アリウススクワッド(ブルーアーカイブ)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/09/15 Thu 16:39:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&sizex(5){&ruby(全ては虚しい。どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだ。){Vanitas vanitatum et omnia vanitas}}}} //2章ラストでの表記に準じる アリウススクワッドとは、[[ゲーム]]『[[ブルーアーカイブ -Blue Archive-]]』に登場する学園「アリウス分校」の特殊部隊。 メインストーリーVol.3「エデン条約編」第三章において登場した。 &bold(){※以下、ネタバレ隔離なしで「エデン条約編」のネタバレを多く含みます。} #openclose(show=●目次){ #contents} *【概要:そもそもアリウス分校とは】 現在のトリニティ総合学園の自治区を拠点としていた分派の一つ。校章は&bold(){「髑髏と薔薇、王冠」}((16~17世紀ヨーロッパで発展した静物画のジャンル「ヴァニタス」が元ネタか。豊さを象徴する様々な静物のなかに、人間の死すべき運命を象徴する頭蓋骨などを配置し、空虚や虚栄の儚さを喚起しようとするもので、その思想背景こそ”vanitas vanitatum, et omnia vanitas”なのである))。 中央の髑髏を囲むように、アリウスを象徴する"vanitas vanitatum, et omnia vanitas"の文字がある。 トリニティ領内にある分派を統合し1つの学園となるべく開かれた「第1回公会議」において唯一反対の立場を取ったため、 連合となったトリニティから力試しとばかりに激しい弾圧を受けて自治区から追放され、キヴォトスの表舞台から姿を消した。 その中でも過激な弾圧を行ったのが、シスターフッドの前身組織である「ユスティナ聖徒会」。しかし一方で、アリウス派の&ruby(エクソダス){トリニティ領脱出}を助けており、アリウス分校校舎の建設やバシリカを繋ぐ地下回廊の建設も助けていたなど、不可解な動きも見せた。 その後は連邦生徒会ですら自治区の所在が掴めずにいたがそれもそのはず。 トリニティ領内の地下に広がる、&bold(){不定期に内部構造が変化する巨大なカタコンベ}から複雑なルートを通った先に自治区があったため、外界との交流を完全に絶った孤立状態だったのである。 しかし本編開始から10年ほど前に内戦が勃発。市街地は寂れ、[[ストリートチルドレン]]も多数生まれるなど環境としては最悪に近いものだった。 その混乱に乗じたゲマトリアの1人・ベアトリーチェによって自治権を掌握されてしまい、&bold(){ほぼ洗脳のような「教育」}を施され((生きるための最低限の生活は保証されていたようだが、少しでも『希望・幸福』を求めただけで反逆と見なされ、大人による暴力で屈服させられていた。))、自分たちを追放したトリニティだけでなくゲヘナへの憎悪をも煽り、ゲマトリア(主にベアトリーチェ)の手駒となったのである。 #center{&big(){&bold(){&ruby(全ては虚しい。どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだ。){vanitas vanitatum, et omnia vanitas}}}} この時点で学園としての機能は喪失しており、[[アリウスに出入りしていた生徒>聖園ミカ(ブルーアーカイブ)]]曰く「何かを学ぶことがない生徒の事を生徒と呼べるのか」とのこと。 このような狂った環境において、特に優れた能力を持ったメンバーが集まった精鋭特殊部隊が「アリウススクワッド」と呼ばれるようになったのである。 現在のメンバーはリーダーの錠前サオリと、戒野ミサキ、槌永ヒヨリ、そして秤アツコの4名。 *【メインストーリー】 #region(Vol.3「エデン条約編」第2章~第3章) トリニティ総合学園とゲヘナ学園の間で締結される相互不可侵条約「エデン条約」の締結式の会場「通功の古聖堂」に向けて巡航ミサイルを撃ち込むテロ行為を決行。 事実上キヴォトスの全学園に宣戦布告同然の行為を行った。 その目的はエデン条約の締結を阻止すること――というのは実は正確ではない。 擬似的に条件を満たしてエデン条約の権利を簒奪したアリウススクワッドが、条約が履行されているかを見定める組織であるETO(エデン条約機構)となり、 エデン条約の「戒律の守護者」たる不死の軍団「ユスティナ聖徒会((正確には、古に存在したユスティナ聖徒会の複製。))」を手中に収め、絶対的な武力を保持・行使し、トリニティ・ゲヘナの各自治区を征服するのが真の計画であった。 ユスティナ聖徒会の複製の確保には成功したが、[[アリウスを離反したとある生徒>白洲アズサ(ブルーアーカイブ)]]と、彼女を救おうとした補習授業部やトリニティ・ゲヘナの面々が事態解決に奔走。 そして生徒達に力を貸した[[先生>先生(ブルーアーカイブ)]]の手でエデン条約機構の定義を上書きされたことで、聖徒会の統制を奪われ敗北、逃亡した。 #endregion #region(このように登場当初は明確な敵陣営であったが、) 続く第4章「忘れられた神々のためのキリエ」ではこちらが物語の中心となる。 作戦に失敗し、キヴォトス全域からだけでなく、アリウスからも任務失敗の責により追われる身となったスクワッドの面々。 そんな中アツコがベアトリーチェが執り行おうとしている儀式の生贄として連れ去られてしまい、残った3人も散り散りになってしまう((自分が捕まる代わりに、他3人を見逃してほしいという条件で自分から捕まった直後に約束を反故にされている))。 そんな中、先生は発信元不明のメールを頼りに来た場所でサオリと再会する。 一度殺し損ねた身である先生にトドメを刺しに来た……かと思いきやサオリは銃を捨て、雨の降りしきる中先生に膝をついた。 #center(){&bold(){&font(b,#00008b){……先生。アツコが……連れて行かれた。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){他の仲間もアリウスの襲撃に遭って、散り散りに……生死も不明だ……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){あれから何日も……逃げてきたが……。私では彼女を止められなかった……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){このままでは……アツコは……姫は、死んでしまう……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){明日の朝……夜明けと共に「彼女」に殺されてしまう……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){私の話など、信じられないだろうが……これだけは、真実だ……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){アリウススクワッドは……任務を遂行できなかった。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){エデン条約の強奪に失敗した上、トリニティとゲヘナ自治区の征服も、仲間を助けることも、アツコを守ることさえも、全て……私の力が及ばず、叶わなかった。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){……今の私は落伍者だ。トリニティにも、ゲヘナにも──同じアリウスにだって助けを求めることなどできない。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){だから、頼れるのはもう、先生しか……。}}} リーダーのサオリはアツコを救うため恥も承知で先生に助力を懇願し、志を同じくしたミサキとヒヨリとも合流しアリウス自治区へと潜入。 そこで待ち受けていたのは、エデン条約が破棄され存在できないはずのユスティナ聖徒会の複製。 さらに通信越しに姿を見せたベアトリーチェから、エデン条約強奪やトリニティ・ゲヘナの征服は建前上の理由であり、本来の目的は&bold(){「ユスティナ聖徒会の複製を生み出すこと」}であることを明かされる。 一度でも複製に成功してしまえばそれで良かったことや、そのためにアリウスが抱えていたトリニティやゲヘナへの憎悪を煽り、都合の良い戦力として手駒にしていたことも明かす。 その後スクワッドを追ってきた[[恨みを持つ第三者>聖園ミカ(ブルーアーカイブ)]]の介入を乗り越え、元凶たるベアトリーチェを満身創痍になりながらも撃退し、アツコを救出することに成功。 しかしサオリは、これまでの行為への後悔を口にする。 #center(){&bold(){&font(b,#00008b){……先生。約束通り……姫を救ったから……先生の好きにしてくれ。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){私がすべての元凶だ……エデン条約事件も、セイア襲撃も、ナギサ襲撃も……}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){ミサキも、ヒヨリも、アツコも……みんな私のせいでこうなってしまった。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){連邦生徒会でも、トリニティでも……矯正局でも何でも構わない。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){先生が思う、一番適切な所に私を送ってくれ。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){私は、長い間負うべき責任を放棄してきて生きてきた……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){これでいい……今がその時なんだ。}}} 全ての責任を背負おうとするサオリ。 それに対し先生は、サオリがスクワッドの面々を守るために耐え続け重責を負い続けてきたことを認め、「アリウス」という狂った環境下でおかしな教育を受け、誤った選択をしてきたと答える。 アリウススクワッドは罪を犯した悪い生徒であることは変わらない……だが、それを理由に苦しむことは当然ではない、とも告げる。 子供が苦しむのはその子のせいではなく、そんな世界を生み出した大人の責任であると。 では何に対して責任を負えばいいのか、と問うサオリ。 #center(){&bold(){&font(black){責任を負うのは、自分の人生そのものだよ、サオリ。}}} それでもピンと来ないサオリだったが、そこにアツコが補足する。 やりたいことはあるのか?好きなものは何か?やりたいことはあるか?趣味は?好きな食べ物は? 将来の夢は?なりたいものはあるか?と。 サオリからは、こういったことを一度も聞いたことがない、とアツコは言う。 それに対しサオリは、一度も考えたことは無いからわからない、と答える。 責任感が強く、決断力がある、とアツコ。 教えるのが上手い、とヒヨリ。 真面目で計画を立てるのが上手く、指揮も上手、とミサキ。 #center(){&bold(){&font(){そっか……それなら、サオリは今後……。}}} #center(){&bold(){&font(){いい先生になれるかもしれないね。}}} 自分の人生に責任を負うこと、自分が好きなこと・やりたいこと、そして未来について何も分からない。 自分は生きていてもいいのか、と問答するサオリに、先生は安易な解を出さず、こう告げた。 #center(){&bold(){&font(){その答えは、自分で見つけようね。}}} #center(){&bold(){&font(){大人の私が保証するよ──その答えは必ず見つけられる。}}} そして先生は、まだ助けが必要な生徒がいる、と言い残しその場を立ち去る。 その場に残されたスクワッド。 まだ何か言いたそうだったサオリに、アツコが声をかける。 #center(){&bold(){&font(b,#00008b){まだ……何も分からないけど……それでも……。}}} #center(){&bold(){&font(18,b,#00008b){初めて……この世界にいてもいいのだと、思うことができたよ。}}} その頬を、一筋の涙が流れていった。 しかしアリウス分校は事実上崩壊、そもそも裏切り者となったスクワッドにはアリウスとしての居場所もない。 支配から解放された彼女らに与えられたのは、学園に所属できず、残党狩りを恐れて所在を転々とし、時に食うにも困るような流民としての暮らしであり、ハッピーエンドと一言で片付けるには難しい状況となっている。 [[ナギサ>桐藤ナギサ(ブルーアーカイブ)]]や[[サクラコ>歌住サクラコ(ブルーアーカイブ)]]ら当事者にとっては笑えないが、生徒会クラスと関わりが深い人物以外のゲヘナやトリニティを含めた殆どの生徒にとっては、 &bold(){アリウスがやった行為は「ちょっと騒がしかった程度の日常」であり、そもそもエデン条約自体なんなのかもわかってなかった様子であり、さらに言うなら大小関わらずキヴォトスではテロなんかは日常茶飯事である}。((環境が環境だったためスクワッドの面々はキヴォトスの日常を知らなかった可能性がある)) また一応居所は転々としているが顔はあまり隠して生活はしていない様子のため、当事者達以外からは顔はそこまで知られてない様子。((当事者達もスクワッドの境遇が境遇だったためモブ達以外は許している)) また3周年で公開された「5thPV」では浜辺で穏やかに過ごすスクワッドの様子が描かれ、彼女らの行く先にようやく一筋の希望が持てるようになった。 