「元々だろ。」
第1話、ふとしたアクシデントで陽介と
千枝と共にテレビの中に入ってしまった際に。
シリモチをついた陽介が
「若干ケツが割れた…」と言った後、速攻で突っ込んだ。基本的にボケるシーンが多いアニメ番長の、貴重なツッコミシーンである。
「録画しとけばよかった。」
第3話、マヨナカテレビに映った
雪子を見た後、陽介の電話に対して。
「えーと…エビ?」
第5話、バスケ部のマネージャーを務める海老原あいに対して。これを聞いた海老原はカンカンに怒った。
番長の携帯アドレスにも『エビ』と登録されている。
「ないわー……」
第6話ラスト、マヨナカテレビに映った
完二の姿を見て唖然として。
「録画したけど。」
第7話冒頭のマヨナカテレビの完二を見届けた後、陽介の電話を受け。陽介「いらねーよ!」
雪子のマヨナカテレビで録画し損ねた教訓が生かされている。…が、タイミングが悪すぎた。
「ですよね。」
第7話でサウナ場への突入を躊躇い、同じく躊躇っていた陽介が千枝に連行されていくのを見て(そっとしておこう)と傍観を決め込むも、
雪子に「鳴上君も行こう」と言われて。
もう諦めたのか、はたまた覚悟を決めたのか、表情はとても冷静だった。
「くっ、ない!」
同じく第7話。シャドウ完二のサウナ場にて、千枝&雪子がローションまみれになった時、
花村の「鳴上ぃ!録画できるもん持ってねえか!?」に対し拳を悔しそうに握りしめ言い放つ。
やはり番長も男の子ということか。
「チェ、チェンジで!」
そして第7話、戦闘シーンでタフガイにイザナギを羽交い絞めにされて。
しかし、ラクシャーサにチェンジしてもナイスガイにジライヤもろとも『Hold me tight!』、更にタフガイに後ろを掘られて……
クマ「ドクドクマー!心が折れたクマー!!」
「夜はパスで。」
第8話、林間学校の夜・シャドウの事もあってホモじゃないかと完二を疑う鳴上&陽介。
完二の「先輩、俺の事を受け入れてくれたんじゃないんすか!?」に対して。
「よし!行ってこい!」
同じく第8話、ホモ疑惑を晴らそうと女子のテントに突撃しようとする完二に対して。止めろよ先輩。
なお、原作でこのセリフを選ぶためには、勇気が『怖い物なし』まで上がっている必要がある。
「ですよねー……」
第10話冒頭、
りせちーのマヨナカテレビを
何度も録画ボタンを押しまくり、
興奮する陽介の電話を「落ち着け」となだめ電話を切った後に録画の成否を確認するが、現実は甘くなかった。
画面には砂嵐のようなノイズだらけで何も見えずに落胆するのだった。第7話の「くっ、ない!」の描写といい、番長も男の子の性には逆らえない模様。
「おのれ…ネオフェザーマン…!」
P4A第14話にて。学童保育のバイトの最中、勇太少年と金持ちの子のケンカを仲裁しようとして超合金ネオフェザーマンロボを破壊してしまった番長。
定価68,000もするこのロボ玩具の代金を勇太の母親・絵里の代わりに支払うことになってしまい、ひとり部屋で給料袋を見つめながら悶絶するのだった。
「ケ゛ン゛カ゛し゛ち゛ゃ゛ダ゛メ゛ク゛マ゛」
「あ゛、怪゛し゛く゛な゛い゛よ゛…ク゛マ゛…」
同話、番長渾身のクマのモノマネ。nmkw無理すんな。
前者は学童保育のバイト中、子供たちのケンカを止めるべくクマに扮することでケンカを宥めようとした時のセリフ。その目論見は見事成功するも今度は子供たちに寄ってたかられじゃれられる。炎天下の中子供と遊ぶというのはまさに地獄そのものであり、番長は着ぐるみの中で苦痛に喘いでいた。
無事バイトを乗り切った番長は着ぐるみを着たままバスに乗り町へ戻るが、一難去ってまた一難。下車するところを捜査隊の面々に目撃されてしまう。後者のセリフはこの時のもの。
飛んで跳ねて転んでなんとかクマを真似て猛ダッシュでその場を脱出。身バレの危機を乗り越えた(仲間たちの疑念を拭えたとは言ってない)
「クマも大変だクマ…」
直後、高架下で着ぐるみを脱いで一言。口調が伝染ってしまっている。
クマをはじめ、常に熱気と暑さと闘いながら着ぐるみの仕事をこなす人々には頭が下がるばかりである。
「今度こそ奴を…ペルソナ!」
同じく、第14話にて。ヌシ様を釣ってる最中に。わざわざ眼鏡までかけてカットインまで入るがもちろんイザナギは出てこない。
ただし、気合を入れた結果か、ヌシ様は釣れた。
「いつまで立ってる気だ?」
第15話にて。ラブ○…、修学旅行のホテルで落ち着かない陽介達に対し1人ソファーに寛ぎグラスを口にしながら。順応が早すぎである。
「記念写真でも撮るか。」
同じく第15話、
クマのイタズラで作動したウォーターベッドにてんてこ舞いの陽介と完二の姿を見て、写メる際に。哀れ陽介と完二。
記念写真に映ったクマはエヘ顔ピースでまんざらでもない模様。
「おかわり、ロックで。」
同じく第15話、バーでジュース?のはずのドリンクを飲み干しながら。
「いいかお前達、ミスコンというのはだな――(中略)――つまり、いいから出ろ!」
第19話、ミスコンを拒む女子達にドヤ顔しながら言った。なお、この結論に至るまで30分ミスコンについて語った。
「ウブなのね。」
同じく第19話、学園祭の合コン喫茶にて。
破壊力抜群の腹筋崩壊台詞。
この後の「いただこうかしら。」とセットで陽介を悶絶させた。
「そっとしておけ!」
同じく第19話、学園祭にて占い師
マギーの言葉を受けて。
ホント、現在何又なのだろうか?
