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&font(#6495ED){所要時間}:約 19 分で読めます
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#center(){我は汝、汝は我}
#center(){双眸を見開きて、今こそ発せよ}
読んでの通り、PS2用ゲーム『[[ペルソナ4]]』の主人公。
CV:[[浪川大輔]]
両親の都合により、稲羽市の叔父の下に一年間居候することとなった高校二年生。
市内の八十神高校に転入して早々、『雨の夜中零時にテレビ画面を見つめる』という流行のおまじないの噂を聞き、勧められるままにそれを実行。
結果、不可思議な異世界『マヨナカテレビ』に入り込む力と、もう一人の自分『ペルソナ』を手に入れ、
現実世界で起こる奇怪な連続殺人事件の解決に乗り出すこととなる。
初期固有ペルソナは『[[イザナギ>イザナギ(ペルソナ4)]]』。
刀(アマノヌボコ)を携え、長ランに襷掛けしたような衣装を纏い、ハチマキをなびかせながら戦う。雷系。耐性は割と優秀。
そして何よりも&b(){見た目が物凄くカッコよく}、初期ペルソナながら終盤まで愛用するプレイヤーは多い((詳細は個別項目に譲るが、その人気たるや『P4』では意図的な合体事故により終盤でも使用に耐えうるイザナギを生み出す通称「事故ナギ」が流行したほど。なお『P4G』では育成要素が充実したため事故に頼らずとも使いやすくなった))。
アッシュグレーの髪、前髪が若干長い点以外、外見に特筆すべき所は無い。
前作[[ペルソナ3]]の主人公と比べ、体格は一回りか二回りほど大きい。
ドラクエ方式の為名前は存在しないが、
説明書では&bold(){月森孝介}、漫画版では&bold(){瀬多総司}、アニメ版と格ゲーでは&bold(){鳴上悠}(なるかみゆう)となっている。
月森孝介はアトラス制作「超執刀カドゥケウス」の主人公から。
瀬多総司はアトラスに名前の候補をいくつか出してもらって、そこから作者の曽我部氏のイメージに合った名前を起用したとのこと。
鳴上悠はイザナギが電気技を使うことから「雷→神鳴→鳴神→鳴上」に「この物語の主人公はあなたである」ということから「You→悠」を合わせて命名されたのではないか?という説がある。
アニメ版のプロデューサーの足立氏曰くそういう理由での命名ではないとのことだが、それが公式設定でも良いとのこと。
現在ではアニメ版と格ゲーで採用された&bold(){「鳴上悠」}が事実上デフォルトネームになっている。
イザナギの外見とカリスマ溢れる性格から『番長』というニックネームが定着しており、一部同人誌ではそのまま『番長君』等と呼ばれていたりする。
若干シュール。
デザインを担当した副島氏曰く、「いい意味でのふてぶてしさや、ワイルドなイメージ」とのこと。
意図的に目付きも悪くしたようだが、だからといってそれほど鋭い目付きという訳でも無いが。
ちなみにデザインにあたって、「プレイヤー次第でどんなキャラになっても違和感無い、戦隊物で言うブルーぐらいのポジション」を意識したらしい。
自分から言葉を発する事はほぼ無く、浪川ボイスは戦闘用。
提示される選択肢の内容は正義感溢れるもの、他人に無関心でだんまりを決め込むもの、皮肉めいたジョーク、思春期特有の下世話なもの等非常に多種多様。
性格はプレイヤーの好みで素行が大きく変わる。
ただ、コミカルな演出、またジョーク選択肢や余裕のある発言が多々ある固定イベントを見るに、
スタッフの敷いた下地は親しみやすくリーダーシップに溢れた性格のようだ。
また『絆を力とする』P4のシステム上、老若男女ありとあらゆる人物と交流を深めることができるズバ抜けた求心力を持つ。
人格パラメータの高さによって選べなかった選択肢も選べるようになる為、リア充っぷりを堪能したい場合は重視しよう。
なお、『勇気』の人格パラメータはほぼ女の子を口説く時にしか使われない。
そしてここが番長の番長たる最大の所以なのだが、
6股が可能。
#center(){&font(#ff0000){6 股 が 可 能 。}}
カリスマ性が行きすぎてか、女性キャラの多くに恋愛ルートが用意されている。
前作のようなリスク、ペナルティもなくヒャッハーし放題。
恋人がいる状態で他の恋人候補とデートするとそれが見つかってプチ修羅場になることはあるものの、
一言謝ったのみで(謝らない選択肢もある)平然と&font(#ff0000){恋人のほうと}デートを続けるというとんでもない精神の持ち主。
番長マジパネェっす。
『[[ペルソナ4 ザ・ゴールデン]]』では新キャラである[[マリー>マリー(ペルソナ4)]]の追加によって&color(red){7股}が可能となった(後作のペルソナ5は&color(purple){9股}できるが)。
しかし同時にバレンタインで何股かしていると呼び出しに応じなかったパーティの女性陣から哀しそうにチョコを渡されるイベントが追加され、ちょっと心が痛む仕様に。
P4Gではちょっとヒャッハーしづらくなったが、下手な美少女ゲーよりP4をやったほうが充実した仮想恋愛ライフを送れること請け合いである。
ちなみに、あくまで可能というだけであって女性キャラのコミュの選択肢で「恋人」になるか「友人」のまま絆を深めていくかを選べるので、心に決めた一人への愛を貫くのもOK。
口癖は「落ち着け」、「そっとしておこう(おいた)」。
戦闘では日本刀や西洋剣など銃刀法ブッチギリの長物を使用。中にはゴルフクラブや金属バット等も存在する。
またペルソナを入れ替えて戦う事ができる『ワイルド』という特性の持ち主である為、スキルやパラメータがコロコロ入れ代わる遊撃手となる。
マヨナカテレビ内で着用する眼鏡は、太めのフレームでブラックのややシックなもの。
因みにP4Uでのキャッチコピーは&bold(){『可愛い菜々子は誰にも渡さん! 鋼のシスコン番長』}。
ついに公式になってしまったが、本人はそこまで悪くないらしい。
悠『まあ、俺のはそんなに悪くないけど』
&font(#ffa500){[[陽介>花村陽介]]『悪くないのぉ!?』}
プレイアブルキャラとしての性能は高めで、基本的に『このキャラには打つ手がない』という相手がいない。
近距離から遠距離まで対応できる多彩な技を持ち、特に雷を纏わせた刀で斬り上げる逆ギレ『乾坤一擲』と高速で突っ込む中段技『獅子奮迅』が強力。
覚醒SPスキル『十文字斬り』も出かかり無敵で高威力かつカス当たりしない、と高性能。
十文字斬りには&bold(){初段の当て方によってはヒット時に裏回りする}というテクニックがあり、
全ゲージを吐いて1コンボで十文字を3回叩き込む高火力コンボ『三十字』も存在する。(家庭用のチャレンジモードではこれをやらされる)
P4U2では足払い→5Dのチェーンが削除されたものの、連打コンボのモーション変更によってA版・B版・SB版3種の獅子奮迅を当てていく『三獅子ループ』がやりやすくなった。
また、ガード不能の投げを繰り出せる新技『勇猛果敢』やボタン長押しで十文字斬りの後に新SPスキルを出してコンボを繋げる通称『十一文字斬り』等が追加され、さらに強力に。
主人公らしいオールラウンダーのために初心者向けキャラクターの一人ではあるが、やり込めば多彩な技で相手を翻弄できるため、初心者から上級者まで使えるキャラクターである。
ストーリーでも、仲間やラビリスのために奔走。アイギスやエリザベスには『キタローに似てる』と言われている。
『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』でもP4U2の面々共々登場。
相変わらず刀を用いた通常技、遠距離攻撃のジオ系、近距離では電光石火と隙の無い器用万能タイプ。
このゲームはKOFのようないわゆるドリームマッチの類のゲームだが、他のシリーズの面々からも一目置かれている。
ちなみに陽介とタッグを組むと専用ポーズが発生する。
他のペルソナメンバーと組む時は冷静な対応の悠だが、陽介と組んでいる時はいつもより少し熱を帯びている感じ。
『[[ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス]]』では主人公の一人として登場し、キタローと夢の共演を果たした。
特別捜査隊の面々だけでなく、S.E.E.S.のメンバーからも落ち着いた佇まいと言動からか一目置かれており、[[岳羽ゆかり]]は「大人っぽい」と評している。
キタローが主人公の場合はサブリーダーとして登場。普通に喋り、イケメンなセリフがポンポン飛び出すが、時折天然なセリフも飛び出す。
例:(キタローの『コンゴトモヨロシク』という挨拶に)『オレサマ、オマエマルカジリ』
(状態異常攻撃で眠らされた時の寝言で)『ごめんなさい、プリン、食べました…』
(状態異常攻撃で混乱を受けた際味方に斬りかかりながら)『菜々子危ないッ!!!』
&bold(){オイ最後ちょっと待てや}
以下ネタバレ
一連の事件の黒幕であるイザナミが人の望みを見極める為に『力』を与えた1人で、3つの因子のうちの『希望』に当たる存在。
真EDルートでは事件が解決され、メンバーが自身の正体にまで辿り着いたことで危機感を感じたイザナミが自ら動き出す。
そこで最終的に『幾千の呪言』によりメンバーを消し去ろうとしたが、主人公がそれまで培ってきた絆の力によりアルカナ『世界』を覚醒。
ペルソナ『[[伊邪那岐大神>伊邪那岐大神(ペルソナ4)]]』を召喚し、『幾万の真言』によってこれに勝利した。
*P4アニメシリーズ([[P4A>Persona4 the ANIMATION]]、P4GA)の番長
こちらの主人公も基本的にはゲームに近い雰囲気だが、ゲーム同様無口…というのはさすがにマズイのでよく喋る。また、原作で登場した台詞も多く発する。
注目すべきは第1話開始時点の[[ステータス>ステータス(ペルソナ3・4)]]で、&footnote(アイキャッチが入る度に番長の現在のステータスが表記される)原作の初期ステから更に一段階下げられ
知識→&bold(){世間知らず}
勇気→&bold(){意気地なし}
根気→&bold(){腑抜け}
寛容さ→&bold(){心貧しい}
伝達力→&bold(){ちぐはぐ}
…と、散々な有様になっている。
しかし、原作同様数々の出会いや出来事を経験することでステータスもどんどん上昇し、人間としても磨きがかかり最終話間近でついにカンスト。あのスペシャル肉丼を完食するに至った。
戦闘面でもワイルドとしての力を披露しており、ペルソナチェンジを多用している。
が、このアニメの番長、&bold(){妙に強い}。
千枝の影戦&bold(){でLV30超のジャックランタンを喚ぶところから始まり}、直斗の影戦に至っては&bold(){ベルゼブブでメギドラオンをぶっ放したり}とやりたい放題。
コミュの進め方も非常に手際が良い為、原作組には「二周目だ」とか言われる。
そういうわけで原作におけるリーダーに相応しい頼もしさ・立ち振る舞いはアニメでも健在で、最後まで特別捜査隊の中心人物として前に立ち、事件を解決に導いている。
…のだが、番長も人の子。悩みや恐れはつきものである。アニメ番長が恐れるもの…それはずばり『&bold(){孤独}』。
ミツオが連続誘拐殺人の犯人として浮上したタイミングで「犯人が逮捕されればみんなで集まることもなくなるでは」という雰囲気になり、孤独になることへの恐怖が表面化。[[二度に渡って孤独への恐れを>It's Not Empty At All(ペルソナ4)]][[敵に付け込まれピンチに陥っている>No One is Alone(ペルソナ4)]]。
しかし、仲間たちと紡いだ絆は簡単に切られることはなく、それまで築いた絆をもってその都度ピンチを乗り越えている。
2014年に放映されたP4Gのアニメ版では、&bold(){なんと物語開始時点でステータスがオールMAX}。&footnote(2話以降のOPで確認できる)
特に一話ではイザナギが
召喚の余波でシャドウ数体消し飛ばす
↓
開幕電撃の全体攻撃(マハジオダイン?)