位置付けの似た「3rdPV」は結果として以降のイベントの予告編になっていたためいずれ実現するのではないかと言われていたが、 2024年7月開催の3.5周年夏イベントではアリウススクワッドのメンバーがメインとなる「Sheside outside」が開催され、そこで上記の通り追われる身ではあるが似たようなアウトロー達が主催する催しでそれなりにエンジョイする姿が描かれた。 #endregion #region(その後……(最終編ネタバレ)) -&bold(){第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」} 天空から飛来した「虚妄のサンクトゥム」とその守護者に対抗するため、先生は「みんな」に連絡を取るようアロナに指示。 その中にはスクワッドのメンバーも含まれており、行動を共にしていたミサキ・ヒヨリ・アツコに加え、自分探しの最中だったサオリも合流し、一時的にスクワッドを再結成した。 トリニティ自治区内のカタコンベ付近に出現した第4サンクトゥムとその守護者・ヒエロニムス(色彩)との戦闘に際し、[[ハナコ>浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)]]指揮のシスターフッド・救護騎士団らトリニティの戦力と合流。 アリウスからすればかつての憎悪の対象であり、トリニティからすればエデン条約締結時のテロの主犯との対面だったが、ハナコから「シャーレの先生から頼まれたこと」であり助けを断る理由が無いこと、さらに「[[共通の大切な友人>白洲アズサ(ブルーアーカイブ)]]」の存在もあり受け入れられ、戦力の一角として攻略作戦に参戦した。 その後は地上に残り、トリニティ自治区の防衛に回る。 騒動終結後、サオリは再び自分探しの旅に出るべくスクワッドを離れた。 #endregion *【メンバー】 育成素材はアリウス用のものがある。 またスクワッドのメンバーに限った話ではないが、モブ生徒を含めアリウス分校の生徒が持つ銃火器には装飾と呼べるようなものは一切無く、現実の銃火器をそっくりそのまま持ってきたような無骨なデザインをしている((アリウスのモブ生徒は、80年代韓国において民主化運動弾圧のため結成された武装組織、通称「白骨団」が元ネタと推測されている。外見もかなり似ている))。 「装飾」と呼べるかは怪しいところだが、スクワッドのメンバーが持つ銃火器には"arius"の校名と校章、そして&s(){ばにばに}"Vanitas vanitatum et omnia vanitas"や"ecc 12:8"のロゴが刻まれている。 さらにアリウス所属の生徒のヘイローの形状は十字架のような形を組み合わせたものであり、おおよそ円形をベースにした外の生徒とは異なっている。 メンバーの苗字は、裁判や罰関連に因んだものになっている。((「錠前」「槌永」「秤」はいずれも実在する苗字だが超激レア姓。「戒野(いましの)」は無いが、同じ漢字で「かいの」と読む姓も超激レア姓だが実在する)) **&font(#00008b){&ruby(じょうまえ){錠前}サオリ} 年齢:17歳(2年生) 誕生日:9月3日 身長:167㎝ 趣味:なし イラスト:9ml CV:[[石上静香]] #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){虚しい……全てはただ、虚しいだけだ……!}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16448/saori.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』錠前サオリ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 アリウススクワッドのリーダー。いつも顔の半分近くを隠すマスクを着用。 シャーレの当番に設定すると、マスクを着用した状態と外した状態の差分がある。 ゲリラ戦術に関しては他の追随を許さない専門家だが、閉鎖環境で過ごしてきた故か日常生活では世間知らずな一面を見せることも。 目的のためなら手段と方法を選ばない冷徹な性格だが、その一方で激情家でもある。 特にアツコに危害が及んだ時は、普段の冷徹な姿からは想像もつかない程に取り乱す。 スクワッドの面々にとっては姉貴分でもあり((幼い頃の回想ではミサキとヒヨリに「姉さん」と呼ばれている))戦闘面の指導も行っていたほか、幼少の頃から仲間を守るために多くの苦労と責任を背負ってきた立場でもある。 アツコからは「サッちゃん」とも呼ばれているようだ。 メインストーリーでは先生の腹を銃で撃ち抜くという劇中における禁断とも言える蛮行を行い、ユーザーに強い印象を残している。 ただし、三章で強敵として優勢に戦えていたのは無限に湧いて出るユスティナ聖徒会の恩恵によるところも大きい。 実際、セナと手負いの[[ヒナ>空崎ヒナ(ブルーアーカイブ)]]に包囲を突破されていたり、自分の弟子と言える「裏切り者」との1対1は総合的には1勝1敗という結果に終わっている。 他にも四章では(消耗が激しい&相手がバーサーカー状態という事もあったが)、[[キヴォトストップレベルの強者>聖園ミカ(ブルーアーカイブ)]]に圧倒されている等もしている。 このため、単独の真っ向からの戦いでの実力はヒナやツルギなどのキヴォトス学園別最強戦力クラスの生徒達にはやや劣る辺りと思われる。 愛用する武器はアサルトライフル「アリウス製アサルトライフル」。 サオリが効率を求め徹底的にカスタムしたもの。一度獲物を捕捉したら、対象を倒すまで絶対にターゲットを逃がさない。 デザインの元ネタはAR-15のクローン品としてSIG USA社が開発した「SIG M400 ENHANCED」と推測されている。 また珍しくサイドアームとしてハンドガンを所持しており、こちらはスイス製の「[[SIG P226]]」とされている。 #region(エデン条約編4章以降) 戦い、仲間を守ることだけに費やしてきた自分の人生に改めて向き合うため、ミサキにヒヨリやアツコを任せスクワッドを離れる。 ……とはいえ、身寄りもなく戦闘以外の特技もないサオリは、日々の糧を得るため傭兵稼業やブラックマーケットの闇バイトに身を置くくらいしかできないのであった。 ヘルメット団に紛れ込んだり、企業に雇われたりと流浪の日々を送って、なんだかんだ成功はして「アリウス出身の傭兵」として裏社会で名が売れ始めた様子。 その後、ストーリーイベント「0068 オペラより愛をこめて!」にて登場。 便利屋68が受けた依頼、「ギャング連合『アランチーノ・ファミリー』内部の人間が、ボスであるドン・アランチーノを排除するため拉致させる」に対し、 サオリはアランチーノに直接雇われた護衛という立場であり、便利屋68と対立。 (最終編のエピローグで「今から便利屋と交戦する」ことが示唆されており、その時に顔見知り程度にはなった模様) オペラハウスという現場に溶け込むため、便利屋がそうであるようにドレスを着せられた姿になっていた。デザインは自分で選んだらしいが、皮肉にもベアトリーチェが着ていたものによく似ている。 通常のポーズに加え、お約束の「ドレスの裾を引き裂いた」バージョンも用意されており、背中を向けたポーズによって&bold(){ますます憎きベアトリーチェを思い起こさせる姿に}。 御老体?のアランチーノは足が遅く、逃げ切れないと判断したサオリは合理的な解決策として&bold(){アランチーノを気絶させ、袋詰めにして抱えて逃げる}ことを&bold(){(全く意図が伝わらない形で了承を得て)}決断。 おかげで逃げ切ったものの、&bold(){傍から見るとアランチーノを拉致したようにしか見えず、ボスを助けるため合流地点に現れたファミリーから敵と誤認されてしまう。} 事情を説明できるボスが思ったよりガッツリ気絶していたため疑いを晴らせず、敵の敵は味方とばかりに加勢した便利屋と共闘することに。 最終的に爆発オチで何もかも有耶無耶になり、便利屋と先生(別件で来ていたのだが、流れで手を貸した)と共に屋台でうどんをすするのであった。 シナリオ中では話題がないが、公式の四コマやキャラストなどを見る限りはスクワッドのメンバーともちゃんと連絡を取り合ったりはしている様子。 またストーリーイベント「Sheside Outside」では、バイトで流れ着いたヘルメット団からその腕を買われ、「ヘルメット団総連合会」にDJの護衛役兼バイトとして参加することに。 時を同じくして先生とともに会場を訪れていたミサキやヒヨリ、アツコが楽しく過ごせるように、先生の協力の元で裏で手を回していた。 #endregion ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){誰もそこからは逃れられない!}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:MIDDLE クラス:アタッカー 武器種:AR 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:帽子/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:et omnia vanitas!} COST:4 敵1人に対して&bold(){&color(red){確定会心ダメージ}} &bold(){ノーマルスキル:即時射撃 → 即時射撃+}(愛用品T2) 25秒毎に会心ダメージ率を割合で増加(16秒間)。さらに敵1人に対して&bold(){&color(red){確定会心ダメージ}} → 会心ダメージ率の増加倍率微増。さらに自身のスキルコストを1減少(EXスキルの使用1回分。戦闘中3回のみ発動)さらに敵1体に確定会心ダメージ &bold(){パッシブスキル:訓練の成果 → 訓練の成果+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を増加 → 攻撃速度を固定値で増加し、さらに会心ダメージ率を増加 &bold(){サブスキル:リーダーの責任感} 同じ部隊に編成されている&bold(){&color(red){アリウススクワッド出身の}}生徒の人数に応じ、攻撃力を増加(自身を含め最大4人まで) エデン条約編4章後編公開と同時に、他のスクワッドメンバーから遅れて実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#00008b){雪代水は廻り行く}}」。 その性能は端的に言えば「会心(クリティカル)の鬼」。 EXスキルとノーマルスキルで敵単体に対し自分の会心値や相手の会心抵抗値を無視して「確定会心攻撃」を行う、希少な性能を持つアタッカー。 会心ダメージ率を上昇させる効果を100%活用でき、会心狙いのリスタートいらずでプレイヤーの心にも優しい。 ただ、サブスキルは同じ部隊にアリウススクワッド&bold(){「出身」}の生徒を編成することが条件。 十全のポテンシャルを発揮するには、全員最高レアであるアリウス生徒を複数人引き当てて十分に育成しておく必要があり、 かつ彼女らをセットで起用する意味がある戦いでなければ真価を発揮させるのは難しい。 とはいえ任務やエデン条約編3章24話のヒエロニムスなど、初心者先生が苦戦しがちなステージに高い適性を持っているため、さっさとストーリーを進めたいなら最初のセレクトチケットで交換する選択肢もなくはない。 総力戦ではヒエロニムス以外には強みを持ちづらく良くも悪くも並の単体アタッカーだが、大決戦ではタイプ相性以外は噛み合ったボスの軽装備版が登場することで活躍できる場合も。 愛用品「サオリのマスク」実装により、使い勝手がやや向上。 T1時点で会心ダメージ1000を追加し、T2に強化すると戦闘中3回だけコスト3でEXスキルを撃てるようになる。 とはいえサオリの火力は編成しているアリウススクワッドのメンバーに強く依存しているため、単独採用できるかは微妙なところ。 アリウスから支給された、ただの変哲もないフィルター機能付きのマスク。 数々の任務に共に赴いたこともあって愛着を感じているが、修理しようにも部品が廃盤になっているらしく修理は難しいとのことだったが、先生が方々を回ってかき集めてきた部品で修理された。 #openclose(show=派生ユニット){ ・&bold(){サオリ(水着)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){私にできること、私がしたいことは……!}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:MIDDLE クラス:アタッカー 武器種:AR 攻撃タイプ:&color(#226f9d){神秘} 防御タイプ:&color(#bf8b0a){重装甲} 市街地:D 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:B 装備品:グローブ/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:ミュージック、スタート!} COST:7 扇形範囲内の指定した敵1体に大ダメージ、さらに「悪寒」持続ダメージを付与(40秒間)。 その他の敵に対してダメージ &bold(){ノーマルスキル:束の間の休息} 30秒毎に、攻撃力を割合で増加(20秒間) &bold(){パッシブスキル:完璧な任務遂行 → 完璧な任務遂行+}(固有武器★2) 攻撃力を割合で増加 → &bold(){&color(#226f9d){神秘特効}}を割合で加算し、さらに攻撃力を割合で増加 &bold(){サブスキル:誠実な学生バイト} 通常攻撃時、30%の確率で持続ダメージ(悪寒)を割合で増加(20秒間)(クールタイム5秒) 期間限定イベント「Sheside Outside」公開から1週間後に限定生徒として実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&color(#00008b){花曇りに白波を映して}}」。 