「俺を見ろ。」
そして第19話、女装コンテストで桜塚やっくん風のスケバン衣装で竹刀を床にぶっ叩いた後で。
この総番、ノリノリである。
ちなみに千枝、雪子、りせには効果があった。
「よし、皆の所に戻るか。」
第19話、真横にいたりせの告白をこの言葉&笑顔でスルー。
「何か言ったか?」とすら言っていない。
「ここは勇気を振り絞って……この場に留まる!」
第20話、天城旅館にて雪子のミスでうっかり男湯に入っていた女性陣と鉢合わせした際に。
この後、怒りの罵声と桶の雨を喰らってしまうのだった。
「ペルソナあああああ!!」
同じく第20話、菜々子に「お兄ちゃんって…『チカン』なの?」と問われた後、ショックでクマと卓球しながら。
相当荒れていたらしい。
「こんにちは。」
第1話、番長の最愛の妹こと菜々子とのファーストコンタクト時のセリフ。
菜々子の視線の高さに自分の視線を合わせ、柔和な表情で挨拶するという子供に慣れた人の対応である。
後にジュネスのCMソングを菜々子が歌った時には笑顔で聞いた歌をそのまま歌い、菜々子を笑顔にさせた。「お兄ちゃん」になるのも早そうである。
ちなみにこのCMソングシーン、浪川氏は演技指導にて「誰よりも上手く」と指定されて緊張したとか。努力の成果か、菜々子役の
神田朱未氏は「上手だった」と賞賛している。
「押忍。」
叔父の堂島の「自分の家と思ってくつろいでくれ」というセリフに対し、やはり笑顔で何故かこう返事をした。
ゲームではこう返すと堂島に軽く引かれるが、P4GAでは笑顔で「体育会系か」と言われた。ゲームでは真顔で言ったのかもしれない。
「誰が落ち武者だ。」
第1話、モロキンこと諸岡金四郎の転校生紹介に際する「落ち武者だ」という台詞に反応して。ゲームではこう返事をすると勇気が上がる。
P4A第1話の頃に比べると黒板に書いた字も大きくなっており、肝が据わるようになった。
「よろしくお願いします。」
同じく第1話、「誰が落ち武者だ。」に対して怒ったモロキンの手を掴み握手し微笑んで。あまりの反応にさすがのモロキンも呆気に取られた模様。
ちなみに、「よろしく」という言葉と握手を求める姿がよく見られるため、P4GA第1話の番長は『握手厨』と言われることも。
なお、ゲームやP4Aでは求められて握手したガソスタの店員にも自分から手を差し出す積極性を見せ、あのフレンドリーな店員が一瞬呆気にとられていた。
「行けるとこまで。」
同じく第1話。JUNESの電化製品コーナーのテレビに腕を突っ込んで「行ってくる」と言い、そこに千枝の「行くって、どこへ?!」に対する返答。
引き留めようとした陽介・千枝を巻き込んでテレビに入る。
よく聞いてみるとちゃっかり番長は着地に成功していたりする。
\ドサッ/\ドサッ/\スタッ/
「鳴上悠です。」
同じく第1話。テレビの中に入り、謎の人影を追って山野アナの写真が切り裂かれた赤い首吊り紐の部屋でクマに遭遇してすぐ握手する番長。
P4A第1話に比べるとコミュ力が上がりすぎである。
陽介「何で普通に会話してんだよ……」
「私だ。」
第2話、携帯電話で通話する際の台詞。どこの刑事ドラマ?
