿。貴殿の事ですからこのような項目1つくらい簡単に追記・修正できることでしょう}}} #center(){&color(green){&bold(){……はて、無編集ですかぁ!?wwww}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ以降、同シリーズの副官や道化には注意を払わずにはいられなくなってしまった・・・w -- 名無しさん (2013-11-16 16:34:30) - 宇宙誕生前とかしらんがな -- 名無しさん (2013-11-16 16:48:00) - ↑↑ゴーヤーンのせいでジョーカーを疑ったか。わかるぞ。 &br()最終決戦の強さには鳥肌立ったな。4人相手なのに余裕たっぷりでドラゴンボールZから出張してきたのかwと -- 名無しさん (2013-11-16 20:56:40) - 小柄の時はノッキングマスター次郎で、大柄の時はトリンの声で喋ってたの? -- 名無しさん (2013-11-17 15:29:33) - ↑だいたいそんなかんじ。正体隠してたとはいえラスボスが的屋のおっさんやってたり部下の筋トレに付き合わされたり -- 名無しさん (2013-11-18 08:38:29) - 結局なんで -- 名無しさん (2014-02-18 00:31:49) - ↑ミス なんで正体隠していたのかよくわからんかった。あんなクソ強いなら普通にダークフォール支配できていたはずだし -- 名無しさん (2014-02-18 00:34:27) - トーリーン -- 名無しさん (2014-02-18 00:40:59) - 次郎(ゴーヤーン)、ジョア(モエルンバ)、サニー(ドロドロン)、ラブ(ミズ・シタターレ)、マンサム(キントレスキー) -- 名無しさん (2014-02-18 00:47:03) - (∴)と微妙に似た動機だと思った(小並感) -- 名無しさん (2014-02-18 07:39:06) - シリーズでも珍しいコミカルの強いラスボスかも -- 名無し (2014-08-15 09:26:48) - 直接対決のラスト2話は作画も気合い入ってて鳥肌たったわ 世界崩壊レベルまで追い込まれた時は絶望感半端なかったし なんかプリキュアを見てる気がしなかった… -- 名無しさん (2014-09-25 21:03:48) - まさか映画版ハピプリで復活するとは…(中の人的な意味で) -- 名無しさん (2014-09-25 22:20:00) - ↑×13そしてハピプリのディープミラーも…。 -- 名無し (2014-11-04 10:01:11) - まさか中の人のお気に入りだったとは・・・ -- 名無しさん (2014-11-08 01:35:36) - >騒々しく不安定になった世界を激しく嫌悪 メソポタミア神話の始原神アプスーみたい。プリキュアシリーズって神話のイメージを名前の流用のみに終始せず、物語の流れにうまく織り込んでくるから侮れん。 -- 名無しさん (2015-03-03 16:26:00) - ラスボスとしては結構衝撃的だったな。 -- 名無しさん (2015-03-03 16:41:47) - プリキュアシリーズのラスボスの中では初代ふたプリのジャアクキングやオールスターズDXのラスボスのブラックホール並に危険な存在。ただ、ゴーヤーン自身は不死や不滅の存在では無いので勝ち目はある(キャラ設定や目的が星々を喰らう某宇宙魔神だが)。 -- 名無しさん (2015-03-03 17:39:07) - そうです、私が真のボスです!! -- 名無しさん (2015-03-04 01:05:03) - 「どんなモノもいつかは滅びる、例外はありませんよ、アクダイカーン様。今までお役目ご苦労様でした、ではさようなら・・・」だっけ?アクダイカーン消した時のセリフ -- 名無しさん (2015-09-08 09:35:57) - モエルンバに対して「変なやつ」、シタターレにゴーちゃん呼びされる、キントレさんの特訓に付き合い、「ゴーヤーン、もうイヤーン、転けたヤーン」と駄洒落を飛ばす。しかも真の姿は歴代ラスボスの中でもトップクラスに強い。こんなラスボス今のところプリキュアシリーズで唯一だぜ。 -- 名無しさん (2015-11-02 23:27:32) - ゴーヤって言う野菜ネーミングからしてドラゴンボールっぽさがあるよな -- 名無しさん (2015-11-04 20:30:49) - コロッケ!3のラスボスもゴーヤ(しかもアナゴさんボイスwww) -- 名無しさん (2015-11-05 12:23:19) - 大逆転!黒幕って誰のコト?=コイツしかいねぇじゃんwww -- 名無しさん (2015-11-06 00:26:47) - 緑の悪魔 -- 名無しさん (2015-12-03 12:42:27) - 次のオールスターズ、コイツを含めたラスボス大集合だー -- 名無しさん (2016-01-22 19:57:14) - マホプリの敵組織の親玉にも側近が居るみたいだけど、どうだろうね? -- 名無しさん (2016-02-06 22:07:17) - ゴーヤーン、目立ちたがりヤーンwww -- 名無しさん (2016-03-20 19:22:08) - 普段のフットワークの軽さ、最終形態の圧倒的な強さ、散り際、面白いラスボスだったwww -- 名無しさん (2016-07-18 20:02:05) - 前作前前作のボスがお話の都合上単なる怪獣状態になったことへの1つの解答な気がする。わりにシリーズのターニングポイントなんじゃないかと -- 名無しさん (2016-08-26 21:05:02) - 敬語で喋る黒幕(ラスボス)は結構好き、というかニチアサでもよく見かける -- 名無しさん (2016-08-26 21:11:41) - 真の姿になっても焦るときは焦り、笑う時は笑う。1年通して見てきていることもあって、なんか親しみに近いものがあって好き -- 名無しさん (2016-10-11 21:28:40) - さてはスタッフ、これを狙って森川さん選んだな?www -- 名無しさん (2016-12-02 01:32:45) - 確かスタッフがこいつの強さが超サイヤ人3の悟空と同等って言ってたから、咲 舞 満 薫達はフリーザより強いことになる -- 名無しさん (2017-07-15 21:50:57) - 真の姿がどことなく鳥山明というかDB的なデザインなのは、意識してたんだろうか -- 名無しさん (2022-04-07 23:44:06) - 闇のそのものであるドツクゾーンのジャアクキング、宇宙が生まれる前の闇そのものと思わせる台詞を語ったゴーヤーン....何か親近感を感じる? -- 名無しさん (2024-10-11 23:36:14) - 漫画『地上最強の男 竜』の主人公がある意味、コイツに近い......いや、遥かに上回っているような。 -- 名無しさん (2024-11-25 18:15:48) - 上記のセリフだが、森川氏よりもチョッピ役の声優が先立たれたことでほぼリアルになったような......。 -- 名無しさん (2024-11-25 18:28:12) - 本気を出したら一瞬で地球も泉の郷も滅ぼせたのに何でこれまでそうしなかったのか?→ゴーヤーンにとっては茶番だったから。はそれまでの行動がどんな矛盾してるように見えても説明付けられるから正直ズルい -- 名無しさん (2025-01-03 05:00:41) - ちゃんと着ぐるみ作られてた -- 名無しさん (2025-04-17 23:21:37) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/04 Sat 00:40:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(green){&bold(){おお、怖っ……そんな怖い顔で睨まないでくださいよ。私はちょっと気を利かせただけですのに……}}} #center(){&color(green){&bold(){今回のこと、ご自分達の口からご報告したいだろうと思いましてね。}}} #center(){&color(green){&bold(){偉大なる、アクダイカーン様に!}}} ゴーヤーンとは[[ふたりはプリキュア Splash☆Star]]に登場する敵役キャラクターである。 CVは[[森川智之]]。 *概要 本作の敵組織である「[[ダークフォール>ダークフォール(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]」の一員で、首領アクダイカーンの側近として常に彼の傍に控えている。 