直前に3.5周年限定募集が開催されており、その後の無料100連募集期間での実装となった。 自分探しの旅の最中、バイトで立ち寄ったヘルメット団からその腕を買われ、人気DJの護衛として「ヘルメット団総連合会」へ参加することになったサオリ。 海を見るのは初めてとのことで、いつかはスクワッドの3人やアズサも誘って海やお祭りに行きたいと考えている様子。 アリウスにいた頃はベアトリーチェによって音響機材は全て破壊されていたため音楽に触れる機会は無かったものの、ブラックマーケットで見つけたDJ機材を触っているうちに音楽やDJへの理解が深まっていったらしい。 &s(){水着じゃなくてDJだろとツッコんではいけない} 精神的にも変化が見られており、通常版にはほとんど無かった笑顔の差分が増え、メモロビでも夜風に吹かれながら穏やかな笑みを浮かべるなど、世界への虚しさを感じたり冷めた見方はほとんど見られない。 コストは非常に重いが、希少な範囲神秘アタッカー。 さらに指定した敵1体に大ダメージと「悪寒」のスリップダメージを与えることができ、広範囲を攻撃しつつ特定の敵にスリップダメージを含めた大ダメージを与えられる。 当初は刺さるコンテンツは無かったものの、後に悪寒や中毒などの持続ダメージ状態付与がカギとなる「制約解除決戦・コクマー」が実装。 対&bold(){&color(#226f9d){特殊装甲}}においては攻撃属性・防御属性・戦地適性に加えてギミックもピッタリハマるため、必須級の生徒となった。 ・&bold(){サオリ(ドレス)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){恨みはないが、これも仕事だ。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:MIDDLE クラス:アタッカー 武器種:AR 攻撃タイプ:&color(#9b46a9){振動} 防御タイプ:&color(#991c22){軽装備} 市街地:D 屋外:B 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:帽子/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:目撃者排除} COST:4 円形範囲内の敵にダメージ &bold(){ノーマルスキル:美しさの裏側} 敵を8人倒した時、スキルコストを固定値で獲得し、さらに「戦場の感覚」を1個獲得(戦闘中に&bold(){&color(red){3回のみ}}) &bold(){パッシブスキル:花茨 → 花茨+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を割合で増加 → 会心ダメージを固定値で増加し、さらに会心ダメージ率を割合で増加 &bold(){サブスキル:加速する感覚} 獲得した「戦場の感覚」の個数に応じて、攻撃速度を割合で増加 イベントストーリー「オペラより0068 愛をこめて!」復刻時に恒常枠で実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&color(#00008b){密やかに花咲く心}}」。 任務のため白いドレスに着替えたサオリ。 任務のため支給されたドレスではあるがデザインはサオリのチョイスらしく、サオリ自身は気づいていないがオシャレへの憧れが表れている。 範囲振動アタッカー。 [[ハナコ(水着)>浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)]]や[[百花繚乱紛争調停委員会>百花繚乱紛争調停委員会(ブルーアーカイブ)]]らは市街地戦に高い適性を持っている一方で屋内戦への適性が低いのに対し、サオリ(ドレス)は彼女らとは対の地形適性となっている。 ノーマルスキルは敵を一定数倒す度にコストを固定値で獲得し、自身の攻撃速度を上げるスキル。 [[アスナ(バニーガール)>一之瀬アスナ(ブルーアーカイブ)]]のノーマルスキル+と方向性は似ているが、回数制限がある分獲得できるコスト量は多め。 ただし敵を「倒す」ことが条件であり、ペロロジラ戦におけるペロロミニオンのように「戦闘不能」にするだけでは発動しないのがネック。 現時点においては、振動属性の範囲アタッカーの選択肢にはあまり挙がらない。 というのも、上述したハナコ(水着)が地形適性も防御属性も無視できる、無視できてしまうレベルの無法性能を有しているため、サオリ(ドレス)を採用する前にハナコ(水着)で事足りてしまうためである。 現時点では地形適性で優位を取れる屋内戦・ケセド(大決戦・弾力装甲)という超ピンポイントな出番しか無く、Insane以上だと弱点を突かれてしまうのも悩ましいところ。 似たような性能のレイも直前に登場しているが、果たして……。 開発者インタビューによれば、立ち絵の差分が2枚あるのは担当のイラストレーター(Mx2J氏)の筆が乗ったからとのこと((シャーレのロビーに設定できるのは背中を向けた基本の立ち絵+マスク差分のみ))。 その姿がサオリが唯一知る「大人」であるベアトリーチェに似ているのは偶然らしいが……。 } **&color(#bb4b7a){&ruby(いましの){戒野}ミサキ} 年齢:16歳(2年生) 誕生日:1月13日 身長:163㎝ 趣味:ひとりで過ごすこと イラスト:9ml CV:土屋李央 #center(){&bold(){&sizex(5){&color(#bb4b7a){この虚しさに、答えなんて無い。それでも……}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16450/misaki.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』戒野ミサキ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 感情表現に乏しい上に口数が少なく、無愛想な印象を受ける少女。 他人にも自分にも興味が薄いうえ厭世観が非常に強く、自殺未遂をしたことすらあった模様。 そのため、自分の身に危機が迫ってもどこか他人事のようにその状況を受け入れてしまう。 一方で、醒めきった性格のおかげでアリウススクワッドの中では最も冷静な視点を持ち、時に激高しがちなサオリのブレーキ代わりにもなる。 メンバーの中では有事におけるまとめ役ポジションを担っている。 ただし、実は閉所恐怖症&重度の[[花粉症]]で、これらに関わる状況だけは明確に狼狽の感情を見せる。 そういった「身体の不自由さ」が、生をネガティブに捉える一因になっているようだ。 特に[[花粉症]]は重症であり、花の近くだとマスクは絶対に外せないらしい。 そのマスクも、シャーレの当番に設定した際には着用した状態と外した状態の差分がある。 #region(エデン条約編4章以降) 自分を見つめ直すべくスクワッドを離れたサオリの代わりとして、スクワッドのリーダー的ポジションに就く。 「こんな風に足枷を残すなんて……」と言っているあたり、自傷癖のあるミサキが自ら命を絶たないように「生きる目的」をサオリから課せられたとする見方がある。 また絆ストーリーでも、「ヒヨリやアツコを追手から守る役目がある」と言っているなど、リーダーとしての責任感を自覚している様子。 メインストーリーや通常版では常に感情の起伏が乏しく暗く重い雰囲気の彼女だが、 イベント”Sheside Outside”ではこれまでとは打って変わっていろんな感情を見せるようになり表情がとても豊かになっている。 番外的ではあるが公式4コマ漫画ではサオリのステージにおいて仕方なしではなく心からノッている姿(と、アツコにその姿を撮られて恥ずかしがって赤面する姿)を見せており、4人の中で最も変化が大きい。 #endregion() 愛用する武器はロケットランチャー「セイントプレデター」。 発射後に一定の高度に達すると、[[子爆弾を放出し広範囲に爆発を巻き起こす>クラスター爆弾]]。 デザインの元ネタはアメリカのジェネラル・ダイナミクス社が開発した携行用対空[[ミサイル]]「FIM-92 スティンガー」と推測されている。 [[メタルギアソリッド>METAL GEAR SOLID]]シリーズでハインドを撃ち落としたりメタルギアを破壊する時に使っていたアレ。 また&bold(){非常に見えにくいが}左のブーツにリボルバーを仕込んでおり、こちらは「Rugar LCR」とされる。 2025年1月のブルアカふぇすにおいて、[[カズサ>杏山カズサ(ブルーアーカイブ)]]と共にASMRの発売が公表された。&s(){超強力加湿器コンビ} ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#bb4b7a){何もかも無駄……。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:BACK クラス:アタッカー 武器種:RL 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:グローブ/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:虚しい世界} COST:5 7つの円形範囲内の敵に4秒毎にダメージ(48秒間) &bold(){ノーマルスキル:早く終わらせたい → 早く終わらせたい+}(愛用品T2) 50秒毎に、攻撃力を割合で増加(40秒間)→ 倍率上昇、さらに防御貫通値を固定値で増加(40秒間) &bold(){パッシブスキル:無意味な技術 → 無意味な技術+}(固有武器★2) 攻撃力を割合で増加 → 攻撃力を固定値で増加し、さらに攻撃力を割合で増加 &bold(){サブスキル:等価交換} 弱体状態の敵への攻撃時に、弱体状態の個数によって追加ダメージ(最大5つ) エデン条約編4章前編の公開と同時にヒヨリと共に実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#bb4b7a){逃げ水に夢を見て}}」。 2025年2月のメンテナンスから追加されたHard28-3では神名文字がドロップする。 ブルアカで初となる武器種:&ruby(ロケットランチャー){RL}の使い手であり、レッドウィンターのモミジが実装されるまで長らく唯一のRLの使い手であった。 射程が850と極めて長く、攻撃の回転率が悪い分だけ攻撃力も非常に高く全生徒でもトップレベルで、会心値も装備品を最大まで強化すると驚異の&bold(){1292}とトップレベル。 スキルでその攻撃力をさらに強化しまくる高火力アタッカー。 さらに条件付きだが3つのスキル全てが火力を上昇させる効果を持ち、癖は強いものの条件次第では全ユニットの中でも屈指のダメージソースとなれる。 EXスキルは円形範囲内の敵に4秒毎にダメージを与えるフィールドを48秒間出現させる。 特徴的なのが、この円形というのは&bold(){小さい円を一定範囲内に7つ並べる}ものであること。 似たような攻撃を使用するチセやサヤと比較しても、持続の長さに比例してダメージ発生のスパンがかなり長いうえ、 中型以下の敵に当てるには判定の隙間がスカスカなので、範囲攻撃として使うと全然安定してヒットせず、動き回られてもダメだし、任務のような移動する戦場では長い持続もただの無駄。 そもそも1つあたりの威力が低いため、当たったところでどうだという話にしかならない。 つまるところ、「総力戦などの動かない(超)大型エネミーに対して、複数の判定を丸ごとヒットさせて長時間ダメージを与える」ことを前提としている。 EXスキルの倍率だけ見ると7つ全部当てたうえで平凡な数字なのだが、前述した通りミサキは攻撃力の数値が非常に高い。 そこに普通の倍率やサブスキルの追加ダメージが乗ると実際のダメージ量は段違い、というカラクリである。 ……ただ、本作の主流のバフが[[アコ>天雨アコ(ブルーアーカイブ)]]・[[ヒマリ>明星ヒマリ(ブルーアーカイブ)]]による&bold(){「十数秒の短時間バフ」であることと噛み合っていない}致命的な問題がある。 ダメージ量はその瞬間のミサキの攻撃力を参照するため、普通の攻撃と比べて1/3くらいの恩恵しか受けられないのである。 また、&bold(){重ねて設置できない仕様となっており、スキルの早いサイクルが構築できても48秒以内に回す意味がない}のも痛い。 このように総じてゲームバランスに嫌われている部分が多いのが悩みどころで、ヒエロニムス専用と言っても過言ではないうえ、実装当時はまだしも環境の変化に伴い強みを欠くように。 愛用品の追加により、T1の時点で攻撃力+2000とただでさえ高い攻撃力をさらに上乗せし、T2にすると防御貫通値を追加するなど火力がさらに強化されたが、こういった性質自体はそのままなのでやはり使い勝手自体は悪い。 とはいえ刺さる相手にはとことん刺さる性能であり、先述したヒエロニムスは役割対象となる。 タイムアタックとなると外れることが多いが、クリアタイムに拘らないクリア目的の採用であれば、長時間大きなスリップダメージを与え続けられるダメージディーラーとなってくれる。 愛用品は「木の彫刻」。 小さい頃にサオリがナイフで彫って作ってくれたもの。 作りは拙く、彫ったサオリ自身も忘れてしまっているが、ミサキにとってはとても大切なもののようだ。 T1時点で攻撃力2000加算と大幅な強化が入り、T2になるとノーマルスキル発動と同時に防御貫通値を追加する。 #openclose(show=派生ユニット……予定){ ストーリー中でも水着の立ち絵は用意されているが、今回のイベントでは唯一実装枠から外れてしまった。 製作サイドも水着ミサキを実装できなかったことに歯痒い思いをしたという。 } **&font(#7fffd4){&ruby(つちなが){槌永}ヒヨリ} 年齢:16歳(2年生) 誕生日:1月8日 身長:155㎝ 趣味:雑誌の収集 イラスト:9ml CV:[[中原麻衣]] #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){え、えへへ……私には、このくらいしかできないので……。