↓
シャドウの圧倒的な物量で押し潰されそうになるも弾き返す(物理無効or物理反射?)
↓
シャドウ切り捨てながら上昇、上空からシャドウの群れに全体攻撃(刹那五月雨撃?)
なお、公式によるとコンセントレイト→マハジオダイン→木っ端みじん斬り→刹那五月雨撃、とのこと。どう考えてもペルソナ全書から呼び出してます、本当にry
…戦闘中の不敵な笑みと言い、日常の言動と言い、明らかにペルソナ能力をわかっているような描写といい、
視聴者からは「3週目かよw」だの「5週ぐらいしてるだろw」だの「トロフィー集めですかそうですか」だの散々に言われていたりする。
P4GAでは原作における追加要素の一つであるマリーとの交流に重きを置かれており、&footnote(番長曰くマリーは「ほっとけない子」だそうな)マリーの記憶を探す中で彼女と仲を深めていき最終話では&bold(){テレビ画面越しに愛の告白を受けている}。
そしてP4GAを語る上でもう一つ欠かせないのが&bold(){足立との関係}で、ともすれば原作以上に彼とより深く関わり合いお互いに強い影響を与えている。
特に足立が真犯人であると発覚した際に一人足立の下へ向かい「信じていたのに」と口にするも「&bold(){&font(#ffffff,#000000){君が信じてたのは、君が頭の中で勝手に作り上げた僕だろう?}}」と嘲笑・一蹴されてしまう。
最早戦う以外道は無くなった二人は互いのペルソナがぶつけ合うが、その際に&s(){どことなく[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]めいた演出で}彼の過去を垣間見てしまう。
自分と足立の見えている世界の違いを痛感し、遂に足立から完全に拒絶された番長は「&bold(){損得抜きに『誰かの為に』と思い行動しても、それはただの上から目線の自己満足であり、その行いで誰かを傷つけてしまうのなら自分のやってきた事は無意味だったのではないか}」と思い悩む。
しかし、彼のその行いで救われた人物が多いのもまた事実であり、その内の一人であるマリーから「&bold(){&font(#0000ff,b){わがままでも上から目線でもなんでもいい、『意味なかった』なんて言わないで!キミが作ってくれた思い出、なかったことになんてしないでよ!!}}」と叱責され、悩みが氷解。仲間たちと共に足立のところへ向かうのであった。
このように、原作とはまた違った人物像が描かれ『鳴上悠』といういちキャラクターとしての個性を確立したアニメ版番長だが、&bold(){その結果ギャグシーンでは徹底的にボケ倒している}。しかも天然気味なので始末に追えない。
#openclose(show=という訳で、以下アニメシリーズにおける主な迷言・迷場面をプレイバック){
・P4Aの場合
「元々だろ。」
第1話、ふとしたアクシデントで陽介と[[千枝>里中千枝]]と共にテレビの中に入ってしまった際に。
シリモチをついた陽介が&font(#ffa500){「若干ケツが割れた…」}と言った後、速攻で突っ込んだ。基本的にボケるシーンが多いアニメ番長の、貴重なツッコミシーンである。
「録画しとけばよかった。」
第3話、マヨナカテレビに映った[[雪子>天城雪子]]を見た後、陽介の電話に対して。
「えーと…エビ?」
第5話、バスケ部のマネージャーを務める海老原あいに対して。これを聞いた海老原はカンカンに怒った。
番長の携帯アドレスにも『エビ』と登録されている。
「ないわー……」
第6話ラスト、マヨナカテレビに映った[[完二>巽完二]]の姿を見て唖然として。
「録画したけど。」
第7話冒頭のマヨナカテレビの完二を見届けた後、陽介の電話を受け。&font(#ffa500){陽介「いらねーよ!」}
雪子のマヨナカテレビで録画し損ねた教訓が生かされている。…が、タイミングが悪すぎた。
「ですよね。」
第7話でサウナ場への突入を躊躇い、同じく躊躇っていた陽介が千枝に連行されていくのを見て(そっとしておこう)と傍観を決め込むも、
雪子に&font(#ff0000){「鳴上君も行こう」}と言われて。
もう諦めたのか、はたまた覚悟を決めたのか、表情はとても冷静だった。
「くっ、ない!」
同じく第7話。シャドウ完二のサウナ場にて、千枝&雪子がローションまみれになった時、
花村の&font(#ffa500){「鳴上ぃ!録画できるもん持ってねえか!?」}に対し拳を悔しそうに握りしめ言い放つ。
やはり番長も男の子ということか。
「チェ、チェンジで!」
そして第7話、戦闘シーンでタフガイにイザナギを羽交い絞めにされて。
しかし、ラクシャーサにチェンジしてもナイスガイにジライヤもろとも『Hold me tight!』、更にタフガイに後ろを掘られて……
&font(#0000ff,b){クマ「ドクドクマー!心が折れたクマー!!」}
「夜はパスで。」
第8話、林間学校の夜・シャドウの事もあってホモじゃないかと完二を疑う鳴上&陽介。
完二の&font(#808080){「先輩、俺の事を受け入れてくれたんじゃないんすか!?」}に対して。
「よし!行ってこい!」
同じく第8話、ホモ疑惑を晴らそうと女子のテントに突撃しようとする完二に対して。&s(){止めろよ先輩。}
なお、原作でこのセリフを選ぶためには、勇気が『怖い物なし』まで上がっている必要がある。
「ですよねー……」
第10話冒頭、[[りせちー>久慈川りせ]]のマヨナカテレビを&bold(){何度も録画ボタンを押しまくり}、
興奮する陽介の電話を「落ち着け」となだめ電話を切った後に録画の成否を確認するが、現実は甘くなかった。
画面には砂嵐のようなノイズだらけで何も見えずに落胆するのだった。第7話の「くっ、ない!」の描写といい、番長も男の子の性には逆らえない模様。
「おのれ…ネオフェザーマン…!」
P4A第14話にて。学童保育のバイトの最中、勇太少年と金持ちの子のケンカを仲裁しようとして超合金ネオフェザーマンロボを破壊してしまった番長。
定価68,000もするこのロボ玩具の代金を勇太の母親・絵里の代わりに支払うことになってしまい、ひとり部屋で給料袋を見つめながら悶絶するのだった。
「ケ゛ン゛カ゛し゛ち゛ゃ゛ダ゛メ゛ク゛マ゛」
「あ゛、怪゛し゛く゛な゛い゛よ゛…ク゛マ゛…」
同話、番長渾身のクマのモノマネ。&s(){nmkw無理すんな}。
前者は学童保育のバイト中、子供たちのケンカを止めるべくクマに扮することでケンカを宥めようとした時のセリフ。その目論見は見事成功するも今度は子供たちに寄ってたかられじゃれられる。炎天下の中子供と遊ぶというのは&bold(){まさに地獄そのものであり}、番長は着ぐるみの中で苦痛に喘いでいた。
無事バイトを乗り切った番長は&bold(){着ぐるみを着たままバスに乗り}町へ戻るが、一難去ってまた一難。下車するところを&bold(){捜査隊の面々に目撃されてしまう}。後者のセリフはこの時のもの。
飛んで跳ねて転んでなんとかクマを真似て猛ダッシュでその場を脱出。身バレの危機を乗り越えた&s(){(仲間たちの疑念を拭えたとは言ってない)}
「クマも大変だクマ…」
直後、高架下で着ぐるみを脱いで一言。口調が伝染ってしまっている。
クマをはじめ、常に熱気と暑さと闘いながら着ぐるみの仕事をこなす人々には頭が下がるばかりである。
「今度こそ奴を…ペルソナ!」
同じく、第14話にて。&bold(){ヌシ様を釣ってる最中}に。わざわざ眼鏡までかけてカットインまで入るがもちろんイザナギは出てこない。
ただし、気合を入れた結果か、ヌシ様は釣れた。
「いつまで立ってる気だ?」
[[第15話>The Long-Awaited School Trip(ペルソナ4)]]にて。ラブ○…、修学旅行のホテルで落ち着かない陽介達に対し1人ソファーに寛ぎグラスを口にしながら。順応が早すぎである。
「記念写真でも撮るか。」
同じく第15話、[[クマ>クマ(ペルソナ4)]]のイタズラで作動したウォーターベッドにてんてこ舞いの陽介と完二の姿を見て、写メる際に。哀れ陽介と完二。
記念写真に映ったクマはエヘ顔ピースでまんざらでもない模様。
「おかわり、ロックで。」
同じく第15話、バーでジュース?のはずのドリンクを飲み干しながら。
「いいかお前達、ミスコンというのはだな――(中略)――つまり、いいから出ろ!」
第19話、ミスコンを拒む女子達にドヤ顔しながら言った。なお、この結論に至るまで30分ミスコンについて語った。
「ウブなのね。」
同じく第19話、学園祭の合コン喫茶にて。
破壊力抜群の腹筋崩壊台詞。
この後の「いただこうかしら。」とセットで陽介を悶絶させた。
「そっとしておけ!」
同じく第19話、学園祭にて占い師[[マギー>マーガレット]]の言葉を受けて。
ホント、現在何又なのだろうか?