「18時までに帰らなければ、菜々子に一人で夕食を取らせることになる…!そんなことは許容できない!」
同話、沖奈市で陽介とともに密着計画を完遂しようとする番長が脳内プランを最終確認してるときに発したナナコン全開のセリフ。
当初番長は、千枝・雪子・マリーの三人で沖奈市で買い物をしようと予定を立てていたが、運の悪いことにその後同日に陽介との密着計画が入ってしまいダブルブッキング状態になってしまう。
約束をバックレず誰も傷つくことなく午後を終え、菜々子との夕食を迎えようと考えた結果、地獄のハードスケジュールになってしまった。
番長が「完璧だ…!」とどや顔で語るそのスケジュールは以下の通り。
15:00 密着計画
15:55 移動
16:00 女性陣と買い物
17:00 稲羽へ移動
18:00 帰宅
こうして、男たちによる嵐の放課後が幕を開けた。
「…3分だ。俺なら3分でカタを付けて見せる」
15:55。原付で女性が寄ってくるはずもなく時間だけが無情に過ぎ移動時間になるも、完二が突然「オレに10分くんねーか?先輩らのカタキ、オレがとってやんぜ!」と唐突に宣言。伝家の宝刀・「>落ち着け」も無駄に気合が入る完二には通じず、それどころか話の流れで男たちによるナンパ対決へと発展。当初の予定が完全に瓦解する格好となったが、この場面においてあろうことか3分で勝つと宣言。今最も落ち着くべきは番長ではなかろうか。
更に負けたら『パンイチで稲羽市内をマラソンし、それを菜々子に見てもらう』という恐るべき罰を課せられることになり、尚更負けられなくなった番長であった。
しかし3分で女性を捕まえられるはずもなく、以降は『ナンパ対決と買い物を同時にこなす』方向へとシフトしていく。
しかし、一方の女性陣もエビとまさかの鉢合わせによりトラブルが発生しており…
「ガスボンベ1本入りました~♪」
ナンパ勝負の一コマ。メシア教の人やら大阪の女やら中二病の女の子にやられた後、ばったり合わせたギャル二人にこのセリフを発したら
「マジ受けるんですけど~wwwwwキモwwwww」と爆笑されてバッサリ。ALLステータスMAXだろうが無理な事は無理である。
「ドロー!!」
エビと鉢合わせた結果、買い物がコーディネート対決へと発展した女性陣。更に審査員に番長が選ばれただでさえハードなスケジュールはますます地獄の様相を呈していく。
なんとかナンパ対決の時間を稼がんと番長はコーディネート勝負を引き分けにすることで時間を延ばし、ナンパ対決を進めていくが成果は出ず、心身共にボロボロになっていく…。
「菜々子…聞いているか…?待っていてくれ……必ず、必ず帰る…!」
ダブルブッキングの末、満身創痍となった番長の下へ菜々子から電話が入る。それは「遼太郎が定時で帰るから家族で食卓を囲もう」というものだった。そしてその際に菜々子と約束を交わした際のセリフ。字面だけ見るとなんてことないセリフだが、テンションとしては瀕死の戦士のそれである。
スケジュールが完全に崩壊した今、菜々子のために出来ることはナンパ対決に勝利し生還すること。覚悟を決めた番長は光の中へと駆け出して行った。
「菜々子……今、帰ったよ……」
結局、嵐のような陽介との勝負はアバドン大谷の乱入で引き分け…というか勝利者なきまま終わりを告げ、何一つ得るものなく帰宅した番長。
そして、堂島宅の前で
真っ白に燃え尽き菜々子に帰宅を告げるのだった。
一方女性陣の方はというと、マリーが思わぬファッションの才能を発揮したこともあってかなんやかんやで丸く収まったのでした。
「ご立派様だ……」
第3話、海辺で花村と共にふとしたアクシデントでフ○チン状態になった完二を見て。
「……って言うのはどうだろう?」
第4話、
マリーのポエム『飛べ!』と共に颯爽とバイクで仲間の窮地に駆け付けるシチュをガソリンスタンドで陽介に伝えてから。
陽介「ねーよ……」
「バッチリだ!」
第4話、マリーとの思い出作りの茶番『マヨナカ横断ミラクルクイズ』にてガチムチバニーボーイ姿を披露した完二に対しサムズアップ。
いいのか先輩。
「がんばります。」
第4話、クイズ司会のクマが紹介する際、三度カメラ目線でドヤ顔しつつガッツポーズで。
陽介「なんか、お前だけ紹介が仰々しくないか…?」
「転校する時は、みんな一緒だ。」
第5話より。10月8日(土)、花村の頼みでジュネスライブ限定の