}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16449/hiyori.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』槌永ヒヨリ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 重たそうな荷物((立ち絵ではゴツいガンケースだけ描かれているが、3Dモデルだと他にも大量の荷物を背負っている))と物憂げな雰囲気が特徴の、アリウススクワッドの狙撃手。 非常に自尊心が低くネガティブ思考で、いつも薄ら笑いを浮かべ、自虐的な言葉を頻繁に口にする。 &bold(){「痛み」や「苦しみ」を「人生では仕方のないこと」と全面肯定}する価値観を持ち、対象が敵でも仲間でも自分でもその態度を崩さない。 一見では「実はスクワッドで一番ヤバい奴」みたいに見えるパーソナリティだがそうでもなく、 他のメンバーが軒並み普段寡黙で落ち着いているタイプなので、ストーリー中ではもっぱら彼女がガヤ要員・ギャグ担当。 ブービートラップに簡単に引っ掛かるなど、他のメンバーと比較して咄嗟の判断力に難がある部分が見られる。 育った環境の悪さもあるが、食うにも困る貧困状態とはいえ悪びれもせず盗電を実行するなど倫理観はよろしくなく&s(){([[悪びれもせず強盗を計画する>砂狼シロコ(ブルーアーカイブ)]]よりマシか?)}、 先生の厚意で物を買ってもらうことが続くと、大人の魔の手から抜け出せなくなってしまうとネガりながら &bold(){ついでに欲しかった雑誌もねだる}など、ネガティブが一周回って&bold(){図太い}ところがある。 過酷な環境にネガってヘラりながらもある意味平常運転で生きる様子にはシリアスさは全く無い。 &s(){アリウスの環境下では不自然なほど発育が良いのはこの図太さに起因しているのかもしれない} 集めている雑誌は主に女性向けファッション誌。 メモリアルロビーは、へそに関する特集を見て自分と見比べ、&bold(){服をたくし上げて先生に見せつけ、「自分のへそは変なんだ」と思い込むと共に何もかもを悲観し始める}というスクワッド唯一のエロ担当……もといギャグ全開の場面になっている。 ちなみに、エデン条約編4章の事前PVでこのメモロビの&bold(){ハイライトの消えた目で涙を浮かべる表情だけ}ピックアップされており、当時の先生は「あのヒヨリにどんなシリアスな出来事が……」と思わされてからのコレ、というネタ要素もある。 その性格から、長年の仲間であるサオリにすら保身で裏切っても仕方ないと思われていたらしい。 「サオリの居場所を教えれば不問にする」と取引を持ちかけられたことを明かした際、実際に取引に乗らなかったことに困惑されていたレベルである。 愛用する武器はスナイパーライフル「アイデンティティ」。 銃弾の飛び交う戦場においても、発射される20mmの銃弾はその存在を強く主張している。 デザインの元ネタになったのは南アフリカのダネル社が開発した軍用対物ライフル「ダネル NTW-20」と推測されている。 機関砲で使うような弾丸をライフルで発射するというとんでもないシロモノだが、大きさや重量の面から携行しづらく、加えて命中精度もあまり良くなかったとか。 &s(){少なくとも携行の面はキヴォトス人は人間よりはるかに力持ち((ヒナタのように明確に怪力キャラでなくとも、例えばノノミが軽々と扱うミニガンを先生に渡したら重量に負けてしまうなど我々人間では扱えない重量物を軽々と扱う描写は数多く見られる。))なので問題ないかもしれないが。} ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){こういうのも、人生ですよね……。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:SPECIAL ポジション:BACK クラス:サポーター 武器種:SR 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#991c22){軽装備} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:グローブ/バッグ/腕時計 &bold(){EXスキル:い、今支援します!} COST:3 直線上の最初に命中した敵1体に対してダメージ。さらに命中した敵の防御力を割合で(編成されている&bold(){&color(red){アリウススクワッドの生徒}}が3人以上の場合はより大きく)減少(30秒間) &bold(){ノーマルスキル:い、痛くなりますよ!} 40秒毎に、敵1人に対してダメージ。さらに防御力を割合で減少(30秒間) &bold(){パッシブスキル:雑誌に書いてありました → 雑誌に書いてありました+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を割合で増加 → 会心ダメージ率を固定値で加算し、さらに会心ダメージ率を割合で増加 &bold(){サブスキル:付録の力です} 味方の攻撃力を割合で増加 エデン条約編4章前編公開と同時にミサキと共に実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#7fffd4){木枯らしに目を引かれ}}」。 ダメージ補助に特化した後方支援役アタッカー。 防御デバフを2種類持っており、ビナーなど高い防御力のボス相手に輝く。 EXスキルの方は一緒に編成したアリウス生徒の数が3人以上の場合は減少値が通常時の約1.6倍ほどに上昇する(EXLv5で30.1%→51.6%)。 だがサオリのサブスキルと異なり条件を満たさなくても相応には減少はさせるため、単体でも起用できる。 ノーマルスキルの方は最大でも10%しか減少させないため、EXを当てていくのが中心でNSはそのついでという感じになる。 ノーマルスキルの防御デバフ運用だけでも、回転スパンの短くより高倍率の減少が可能なアズサや[[マキ>小塗マキ(ブルーアーカイブ)]]のデバフを上書きしてしまうため運用には注意が必要。 ↑では多少略したが、EXスキルの原文は「銃弾を発射。直線上に飛び、最初に命中した敵1体に対して~」という単体攻撃にしては冗長な文になっている。 これは「攻撃範囲が直線で表示されるが、1体にしか命中しない」という挙動であることを表現している。ようは[[ハルナ>美食研究会(ブルーアーカイブ)]]のEXと同じ操作である。そのためよく狙わないと銃弾が脇をすり抜けてしまう。 なぜ直接ターゲットを対象にする処理にしていないのかは謎である。 #openclose(show=派生ユニット){ ・&bold(){ヒヨリ(水着)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){狙うは一等……!}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:BACK クラス:アタッカー 武器種:SR 攻撃タイプ:&color(#bf8b0a){貫通} 防御タイプ:&color(#bf8b0a){重装甲} 市街地:D 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:B 装備品:帽子/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:狙うは1等賞!} COST:4 銃弾を5発発射。直線上に飛び、命中した敵1人に対してダメージ。5発全弾命中した場合、追加ダメージ。 Ex充電ゲージが1つ以上の場合、Exスキルをすぐにドローし、Ex充電ゲージを1つ差し引く &bold(){ノーマルスキル:特製ハンディファン} 通常攻撃12回毎に、会心ダメージ率を割合で増加(30秒間) &bold(){パッシブスキル:夏を満喫します! → 夏を満喫します!+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を割合で増加 → &bold(){&color(#bf8b0a){貫通特効}}を割合で増加し、さらに会心ダメージ率を割合で増加 &bold(){サブスキル:バカンス計画} 4.5秒毎に、Ex充電ゲージを10%チャージ。 Ex充電ゲージが100%チャージされる毎に、会心値を割合で増加(30秒間)(Ex充電ゲージのチャージ数は最大1ゲージまで) 期間限定イベント「Sheside Outside」公開から1週間後に、サオリ(水着)と同時に限定生徒として実装。 ピックアップタイトルは「&bold(){&color(#7fffd4){片時雨を白日が覆って}}」。 &bold(){&size(20){でかい}}。……得物がね? 水着はヒヨリが拾ってきた雑誌の懸賞の景品。……だと思っているのはヒヨリだけ。 というのも、応募期限が過ぎていることに気付いたのはハガキを投函してもらうよう頼まれた先生であり、当選したように見せかけて先生が買ってあげたもの。 ただしヒヨリのスリーサイズまでは把握していなかったらしく、サイズが少し小さいらしい。 使い勝手としてはユズのような会心パチンコアタッカーであり、NS発動下でEXスキルを全弾会心命中させることでミカよりダメージを出すことが可能。 しかしあくまで理論値であり、全弾会心で命中させることはあまり現実的ではない。 また最初に狙った角度で射撃が固定されてしまうため、ターゲットが移動してしまうと当たらなくなるという弱点もある。 とはいえその火力は優秀であり、敵HP35%程度からミカとヒヨリ(水着)の火力が逆転するため、前半をミカで削り切り、後半をヒヨリで削るといった使い分けが可能。 ただしミカほどの耐久力は持っておらず、加えて真価を発揮する屋外戦の重装甲ボス……ビナーやKAITEN FX(大決戦)の攻撃属性は貫通と弱点を突かれてしまうため、何かしらのフォローは必要。 戦術対抗戦では屋外環境で起用の可能性があり、高回避タンクで汎用性の高いユウカに対して有効。 ノーマルスキル+未使用状態であればだいたい半分くらいの確率で命中し、高確率で仕留められる。 また「制約解除決戦・コクマー(重装甲)」においては、グロッキー状態になると&bold(){全弾確定会心}となる仕様があり、コストとスキル回し次第でスキルの即時ドローとスキル巡を合わせ3回攻撃も可能なため、ミカと並んでメインアタッカーを務められる。 メモロビでは頭を撫でた時の差分のほか、頬を引っ張った時の泣き顔の差分がある。 余談だが、『Sheside outside』の高難易度には水着ヒヨリを操作しつつ「[[8番出口]]」のように異変探しするクエストがあり、 従来のクエストのように敵を倒すのではなく異変の有無に応じてステージの最後にある〇か×の的を攻撃する、というギミックになっていた。 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){集団リンチ中に失礼します……}}}} } **&font(#ee82ee){&ruby(はかり){秤}アツコ} 年齢:15歳(1年生) 誕生日:1月20日 身長:158㎝ 趣味:花の手入れ イラスト:9ml CV:[[花澤香菜]] #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#ee82ee,){ここにも、たくさん花が咲くと良いな。}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16451/atsuko.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』秤アツコ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 アリウススクワッドのメンバーから「&bold(){姫}」((ヒヨリからは「姫ちゃん」))と呼ばれて特別視されているミステリアスな少女。 実はアリウス分校の[[生徒会長]]の血筋の少女であり、マエストロ曰く「ロイヤルブラッド」「戒律を守護せし者の血統」と呼称される特殊な血筋を持つらしい。 またアリウスの生徒会長は代々世襲制であり、&bold(){生徒会長}になれる資格を持つ生徒だったが、その座はアリウス自治区を掌握したベアトリーチェに奪われてしまっている。 以上の経緯から特別扱いは受けていたが、かと言って決して良い思いをしてきた[[というわけ]]ではないようだ。 ベアトリーチェからは彼女の計画の要として目を付けられていた。 その関係で、日常的にガスマスクを着用して顔を隠し、また声を発することを禁止されており、スクワッドとは手話で意思疎通していた。 ちなみに、シャーレの当番に設定する際には、ガスマスクを着用した状態と外した状態の差分を選択できる。 3章ではユスティナ聖徒会を顕現・維持させる役目を与えられており、その立場故に前線には出なかった。 実際、諸事情で負傷した際はユスティナ聖徒会の顕現に支障が出ている。 4章ではベアトリーチェが高次の存在となるべくアツコが拘束され、儀式の生贄にされそうになる。 サオリはアツコを救うには周囲は敵だらけとなったスクワッドにとって頼れるのは先生しかいないと、 対先生も含めてこれまでのしでかしたことを考えれば拒否どころか見捨てられても仕方ない覚悟で恥を忍び単身で先生に救援を求める。 しかし、その懸念は杞憂に終わり先生は悩み苦しんでいるサオリを全面的に受け入れてくれ、アツコ救出作戦は前に進み始める。 この経緯もあってアツコ自身が直接戦っているシーンが全然なく、本来チームとしてどういう役を担うのかはストーリー中ではあまりハッキリしない。 コミュニケーションに難アリの他3人と異なり、多少自己否定的な感情を抱えている様子がある程度で、 穏やかで奔放、どこか浮世離れしたアリウスらしからぬ性格であり、先生とも気楽に交流している。 エデン条約編を読む前にアツコだけ引いた場合、アリウススクワッドという集団についていまいちピンと来ないであろう。 絆ストーリーでは冗談で「[[子供って、どうやったらできる>セックス]]の?」