「俺を見ろ。」
そして第19話、女装コンテストで桜塚やっくん風のスケバン衣装で竹刀を床にぶっ叩いた後で。
この総番、ノリノリである。
ちなみに千枝、雪子、りせには効果があった。
「よし、皆の所に戻るか。」
第19話、真横にいたりせの告白をこの言葉&笑顔でスルー。
「何か言ったか?」とすら言っていない。
「ここは勇気を振り絞って……この場に留まる!」
第20話、天城旅館にて雪子のミスでうっかり男湯に入っていた女性陣と鉢合わせした際に。
この後、怒りの罵声と桶の雨を喰らってしまうのだった。
「ペルソナあああああ!!」
同じく第20話、菜々子に「お兄ちゃんって…『チカン』なの?」と問われた後、ショックでクマと卓球しながら。
相当荒れていたらしい。
・P4GAの場合
「こんにちは。」
第1話、番長の最愛の妹こと菜々子とのファーストコンタクト時のセリフ。
菜々子の視線の高さに自分の視線を合わせ、柔和な表情で挨拶するという子供に慣れた人の対応である。
後にジュネスのCMソングを菜々子が歌った時には笑顔で聞いた歌をそのまま歌い、菜々子を笑顔にさせた。「お兄ちゃん」になるのも早そうである。
ちなみにこのCMソングシーン、浪川氏は演技指導にて「誰よりも上手く」と指定されて緊張したとか。努力の成果か、菜々子役の[[神田朱未]]氏は「上手だった」と賞賛している。
「押忍。」
叔父の堂島の「自分の家と思ってくつろいでくれ」というセリフに対し、やはり笑顔で何故かこう返事をした。
ゲームではこう返すと堂島に軽く引かれるが、P4GAでは笑顔で「体育会系か」と言われた。ゲームでは真顔で言ったのかもしれない。
「誰が落ち武者だ。」
第1話、モロキンこと諸岡金四郎の転校生紹介に際する「落ち武者だ」という台詞に反応して。ゲームではこう返事をすると勇気が上がる。
P4A第1話の頃に比べると黒板に書いた字も大きくなっており、肝が据わるようになった。
「よろしくお願いします。」
同じく第1話、「誰が落ち武者だ。」に対して怒ったモロキンの手を掴み握手し微笑んで。あまりの反応にさすがのモロキンも呆気に取られた模様。
ちなみに、「よろしく」という言葉と握手を求める姿がよく見られるため、P4GA第1話の番長は『握手厨』と言われることも。
なお、ゲームやP4Aでは求められて握手したガソスタの店員にも自分から手を差し出す積極性を見せ、あのフレンドリーな店員が一瞬呆気にとられていた。
「行けるとこまで。」
同じく第1話。JUNESの電化製品コーナーのテレビに腕を突っ込んで「行ってくる」と言い、そこに千枝の&font(#008000){「行くって、どこへ?!」}に対する返答。
引き留めようとした陽介・千枝を巻き込んでテレビに入る。
よく聞いてみるとちゃっかり番長は着地に成功していたりする。
\ドサッ/\ドサッ/\スタッ/
「鳴上悠です。」
同じく第1話。テレビの中に入り、謎の人影を追って山野アナの写真が切り裂かれた赤い首吊り紐の部屋でクマに遭遇してすぐ握手する番長。
P4A第1話に比べるとコミュ力が上がりすぎである。
&font(#ffa500){陽介「何で普通に会話してんだよ……」}
「私だ。」
第2話、携帯電話で通話する際の台詞。どこの刑事ドラマ?
「18時までに帰らなければ、菜々子に一人で夕食を取らせることになる…!&bold(){そんなことは許容できない!}」
同話、沖奈市で陽介とともに密着計画を完遂しようとする番長が脳内プランを最終確認してるときに発したナナコン全開のセリフ。
当初番長は、千枝・雪子・マリーの三人で沖奈市で買い物をしようと予定を立てていたが、運の悪いことに&bold(){その後同日に陽介との密着計画が入ってしまいダブルブッキング状態になってしまう}。
約束をバックレず誰も傷つくことなく午後を終え、菜々子との夕食を迎えようと考えた結果、&bold(){地獄のハードスケジュールになってしまった}。
番長が「完璧だ…!」とどや顔で語るそのスケジュールは以下の通り。
15:00 密着計画
15:55 移動
16:00 女性陣と買い物
17:00 稲羽へ移動
18:00 帰宅
こうして、男たちによる嵐の放課後が幕を開けた。
「…3分だ。俺なら3分でカタを付けて見せる」
15:55。原付で女性が寄ってくるはずもなく時間だけが無情に過ぎ移動時間になるも、完二が突然「&font(#808080){オレに10分くんねーか?先輩らのカタキ、オレがとってやんぜ!}」と唐突に宣言。伝家の宝刀・「>落ち着け」も無駄に気合が入る完二には通じず、それどころか話の流れで&bold(){男たちによるナンパ対決へと発展}。当初の予定が完全に瓦解する格好となったが、この場面においてあろうことか3分で勝つと宣言。&s(){今最も落ち着くべきは番長ではなかろうか。}
更に負けたら『&bold(){パンイチで稲羽市内をマラソンし、それを菜々子に見てもらう}』という恐るべき罰を課せられることになり、尚更負けられなくなった番長であった。
しかし3分で女性を捕まえられるはずもなく、以降は『&bold(){ナンパ対決と買い物を同時にこなす}』方向へとシフトしていく。
しかし、一方の女性陣もエビとまさかの鉢合わせによりトラブルが発生しており…
「ガスボンベ1本入りました~♪」
ナンパ勝負の一コマ。メシア教の人やら大阪の女やら中二病の女の子にやられた後、ばったり合わせたギャル二人にこのセリフを発したら
「マジ受けるんですけど~wwwwwキモwwwww」と爆笑されてバッサリ。ALLステータスMAXだろうが無理な事は無理である。
「&bold(){ドロー!!}」
エビと鉢合わせた結果、買い物がコーディネート対決へと発展した女性陣。更に審査員に番長が選ばれただでさえハードなスケジュールはますます地獄の様相を呈していく。
なんとかナンパ対決の時間を稼がんと番長はコーディネート勝負を引き分けにすることで時間を延ばし、ナンパ対決を進めていくが成果は出ず、心身共にボロボロになっていく…。
「菜々子…聞いているか…?待っていてくれ……必ず、必ず帰る…!」
ダブルブッキングの末、満身創痍となった番長の下へ菜々子から電話が入る。それは「&bold(){遼太郎が定時で帰るから家族で食卓を囲もう}」というものだった。そしてその際に菜々子と約束を交わした際のセリフ。字面だけ見るとなんてことないセリフだが、テンションとしては瀕死の戦士のそれである。
スケジュールが完全に崩壊した今、菜々子のために出来ることはナンパ対決に勝利し生還すること。覚悟を決めた番長は光の中へと駆け出して行った。
「菜々子……今、帰ったよ……」
結局、嵐のような陽介との勝負はアバドン大谷の乱入で引き分け…というか勝利者なきまま終わりを告げ、何一つ得るものなく帰宅した番長。
そして、堂島宅の前で[[真っ白に燃え尽き>あしたのジョー]]菜々子に帰宅を告げるのだった。
一方女性陣の方はというと、マリーが思わぬファッションの才能を発揮したこともあってかなんやかんやで丸く収まったのでした。
「ご立派様だ……」
第3話、海辺で花村と共にふとしたアクシデントでフ○チン状態になった完二を見て。
「……って言うのはどうだろう?」
第4話、[[マリー>マリー(ペルソナ4)]]のポエム『飛べ!』と共に颯爽とバイクで仲間の窮地に駆け付けるシチュをガソリンスタンドで陽介に伝えてから。
&font(#ffa500){陽介「ねーよ……」}
「バッチリだ!」
第4話、マリーとの思い出作りの%%茶番%%『マヨナカ横断ミラクルクイズ』にて&font(#808080,b){ガチムチバニーボーイ姿}を披露した完二に対しサムズアップ。
いいのか先輩。
「がんばります。」
第4話、クイズ司会のクマが紹介する際、三度カメラ目線でドヤ顔しつつガッツポーズで。
&font(#ffa500){陽介「なんか、お前だけ紹介が仰々しくないか…?」}
「転校する時は、みんな一緒だ。」
第5話より。10月8日(土)、花村の頼みでジュネスライブ限定の[[バンドを組む>OKAN GOMEN]]ことになった番長一行。
八高の軽音楽部室を利用して練習するが、チームワークはてんでバラバラ。
&font(#ffa500){「やっぱ、転校するっきゃねえか…」}と落胆する花村に対して番長はこの台詞で励ます。
&font(#008000){千枝「え?ふつうにやだよ…」}(汗)
「さすが名探偵。」
楽譜を見て、現場検証するかのように曲のパターンを分析する[[直斗>白鐘直斗]]に対して。
&font(#808080){完二「いや、探偵関係ないスけどね?」}
「諦めたら、そこで試合終了だ。」
10月9日(日)。ライブが翌日に迫るものの、メンバーの腕はわずかしか上がらず、チームワークもいまだにバラバラ。
頭を抱える陽介に番長はこの台詞で励ます。[[元ネタ>安西先生]]は言うまでもないだろう。ちなみにゲーム準拠の台詞である(選択肢にある)。
&font(#0000ff,b){クマ「センセー…クマは…クマは…[[&font(#0000ff,b){バンドがしたいです…}>三井寿]]」}
&font(#ff0000,b){雪子「なにこの茶番」}
「俺に考えがある。」
10月10日(月)。
ライブ本番当日でもあり、軽音楽部室から聞こえるりせちーの声を聞いた八高から流れた[[噂が現実になった>ペルソナ2 罪 -INNOCENT SIN.-]]日。&s(){セリフは[[アレ>私にいい考えがある]]だが[[どっかの司令官>コンボイ(G1)]]は多分関係ない。}
丸久豆腐店の前におっかけが集まり、りせちーがジュネスのフードコートに行くこともできない。
そこで番長が提案した策とは&bold(){バスケ部の一条にりせちーの女装をさせ、サッカー部の長瀬が不埒なおっかけに消火器を浴びせる}というものだった。
ライブ終了後、一条はあまりの羞恥にどこかへ走り去っていったのであった。
&font(#ffa500){陽介「どうしたんだアイツ?」}
&font(#ff0000,b){雪子「走りたくなったのかな?運動部だし」}
「地獄絵図だ…」
第8話、ジュネスで女性陣を除いてクリスマスパーティーの買い物をする最中、完二の「女子に任せりゃいいんじゃ?」と言った際、
陽介の &font(#ffa500){「悠んちが物体Xだらけになっちまうぞ!」}を受けて。
林間学校で陽介共々[[あのカレー>カレー(ペルソナ4)]]を食った番長だからこそ言えるだろう。
もっとも、番長を待ち受けていたのは&font(#ff0000,b){別の地獄絵図}だったが…。
「勝手にいなくなるな!バカ!!」
第10話、自身の正体を知り、櫛を手渡そうとする番長に&font(#0000ff){「うるさい!黙れバカ!!」}と叫ぶマリーに対して。
感情を爆発させながら口論する様は番長らしからぬ様だった。&s(){要はただのnmkw。}