バンドを組むことになった番長一行。
八高の軽音楽部室を利用して練習するが、チームワークはてんでバラバラ。
「やっぱ、転校するっきゃねえか…」と落胆する花村に対して番長はこの台詞で励ます。
千枝「え?ふつうにやだよ…」(汗)
「さすが名探偵。」
楽譜を見て、現場検証するかのように曲のパターンを分析する
直斗に対して。
完二「いや、探偵関係ないスけどね?」
「諦めたら、そこで試合終了だ。」
10月9日(日)。ライブが翌日に迫るものの、メンバーの腕はわずかしか上がらず、チームワークもいまだにバラバラ。
頭を抱える陽介に番長はこの台詞で励ます。
元ネタは言うまでもないだろう。ちなみにゲーム準拠の台詞である(選択肢にある)。
クマ「センセー…クマは…クマは…バンドがしたいです…」
雪子「なにこの茶番」
「俺に考えがある。」
10月10日(月)。
ライブ本番当日でもあり、軽音楽部室から聞こえるりせちーの声を聞いた八高から流れた
噂が現実になった日。
セリフはアレだがどっかの司令官は多分関係ない。
丸久豆腐店の前におっかけが集まり、りせちーがジュネスのフードコートに行くこともできない。
そこで番長が提案した策とは
バスケ部の一条にりせちーの女装をさせ、サッカー部の長瀬が不埒なおっかけに消火器を浴びせるというものだった。
ライブ終了後、一条はあまりの羞恥にどこかへ走り去っていったのであった。
陽介「どうしたんだアイツ?」
雪子「走りたくなったのかな?運動部だし」
「地獄絵図だ…」
第8話、ジュネスで女性陣を除いてクリスマスパーティーの買い物をする最中、完二の「女子に任せりゃいいんじゃ?」と言った際、
陽介の
「悠んちが物体Xだらけになっちまうぞ!」を受けて。
林間学校で陽介共々
あのカレーを食った番長だからこそ言えるだろう。
もっとも、番長を待ち受けていたのは
別の地獄絵図だったが…。
「勝手にいなくなるな!バカ!!」
第10話、自身の正体を知り、櫛を手渡そうとする番長に「うるさい!黙れバカ!!」と叫ぶマリーに対して。
感情を爆発させながら口論する様は番長らしからぬ様だった。要はただのnmkw。
しかしながら、番長が感情任せになるのは何も珍しいことではなく、アニメ版は兎に角原作におけるこのシーンでは「>ふざけるな」という選択肢がある。番長も人並みに感情を持った人間ということである。
「パーフェクトだ!」
第11話、虚ろの森から帰還後に。
花村の雪玉を顔に受けたマリーが倍返しと言わんばかりに異能力で雪玉を生成、彼に向け無数にぶつけた後、
「投げるんでしょ、雪?間違ってる?」と番長に問う際に。
この時、マリーの背後では台風の目のごとく雪玉が渦を巻いていた。
陽介「どこがだよ!?」
「なんだ?」
第11話、雪合戦の後、銭湯で花村とクマに負けじと桶を使って登り階段を作る際に。陽介「着々と建築してんじゃねーよ!」
やっぱり番長も女子陣の覗き見をしたい模様。この後、花村&クマは女子陣から桶の雨、番長はマリーの電撃を受けてしまう事に…。
マリー「キミたちなんて…大嫌いだぁぁぁ―――――っ!!」
「菜々子!お兄ちゃんも…大好きだ!」
第11話、2月14日(火)。
バレンタインデーでもあるこの日、菜々子から
チョコレートをもらった番長。
いや、それはチョコレートと呼ぶにはおぞましいスライム状の物体Xだった。
一年間の戦いで研ぎ澄まされた本能が警鐘を鳴らし、食うのをためらう番長だが菜々子の「あのね、お兄ちゃんありがとう。
…だいすき!」の言葉を受け、もはや選択の余地は完全になくなる。
覚悟完了した後、一気に食する際にこのセリフを発する。この後、画面暗転。堂島の叔父さんが帰宅後、マリーの所に向かう番長の姿が目撃されたという…。
「体は…大事だ…」
「マリー…ありがとう!がぶっ」
そしてマリーの所に向かいチョコレート(…らしきナニカ)を受け取り食べる際に。
箱に包まれたモヤっとしたモノは、溶けると逃げるらしい。
意を決した番長は満面の笑みを浮かべるとともに完食するのだった。
ちなみに食べた感想は「なんか…蠢いてる気がする…」だそうです。
「なんというか……みんな変わったな。」
最終話、イザナミとの戦いを終えて数か月後、少しだけ成長した仲間と再会。彼らの変化ぶり(というか完二)を見て。
「何で俺を見て言うんスか!?」
「何つうか…どんまい」
「励ましてんじゃねぇ!!」