と先生に聞いている。 とはいえ、上記のように彼女もまた過酷な環境育ちであり特殊部隊の一員であるため、立派な武闘派かつ敵対した相手へ実力行使のハードルも低い。総じてたくましい姫様である。 愛用する武器はサブマシンガン「スコルピウス」。 短い銃身ながら激しい火力を持ち、特に近接戦において真価を発揮する。 デザインの元ネタはチェコの国営軍事会社が開発・製造した「CZ スコーピオンEVO3」と推測されている。 [[ツバキ>春日ツバキ(ブルーアーカイブ)]]のサブマシンガン「安眠のお供Ⅱ」の元ネタである「[[Vz61]]」を改良したもの。 また使用しているシーンはないが太ももにはスタンガン((形状からテーザー銃と呼ばれる電極を発射できるタイプのものに見える。「テーザー」(TASER)は商標のため、商標避けとして単にスタンガンと表記されることも多い。))を装備している。 これは初期案において、スタンガンで足止めしてからサブマシンガンを連射という攻撃的な性能にする予定だったことがグローバル版1周年記念の生放送で明かされている。 ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#ee82ee,){これで……役に立てるのなら。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:FRONT クラス:タンク 武器種:SMG 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:シューズ/バッジ/ネックレス &bold(){EXスキル:これも私の力……?} COST:4 自身を中心とした円形範囲内の味方を5秒毎に回復(30秒間) &bold(){ノーマルスキル:隠れるよ} 30秒毎に自身の位置に煙幕を張る、範囲内の味方の回避値を割合で増加(20秒間)(範囲内にいる間だけ効果を維持) &bold(){パッシブスキル:教えられた事 → 教えられた事+}(固有武器★2) 回避値を割合で増加 → 治癒力を固定値で増加し、さらに回避値を割合で増加 &bold(){サブスキル:痛いのは慣れてる} HPが30%以下の時、回避値を割合で増加 エデン条約編4章中編公開と同時に実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#ee82ee){徒桜を拾い集めて}}」。 劇中の立ち回りや周囲からの扱いからは信じ難いことにタンク。 [[ユウカ>早瀬ユウカ(ブルーアーカイブ)]]や[[ミヤコ>RABBIT小隊(ブルーアーカイブ)]]、[[ネル(バニーガール)>美甘ネル(ブルーアーカイブ)]]と同じく、遮蔽物を使うタンク。 そして&bold(){タンクでありながら広範囲ヒーラー}という異色の性能で、単騎でパーティの生存力を飛躍的に高める。 最大の特徴であるEXスキルは即効性には欠けるものの、味方全体にダメージが行く戦闘においては驚異的な効果を見せる。 さらにアツコを中心としたかなり広めの円形範囲内であるため、アツコの移動と同時に効果範囲も移動する。 シグレ(温泉)やハナコのような設置型回復スキルより扱いやすいという利点がある。 回復抜きにしても素の回避値がかなり高い上に、ノーマル・パッシブ・サブが全て回避値を上昇させる効果を持つのに加え、T7以降だと回避値を大きく上げるバッジを装備可能なため、全ての効果が乗った状態の回避値は全生徒の中でもトップ。 ただし防御力はタンクとしては低めで、[[イオリ>銀鏡イオリ(ブルーアーカイブ)]]など命中値の高い相手にゴリ押しされると回復が間に合わない場合もあるほか、 会心抵抗値・会心ダメージ抵抗値を高めるお守りを装備できないため、他タンクと比較すると会心攻撃に対しても脆い。 総じてタンクとしては相当に打たれ弱く、とにかく避けに避けまくることが非常に重要となる。 スキル名からすると本人も自分の力のほどについていまいち理解していない感があり、設定的にどういう扱いなのかはとことん謎が残る。 なお、本編内でヘイローを破壊する爆弾の直撃を受けても無事だったのはアツコ自身の神秘ではなくベアトリーチェがアツコの身を守る何かしらの処置を施していたため。 作中の描写を見る限り、原理は不明ながら「アツコが上記のガスマスクを着用している事」がこの身を守る処置を維持・発動させる条件らしく、 自由の身になった後も戦闘時にガスマスクを着けているのはこの保護を活用するためらしい。 攻撃タイプをあまり気にしなくてもいいタンクというのも手伝い、替えのきかない優秀タンクの一角に数えられており、 相手を選ぶ傾向があるアリウススクワッドの中では飛び抜けて戦術対抗戦や総力戦などでの採用率が高い。 #openclose(show=派生ユニット){ ・&bold(){アツコ(水着)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#ee82ee,){ここ、いい写真が撮れそう。}}}} レアリティ:★1 戦術的な役割:SPECIAL ポジション:BACK クラス:ヒーラー 武器種:SMG 攻撃タイプ:&color(#9b46a9){振動} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:B→A(固有武器★3) 屋内:B 装備品:シューズ/バッジ/ネックレス &bold(){EXスキル:夏の思い出} COST:2 味方1人に対して回復 &bold(){ノーマルスキル:この花をあなたに} 30秒毎に、HPが最も低い味方1人の被回復率を割合で増加(20秒間) &bold(){パッシブスキル:爽やかな海風 → 爽やかな海風+}(固有武器★2) 治癒力を割合で増加 → 治癒力を固定値で増加し、さらに治癒力を割合で増加 &bold(){サブスキル:ビーチのお姫様} 味方の攻撃速度を割合で増加 期間限定イベント「Sheside Outside」の配布生徒として入手可能。 リリース以降初のヒーラークラスの配布生徒だったりする。 2コストのヒーラーということでセリナに近い運用が可能。 セリナと異なりサブスキルが死にスキルではないのもポイントで、素材が余りがちなアリウスということもあって強化しやすい。 低コストで大きく回復できるヒーラーでありながら、攻撃速度を高めるサブスキルの組み合わせは唯一無二であるため、合同火力演習(突破演習)やイベントのChallengeクエストなど各種コンテンツで活躍できるポテンシャルを有している。 } 通常衣装のスクワッド4人の攻撃属性は爆発で統一されており、スペシャルなので防御タイプが無意味なヒヨリ以外は特殊装甲で統一されている。 またアツコの範囲回復能力を筆頭に、エデン条約編のストーリー内にも登場するヒエロニムスを仮想敵にした性能で統一されているのも特徴。 #region(元所属者(ネタバレ注意)) **【元所属者】 ***[[白洲アズサ>白洲アズサ(ブルーアーカイブ)]] アリウスから編入した現トリニティ生徒。 元はスクワッドの一員で、ティーパーティー最高幹部のセイアやナギサの暗殺を含むアリウスのスパイとして動く任務を受けていたが、セイアや補習授業部との出会い・交流を経て離反した。 4章で他のメンバーから語られた話によれば、元々ベアトリーチェやその指揮下の大人には反抗的だったらしく、常態的に命すら落としかねないほどの暴力を受けていたため、それを見かねたサオリが「指導」と称して自身の部隊に引き入れたことで助けられている。 アズサにとってのスクワッドは対立こそしたが大切な人であるのは間違いなかったようで、アリウス突入作戦の際に先生を助けると同時に、アツコや他のメンバーも助けるよう[[サクラコ>歌住サクラコ(ブルーアーカイブ)]]に頼み込んでいた。 またサオリから見ると、アリウスの異常な環境からスクワッドを守るためにやむを得ず苦痛を強いてアリウスの教えに従ったことが正しいと信じていたために、アリウスから離れたことで楽しく過ごしていたアズサを否定することに執心していたが、その感情は自分の判断が間違っていたことを認めたくないがための裏返しでもある。 なおトリニティ・補習授業部所属の扱いであるアズサだが、設定としてアリウススクワッド&bold(){出身}でもある。 そのため、サオリのサブスキルにある「同じ部隊に自身を含めて編成されている&u(){アリウススクワッド出身の生徒}」という条件に該当する(水着版も可)。 アズサはスクワッドの4人よりずっと前から実装されており、所持しているプレイヤーも多いのでアリウスを生かしたい先生には吉報である。 実装時期差や現在の立場の違いなどもあって性能面でのシナジーは乏しいが。 なお、ヒヨリのEXスキルは「&u(){アリウススクワッドの生徒}」であるため判定外になる。 ちなみにTwitterアカウントでの情報初公開時はサオリも「&u(){アリウススクワッドの生徒}」という文言になっていた。 翌日に訂正とアズサが計上される旨が明言された。 ……というかテキストの文言が全く異なっており、発動条件が「アリウススクワッドの生徒が&bold(){4人以上}」と人数まで厳しく指定されていた。 要するに「スクワッドのメンバー全員引け」と言わんばかりの凄いテキストだったのだ((これまで特定の所属生徒を参照するスキルは「いなくても一応効果があるが、多いほど効果増」という程度のものが基本であり、それらに比べて所属人数も必要人数も異常に厳しいテキストだった。))。 アズサとサオリは師弟関係ということもあって思考回路の戦場っぷりもよく似ているが、 アズサ(通常版)も会心特化ではないが爆発属性単体EXアタッカーであり、サオリとは性能や役割が似通っている。 もっと言えば、他のメンバー達もそれぞれ、 「[[設置EXスキルを持ち、メンバー内のまとめ役>阿慈谷ヒフミ(ブルーアーカイブ)]]」 「[[支援に優れた能力を持ち、過度の妄想癖>下江コハル(ブルーアーカイブ)]]」 「[[持続回復EXスキルを持ち、特別な資質を持つ>浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)]]」 というように、第三章で対峙した補習授業部の面々と対称と言えるような特徴も見られる。 #endregion *【余談】 「スケジュール」において、アリウススクワッドの4人は&bold(){「トリニティ・スクエア」及び「ゲヘナ学園・中央区」には出現しない}という、設定を反映した仕様がある。 スクワッド全員のキャラクターデザインを担当した9ml氏へのインタビューによれば、スクワッドのヘイローは「傷と輝き」をモチーフにしたX字状をベースにし、その中で性格やモチーフ元を反映させたデザインにしているとのこと。((スクワッドに限らず、学園毎の基調デザインを決める際に、ヘイローの形状デザインの大まかなルールも決めている)) 意志がしっかりしているサオリははっきりした一点に集中した形状を、混乱しやすい性格であるヒヨリは、星が頭上をぐるぐる回るようなイメージでデザインしたと述べている。 #region(あり得たかもしれない世界線) 最終編の内容が含まれる4thPVでは、「先生が介入しなかった、あるいは選択を誤った時に訪れたであろう結末」が各章の登場キャラクターに充てられており、その中でもスクワッド周辺だと、 ・死んだ目をしたアズサが誰かの遺体を見て絶望する(=ヘイローを破壊する爆弾で、サオリを庇ったアツコがそのまま死亡?) ・浴槽から力なく垂れ下がる包帯の巻かれた腕(=ミサキの自殺が成功してしまう) ・本編のアツコと同じように十字架に磔にされ、諦めにも見えるうっすらと笑いながらベアトリーチェの生贄となったサオリ(=最終決戦前に、ベアトリーチェが計画失敗の代償としてサオリを新しい生贄にしようとしていた) といったスチルがある。 ちなみに4名の中でヒヨリのみこの「あり得たかもしれない世界線」のスチルに登場しない。これには解釈が分かれており、サオリをかばうため魔女となったミカ((同PVで目を大きく開け大粒の涙を流しながら狂ったように見える笑い方をしながら返り血を浴びたと思しきミカが映るシーンがある。))に殺された、つまり描写できないからスチルが無い説、逃走説、ベアトリーチェの取引に乗って仲間を売った説がある。 #endregion 彼女らというかアリウス分校のモットーのようなものである「vanitas vanitatum, et omnia vanitas」は、旧約聖書の一文で、聖&bold(){ヒエロニムス}によってラテン語訳(&bold(){ウルガータ}訳と呼ばれる)した際の表記である。 [[日本語]]だと翻訳揺れで様々な表記があるが、大筋では「空の空、いっさいは空である」といったところ。 ecc12:8も、この一節が書かれている「伝道者の書(&bold(){Ecc}lesiastes)」の&bold(){12}章&bold(){8}節を意味している。 「全ては虚しいけど、世界なんてそんなものだから、神を畏れ敬ってほどほどに慎ましく生きようね(意訳)」といった意味なのだが、作中ではベアトリーチェによって冒頭のルビのように曲解され年端も行かぬ少女たちを戦闘マシーンとして洗脳する都合のいいお題目として使われた。 現実でも近代以降、ばにたすばにたす言ってた知識人が無数に存在する。 #openclose(show=とあるトリニティ生徒との疑惑){ アプリリリース当初、すなわちアリウスの存在どころかアズサすら登場していない頃に、「vanitas vanitatum, et omnia vanitas」の文字が刻まれた銃を持つ生徒がいた。 &bold(){トリニティ自警団の[[守月スズミ>守月スズミ(ブルーアーカイブ)]]}である。 リリース当初の立ち絵には、銃の側面に灰色の文字のようなものが描かれていた。 しかしエデン条約編の公開やアズサの実装と入れ替わるようにアップデートで立ち絵が修正され、文字のような模様は消されている。 そしてその後のストーリーでも登場こそしたもののアリウスとの関係があるような描写は無く、本当に無関係だった。 しかし今でも編成画面のちびキャラのモデルを見ると、文字のような模様が残っている。 