しかしながら、番長が感情任せになるのは何も珍しいことではなく、アニメ版は兎に角原作におけるこのシーンでは「&bold(){>ふざけるな}」という選択肢がある。番長も人並みに感情を持った人間ということである。
「パーフェクトだ!」
第11話、虚ろの森から帰還後に。
花村の雪玉を顔に受けたマリーが倍返しと言わんばかりに異能力で雪玉を生成、彼に向け無数にぶつけた後、
&font(#0000ff){「投げるんでしょ、雪?間違ってる?」}と番長に問う際に。
この時、マリーの背後では&font(#0000ff,b){台風の目のごとく雪玉が渦を巻いていた}。
&font(#ffa500){陽介「どこがだよ!?」}
「なんだ?」
第11話、雪合戦の後、銭湯で花村とクマに負けじと桶を使って登り階段を作る際に。&font(#ffa500){陽介「着々と建築してんじゃねーよ!」}
やっぱり番長も女子陣の覗き見をしたい模様。この後、花村&クマは女子陣から桶の雨、番長はマリーの電撃を受けてしまう事に…。
&font(#0000ff,b){マリー「キミたちなんて…大嫌いだぁぁぁ―――――っ!!」}
「菜々子!お兄ちゃんも…大好きだ!」
第11話、2月14日(火)。
バレンタインデーでもあるこの日、菜々子から[[チョコレート>チョコレート(ペルソナ4)]]をもらった番長。
いや、それはチョコレートと呼ぶにはおぞましいスライム状の物体Xだった。
一年間の戦いで研ぎ澄まされた本能が警鐘を鳴らし、食うのをためらう番長だが菜々子の「あのね、お兄ちゃんありがとう。&font(#ff0000){…だいすき!}」の言葉を受け、もはや選択の余地は完全になくなる。
覚悟完了した後、一気に食する際にこのセリフを発する。この後、画面暗転。堂島の叔父さんが帰宅後、マリーの所に向かう番長の姿が目撃されたという…。
&bold(){「体は…大事だ…」}
「マリー…ありがとう!がぶっ」
そしてマリーの所に向かいチョコレート(…らしきナニカ)を受け取り食べる際に。
箱に包まれたモヤっとしたモノは、溶けると逃げるらしい。
意を決した番長は満面の笑みを浮かべるとともに完食するのだった。
ちなみに食べた感想は&bold(){「なんか…蠢いてる気がする…」}だそうです。
「なんというか……みんな変わったな。」
最終話、イザナミとの戦いを終えて数か月後、少しだけ成長した仲間と再会。彼らの変化ぶり&font(#808080,b){(というか完二)}を見て。
&font(#808080){「何で俺を見て言うんスか!?」}
&font(#ffa500){「何つうか…どんまい」}
&font(#808080){「励ましてんじゃねぇ!!」}
}
*余談
アトラス作品には珍しく真エンディング・ノーマルエンディングを通して仲間と大団円を迎える貴重な存在で、P4Gでは黒幕であるイザナミすらも救って[[本来あるべき姿>マリー(ペルソナ4)]]に戻している。
ちなみに立ちはだかった敵で救えなかったのは一切絡みのなかったミツオぐらいで、「[[虚無に当たる存在>足立透]]」や「[[絶望に当たる存在>生田目太郎]]」はそれぞれ自分にできる償いをする為、前へ進んでいる。
次回作にあたる[[ペルソナ5]]が、作品の路線変更や&bold(){アトラスそのものが存続の危機に陥ったり}と、2016年にリリースするまでに苦難の連続だったが、その間P4Gを始め格ゲーやダンスゲーなど様々な派生作品にペルソナ4の顔として出張った番長は『&bold(){アトラスを八年間支えた男}』として讃えられている。
…が、2023年現在もペルソナシリーズや他社作品とのクロスオーバー、そしてP4Gの最新機種への移植など5が発売された現在も番長の&s(){過労死レベルの}活躍は続いている。とりあえず、「お疲れ様です」と労ってあげよう。
>追記・修正できそうだ。どうしようか……
追記する
修正する
→そっとしておこう。
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-11 23:30:16)
- ジョーカーたちと共演マダァ? とか思ってたら、まさかのブレイブルーとかとクロスオーバーっすか番長 お疲れ様です!! -- 名無しさん (2017-07-17 16:03:31)
- ↑ジョーカーたちとは別のゲームで共演していたよ。 -- 名無しさん (2017-07-17 23:09:33)
- また戦うのね・・・・ -- 名無しさん (2017-07-17 23:21:26)
- ダンスバトルも出来るから戦いで決着をつけるのは本当に最後の手段なのかも -- 名無しさん (2017-12-22 11:15:43)
- 雨宮蓮と共演あるかな? -- 名無しさん (2017-12-29 00:38:30)
- 10年経っても戦い続ける男 -- 名無しさん (2018-04-27 20:27:51)
- 天性のリーダーというキャラをここまで上手く表現したのはあまりない -- 名無しさん (2018-04-27 20:40:32)
- 従来のペルソナシリーズとは毛先が異なる明るいイメージという方向転換を行った上で5が発売されるまでペルソナの看板を支え続けたのは単純にすごいと思う、PQ2は4と5なのか3,4,5なのか -- 名無しさん (2018-04-30 08:46:30)
- P4Aのレビューで「個性がない」とか言ってる人がいたがちゃんと見たんだろうかと思った。 -- 名無しさん (2018-07-09 12:42:19)
- PQ2にも登場。まだまだ休めない番長であった。 -- 名無しさん (2018-08-06 05:13:26)
- ↑2 むしろ個性の塊。(ただし、所々ただのnmkw) -- 名無しさん (2019-02-09 23:44:37)
- ジョーカーのスマブラ参戦に対して、Miiの外見だけの番長に「みぐるみ剥がされた」とあったのは笑った。 -- 名無しさん (2019-05-13 08:12:14)
- そんなに長くなってたのか、リセット前のコメントも見たかった -- 名無しさん (2019-07-02 23:38:14)
- スターオーシャンのコラボにも登場予定。3や5の主人公達と一緒とはいえまだまだ休めない番長なのであった -- 名無しさん (2019-10-01 18:57:15)
- ソシャゲのスターオーシャンで仲間にできるが、個人会話の時にグイグイ距離詰めてくる。本編でこれならタラし込まれるのも無理はない。アップで迫るイケメンって心臓に悪いよ! -- 名無しさん (2020-01-25 11:50:13)
- P4GがSteamで配信されたことで2020年も戦うことになった男 -- 名無しさん (2020-06-14 07:13:28)
- なんならBBTAGがバリバリ現役ソフトなので連戦も連戦である -- 名無しさん (2020-06-14 12:12:25)
- 遂に交代か〜と思ってたら -- 名無しさん (2020-06-14 18:39:59)
- 次はSteamかお疲れ様です -- 名無しさん (2020-06-14 18:40:53)
- PQ2でお互い本気出してない状態で戦ってジョーカーと同じくらいの強さ。とはいえモデルガンと知らないのに銃持ってる相手と競り合うのだからすごい。 -- 名無しさん (2020-06-14 23:14:12)
- Steam版が一日で3万人くらい購入されて、一晩で6000万稼ぐ男の称号をゲットした模様。もう休ませてやれよ… -- 名無しさん (2020-06-15 16:37:54)
- またお仕事だよ番長 -- 名無しさん (2020-06-17 13:45:12)
- 現実時間で10年ほど戦わされ続けてる男。他にアトラスにいただろうか -- 名無しさん (2020-12-09 00:44:02)
- 元の高校に戻った時のクラスメイト達の反応が見たい -- 名無しさん (2021-03-07 20:06:11)
- 「8年間戦い続った男の末路」または「8年間戦い続けた男の末路」で愉快な画像が見られるゾ!いや本当、あんだけ経験すりゃねえ… -- 名無しさん (2021-08-30 10:05:46)
- P4U2のリマスター版発売が決定されたことで2022年も戦わされる男 -- 名無しさん (2021-12-10 10:46:39)
- P4GのSwitch移植が決定したので2022年後期または2023年も戦わされる男 -- 名無しさん (2022-06-29 00:13:57)
- メタいこというと本編終了後に一番出しやすいんよな。生存してバリバリに健全な生活送ってて前科なし、くわえてあちこちにツテとコネがある。本編からしてもとっつきやすい雰囲気で当人も比較的共感しやすいノリの持ち主。 -- 名無しさん (2022-06-29 00:19:41)
- P4U2はBBTAGのBBとUNIがSwitchに販売されたからいつかくるかは予想できたけどまさか本編もくるとは思ってもいなかったわ。 -- 名無しさん (2022-06-29 11:51:52)
- 終盤になると正面から笑ってるポリゴンが見られる場面があるのだが(大抵背中や人の頭で隠れる仕様)、これが結構かわいい。ゴールデンの最後の笑顔もだけど笑うと幼くなるタイプなのか。 -- 名無しさん (2023-03-04 21:02:34)
- アトラース(神)の名は「支える者」「耐える者」「歯向かう者」を意味する古印欧語に由来する。つまり番長こそがアトラスだったのか…? -- 名無しさん (2023-05-21 16:40:25)
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}
&font(#6495ED){登録日}:2009/12/12 Sat 09:31:24
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#center(){我は汝、汝は我}
#center(){双眸を見開きて、今こそ発せよ}
読んでの通り、PS2用ゲーム『[[ペルソナ4]]』の主人公。
CV:[[浪川大輔]]
両親の都合により、[[稲羽市>稲羽市(ペルソナ4)]]の叔父の下に一年間居候することとなった高校二年生。
市内の八十神高校に転入して早々、『雨の夜中零時にテレビ画面を見つめる』という流行のおまじないの噂を聞き、勧められるままにそれを実行。
結果、不可思議な異世界『マヨナカテレビ』に入り込む力と、もう一人の自分『ペルソナ』を手に入れ、
現実世界で起こる奇怪な連続殺人事件の解決に乗り出すこととなる。
初期固有ペルソナは『[[イザナギ>イザナギ(ペルソナ4)]]』。
刀(アマノヌボコ)を携え、長ランに襷掛けしたような衣装を纏い、ハチマキをなびかせながら戦う。雷系。耐性は割と優秀。
