足洗邸の住人たち。

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&font(#6495ED){登録日}:2011/02/28(月) 22:14:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 20年前に異世界と繋がり、人と魔が共存する秀真国(ホツマノクニ)にて主人公・田村福太郎を中心にストーリーが展開するバトルギャグ漫画。 独特な画風と世界中の神話や逸話、昔話などを取り入れたストーリーで一部のコアなファン層を獲得したCOMIC GUMの看板作品。作者はみなぎ得一。 氏の過去作と世界観を同じくしたクロスオーバー作品。 【あらすじ】 20年前、ある召喚師の起こした『大召喚』により世界の至る所に魔界や異界が出現した。その結果人類の1/3が死滅。同時にそれ以上の異世界の住人たちが地上に溢れだした。 その混沌の中、絶大な力で全てを纏め上げ世界を統括したのが謎の秘密結社『中央』。 中央は政府機関として活動を始めると人々に社会保障ナンバーを付け管理・支配し、秩序を乱す犯罪者などを怪異として扱い『鎮伏業』という賞金稼ぎ制度を設けこれにあたらせた。   それから20年が経ち『中央』の名が中央によって治められる都市国家を指すようになった頃、画家の田村福太郎が『足洗邸』に引っ越してくることからストーリーは始まる。 《用語解説》 <足洗邸> 災禍の跡が残る地域、通称外区は不思議町にあるアパート。管理人室を含め全部で8部屋あり、四号室はない。 霊道の上に建てられ、北に火葬場、東に病院、西には寺と無縁墓地、南に自殺の名所があるという格安の超不良物件。 <大召喚> 20年前に「月ノ子」と呼ばれる召喚師が「十支王」と呼ばれる超能力者達と行ったとされる召喚儀式。 人間しかいなかった世界と他の異世界の軸が合わさったことでそれぞれの世界の住人が共存することを余儀なくされた。 <中央> 正式な名称は「アー・グラ・ケイオス」。 機関のトップは先述の十支王だが、実務一切は[[ソロモン72柱]]ら七軍団に任されている。   軍団は七支柱と呼ばれ、団長を頭としてそれぞれ独立した組織として機能している。ただし内部の人事は意外と流動的であり、格の高い悪魔などは団長であっても任意で辞めて市井に入ったり、罰として降格させられることもある。 中央を含めた異国の神々や悪魔の監視、機関の補佐及び情報提供役としてアメノウズメを筆頭とした天津神の外部委員会・陰陽寮を擁する。   <鎮伏業> 中央によって指定された危険な妖異怪物(怪異)を討伐する賞金稼ぎ制度。 中央で鎮伏業登録さえすれば基本的に誰でも行うことができる。その際中央コンピューターによってH.N.(ハンターネーム)が自動で付けられ、その働きはランキングという形で発表される。 <社会保障ナンバー> 中央の定めた戸籍番号のようなもの。これがない者には市民権がなく、物の売買やサービスを受けることも許されない。 中央を受け入れた者は右手に、賛同した者には額に付けられる。役人など公人は必然的に後者となる。       &font(#ff0000){以下ネタバレを含みます} 大召喚の後、中央による支配が完全なものとなる以前、秀真国は混乱していた。 大召喚の衝撃で住む家すら無くした人間達は溢れ出した悪魔や怪物に対し全くの無力であったが、中央をはじめとする外敵からの支配を逃れようと必死に戦っていた。 それに力を貸したのが『大太(ダイダラ)』と呼ばれる日本古来の神であった。 大太とは大太羅法師(ダイダラボッチ)、つまりかつての日本で大自然の巨大神として崇められたが、日本神話において倭建命(ヤマトタケル)によって倒され、バラバラに埋められた存在である。 人間達は大太を人々の救い手として「大太教」を組織。大太教は反中央を掲げる人間の大勢力となっていった。   これを受け中央は七支柱の第六軍団を電撃部隊として送りこみ、1200の人間を反中央として処理。 これ以上の人死にを避けるため一騎打ちを申し出た大太の一人、熊曾建は中央の騙し討ちで倒された。 これが反中央派による大暴動の引き金となり、いよいよ人と魔の全面戦争の様を呈していった。 