アズサが「氷の魔女」と呼ばれていること、またスズミのプロフィールでも「冷たい性格(だと誤解されがち)」とあるなど、アズサの原案がスズミだったという説がある。 } 追記・修正は虚しさを否定してお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 他のアリウスの生徒って派生ユニット以外はもう出ないのかね? -- 名無しさん (2022-09-26 00:33:19) - 地味にサオリが「爆発版ミカ」とも言える会心アタッカー型なのが4章の内容を示唆してるよなあ。違いがあるとすればサオリは同胞との共闘を前提としてるけどミカは完全に単独で完結してるところ -- 名無しさん (2023-02-26 11:24:33) - サオリさん、虚しいとは語るけれども行動の芯は須く仲間の為、あの思想に染まる前も、悪環境の中でもまるでヒーローの有り様のように誰かの前に出て護ろうとする事ができる人。徹頭徹尾仲間の為ならば己を折れど心は決して折れない。光の在り方こそ似合う心根も素晴らしい子。つまり、うん、自分はブルアカで1番サオリが大好きです!この子のシーンで泣かなかった所1つもない!! -- 名無しさん (2023-12-28 00:14:56) - 3章で悪辣な敵だったアリウススクワッドを4章で味方にして真の黒幕のベアトリーチェを倒す流れ本当に好き -- 名無しさん (2024-07-19 12:44:01) - Sheside outsideの8番出口風高難易度イベントは斬新で面白かった -- 名無しさん (2024-07-28 17:48:25) - ↑訂正「高難易度クエスト」 -- 名無しさん (2024-07-28 17:49:12) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/09/15 Thu 16:39:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&sizex(5){&ruby(全ては虚しい。どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだ。){Vanitas vanitatum et omnia vanitas}}}} //2章ラストでの表記に準じる アリウススクワッドとは、[[ゲーム]]『[[ブルーアーカイブ -Blue Archive-]]』に登場する学園「アリウス分校」の特殊部隊。 メインストーリーVol.3「エデン条約編」第三章において登場した。 &bold(){※以下、ネタバレ隔離なしで「エデン条約編」のネタバレを多く含みます。} #openclose(show=●目次){ #contents} *【概要:そもそもアリウス分校とは】 現在のトリニティ総合学園の自治区を拠点としていた分派の一つ。校章は&bold(){「髑髏と薔薇、王冠」}((16~17世紀ヨーロッパで発展した静物画のジャンル「ヴァニタス」が元ネタか。豊さを象徴する様々な静物のなかに、人間の死すべき運命を象徴する頭蓋骨などを配置し、空虚や虚栄の儚さを喚起しようとするもので、その思想背景こそ”vanitas vanitatum, et omnia vanitas”なのである))。 中央の髑髏を囲むように、アリウスを象徴する"vanitas vanitatum, et omnia vanitas"の文字がある。 トリニティ領内にある分派を統合し1つの学園となるべく開かれた「第1回公会議」において唯一反対の立場を取ったため、 連合となったトリニティから力試しとばかりに激しい弾圧を受けて自治区から追放され、キヴォトスの表舞台から姿を消した。 その中でも過激な弾圧を行ったのが、シスターフッドの前身組織である「ユスティナ聖徒会」。しかし一方で、アリウス派の&ruby(エクソダス){トリニティ領脱出}を助けており、アリウス分校校舎の建設やバシリカを繋ぐ地下回廊の建設も助けていたなど、不可解な動きも見せた。 その後は連邦生徒会ですら自治区の所在が掴めずにいたがそれもそのはず。 トリニティ領内の地下に広がる、&bold(){不定期に内部構造が変化する巨大なカタコンベ}から複雑なルートを通った先に自治区があったため、外界との交流を完全に絶った孤立状態だったのである。 しかし本編開始から10年ほど前に内戦が勃発。市街地は寂れ、[[ストリートチルドレン]]も多数生まれるなど環境としては最悪に近いものだった。 その混乱に乗じたゲマトリアの1人・ベアトリーチェによって自治権を掌握されてしまい、&bold(){ほぼ洗脳のような「教育」}を施され((生きるための最低限の生活は保証されていたようだが、少しでも『希望・幸福』を求めただけで反逆と見なされ、大人による暴力で屈服させられていた。))、自分たちを追放したトリニティだけでなくゲヘナへの憎悪をも煽り、ゲマトリア(主にベアトリーチェ)の手駒となったのである。 #center{&big(){&bold(){&ruby(全ては虚しい。どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだ。){vanitas vanitatum, et omnia vanitas}}}} この時点で学園としての機能は喪失しており、[[アリウスに出入りしていた生徒>聖園ミカ(ブルーアーカイブ)]]曰く「何かを学ぶことがない生徒の事を生徒と呼べるのか」とのこと。 このような狂った環境において、特に優れた能力を持ったメンバーが集まった精鋭特殊部隊が「アリウススクワッド」と呼ばれるようになったのである。 現在のメンバーはリーダーの錠前サオリと、戒野ミサキ、槌永ヒヨリ、そして秤アツコの4名。 *【メインストーリー】 #region(Vol.3「エデン条約編」第2章~第3章) トリニティ総合学園とゲヘナ学園の間で締結される相互不可侵条約「エデン条約」の締結式の会場「通功の古聖堂」に向けて巡航ミサイルを撃ち込むテロ行為を決行。 事実上キヴォトスの全学園に宣戦布告同然の行為を行った。 その目的はエデン条約の締結を阻止すること――というのは実は正確ではない。 擬似的に条件を満たしてエデン条約の権利を簒奪したアリウススクワッドが、条約が履行されているかを見定める組織であるETO(エデン条約機構)となり、 エデン条約の「戒律の守護者」たる不死の軍団「ユスティナ聖徒会((正確には、古に存在したユスティナ聖徒会の複製。))」を手中に収め、絶対的な武力を保持・行使し、トリニティ・ゲヘナの各自治区を征服するのが真の計画であった。 ユスティナ聖徒会の複製の確保には成功したが、[[アリウスを離反したとある生徒>白洲アズサ(ブルーアーカイブ)]]と、彼女を救おうとした補習授業部やトリニティ・ゲヘナの面々が事態解決に奔走。 そして生徒達に力を貸した[[先生>先生(ブルーアーカイブ)]]の手でエデン条約機構の定義を上書きされたことで、聖徒会の統制を奪われ敗北、逃亡した。 #endregion #region(このように登場当初は明確な敵陣営であったが、) 続く第4章「忘れられた神々のためのキリエ」ではこちらが物語の中心となる。 作戦に失敗し、キヴォトス全域からだけでなく、アリウスからも任務失敗の責により追われる身となったスクワッドの面々。 そんな中アツコがベアトリーチェが執り行おうとしている儀式の生贄として連れ去られてしまい、残った3人も散り散りになってしまう((自分が捕まる代わりに、他3人を見逃してほしいという条件で自分から捕まった直後に約束を反故にされている))。 そんな中、先生は発信元不明のメールを頼りに来た場所でサオリと再会する。 一度殺し損ねた身である先生にトドメを刺しに来た……かと思いきやサオリは銃を捨て、雨の降りしきる中先生に膝をついた。 #center(){&bold(){&font(b,#00008b){……先生。アツコが……連れて行かれた。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){他の仲間もアリウスの襲撃に遭って、散り散りに……生死も不明だ……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){あれから何日も……逃げてきたが……。私では彼女を止められなかった……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){このままでは……アツコは……姫は、死んでしまう……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){明日の朝……夜明けと共に「彼女」に殺されてしまう……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){私の話など、信じられないだろうが……これだけは、真実だ……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){アリウススクワッドは……任務を遂行できなかった。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){エデン条約の強奪に失敗した上、トリニティとゲヘナ自治区の征服も、仲間を助けることも、アツコを守ることさえも、全て……私の力が及ばず、叶わなかった。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){……今の私は落伍者だ。トリニティにも、ゲヘナにも──同じアリウスにだって助けを求めることなどできない。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){だから、頼れるのはもう、先生しか……。}}} リーダーのサオリはアツコを救うため恥も承知で先生に助力を懇願し、志を同じくしたミサキとヒヨリとも合流しアリウス自治区へと潜入。 そこで待ち受けていたのは、エデン条約が破棄され存在できないはずのユスティナ聖徒会の複製。 さらに通信越しに姿を見せたベアトリーチェから、エデン条約強奪やトリニティ・ゲヘナの征服は建前上の理由であり、本来の目的は&bold(){「ユスティナ聖徒会の複製を生み出すこと」}であることを明かされる。 一度でも複製に成功してしまえばそれで良かったことや、そのためにアリウスが抱えていたトリニティやゲヘナへの憎悪を煽り、都合の良い戦力として手駒にしていたことも明かす。 その後スクワッドを追ってきた[[恨みを持つ第三者>聖園ミカ(ブルーアーカイブ)]]の介入を乗り越え、元凶たるベアトリーチェを満身創痍になりながらも撃退し、アツコを救出することに成功。 しかしサオリは、これまでの行為への後悔を口にする。 #center(){&bold(){&font(b,#00008b){……先生。約束通り……姫を救ったから……先生の好きにしてくれ。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){私がすべての元凶だ……エデン条約事件も、セイア襲撃も、ナギサ襲撃も……}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){ミサキも、ヒヨリも、アツコも……みんな私のせいでこうなってしまった。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){連邦生徒会でも、トリニティでも……矯正局でも何でも構わない。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){先生が思う、一番適切な所に私を送ってくれ。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){私は、長い間負うべき責任を放棄してきて生きてきた……。}}} #center(){&bold(){&font(b,#00008b){これでいい……今がその時なんだ。}}} 全ての責任を背負おうとするサオリ。 それに対し先生は、サオリがスクワッドの面々を守るために耐え続け重責を負い続けてきたことを認め、「アリウス」という狂った環境下でおかしな教育を受け、誤った選択をしてきたと答える。 アリウススクワッドは罪を犯した悪い生徒であることは変わらない……だが、それを理由に苦しむことは当然ではない、とも告げる。 子供が苦しむのはその子のせいではなく、そんな世界を生み出した大人の責任であると。 では何に対して責任を負えばいいのか、と問うサオリ。 #center(){&bold(){&font(black){責任を負うのは、自分の人生そのものだよ、サオリ。}}} それでもピンと来ないサオリだったが、そこにアツコが補足する。 やりたいことはあるのか?好きなものは何か?やりたいことはあるか?趣味は?好きな食べ物は? 将来の夢は?なりたいものはあるか?と。 サオリからは、こういったことを一度も聞いたことがない、とアツコは言う。 それに対しサオリは、一度も考えたことは無いからわからない、と答える。 責任感が強く、決断力がある、とアツコ。 教えるのが上手い、とヒヨリ。 真面目で計画を立てるのが上手く、指揮も上手、とミサキ。 #center(){&bold(){&font(){そっか……それなら、サオリは今後……。}}} #center(){&bold(){&font(){いい先生になれるかもしれないね。}}} 自分の人生に責任を負うこと、自分が好きなこと・やりたいこと、そして未来について何も分からない。 自分は生きていてもいいのか、と問答するサオリに、先生は安易な解を出さず、こう告げた。 #center(){&bold(){&font(){その答えは、自分で見つけようね。}}} #center(){&bold(){&font(){大人の私が保証するよ──その答えは必ず見つけられる。}}} そして先生は、まだ助けが必要な生徒がいる、と言い残しその場を立ち去る。 その場に残されたスクワッド。 まだ何か言いたそうだったサオリに、アツコが声をかける。 #center(){&bold(){&font(b,#00008b){まだ……何も分からないけど……それでも……。