そして何よりも&b(){見た目が物凄くカッコよく}、初期ペルソナながら終盤まで愛用するプレイヤーは多い((詳細は個別項目に譲るが、その人気たるや『P4』では意図的な合体事故により終盤でも使用に耐えうるイザナギを生み出す通称「事故ナギ」が流行したほど。なお『P4G』では育成要素が充実したため事故に頼らずとも使いやすくなった))。
アッシュグレーの髪、前髪が若干長い点以外、外見に特筆すべき所は無い。
前作[[ペルソナ3]]の主人公と比べ、体格は一回りか二回りほど大きい。
ドラクエ方式の為名前は存在しないが、
説明書では&bold(){月森孝介}、漫画版では&bold(){瀬多総司}、アニメ版と格ゲーでは&bold(){鳴上悠}(なるかみゆう)となっている。
月森孝介はアトラス制作「超執刀カドゥケウス」の主人公から。
瀬多総司はアトラスに名前の候補をいくつか出してもらって、そこから作者の曽我部氏のイメージに合った名前を起用したとのこと。
鳴上悠はイザナギが電気技を使うことから「雷→神鳴→鳴神→鳴上」に「この物語の主人公はあなたである」ということから「You→悠」を合わせて命名されたのではないか?という説がある。
アニメ版のプロデューサーの足立氏曰くそういう理由での命名ではないとのことだが、それが公式設定でも良いとのこと。
現在ではアニメ版と格ゲーで採用された&bold(){「鳴上悠」}が事実上デフォルトネームになっている。
イザナギの外見とカリスマ溢れる性格から『番長』というニックネームが定着しており、一部同人誌ではそのまま『番長君』等と呼ばれていたりする。
若干シュール。
デザインを担当した副島氏曰く、「いい意味でのふてぶてしさや、ワイルドなイメージ」とのこと。
意図的に目付きも悪くしたようだが、だからといってそれほど鋭い目付きという訳でも無いが。
ちなみにデザインにあたって、「プレイヤー次第でどんなキャラになっても違和感無い、戦隊物で言うブルーぐらいのポジション」を意識したらしい。
自分から言葉を発する事はほぼ無く、浪川ボイスは戦闘用。
提示される選択肢の内容は正義感溢れるもの、他人に無関心でだんまりを決め込むもの、皮肉めいたジョーク、思春期特有の下世話なもの等非常に多種多様。
性格はプレイヤーの好みで素行が大きく変わる。
ただ、コミカルな演出、またジョーク選択肢や余裕のある発言が多々ある固定イベントを見るに、
スタッフの敷いた下地は親しみやすくリーダーシップに溢れた性格のようだ。
また『絆を力とする』P4のシステム上、老若男女ありとあらゆる人物と交流を深めることができるズバ抜けた求心力を持つ。
人格パラメータの高さによって選べなかった選択肢も選べるようになる為、リア充っぷりを堪能したい場合は重視しよう。
なお、『勇気』の人格パラメータはほぼ女の子を口説く時にしか使われない。
そしてここが番長の番長たる最大の所以なのだが、
6股が可能。
#center(){&font(#ff0000){6 股 が 可 能 。}}
カリスマ性が行きすぎてか、女性キャラの多くに恋愛ルートが用意されている。
前作のようなリスク、ペナルティもなくヒャッハーし放題。
恋人がいる状態で他の恋人候補とデートするとそれが見つかってプチ修羅場になることはあるものの、
一言謝ったのみで(謝らない選択肢もある)平然と&font(#ff0000){恋人のほうと}デートを続けるというとんでもない精神の持ち主。
番長マジパネェっす。
『[[ペルソナ4 ザ・ゴールデン]]』では新キャラである[[マリー>マリー(ペルソナ4)]]の追加によって&color(red){7股}が可能となった(後作のペルソナ5は&color(purple){9股}できるが)。
しかし同時にバレンタインで何股かしていると呼び出しに応じなかったパーティの女性陣から哀しそうにチョコを渡されるイベントが追加され、ちょっと心が痛む仕様に。
P4Gではちょっとヒャッハーしづらくなったが、下手な美少女ゲーよりP4をやったほうが充実した仮想恋愛ライフを送れること請け合いである。
ちなみに、あくまで可能というだけであって女性キャラのコミュの選択肢で「恋人」になるか「友人」のまま絆を深めていくかを選べるので、心に決めた一人への愛を貫くのもOK。
口癖は「落ち着け」、「そっとしておこう(おいた)」。
戦闘では日本刀や西洋剣など銃刀法ブッチギリの長物を使用。中にはゴルフクラブや金属バット等も存在する。
またペルソナを入れ替えて戦う事ができる『ワイルド』という特性の持ち主である為、スキルやパラメータがコロコロ入れ代わる遊撃手となる。
マヨナカテレビ内で着用する眼鏡は、太めのフレームでブラックのややシックなもの。
因みにP4Uでのキャッチコピーは&bold(){『可愛い菜々子は誰にも渡さん! 鋼のシスコン番長』}。
ついに公式になってしまったが、本人はそこまで悪くないらしい。
悠『まあ、俺のはそんなに悪くないけど』
&font(#ffa500){[[陽介>花村陽介]]『悪くないのぉ!?』}
プレイアブルキャラとしての性能は高めで、基本的に『このキャラには打つ手がない』という相手がいない。
近距離から遠距離まで対応できる多彩な技を持ち、特に雷を纏わせた刀で斬り上げる逆ギレ『乾坤一擲』と高速で突っ込む中段技『獅子奮迅』が強力。
覚醒SPスキル『十文字斬り』も出かかり無敵で高威力かつカス当たりしない、と高性能。
十文字斬りには&bold(){初段の当て方によってはヒット時に裏回りする}というテクニックがあり、
全ゲージを吐いて1コンボで十文字を3回叩き込む高火力コンボ『三十字』も存在する。(家庭用のチャレンジモードではこれをやらされる)
P4U2では足払い→5Dのチェーンが削除されたものの、連打コンボのモーション変更によってA版・B版・SB版3種の獅子奮迅を当てていく『三獅子ループ』がやりやすくなった。
また、ガード不能の投げを繰り出せる新技『勇猛果敢』やボタン長押しで十文字斬りの後に新SPスキルを出してコンボを繋げる通称『十一文字斬り』等が追加され、さらに強力に。
主人公らしいオールラウンダーのために初心者向けキャラクターの一人ではあるが、やり込めば多彩な技で相手を翻弄できるため、初心者から上級者まで使えるキャラクターである。
ストーリーでも、仲間やラビリスのために奔走。アイギスやエリザベスには『キタローに似てる』と言われている。
『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』でもP4U2の面々共々登場。
相変わらず刀を用いた通常技、遠距離攻撃のジオ系、近距離では電光石火と隙の無い器用万能タイプ。
このゲームはKOFのようないわゆるドリームマッチの類のゲームだが、他のシリーズの面々からも一目置かれている。
ちなみに陽介とタッグを組むと専用ポーズが発生する。
他のペルソナメンバーと組む時は冷静な対応の悠だが、陽介と組んでいる時はいつもより少し熱を帯びている感じ。
『[[ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス]]』では主人公の一人として登場し、キタローと夢の共演を果たした。
特別捜査隊の面々だけでなく、S.E.E.S.のメンバーからも落ち着いた佇まいと言動からか一目置かれており、[[岳羽ゆかり]]は「大人っぽい」と評している。
キタローが主人公の場合はサブリーダーとして登場。普通に喋り、イケメンなセリフがポンポン飛び出すが、時折天然なセリフも飛び出す。
例:(キタローの『コンゴトモヨロシク』という挨拶に)『オレサマ、オマエマルカジリ』
(状態異常攻撃で眠らされた時の寝言で)『ごめんなさい、プリン、食べました…』
(状態異常攻撃で混乱を受けた際味方に斬りかかりながら)『菜々子危ないッ!!!』
&bold(){オイ最後ちょっと待てや}
以下ネタバレ
一連の事件の黒幕であるイザナミが人の望みを見極める為に『力』を与えた1人で、3つの因子のうちの『希望』に当たる存在。
真EDルートでは事件が解決され、メンバーが自身の正体にまで辿り着いたことで危機感を感じたイザナミが自ら動き出す。
そこで最終的に『幾千の呪言』によりメンバーを消し去ろうとしたが、主人公がそれまで培ってきた絆の力によりアルカナ『世界』を覚醒。
ペルソナ『[[伊邪那岐大神>伊邪那岐大神(ペルソナ4)]]』を召喚し、『幾万の真言』によってこれに勝利した。
*P4アニメシリーズ([[P4A>Persona4 the ANIMATION]]、P4GA)の番長
こちらの主人公も基本的にはゲームに近い雰囲気だが、ゲーム同様無口…というのはさすがにマズイのでよく喋る。また、原作で登場した台詞も多く発する。
注目すべきは第1話開始時点の[[ステータス>ステータス(ペルソナ3・4)]]で、&footnote(アイキャッチが入る度に番長の現在のステータスが表記される)原作の初期ステから更に一段階下げられ
知識→&bold(){世間知らず}
勇気→&bold(){意気地なし}
根気→&bold(){腑抜け}
寛容さ→&bold(){心貧しい}
伝達力→&bold(){ちぐはぐ}
…と、散々な有様になっている。
しかし、原作同様数々の出会いや出来事を経験することでステータスもどんどん上昇し、人間としても磨きがかかり最終話間近でついにカンスト。あのスペシャル肉丼を完食するに至った。
戦闘面でもワイルドとしての力を披露しており、ペルソナチェンジを多用している。
が、このアニメの番長、&bold(){妙に強い}。
千枝の影戦&bold(){でLV30超のジャックランタンを喚ぶところから始まり}、直斗の影戦に至っては&bold(){ベルゼブブでメギドラオンをぶっ放したり}とやりたい放題。
コミュの進め方も非常に手際が良い為、原作組には「二周目だ」とか言われる。
そういうわけで原作におけるリーダーに相応しい頼もしさ・立ち振る舞いはアニメでも健在で、最後まで特別捜査隊の中心人物として前に立ち、事件を解決に導いている。
…のだが、番長も人の子。悩みや恐れはつきものである。アニメ番長が恐れるもの…それはずばり『&bold(){孤独}』。
ミツオが連続誘拐殺人の犯人として浮上したタイミングで「犯人が逮捕されればみんなで集まることもなくなるでは」という雰囲気になり、孤独になることへの恐怖が表面化。[[二度に渡って孤独への恐れを>It's Not Empty At All(ペルソナ4)]][[敵に付け込まれピンチに陥っている>No One is Alone(ペルソナ4)]]。
しかし、仲間たちと紡いだ絆は簡単に切られることはなく、それまで築いた絆をもってその都度ピンチを乗り越えている。
2014年に放映されたP4Gのアニメ版では、&bold(){なんと物語開始時点でステータスがオールMAX}。&footnote(2話以降のOPで確認できる)
特に一話ではイザナギが
召喚の余波でシャドウ数体消し飛ばす
↓
開幕電撃の全体攻撃(マハジオダイン?)