名前のモチーフは[[悪代官>悪代官(時代劇)]]の側近ということで「越後屋」と「ゴーヤ」であり、それを連想させるような頭の形をした小柄な体型。 *人物 終始揉み手をしつつ慇懃無礼な話し方をしており、ねっとりと絡みつくような口調といちいち相手を苛立たせるような物言いが特徴。 主な職務はアクダイカーンの傍らでご機嫌伺いをする事、そして&bold(){プリキュアに負けて帰って来る幹部陣にネチネチ嫌味を言ってはプレッシャーを与える事}である。 特に後者は幹部たちにとってもウザい事この上なく、一番手の[[カレハーン>カレハーン(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]などはその短気な性格が災いして毎回額に青筋ならぬ緑筋を立てていた。 かと言って彼自身は何か作戦などを立てるのかと思えば別にそんな事も無く、何かの弾みでアクダイカーンの怒りが自分に向いた際には、 #center(){&color(green){&bold(){い、いや~、仰る通りですな。まったく○○殿は何をしておられるのか…}}} などと他の幹部に責任を擦り付けて追及をかわすなど、ぶっちゃけ序盤から中盤にかけてはダークフォール内の空気を悪くするくらいの役にしか立っていなかった。&s(){もともとそんなに良くもなかったけど} とはいえ、頭の中が年中カーニバルな[[モエルンバ>モエルンバ(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]には踊ってごまかされるなどあまり通用せず、生粋の陰キャでヒッキーな[[ドロドロン>ドロドロン(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]には逆にイライラしたりしていた。 しかし、[[スパイ]]として人間界に潜入していた[[満と薫>霧生満/霧生薫(ふたりはプリキュア Splash☆Star)]]が咲と舞に感化され、裏切りの兆候を見せて来るにつれて、そんな彼も徐々に本性を現し始める。 悩む二人の前に釘を刺しに現れ、殺気を向けられても平然と受け流すなど、ただの茶坊主では無い所を見せている。 更に29-30話では初めてプリキュアと直接バトル。手から放つ黒い光弾などの能力で、幹部にも劣らぬ実力を持っている事を証明した。 このまま本格参戦か…と思いきや、四番手のミズ・シタターレ、 更には遅れて出てきたダークフォール最強の戦士・キントレスキーの登場で再び裏方に徹するようになる。   シタターレが変装して緑の郷をうろつけば、同じく先々で変装してみて監視していた。 しかし、シタターレからはゴーちゃんと下に見られており、 彼がシタターレを出し抜きフラッピチョッピをさらった時には、即席で作ったゴーヤーン人形に八つ当たりし、 それだけではおさまらず[[咲>日向咲/キュアブルーム&キュアブライト]]と[[舞>美翔舞/キュアイーグレット&キュアウィンディ]]をアジトに手引きされ、結果として ・フラッピチョッピ奪還される ・新フォーム キュアブライトとキュアウィンディ覚醒 ・お気に入りの隠れ家全壊 ・ぷりちーな髪型乱される という多大な被害を受けた。 さらにキントレスキーにはお得意のイヤミ攻撃も通じず、説教のはずが何時の間にか筋トレに付き合わされてぶっ倒れたりとコミカルな姿を披露する羽目になった。 #center(){&color(green){&bold(){ゴーヤーン…疲れたーん…倒れたーん…}}} 決戦に向かう前のキントレスキーには腹筋運動のアドバイスを受けていた。 ぶっちゃけ、カレハーン以降は&bold(){おっかない上司と我と個性が強過ぎる幹部たちに挟まれて苦労する愉快な悲哀の中間管理職}だった。 *終盤の活躍 終盤、咲達の隙をついてキャラフェを奪い、更にその中に蓄えられていた光を、自らの能力で滅びの力に変換するという[[某闇のウルトラマン>ダークザギ]]を思わせる手段で、 プリキュア達に倒された5大幹部を再び蘇らせる事に成功する。 が、プリキュア達を追い詰め、いよいよと言う所で、仮死状態であった満と薫がフィーリア王女と精霊の力で復活するという予想外の事態になり、 折角蘇らせた5大幹部も再び倒されてしまう。 何かの役に立つかも…と二人の身体を残しておいたゴーちゃん、痛恨のミスであった。 