}}} #center(){&bold(){&font(18,b,#00008b){初めて……この世界にいてもいいのだと、思うことができたよ。}}} その頬を、一筋の涙が流れていった。 しかしアリウス分校は事実上崩壊、そもそも裏切り者となったスクワッドにはアリウスとしての居場所もない。 支配から解放された彼女らに与えられたのは、学園に所属できず、残党狩りを恐れて所在を転々とし、時に食うにも困るような流民としての暮らしであり、ハッピーエンドと一言で片付けるには難しい状況となっている。 [[ナギサ>桐藤ナギサ(ブルーアーカイブ)]]や[[サクラコ>歌住サクラコ(ブルーアーカイブ)]]ら当事者にとっては笑えないが、生徒会クラスと関わりが深い人物以外のゲヘナやトリニティを含めた殆どの生徒にとっては、 &bold(){アリウスがやった行為は「ちょっと騒がしかった程度の日常」であり、そもそもエデン条約自体なんなのかもわかってなかった様子であり、さらに言うなら大小関わらずキヴォトスではテロなんかは日常茶飯事である}。((環境が環境だったためスクワッドの面々はキヴォトスの日常を知らなかった可能性がある)) また一応居所は転々としているが顔はあまり隠して生活はしていない様子のため、当事者達以外からは顔はそこまで知られてない様子。((当事者達もスクワッドの境遇が境遇だったためモブ達以外は許している)) また3周年で公開された「5thPV」では浜辺で穏やかに過ごすスクワッドの様子が描かれ、彼女らの行く先にようやく一筋の希望が持てるようになった。 位置付けの似た「3rdPV」は結果として以降のイベントの予告編になっていたためいずれ実現するのではないかと言われていたが、 2024年7月開催の3.5周年夏イベントではアリウススクワッドのメンバーがメインとなる「Sheside outside」が開催され、そこで上記の通り追われる身ではあるが似たようなアウトロー達が主催する催しでそれなりにエンジョイする姿が描かれた。 #endregion #region(その後……(最終編ネタバレ)) -&bold(){第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」} 天空から飛来した「虚妄のサンクトゥム」とその守護者に対抗するため、先生は「みんな」に連絡を取るようアロナに指示。 その中にはスクワッドのメンバーも含まれており、行動を共にしていたミサキ・ヒヨリ・アツコに加え、自分探しの最中だったサオリも合流し、一時的にスクワッドを再結成した。 トリニティ自治区内のカタコンベ付近に出現した第4サンクトゥムとその守護者・ヒエロニムス(色彩)との戦闘に際し、[[ハナコ>浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)]]指揮のシスターフッド・救護騎士団らトリニティの戦力と合流。 アリウスからすればかつての憎悪の対象であり、トリニティからすればエデン条約締結時のテロの主犯との対面だったが、ハナコから「シャーレの先生から頼まれたこと」であり助けを断る理由が無いこと、さらに「[[共通の大切な友人>白洲アズサ(ブルーアーカイブ)]]」の存在もあり受け入れられ、戦力の一角として攻略作戦に参戦した。 その後は地上に残り、トリニティ自治区の防衛に回る。 騒動終結後、サオリは再び自分探しの旅に出るべくスクワッドを離れた。 #endregion *【メンバー】 育成素材はアリウス用のものがある。 またスクワッドのメンバーに限った話ではないが、モブ生徒を含めアリウス分校の生徒が持つ銃火器には装飾と呼べるようなものは一切無く、現実の銃火器をそっくりそのまま持ってきたような無骨なデザインをしている((アリウスのモブ生徒は、80年代韓国において民主化運動弾圧のため結成された武装組織、通称「白骨団」が元ネタと推測されている。外見もかなり似ている))。 「装飾」と呼べるかは怪しいところだが、スクワッドのメンバーが持つ銃火器には"arius"の校名と校章、そして&s(){ばにばに}"Vanitas vanitatum et omnia vanitas"や"ecc 12:8"のロゴが刻まれている。 さらにアリウス所属の生徒のヘイローの形状は十字架のような形を組み合わせたものであり、おおよそ円形をベースにした外の生徒とは異なっている。 メンバーの苗字は、裁判や罰関連に因んだものになっている。((「錠前」「槌永」「秤」はいずれも実在する苗字だが超激レア姓。「戒野(いましの)」は無いが、同じ漢字で「かいの」と読む姓も超激レア姓だが実在する)) **&font(#00008b){&ruby(じょうまえ){錠前}サオリ} 年齢:17歳(2年生) 誕生日:9月3日 身長:167㎝ 趣味:なし イラスト:9ml CV:[[石上静香]] #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){虚しい……全てはただ、虚しいだけだ……!}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16448/saori.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』錠前サオリ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 アリウススクワッドのリーダー。いつも顔の半分近くを隠すマスクを着用。 シャーレの当番に設定すると、マスクを着用した状態と外した状態の差分がある。 ゲリラ戦術に関しては他の追随を許さない専門家だが、閉鎖環境で過ごしてきた故か日常生活では世間知らずな一面を見せることも。 目的のためなら手段と方法を選ばない冷徹な性格だが、その一方で激情家でもある。 特にアツコに危害が及んだ時は、普段の冷徹な姿からは想像もつかない程に取り乱す。 スクワッドの面々にとっては姉貴分でもあり((幼い頃の回想ではミサキとヒヨリに「姉さん」と呼ばれている))戦闘面の指導も行っていたほか、幼少の頃から仲間を守るために多くの苦労と責任を背負ってきた立場でもある。 アツコからは「サッちゃん」とも呼ばれているようだ。 メインストーリーでは先生の腹を銃で撃ち抜くという劇中における禁断とも言える蛮行を行い、ユーザーに強い印象を残している。 ただし、三章で強敵として優勢に戦えていたのは無限に湧いて出るユスティナ聖徒会の恩恵によるところも大きい。 実際、セナと手負いの[[ヒナ>空崎ヒナ(ブルーアーカイブ)]]に包囲を突破されていたり、自分の弟子と言える「裏切り者」との1対1は総合的には1勝1敗という結果に終わっている。 他にも四章では(消耗が激しい&相手がバーサーカー状態という事もあったが)、[[キヴォトストップレベルの強者>聖園ミカ(ブルーアーカイブ)]]に圧倒されている等もしている。 このため、単独の真っ向からの戦いでの実力はヒナやツルギなどのキヴォトス学園別最強戦力クラスの生徒達にはやや劣る辺りと思われる。 愛用する武器はアサルトライフル「アリウス製アサルトライフル」。 サオリが効率を求め徹底的にカスタムしたもの。一度獲物を捕捉したら、対象を倒すまで絶対にターゲットを逃がさない。 デザインの元ネタはAR-15のクローン品としてSIG USA社が開発した「SIG M400 ENHANCED」と推測されている。 また珍しくサイドアームとしてハンドガンを所持しており、こちらはスイス製の「[[SIG P226]]」とされている。 #region(エデン条約編4章以降) 戦い、仲間を守ることだけに費やしてきた自分の人生に改めて向き合うため、ミサキにヒヨリやアツコを任せスクワッドを離れる。 ……とはいえ、身寄りもなく戦闘以外の特技もないサオリは、日々の糧を得るため傭兵稼業やブラックマーケットの闇バイトに身を置くくらいしかできないのであった。 ヘルメット団に紛れ込んだり、企業に雇われたりと流浪の日々を送って、なんだかんだ成功はして「アリウス出身の傭兵」として裏社会で名が売れ始めた様子。 その後、ストーリーイベント「0068 オペラより愛をこめて!」にて登場。 便利屋68が受けた依頼、「ギャング連合『アランチーノ・ファミリー』内部の人間が、ボスであるドン・アランチーノを排除するため拉致させる」に対し、 サオリはアランチーノに直接雇われた護衛という立場であり、便利屋68と対立。 (最終編のエピローグで「今から便利屋と交戦する」ことが示唆されており、その時に顔見知り程度にはなった模様) オペラハウスという現場に溶け込むため、便利屋がそうであるようにドレスを着せられた姿になっていた。デザインは自分で選んだらしいが、皮肉にもベアトリーチェが着ていたものによく似ている。 通常のポーズに加え、お約束の「ドレスの裾を引き裂いた」バージョンも用意されており、背中を向けたポーズによって&bold(){ますます憎きベアトリーチェを思い起こさせる姿に}。 御老体?のアランチーノは足が遅く、逃げ切れないと判断したサオリは合理的な解決策として&bold(){アランチーノを気絶させ、袋詰めにして抱えて逃げる}ことを&bold(){(全く意図が伝わらない形で了承を得て)}決断。 おかげで逃げ切ったものの、&bold(){傍から見るとアランチーノを拉致したようにしか見えず、ボスを助けるため合流地点に現れたファミリーから敵と誤認されてしまう。} 事情を説明できるボスが思ったよりガッツリ気絶していたため疑いを晴らせず、敵の敵は味方とばかりに加勢した便利屋と共闘することに。 最終的に爆発オチで何もかも有耶無耶になり、便利屋と先生(別件で来ていたのだが、流れで手を貸した)と共に屋台でうどんをすするのであった。 シナリオ中では話題がないが、公式の四コマやキャラストなどを見る限りはスクワッドのメンバーともちゃんと連絡を取り合ったりはしている様子。 またストーリーイベント「Sheside Outside」では、バイトで流れ着いたヘルメット団からその腕を買われ、「ヘルメット団総連合会」にDJの護衛役兼バイトとして参加することに。 時を同じくして先生とともに会場を訪れていたミサキやヒヨリ、アツコが楽しく過ごせるように、先生の協力の元で裏で手を回していた。 #endregion ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){誰もそこからは逃れられない!}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:MIDDLE クラス:アタッカー 武器種:AR 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:帽子/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:et omnia vanitas!} COST:4 敵1人に対して&bold(){&color(red){確定会心ダメージ}} &bold(){ノーマルスキル:即時射撃 → 即時射撃+}(愛用品T2) 25秒毎に会心ダメージ率を割合で増加(16秒間)。さらに敵1人に対して&bold(){&color(red){確定会心ダメージ}} → 会心ダメージ率の増加倍率微増。さらに自身のスキルコストを1減少(EXスキルの使用1回分。戦闘中3回のみ発動)さらに敵1体に確定会心ダメージ &bold(){パッシブスキル:訓練の成果 → 訓練の成果+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を増加 → 攻撃速度を固定値で増加し、さらに会心ダメージ率を増加 &bold(){サブスキル:リーダーの責任感} 同じ部隊に編成されている&bold(){&color(red){アリウススクワッド出身の}}生徒の人数に応じ、攻撃力を増加(自身を含め最大4人まで) エデン条約編4章後編公開と同時に、他のスクワッドメンバーから遅れて実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#00008b){雪代水は廻り行く}}」。 その性能は端的に言えば「会心(クリティカル)の鬼」。 EXスキルとノーマルスキルで敵単体に対し自分の会心値や相手の会心抵抗値を無視して「確定会心攻撃」を行う、希少な性能を持つアタッカー。 会心ダメージ率を上昇させる効果を100%活用でき、会心狙いのリスタートいらずでプレイヤーの心にも優しい。 ただ、サブスキルは同じ部隊にアリウススクワッド&bold(){「出身」}の生徒を編成することが条件。 十全のポテンシャルを発揮するには、全員最高レアであるアリウス生徒を複数人引き当てて十分に育成しておく必要があり、 かつ彼女らをセットで起用する意味がある戦いでなければ真価を発揮させるのは難しい。 とはいえ任務やエデン条約編3章24話のヒエロニムスなど、初心者先生が苦戦しがちなステージに高い適性を持っているため、さっさとストーリーを進めたいなら最初のセレクトチケットで交換する選択肢もなくはない。 総力戦ではヒエロニムス以外には強みを持ちづらく良くも悪くも並の単体アタッカーだが、大決戦ではタイプ相性以外は噛み合ったボスの軽装備版が登場することで活躍できる場合も。 愛用品「サオリのマスク」実装により、使い勝手がやや向上。 T1時点で会心ダメージ1000を追加し、T2に強化すると戦闘中3回だけコスト3でEXスキルを撃てるようになる。 とはいえサオリの火力は編成しているアリウススクワッドのメンバーに強く依存しているため、単独採用できるかは微妙なところ。 アリウスから支給された、ただの変哲もないフィルター機能付きのマスク。 数々の任務に共に赴いたこともあって愛着を感じているが、修理しようにも部品が廃盤になっているらしく修理は難しいとのことだったが、先生が方々を回ってかき集めてきた部品で修理された。 #openclose(show=派生ユニット){ ・&bold(){サオリ(水着)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){私にできること、私がしたいことは……!