↓
シャドウの圧倒的な物量で押し潰されそうになるも弾き返す(物理無効or物理反射?)
↓
シャドウ切り捨てながら上昇、上空からシャドウの群れに全体攻撃(刹那五月雨撃?)
なお、公式によるとコンセントレイト→マハジオダイン→木っ端みじん斬り→刹那五月雨撃、とのこと。どう考えてもペルソナ全書から呼び出してます、本当にry
…戦闘中の不敵な笑みと言い、日常の言動と言い、明らかにペルソナ能力をわかっているような描写といい、
視聴者からは「3週目かよw」だの「5週ぐらいしてるだろw」だの「トロフィー集めですかそうですか」だの散々に言われていたりする。
P4GAでは原作における追加要素の一つであるマリーとの交流に重きを置かれており、&footnote(番長曰くマリーは「ほっとけない子」だそうな)マリーの記憶を探す中で彼女と仲を深めていき最終話では&bold(){テレビ画面越しに愛の告白を受けている}。
そしてP4GAを語る上でもう一つ欠かせないのが&bold(){足立との関係}で、ともすれば原作以上に彼とより深く関わり合いお互いに強い影響を与えている。
特に足立が真犯人であると発覚した際に一人足立の下へ向かい「信じていたのに」と口にするも「&bold(){&font(#ffffff,#000000){君が信じてたのは、君が頭の中で勝手に作り上げた僕だろう?}}」と嘲笑・一蹴されてしまう。
最早戦う以外道は無くなった二人は互いのペルソナがぶつけ合うが、その際に&s(){どことなく[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]めいた演出で}彼の過去を垣間見てしまう。
自分と足立の見えている世界の違いを痛感し、遂に足立から完全に拒絶された番長は「&bold(){損得抜きに『誰かの為に』と思い行動しても、それはただの上から目線の自己満足であり、その行いで誰かを傷つけてしまうのなら自分のやってきた事は無意味だったのではないか}」と思い悩む。
しかし、彼のその行いで救われた人物が多いのもまた事実であり、その内の一人であるマリーから「&bold(){&font(#0000ff,b){わがままでも上から目線でもなんでもいい、『意味なかった』なんて言わないで!キミが作ってくれた思い出、なかったことになんてしないでよ!!}}」と叱責され、悩みが氷解。仲間たちと共に足立のところへ向かうのであった。
このように、原作とはまた違った人物像が描かれ『鳴上悠』といういちキャラクターとしての個性を確立したアニメ版番長だが、&bold(){その結果ギャグシーンでは徹底的にボケ倒している}。しかも天然気味なので始末に追えない。
#openclose(show=という訳で、以下アニメシリーズにおける主な迷言・迷場面をプレイバック){
・P4Aの場合
「元々だろ。」
第1話、ふとしたアクシデントで陽介と[[千枝>里中千枝]]と共にテレビの中に入ってしまった際に。
シリモチをついた陽介が&font(#ffa500){「若干ケツが割れた…」}と言った後、速攻で突っ込んだ。基本的にボケるシーンが多いアニメ番長の、貴重なツッコミシーンである。
「録画しとけばよかった。」
第3話、マヨナカテレビに映った[[雪子>天城雪子]]を見た後、陽介の電話に対して。
「えーと…エビ?」
第5話、バスケ部のマネージャーを務める海老原あいに対して。これを聞いた海老原はカンカンに怒った。
番長の携帯アドレスにも『エビ』と登録されている。
「ないわー……」
第6話ラスト、マヨナカテレビに映った[[完二>巽完二]]の姿を見て唖然として。
「録画したけど。」
第7話冒頭のマヨナカテレビの完二を見届けた後、陽介の電話を受け。&font(#ffa500){陽介「いらねーよ!」}
雪子のマヨナカテレビで録画し損ねた教訓が生かされている。…が、タイミングが悪すぎた。
「ですよね。」
第7話でサウナ場への突入を躊躇い、同じく躊躇っていた陽介が千枝に連行されていくのを見て(そっとしておこう)と傍観を決め込むも、
雪子に&font(#ff0000){「鳴上君も行こう」}と言われて。
もう諦めたのか、はたまた覚悟を決めたのか、表情はとても冷静だった。
「くっ、ない!」
同じく第7話。シャドウ完二のサウナ場にて、千枝&雪子がローションまみれになった時、
花村の&font(#ffa500){「鳴上ぃ!録画できるもん持ってねえか!?」}に対し拳を悔しそうに握りしめ言い放つ。
やはり番長も男の子ということか。
「チェ、チェンジで!」
そして第7話、戦闘シーンでタフガイにイザナギを羽交い絞めにされて。
しかし、ラクシャーサにチェンジしてもナイスガイにジライヤもろとも『Hold me tight!』、更にタフガイに後ろを掘られて……
&font(#0000ff,b){クマ「ドクドクマー!心が折れたクマー!!」}
「夜はパスで。」
第8話、林間学校の夜・シャドウの事もあってホモじゃないかと完二を疑う鳴上&陽介。
完二の&font(#808080){「先輩、俺の事を受け入れてくれたんじゃないんすか!?」}に対して。
「よし!行ってこい!」
同じく第8話、ホモ疑惑を晴らそうと女子のテントに突撃しようとする完二に対して。&s(){止めろよ先輩。}
なお、原作でこのセリフを選ぶためには、勇気が『怖い物なし』まで上がっている必要がある。
「ですよねー……」
第10話冒頭、[[りせちー>久慈川りせ]]のマヨナカテレビを&bold(){何度も録画ボタンを押しまくり}、
興奮する陽介の電話を「落ち着け」となだめ電話を切った後に録画の成否を確認するが、現実は甘くなかった。
画面には砂嵐のようなノイズだらけで何も見えずに落胆するのだった。第7話の「くっ、ない!」の描写といい、番長も男の子の性には逆らえない模様。
「おのれ…ネオフェザーマン…!」
P4A第14話にて。学童保育のバイトの最中、勇太少年と金持ちの子のケンカを仲裁しようとして超合金ネオフェザーマンロボを破壊してしまった番長。
定価68,000もするこのロボ玩具の代金を勇太の母親・絵里の代わりに支払うことになってしまい、ひとり部屋で給料袋を見つめながら悶絶するのだった。
「ケ゛ン゛カ゛し゛ち゛ゃ゛ダ゛メ゛ク゛マ゛」
「あ゛、怪゛し゛く゛な゛い゛よ゛…ク゛マ゛…」
同話、番長渾身のクマのモノマネ。&s(){nmkw無理すんな}。
前者は学童保育のバイト中、子供たちのケンカを止めるべくクマに扮することでケンカを宥めようとした時のセリフ。その目論見は見事成功するも今度は子供たちに寄ってたかられじゃれられる。炎天下の中子供と遊ぶというのは&bold(){まさに地獄そのものであり}、番長は着ぐるみの中で苦痛に喘いでいた。
無事バイトを乗り切った番長は&bold(){着ぐるみを着たままバスに乗り}町へ戻るが、一難去ってまた一難。下車するところを&bold(){捜査隊の面々に目撃されてしまう}。後者のセリフはこの時のもの。
飛んで跳ねて転んでなんとかクマを真似て猛ダッシュでその場を脱出。身バレの危機を乗り越えた&s(){(仲間たちの疑念を拭えたとは言ってない)}
「クマも大変だクマ…」
直後、高架下で着ぐるみを脱いで一言。口調が伝染ってしまっている。
クマをはじめ、常に熱気と暑さと闘いながら着ぐるみの仕事をこなす人々には頭が下がるばかりである。
「今度こそ奴を…ペルソナ!」
同じく、第14話にて。&bold(){ヌシ様を釣ってる最中}に。わざわざ眼鏡までかけてカットインまで入るがもちろんイザナギは出てこない。
ただし、気合を入れた結果か、ヌシ様は釣れた。
「いつまで立ってる気だ?」
[[第15話>The Long-Awaited School Trip(ペルソナ4)]]にて。ラブ○…、修学旅行のホテルで落ち着かない陽介達に対し1人ソファーに寛ぎグラスを口にしながら。順応が早すぎである。
「記念写真でも撮るか。」
同じく第15話、[[クマ>クマ(ペルソナ4)]]のイタズラで作動したウォーターベッドにてんてこ舞いの陽介と完二の姿を見て、写メる際に。哀れ陽介と完二。
記念写真に映ったクマはエヘ顔ピースでまんざらでもない模様。
「おかわり、ロックで。」
同じく第15話、バーでジュース?のはずのドリンクを飲み干しながら。
「いいかお前達、ミスコンというのはだな――(中略)――つまり、いいから出ろ!」
第19話、ミスコンを拒む女子達にドヤ顔しながら言った。なお、この結論に至るまで30分ミスコンについて語った。
「ウブなのね。」
同じく第19話、学園祭の合コン喫茶にて。
破壊力抜群の腹筋崩壊台詞。
この後の「いただこうかしら。」とセットで陽介を悶絶させた。
「そっとしておけ!」
同じく第19話、学園祭にて占い師[[マギー>マーガレット]]の言葉を受けて。
ホント、現在何又なのだろうか?