この事態を重く見た中央は、ついに残った大太とある契約をかわす。 中央側は人間に対する武力支配の禁、およびその四割の力の封印。 そして大太は自らを封印することで戦いは決着した。 大太教は戦いの間にも各地で大太教を伝える本を配り、20年経った現在でも人々の中でその本は生き続けている。 秀真の国各地にはバラバラにされた大太の一部が封印された塚があるが、名を奪われた各部位のまつろわぬ神は邪神となり、封印を破り一つの大太になることを求め活動を始める。   時に大太は封印をとくため僕使を作ることから中央は僕使を怪異として認定している。 中央のアメノウズメノミコトはこれを受け封印を守護・監視するため八卦守・六十四卦を組織。また封印の強化のためその地に建物を建て人々を住まわせた。 このうちの一つ、大太の右足、長髄彦(ナガスネヒコ)が封印されている地こそ足洗邸である。 <足洗邸の住人> 田村・福太郎(捌号室) 外区でも曰く付きのアパートばかりを渡り歩いてきた風景画家。 大召喚を体験しながら人外に対しても平等に接することから様々な相手に興味を持たれるフラグ乱立男。 実は大召喚の際それぞれの世界の軸がたまたま重なったため他の世界の住人と同位体となってしまったダブルマン。重なった相手は僻邪の獏。 頭の回転が早く、長い間現在の世界について考察してきた。余命6ヶ月の喪男。 「おめでとう!イミテーション・生玉は如意器に進化した!」   竜造寺・こま(管理人) 七本の尾を持つ猫又。 かつて主の敵を討つため猫又となり、「七代タタル」と言い残して退治されて死に、見事敵の血筋を滅ぼした。 本懐を遂げて子猫の躯に宿っていたところをアメノウズメノミコトから八卦守に任じられた。後に人妖(ロリ)から猫神(つるぺた)となる。 メフィスト・フェレス(壱号室) 全ての種族が通える「万魔殿学園」の英語教師。 普段はテンションの高いただのオッサンだが、かつての七支柱第六軍団長。 支配を目的とする中央、種の融和を通じた進化を目的とした万魔、どちらにも属さず人間を観察している。 趣味はオカルトアイテムの収集な魔神。 味野・娯楽(弐号室) 大召喚後、人間最強と言われる言霊使いに組を潰され逃げてきたヤクザの親分。 大太に潰され死にかけていたところを義鷹に井戸に捨てられ、足の大太によって僕使として妖化させられた子煩悩。 大太との戦いで成仏した。   須美津・義鷹(伍号室) 弱っていたところたまたま通りかかった足洗邸の結界に引っかかりそのまま住み着いたヌエ。 あらゆるモノを喰らい融合し、自らの肉体に具現化する強力な人妖。 最新巻では怪獣大決戦をやらかす。 武器として使う如意機の宝珠は生玉。 望月・玉兎(陸号室) 義鷹と行動をともにする兎精。肉体の半分は義鷹から与えられたものであり、義鷹の数少ない理解者。 エロ小説家だが福太郎と絵本を作りたいと思っている。 ちなみに兎に肉球はありません。 笠森・仙(七号室) 10年前に邸の天井でストーカーに殺された人間。 邸の力で妖化し天井下となっていたが、福太郎に怨み言を聞いてもらいスッキリしたら家神になりました。それなんて貧乏神? 天真爛漫だが地に足が付いた考え方をする巨乳さん。福太郎に惚れ込んでいる。必殺技は玉兎のボディーブレード。 マサライ(トイレの横廊下) メフィストが手に入れた楯に棲んでいた精霊。結界やシールドなど「守る」能力に特化している。 「アニヲタのワシでもよォ…追記修正機能っちゅーのがあるんやったら、してもらえるんやろかのォ。」 「…ほーか、おおきに。もー思い残すこと、あれへんわ…」 「…」 「…どーも成仏できん思たら最新刊の表紙裏に書いてあった作者の一言が心残りや。」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もっと続いてほしかったなぁ…ガールマスターとか他の十支王とか気になるネタが多いのに。 -- 黄泉傀儡 (2013-12-29 17:05:59) #comment #areaedit(end) }
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