というより、満と薫を過小評価した上に洗脳処置をしなかった時点でこうなったわけだけど…。 ついにアジトにまで乗り込んできたプリキュア達に対しても余裕の姿勢を崩さず、アクダイカーンとプリキュアの戦いを見守るゴーヤーンであったが…。 ※ここから先は本編の重大な[[ネタバレ]]を含みます #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){昔、世界は暗黒だった……しかし、ある時、変化が起こり、多くの星々が生まれた}}} #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){星々からはやがて命が生まれ、増え続けた。そして、世界はどんどん喧しく不安定になっていきました……}}} #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){だから私が全てを滅ぼし元通りにするのです}}} #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){静かな暗黒、永遠の滅びの世界にね……}}} 47話にして明かされた、ゴーヤーンの正体。 それは彼こそが&bold(){&color(red){ダークフォールの真の支配者であり、アクダイカーンとは彼が滅びをもたらす為に作りあげた影武者にすぎなかった}}というもの。 かつて宇宙が生まれる前、全てがまだ暗黒でしかない頃から存在していた彼は、その後どんどん大きくなり、命が生まれ、騒々しく不安定になった世界を激しく嫌悪していた。 そしてもう一度、宇宙を何も存在すらしない滅びの世界に戻す為、傀儡としてアクダイカーンを作りあげ、自分は正体を隠してダークフォールの一員を演じていたのである。 しかし予想外のプリキュア達の強さと、彼女らとの戦いによって傷ついたアクダイカーンがヤケクソになって攻撃をまき散らすようになった事で、ついに正体を現す。 用済みとなったアクダイカーンをあっさりと始末し、真の姿としての超人ゴーヤーンに変化、プリキュアの前に立ちはだかった。 真の姿のゴーヤーンはそれまでとは打って変わってより人間に近い、スリムかつがっしりした体躯となり、 口調も慇懃無礼な話し方は変わらないものの、声質はさっぱりとした風格あるものに変わっており、正に「ラストボス」という感じの姿をしている。 生命を&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){「いつかは滅びる、価値の無いもの」}}と言い放ち、自分の理想とする滅びの世界を実現させる為、 キュアブライト&キュアウィンディ、そして満と薫の4人を相手に、緑の里=地球に戦場を移して最後の激突をする。 この場面のバトルは、作画、動き共にメチャクチャ気合いが入っている上に、大ジャンプや光弾発射能力をフルに詰め込んでおり、本編屈指の燃えシーンとなっている。 一時は押されるものの、その圧倒的な力で4人をねじ伏せ、更に[[太陽の泉>海]]に滅びの力を叩き込み、 地球を&bold(){「花も咲かない、鳥も飛ばない」}文字通りの滅びの世界へと変える事で、一時は咲達を絶望の底へと突き落とした。 しかし、全てが滅んだ中でも最後まで残っていた精霊たちの力で再び立ち上がったプリキュアの力に、徐々に押されていき、最後は、 &color(orange){花}・&color(purple){鳥}・&color(Paleturquoise){風}・&color(gold){月}全ての力を注ぎこんだ最後の大技&color(yellowgreen){「スパイラルハート・スプラッシュスター」}を受け決定的なダメージを負う。 滅びの際にプリキュア達も道連れにせんと、咲と舞を闇の中へ引きずり込もうとするが、 最後まで諦めず、お互いに支え合いそれに抵抗する4人の前に、遂に敗北を認める。 #center(){&color(#cccccc,darkgreen){&bold(){全く、手に負えない力ですねぇ。―――希望の絆、ですか…}}} 見下していたはずの生命の力が、自らを上回っていた事を呆れ交じりに認めつつ、光の中へと消滅した。 しかし、放送終了後から10年。2016年春公開の『みんなで歌う♪奇跡の魔法!』でゴーヤーン(最終形態の姿)は他の歴代プリキュアと戦った敵組織のボス達共に出現。 但し、魔女のソルシエールの魔法で生みだした存在のため、本人ではない。 *余談 ゴーヤーンによって太陽の泉を枯らされてしまった緑の里=地球。 画面から確認できるだけでも、&color(red){どう考えても一度地球が滅亡しており}(もちろんゴーヤーン消滅後にきちんと戻るが)、 この間、他の人や物がどんな感じだったのか非常に気になる所だが、それは言わないお約束である。   CVの森川氏は数々の美形キャラを演じ「BLの帝王」とも呼ばれる声優なだけに、このようなキャラクターを担当するのは珍しい。本人的にも結構気に入っていた役だった模様。 ちなみにゴーヤーン演じる森川氏は本作中のモブキャラクター役も何度か担当していた。後に[[ハピネスチャージプリキュア!]]の映画で[[ブラックファング>幻影帝国(ハピネスチャージプリキュア!)]]という悪役を演じることになる。 #center(){&color(green){&bold(){お帰りなさいませwiki籠り殿。貴殿の事ですからこのような項目1つくらい簡単に追記・修正できることでしょう}}} #center(){&color(green){&bold(){……はて、無編集ですかぁ!?wwww}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ以降、同シリーズの副官や道化には注意を払わずにはいられなくなってしまった・・・w -- 名無しさん (2013-11-16 16:34:30) - 宇宙誕生前とかしらんがな -- 名無しさん (2013-11-16 16:48:00) - ↑↑ゴーヤーンのせいでジョーカーを疑ったか。わかるぞ。 &br()最終決戦の強さには鳥肌立ったな。4人相手なのに余裕たっぷりでドラゴンボールZから出張してきたのかwと -- 名無しさん (2013-11-16 20:56:40) - 小柄の時はノッキングマスター次郎で、大柄の時はトリンの声で喋ってたの? -- 名無しさん (2013-11-17 15:29:33) - ↑だいたいそんなかんじ。正体隠してたとはいえラスボスが的屋のおっさんやってたり部下の筋トレに付き合わされたり -- 名無しさん (2013-11-18 08:38:29) - 結局なんで -- 名無しさん (2014-02-18 00:31:49) - ↑ミス なんで正体隠していたのかよくわからんかった。あんなクソ強いなら普通にダークフォール支配できていたはずだし -- 名無しさん (2014-02-18 00:34:27) - トーリーン -- 名無しさん (2014-02-18 00:40:59) - 次郎(ゴーヤーン)、ジョア(モエルンバ)、サニー(ドロドロン)、ラブ(ミズ・シタターレ)、マンサム(キントレスキー) -- 名無しさん (2014-02-18 00:47:03) - (∴)と微妙に似た動機だと思った(小並感) -- 名無しさん (2014-02-18 07:39:06) - シリーズでも珍しいコミカルの強いラスボスかも -- 名無し (2014-08-15 09:26:48) - 直接対決のラスト2話は作画も気合い入ってて鳥肌たったわ 世界崩壊レベルまで追い込まれた時は絶望感半端なかったし なんかプリキュアを見てる気がしなかった… -- 名無しさん (2014-09-25 21:03:48) - まさか映画版ハピプリで復活するとは…(中の人的な意味で) -- 名無しさん (2014-09-25 22:20:00) - ↑×13そしてハピプリのディープミラーも…。 -- 名無し (2014-11-04 10:01:11) - まさか中の人のお気に入りだったとは・・・ -- 名無しさん (2014-11-08 01:35:36) - >騒々しく不安定になった世界を激しく嫌悪 メソポタミア神話の始原神アプスーみたい。プリキュアシリーズって神話のイメージを名前の流用のみに終始せず、物語の流れにうまく織り込んでくるから侮れん。 -- 名無しさん (2015-03-03 16:26:00) - ラスボスとしては結構衝撃的だったな。 -- 名無しさん (2015-03-03 16:41:47) - プリキュアシリーズのラスボスの中では初代ふたプリのジャアクキングやオールスターズDXのラスボスのブラックホール並に危険な存在。ただ、ゴーヤーン自身は不死や不滅の存在では無いので勝ち目はある(キャラ設定や目的が星々を喰らう某宇宙魔神だが)。 -- 名無しさん (2015-03-03 17:39:07) - そうです、私が真のボスです!! -- 名無しさん (2015-03-04 01:05:03) - 「どんなモノもいつかは滅びる、例外はありませんよ、アクダイカーン様。今までお役目ご苦労様でした、ではさようなら・・・」だっけ?アクダイカーン消した時のセリフ -- 名無しさん (2015-09-08 09:35:57) - モエルンバに対して「変なやつ」、シタターレにゴーちゃん呼びされる、キントレさんの特訓に付き合い、「ゴーヤーン、もうイヤーン、転けたヤーン」と駄洒落を飛ばす。しかも真の姿は歴代ラスボスの中でもトップクラスに強い。こんなラスボス今のところプリキュアシリーズで唯一だぜ。 -- 名無しさん (2015-11-02 23:27:32) - ゴーヤって言う野菜ネーミングからしてドラゴンボールっぽさがあるよな -- 名無しさん (2015-11-04 20:30:49) - コロッケ!3のラスボスもゴーヤ(しかもアナゴさんボイスwww) -- 名無しさん (2015-11-05 12:23:19) - 大逆転!黒幕って誰のコト?=コイツしかいねぇじゃんwww -- 名無しさん (2015-11-06 00:26:47) - 緑の悪魔 -- 名無しさん (2015-12-03 12:42:27) - 次のオールスターズ、コイツを含めたラスボス大集合だー -- 名無しさん (2016-01-22 19:57:14) - マホプリの敵組織の親玉にも側近が居るみたいだけど、どうだろうね? -- 名無しさん (2016-02-06 22:07:17) - ゴーヤーン、目立ちたがりヤーンwww -- 名無しさん (2016-03-20 19:22:08) - 普段のフットワークの軽さ、最終形態の圧倒的な強さ、散り際、面白いラスボスだったwww -- 名無しさん (2016-07-18 20:02:05) - 前作前前作のボスがお話の都合上単なる怪獣状態になったことへの1つの解答な気がする。わりにシリーズのターニングポイントなんじゃないかと -- 名無しさん (2016-08-26 21:05:02) - 敬語で喋る黒幕(ラスボス)は結構好き、というかニチアサでもよく見かける -- 名無しさん (2016-08-26 21:11:41) - 真の姿になっても焦るときは焦り、笑う時は笑う。1年通して見てきていることもあって、なんか親しみに近いものがあって好き -- 名無しさん (2016-10-11 21:28:40) - さてはスタッフ、これを狙って森川さん選んだな?www -- 名無しさん (2016-12-02 01:32:45) - 確かスタッフがこいつの強さが超サイヤ人3の悟空と同等って言ってたから、咲 舞 満 薫達はフリーザより強いことになる -- 名無しさん (2017-07-15 21:50:57) - 真の姿がどことなく鳥山明というかDB的なデザインなのは、意識してたんだろうか -- 名無しさん (2022-04-07 23:44:06) - 闇のそのものであるドツクゾーンのジャアクキング、宇宙が生まれる前の闇そのものと思わせる台詞を語ったゴーヤーン....何か親近感を感じる? -- 名無しさん (2024-10-11 23:36:14) - 漫画『地上最強の男 竜』の主人公がある意味、コイツに近い......いや、遥かに上回っているような。 -- 名無しさん (2024-11-25 18:15:48) - 上記のセリフだが、森川氏よりもチョッピ役の声優が先立たれたことでほぼリアルになったような......。 -- 名無しさん (2024-11-25 18:28:12) - 本気を出したら一瞬で地球も泉の郷も滅ぼせたのに何でこれまでそうしなかったのか?→ゴーヤーンにとっては茶番だったから。はそれまでの行動がどんな矛盾してるように見えても説明付けられるから正直ズルい -- 名無しさん (2025-01-03 05:00:41) - ちゃんと着ぐるみ作られてた -- 名無しさん (2025-04-17 23:21:37) #comment #areaedit(end) }

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