「俺を見ろ。」
そして第19話、女装コンテストで桜塚やっくん風のスケバン衣装で竹刀を床にぶっ叩いた後で。
この総番、ノリノリである。
ちなみに千枝、雪子、りせには効果があった。
「よし、皆の所に戻るか。」
第19話、真横にいたりせの告白をこの言葉&笑顔でスルー。
「何か言ったか?」とすら言っていない。
「ここは勇気を振り絞って……この場に留まる!」
第20話、天城旅館にて雪子のミスでうっかり男湯に入っていた女性陣と鉢合わせした際に。
この後、怒りの罵声と桶の雨を喰らってしまうのだった。
「ペルソナあああああ!!」
同じく第20話、菜々子に「お兄ちゃんって…『チカン』なの?」と問われた後、ショックでクマと卓球しながら。
相当荒れていたらしい。
・P4GAの場合
「こんにちは。」
第1話、番長の最愛の妹こと菜々子とのファーストコンタクト時のセリフ。
菜々子の視線の高さに自分の視線を合わせ、柔和な表情で挨拶するという子供に慣れた人の対応である。
後にジュネスのCMソングを菜々子が歌った時には笑顔で聞いた歌をそのまま歌い、菜々子を笑顔にさせた。「お兄ちゃん」になるのも早そうである。
ちなみにこのCMソングシーン、浪川氏は演技指導にて「誰よりも上手く」と指定されて緊張したとか。努力の成果か、菜々子役の[[神田朱未]]氏は「上手だった」と賞賛している。
「押忍。」
叔父の堂島の「自分の家と思ってくつろいでくれ」というセリフに対し、やはり笑顔で何故かこう返事をした。
ゲームではこう返すと堂島に軽く引かれるが、P4GAでは笑顔で「体育会系か」と言われた。ゲームでは真顔で言ったのかもしれない。
「誰が落ち武者だ。」
第1話、モロキンこと諸岡金四郎の転校生紹介に際する「落ち武者だ」という台詞に反応して。ゲームではこう返事をすると勇気が上がる。
P4A第1話の頃に比べると黒板に書いた字も大きくなっており、肝が据わるようになった。
「よろしくお願いします。」
同じく第1話、「誰が落ち武者だ。」に対して怒ったモロキンの手を掴み握手し微笑んで。あまりの反応にさすがのモロキンも呆気に取られた模様。
ちなみに、「よろしく」という言葉と握手を求める姿がよく見られるため、P4GA第1話の番長は『握手厨』と言われることも。
なお、ゲームやP4Aでは求められて握手したガソスタの店員にも自分から手を差し出す積極性を見せ、あのフレンドリーな店員が一瞬呆気にとられていた。
「行けるとこまで。」
同じく第1話。JUNESの電化製品コーナーのテレビに腕を突っ込んで「行ってくる」と言い、そこに千枝の&font(#008000){「行くって、どこへ?!」}に対する返答。
引き留めようとした陽介・千枝を巻き込んでテレビに入る。
よく聞いてみるとちゃっかり番長は着地に成功していたりする。
\ドサッ/\ドサッ/\スタッ/
「鳴上悠です。」
同じく第1話。テレビの中に入り、謎の人影を追って山野アナの写真が切り裂かれた赤い首吊り紐の部屋でクマに遭遇してすぐ握手する番長。
P4A第1話に比べるとコミュ力が上がりすぎである。
&font(#ffa500){陽介「何で普通に会話してんだよ……」}
「私だ。」
第2話、携帯電話で通話する際の台詞。どこの刑事ドラマ?
「18時までに帰らなければ、菜々子に一人で夕食を取らせることになる…!&bold(){そんなことは許容できない!}」
同話、沖奈市で陽介とともに密着計画を完遂しようとする番長が脳内プランを最終確認してるときに発したナナコン全開のセリフ。
当初番長は、千枝・雪子・マリーの三人で沖奈市で買い物をしようと予定を立てていたが、運の悪いことに&bold(){その後同日に陽介との密着計画が入ってしまいダブルブッキング状態になってしまう}。
約束をバックレず誰も傷つくことなく午後を終え、菜々子との夕食を迎えようと考えた結果、&bold(){地獄のハードスケジュールになってしまった}。
番長が「完璧だ…!」とどや顔で語るそのスケジュールは以下の通り。
15:00 密着計画
15:55 移動
16:00 女性陣と買い物
17:00 稲羽へ移動
18:00 帰宅
こうして、男たちによる嵐の放課後が幕を開けた。
「…3分だ。俺なら3分でカタを付けて見せる」
15:55。原付で女性が寄ってくるはずもなく時間だけが無情に過ぎ移動時間になるも、完二が突然「&font(#808080){オレに10分くんねーか?先輩らのカタキ、オレがとってやんぜ!}」と唐突に宣言。伝家の宝刀・「>落ち着け」も無駄に気合が入る完二には通じず、それどころか話の流れで&bold(){男たちによるナンパ対決へと発展}。当初の予定が完全に瓦解する格好となったが、この場面においてあろうことか3分で勝つと宣言。&s(){今最も落ち着くべきは番長ではなかろうか。}
更に負けたら『&bold(){パンイチで稲羽市内をマラソンし、それを菜々子に見てもらう}』という恐るべき罰を課せられることになり、尚更負けられなくなった番長であった。
しかし3分で女性を捕まえられるはずもなく、以降は『&bold(){ナンパ対決と買い物を同時にこなす}』方向へとシフトしていく。
しかし、一方の女性陣もエビとまさかの鉢合わせによりトラブルが発生しており…
「ガスボンベ1本入りました~♪」
ナンパ勝負の一コマ。メシア教の人やら大阪の女やら中二病の女の子にやられた後、ばったり合わせたギャル二人にこのセリフを発したら
「マジ受けるんですけど~wwwwwキモwwwww」と爆笑されてバッサリ。ALLステータスMAXだろうが無理な事は無理である。
「&bold(){ドロー!!}」
エビと鉢合わせた結果、買い物がコーディネート対決へと発展した女性陣。更に審査員に番長が選ばれただでさえハードなスケジュールはますます地獄の様相を呈していく。
なんとかナンパ対決の時間を稼がんと番長はコーディネート勝負を引き分けにすることで時間を延ばし、ナンパ対決を進めていくが成果は出ず、心身共にボロボロになっていく…。
「菜々子…聞いているか…?待っていてくれ……必ず、必ず帰る…!」
ダブルブッキングの末、満身創痍となった番長の下へ菜々子から電話が入る。それは「&bold(){遼太郎が定時で帰るから家族で食卓を囲もう}」というものだった。そしてその際に菜々子と約束を交わした際のセリフ。字面だけ見るとなんてことないセリフだが、テンションとしては瀕死の戦士のそれである。
スケジュールが完全に崩壊した今、菜々子のために出来ることはナンパ対決に勝利し生還すること。覚悟を決めた番長は光の中へと駆け出して行った。
「菜々子……今、帰ったよ……」
結局、嵐のような陽介との勝負はアバドン大谷の乱入で引き分け…というか勝利者なきまま終わりを告げ、何一つ得るものなく帰宅した番長。
そして、堂島宅の前で[[真っ白に燃え尽き>あしたのジョー]]菜々子に帰宅を告げるのだった。
一方女性陣の方はというと、マリーが思わぬファッションの才能を発揮したこともあってかなんやかんやで丸く収まったのでした。
「ご立派様だ……」
第3話、海辺で花村と共にふとしたアクシデントでフ○チン状態になった完二を見て。
「……って言うのはどうだろう?」
第4話、[[マリー>マリー(ペルソナ4)]]のポエム『飛べ!』と共に颯爽とバイクで仲間の窮地に駆け付けるシチュをガソリンスタンドで陽介に伝えてから。
&font(#ffa500){陽介「ねーよ……」}
「バッチリだ!」
第4話、マリーとの思い出作りの%%茶番%%『マヨナカ横断ミラクルクイズ』にて&font(#808080,b){ガチムチバニーボーイ姿}を披露した完二に対しサムズアップ。
いいのか先輩。
「がんばります。」
第4話、クイズ司会のクマが紹介する際、三度カメラ目線でドヤ顔しつつガッツポーズで。
&font(#ffa500){陽介「なんか、お前だけ紹介が仰々しくないか…?」}
「転校する時は、みんな一緒だ。」
第5話より。10月8日(土)、花村の頼みでジュネスライブ限定の[[バンドを組む>OKAN GOMEN]]ことになった番長一行。
八高の軽音楽部室を利用して練習するが、チームワークはてんでバラバラ。
&font(#ffa500){「やっぱ、転校するっきゃねえか…」}と落胆する花村に対して番長はこの台詞で励ます。
&font(#008000){千枝「え?ふつうにやだよ…」}(汗)
「さすが名探偵。」
楽譜を見て、現場検証するかのように曲のパターンを分析する[[直斗>白鐘直斗]]に対して。
&font(#808080){完二「いや、探偵関係ないスけどね?」}
「諦めたら、そこで試合終了だ。」
10月9日(日)。ライブが翌日に迫るものの、メンバーの腕はわずかしか上がらず、チームワークもいまだにバラバラ。
頭を抱える陽介に番長はこの台詞で励ます。[[元ネタ>安西先生]]は言うまでもないだろう。ちなみにゲーム準拠の台詞である(選択肢にある)。
&font(#0000ff,b){クマ「センセー…クマは…クマは…[[&font(#0000ff,b){バンドがしたいです…}>三井寿]]」}
&font(#ff0000,b){雪子「なにこの茶番」}
「俺に考えがある。」
10月10日(月)。
ライブ本番当日でもあり、軽音楽部室から聞こえるりせちーの声を聞いた八高から流れた[[噂が現実になった>ペルソナ2 罪 -INNOCENT SIN.-]]日。&s(){セリフは[[アレ>私にいい考えがある]]だが[[どっかの司令官>コンボイ(G1)]]は多分関係ない。}
丸久豆腐店の前におっかけが集まり、りせちーがジュネスのフードコートに行くこともできない。
そこで番長が提案した策とは&bold(){バスケ部の一条にりせちーの女装をさせ、サッカー部の長瀬が不埒なおっかけに消火器を浴びせる}というものだった。
ライブ終了後、一条はあまりの羞恥にどこかへ走り去っていったのであった。
&font(#ffa500){陽介「どうしたんだアイツ?」}
&font(#ff0000,b){雪子「走りたくなったのかな?運動部だし」}
「地獄絵図だ…」
第8話、ジュネスで女性陣を除いてクリスマスパーティーの買い物をする最中、完二の「女子に任せりゃいいんじゃ?」と言った際、
陽介の &font(#ffa500){「悠んちが物体Xだらけになっちまうぞ!」}を受けて。
林間学校で陽介共々[[あのカレー>カレー(ペルソナ4)]]を食った番長だからこそ言えるだろう。
もっとも、番長を待ち受けていたのは&font(#ff0000,b){別の地獄絵図}だったが…。
「勝手にいなくなるな!バカ!!」
第10話、自身の正体を知り、櫛を手渡そうとする番長に&font(#0000ff){「うるさい!黙れバカ!!」}と叫ぶマリーに対して。
感情を爆発させながら口論する様は番長らしからぬ様だった。&s(){要はただのnmkw。}
しかしながら、番長が感情任せになるのは何も珍しいことではなく、アニメ版は兎に角原作におけるこのシーンでは「&bold(){>ふざけるな}」という選択肢がある。番長も人並みに感情を持った人間ということである。
「パーフェクトだ!」
第11話、虚ろの森から帰還後に。
花村の雪玉を顔に受けたマリーが倍返しと言わんばかりに異能力で雪玉を生成、彼に向け無数にぶつけた後、
&font(#0000ff){「投げるんでしょ、雪?間違ってる?」}と番長に問う際に。
この時、マリーの背後では&font(#0000ff,b){台風の目のごとく雪玉が渦を巻いていた}。
&font(#ffa500){陽介「どこがだよ!?」}
「なんだ?」
第11話、雪合戦の後、銭湯で花村とクマに負けじと桶を使って登り階段を作る際に。&font(#ffa500){陽介「着々と建築してんじゃねーよ!」}
やっぱり番長も女子陣の覗き見をしたい模様。この後、花村&クマは女子陣から桶の雨、番長はマリーの電撃を受けてしまう事に…。
&font(#0000ff,b){マリー「キミたちなんて…大嫌いだぁぁぁ―――――っ!!」}
「菜々子!お兄ちゃんも…大好きだ!」
第11話、2月14日(火)。
バレンタインデーでもあるこの日、菜々子から[[チョコレート>チョコレート(ペルソナ4)]]をもらった番長。
いや、それはチョコレートと呼ぶにはおぞましいスライム状の物体Xだった。
一年間の戦いで研ぎ澄まされた本能が警鐘を鳴らし、食うのをためらう番長だが菜々子の「あのね、お兄ちゃんありがとう。&font(#ff0000){…だいすき!}」の言葉を受け、もはや選択の余地は完全になくなる。
覚悟完了した後、一気に食する際にこのセリフを発する。この後、画面暗転。堂島の叔父さんが帰宅後、マリーの所に向かう番長の姿が目撃されたという…。
&bold(){「体は…大事だ…」}
「マリー…ありがとう!がぶっ」
そしてマリーの所に向かいチョコレート(…らしきナニカ)を受け取り食べる際に。
箱に包まれたモヤっとしたモノは、溶けると逃げるらしい。
意を決した番長は満面の笑みを浮かべるとともに完食するのだった。
ちなみに食べた感想は&bold(){「なんか…蠢いてる気がする…」}だそうです。
「なんというか……みんな変わったな。」
最終話、イザナミとの戦いを終えて数か月後、少しだけ成長した仲間と再会。彼らの変化ぶり&font(#808080,b){(というか完二)}を見て。
&font(#808080){「何で俺を見て言うんスか!?」}
&font(#ffa500){「何つうか…どんまい」}
&font(#808080){「励ましてんじゃねぇ!!」}
}
*余談
アトラス作品には珍しく真エンディング・ノーマルエンディングを通して仲間と大団円を迎える貴重な存在で、P4Gでは黒幕であるイザナミすらも救って[[本来あるべき姿>マリー(ペルソナ4)]]に戻している。
ちなみに立ちはだかった敵で救えなかったのは一切絡みのなかったミツオぐらいで、「[[虚無に当たる存在>足立透]]」や「[[絶望に当たる存在>生田目太郎]]」はそれぞれ自分にできる償いをする為、前へ進んでいる。
次回作にあたる[[ペルソナ5]]が、作品の路線変更や&bold(){アトラスそのものが存続の危機に陥ったり}と、2016年にリリースするまでに苦難の連続だったが、その間P4Gを始め格ゲーやダンスゲーなど様々な派生作品にペルソナ4の顔として出張った番長は『&bold(){アトラスを八年間支えた男}』として讃えられている。
…が、2023年現在もペルソナシリーズや他社作品とのクロスオーバー、そしてP4Gの最新機種への移植など5が発売された現在も番長の&s(){過労死レベルの}活躍は続いている。とりあえず、「お疲れ様です」と労ってあげよう。
>追記・修正できそうだ。どうしようか……
追記する
修正する
→そっとしておこう。
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-11 23:30:16)
- ジョーカーたちと共演マダァ? とか思ってたら、まさかのブレイブルーとかとクロスオーバーっすか番長 お疲れ様です!! -- 名無しさん (2017-07-17 16:03:31)
- ↑ジョーカーたちとは別のゲームで共演していたよ。 -- 名無しさん (2017-07-17 23:09:33)
- また戦うのね・・・・ -- 名無しさん (2017-07-17 23:21:26)
- ダンスバトルも出来るから戦いで決着をつけるのは本当に最後の手段なのかも -- 名無しさん (2017-12-22 11:15:43)
- 雨宮蓮と共演あるかな? -- 名無しさん (2017-12-29 00:38:30)
- 10年経っても戦い続ける男 -- 名無しさん (2018-04-27 20:27:51)
- 天性のリーダーというキャラをここまで上手く表現したのはあまりない -- 名無しさん (2018-04-27 20:40:32)
- 従来のペルソナシリーズとは毛先が異なる明るいイメージという方向転換を行った上で5が発売されるまでペルソナの看板を支え続けたのは単純にすごいと思う、PQ2は4と5なのか3,4,5なのか -- 名無しさん (2018-04-30 08:46:30)
- P4Aのレビューで「個性がない」とか言ってる人がいたがちゃんと見たんだろうかと思った。 -- 名無しさん (2018-07-09 12:42:19)
- PQ2にも登場。まだまだ休めない番長であった。 -- 名無しさん (2018-08-06 05:13:26)
- ↑2 むしろ個性の塊。(ただし、所々ただのnmkw) -- 名無しさん (2019-02-09 23:44:37)
- ジョーカーのスマブラ参戦に対して、Miiの外見だけの番長に「みぐるみ剥がされた」とあったのは笑った。 -- 名無しさん (2019-05-13 08:12:14)
- そんなに長くなってたのか、リセット前のコメントも見たかった -- 名無しさん (2019-07-02 23:38:14)
- スターオーシャンのコラボにも登場予定。3や5の主人公達と一緒とはいえまだまだ休めない番長なのであった -- 名無しさん (2019-10-01 18:57:15)
- ソシャゲのスターオーシャンで仲間にできるが、個人会話の時にグイグイ距離詰めてくる。本編でこれならタラし込まれるのも無理はない。アップで迫るイケメンって心臓に悪いよ! -- 名無しさん (2020-01-25 11:50:13)
- P4GがSteamで配信されたことで2020年も戦うことになった男 -- 名無しさん (2020-06-14 07:13:28)
- なんならBBTAGがバリバリ現役ソフトなので連戦も連戦である -- 名無しさん (2020-06-14 12:12:25)
- 遂に交代か〜と思ってたら -- 名無しさん (2020-06-14 18:39:59)
- 次はSteamかお疲れ様です -- 名無しさん (2020-06-14 18:40:53)
- PQ2でお互い本気出してない状態で戦ってジョーカーと同じくらいの強さ。とはいえモデルガンと知らないのに銃持ってる相手と競り合うのだからすごい。 -- 名無しさん (2020-06-14 23:14:12)
- Steam版が一日で3万人くらい購入されて、一晩で6000万稼ぐ男の称号をゲットした模様。もう休ませてやれよ… -- 名無しさん (2020-06-15 16:37:54)
- またお仕事だよ番長 -- 名無しさん (2020-06-17 13:45:12)
- 現実時間で10年ほど戦わされ続けてる男。他にアトラスにいただろうか -- 名無しさん (2020-12-09 00:44:02)
- 元の高校に戻った時のクラスメイト達の反応が見たい -- 名無しさん (2021-03-07 20:06:11)
- 「8年間戦い続った男の末路」または「8年間戦い続けた男の末路」で愉快な画像が見られるゾ!いや本当、あんだけ経験すりゃねえ… -- 名無しさん (2021-08-30 10:05:46)
- P4U2のリマスター版発売が決定されたことで2022年も戦わされる男 -- 名無しさん (2021-12-10 10:46:39)
- P4GのSwitch移植が決定したので2022年後期または2023年も戦わされる男 -- 名無しさん (2022-06-29 00:13:57)
- メタいこというと本編終了後に一番出しやすいんよな。生存してバリバリに健全な生活送ってて前科なし、くわえてあちこちにツテとコネがある。本編からしてもとっつきやすい雰囲気で当人も比較的共感しやすいノリの持ち主。 -- 名無しさん (2022-06-29 00:19:41)
- P4U2はBBTAGのBBとUNIがSwitchに販売されたからいつかくるかは予想できたけどまさか本編もくるとは思ってもいなかったわ。 -- 名無しさん (2022-06-29 11:51:52)
- 終盤になると正面から笑ってるポリゴンが見られる場面があるのだが(大抵背中や人の頭で隠れる仕様)、これが結構かわいい。ゴールデンの最後の笑顔もだけど笑うと幼くなるタイプなのか。 -- 名無しさん (2023-03-04 21:02:34)
- アトラース(神)の名は「支える者」「耐える者」「歯向かう者」を意味する古印欧語に由来する。つまり番長こそがアトラスだったのか…? -- 名無しさん (2023-05-21 16:40:25)
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