}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:MIDDLE クラス:アタッカー 武器種:AR 攻撃タイプ:&color(#226f9d){神秘} 防御タイプ:&color(#bf8b0a){重装甲} 市街地:D 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:B 装備品:グローブ/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:ミュージック、スタート!} COST:7 扇形範囲内の指定した敵1体に大ダメージ、さらに「悪寒」持続ダメージを付与(40秒間)。 その他の敵に対してダメージ &bold(){ノーマルスキル:束の間の休息} 30秒毎に、攻撃力を割合で増加(20秒間) &bold(){パッシブスキル:完璧な任務遂行 → 完璧な任務遂行+}(固有武器★2) 攻撃力を割合で増加 → &bold(){&color(#226f9d){神秘特効}}を割合で加算し、さらに攻撃力を割合で増加 &bold(){サブスキル:誠実な学生バイト} 通常攻撃時、30%の確率で持続ダメージ(悪寒)を割合で増加(20秒間)(クールタイム5秒) 期間限定イベント「Sheside Outside」公開から1週間後に限定生徒として実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&color(#00008b){花曇りに白波を映して}}」。 直前に3.5周年限定募集が開催されており、その後の無料100連募集期間での実装となった。 自分探しの旅の最中、バイトで立ち寄ったヘルメット団からその腕を買われ、人気DJの護衛として「ヘルメット団総連合会」へ参加することになったサオリ。 海を見るのは初めてとのことで、いつかはスクワッドの3人やアズサも誘って海やお祭りに行きたいと考えている様子。 アリウスにいた頃はベアトリーチェによって音響機材は全て破壊されていたため音楽に触れる機会は無かったものの、ブラックマーケットで見つけたDJ機材を触っているうちに音楽やDJへの理解が深まっていったらしい。 &s(){水着じゃなくてDJだろとツッコんではいけない} 精神的にも変化が見られており、通常版にはほとんど無かった笑顔の差分が増え、メモロビでも夜風に吹かれながら穏やかな笑みを浮かべるなど、世界への虚しさを感じたり冷めた見方はほとんど見られない。 コストは非常に重いが、希少な範囲神秘アタッカー。 さらに指定した敵1体に大ダメージと「悪寒」のスリップダメージを与えることができ、広範囲を攻撃しつつ特定の敵にスリップダメージを含めた大ダメージを与えられる。 当初は刺さるコンテンツは無かったものの、後に悪寒や中毒などの持続ダメージ状態付与がカギとなる「制約解除決戦・コクマー」が実装。 対&bold(){&color(#226f9d){特殊装甲}}においては攻撃属性・防御属性・戦地適性に加えてギミックもピッタリハマるため、必須級の生徒となった。 ・&bold(){サオリ(ドレス)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#00008b){恨みはないが、これも仕事だ。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:MIDDLE クラス:アタッカー 武器種:AR 攻撃タイプ:&color(#9b46a9){振動} 防御タイプ:&color(#991c22){軽装備} 市街地:D 屋外:B 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:帽子/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:目撃者排除} COST:4 円形範囲内の敵にダメージ &bold(){ノーマルスキル:美しさの裏側} 敵を8人倒した時、スキルコストを固定値で獲得し、さらに「戦場の感覚」を1個獲得(戦闘中に&bold(){&color(red){3回のみ}}) &bold(){パッシブスキル:花茨 → 花茨+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を割合で増加 → 会心ダメージを固定値で増加し、さらに会心ダメージ率を割合で増加 &bold(){サブスキル:加速する感覚} 獲得した「戦場の感覚」の個数に応じて、攻撃速度を割合で増加 イベントストーリー「オペラより0068 愛をこめて!」復刻時に恒常枠で実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&color(#00008b){密やかに花咲く心}}」。 任務のため白いドレスに着替えたサオリ。 任務のため支給されたドレスではあるがデザインはサオリのチョイスらしく、サオリ自身は気づいていないがオシャレへの憧れが表れている。 範囲振動アタッカー。 [[ハナコ(水着)>浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)]]や[[百花繚乱紛争調停委員会>百花繚乱紛争調停委員会(ブルーアーカイブ)]]らは市街地戦に高い適性を持っている一方で屋内戦への適性が低いのに対し、サオリ(ドレス)は彼女らとは対の地形適性となっている。 ノーマルスキルは敵を一定数倒す度にコストを固定値で獲得し、自身の攻撃速度を上げるスキル。 [[アスナ(バニーガール)>一之瀬アスナ(ブルーアーカイブ)]]のノーマルスキル+と方向性は似ているが、回数制限がある分獲得できるコスト量は多め。 ただし敵を「倒す」ことが条件であり、ペロロジラ戦におけるペロロミニオンのように「戦闘不能」にするだけでは発動しないのがネック。 現時点においては、振動属性の範囲アタッカーの選択肢にはあまり挙がらない。 というのも、上述したハナコ(水着)が地形適性も防御属性も無視できる、無視できてしまうレベルの無法性能を有しているため、サオリ(ドレス)を採用する前にハナコ(水着)で事足りてしまうためである。 現時点では地形適性で優位を取れる屋内戦・ケセド(大決戦・弾力装甲)という超ピンポイントな出番しか無く、Insane以上だと弱点を突かれてしまうのも悩ましいところ。 似たような性能のレイも直前に登場しているが、果たして……。 &s(){通常サオリといい水着サオリといい何かと競合相手がフェス限と恵まれてない} 開発者インタビューによれば、立ち絵の差分が2枚あるのは担当のイラストレーター(Mx2J氏)の筆が乗ったからとのこと((シャーレのロビーに設定できるのは背中を向けた基本の立ち絵+マスク差分のみ))。 その姿がサオリが唯一知る「大人」であるベアトリーチェに似ているのは偶然らしいが……。 } **&color(#bb4b7a){&ruby(いましの){戒野}ミサキ} 年齢:16歳(2年生) 誕生日:1月13日 身長:163㎝ 趣味:ひとりで過ごすこと イラスト:9ml CV:土屋李央 #center(){&bold(){&sizex(5){&color(#bb4b7a){この虚しさに、答えなんて無い。それでも……}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16450/misaki.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』戒野ミサキ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 感情表現に乏しい上に口数が少なく、無愛想な印象を受ける少女。 他人にも自分にも興味が薄いうえ厭世観が非常に強く、自殺未遂をしたことすらあった模様。 そのため、自分の身に危機が迫ってもどこか他人事のようにその状況を受け入れてしまう。 一方で、醒めきった性格のおかげでアリウススクワッドの中では最も冷静な視点を持ち、時に激高しがちなサオリのブレーキ代わりにもなる。 メンバーの中では有事におけるまとめ役ポジションを担っている。 ただし、実は閉所恐怖症&重度の[[花粉症]]で、これらに関わる状況だけは明確に狼狽の感情を見せる。 そういった「身体の不自由さ」が、生をネガティブに捉える一因になっているようだ。 特に[[花粉症]]は重症であり、花の近くだとマスクは絶対に外せないらしい。 そのマスクも、シャーレの当番に設定した際には着用した状態と外した状態の差分がある。 #region(エデン条約編4章以降) 自分を見つめ直すべくスクワッドを離れたサオリの代わりとして、スクワッドのリーダー的ポジションに就く。 「こんな風に足枷を残すなんて……」と言っているあたり、自傷癖のあるミサキが自ら命を絶たないように「生きる目的」をサオリから課せられたとする見方がある。 また絆ストーリーでも、「ヒヨリやアツコを追手から守る役目がある」と言っているなど、リーダーとしての責任感を自覚している様子。 メインストーリーや通常版では常に感情の起伏が乏しく暗く重い雰囲気の彼女だが、 イベント”Sheside Outside”ではこれまでとは打って変わっていろんな感情を見せるようになり表情がとても豊かになっている。 番外的ではあるが公式4コマ漫画ではサオリのステージにおいて仕方なしではなく心からノッている姿(と、アツコにその姿を撮られて恥ずかしがって赤面する姿)を見せており、4人の中で最も変化が大きい。 #endregion() 愛用する武器はロケットランチャー「セイントプレデター」。 発射後に一定の高度に達すると、[[子爆弾を放出し広範囲に爆発を巻き起こす>クラスター爆弾]]。 デザインの元ネタはアメリカのジェネラル・ダイナミクス社が開発した携行用対空[[ミサイル]]「FIM-92 スティンガー」と推測されている。 [[メタルギアソリッド>METAL GEAR SOLID]]シリーズでハインドを撃ち落としたりメタルギアを破壊する時に使っていたアレ。 また&bold(){非常に見えにくいが}左のブーツにリボルバーを仕込んでおり、こちらは「Rugar LCR」とされる。 2025年1月のブルアカふぇすにおいて、[[カズサ>杏山カズサ(ブルーアーカイブ)]]と共にASMRの発売が公表された。&s(){超強力加湿器コンビ} ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(b,#bb4b7a){何もかも無駄……。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:BACK クラス:アタッカー 武器種:RL 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:グローブ/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:虚しい世界} COST:5 7つの円形範囲内の敵に4秒毎にダメージ(48秒間) &bold(){ノーマルスキル:早く終わらせたい → 早く終わらせたい+}(愛用品T2) 50秒毎に、攻撃力を割合で増加(40秒間)→ 倍率上昇、さらに防御貫通値を固定値で増加(40秒間) &bold(){パッシブスキル:無意味な技術 → 無意味な技術+}(固有武器★2) 攻撃力を割合で増加 → 攻撃力を固定値で増加し、さらに攻撃力を割合で増加 &bold(){サブスキル:等価交換} 弱体状態の敵への攻撃時に、弱体状態の個数によって追加ダメージ(最大5つ) エデン条約編4章前編の公開と同時にヒヨリと共に実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#bb4b7a){逃げ水に夢を見て}}」。 2025年2月のメンテナンスから追加されたHard28-3では神名文字がドロップする。 ブルアカで初となる武器種:&ruby(ロケットランチャー){RL}の使い手であり、レッドウィンターのモミジが実装されるまで長らく唯一のRLの使い手であった。 射程が850と極めて長く、攻撃の回転率が悪い分だけ攻撃力も非常に高く全生徒でもトップレベルで、会心値も装備品を最大まで強化すると驚異の&bold(){1292}とトップレベル。 スキルでその攻撃力をさらに強化しまくる高火力アタッカー。 さらに条件付きだが3つのスキル全てが火力を上昇させる効果を持ち、癖は強いものの条件次第では全ユニットの中でも屈指のダメージソースとなれる。 EXスキルは円形範囲内の敵に4秒毎にダメージを与えるフィールドを48秒間出現させる。 特徴的なのが、この円形というのは&bold(){小さい円を一定範囲内に7つ並べる}ものであること。 似たような攻撃を使用するチセやサヤと比較しても、持続の長さに比例してダメージ発生のスパンがかなり長いうえ、 中型以下の敵に当てるには判定の隙間がスカスカなので、範囲攻撃として使うと全然安定してヒットせず、動き回られてもダメだし、任務のような移動する戦場では長い持続もただの無駄。 そもそも1つあたりの威力が低いため、当たったところでどうだという話にしかならない。 つまるところ、「総力戦などの動かない(超)大型エネミーに対して、複数の判定を丸ごとヒットさせて長時間ダメージを与える」ことを前提としている。 EXスキルの倍率だけ見ると7つ全部当てたうえで平凡な数字なのだが、前述した通りミサキは攻撃力の数値が非常に高い。 そこに普通の倍率やサブスキルの追加ダメージが乗ると実際のダメージ量は段違い、というカラクリである。 ……ただ、本作の主流のバフが[[アコ>天雨アコ(ブルーアーカイブ)]]・[[ヒマリ>明星ヒマリ(ブルーアーカイブ)]]による&bold(){「十数秒の短時間バフ」であることと噛み合っていない}致命的な問題がある。 ダメージ量はその瞬間のミサキの攻撃力を参照するため、普通の攻撃と比べて1/3くらいの恩恵しか受けられないのである。 また、&bold(){重ねて設置できない仕様となっており、スキルの早いサイクルが構築できても48秒以内に回す意味がない}のも痛い。 このように総じてゲームバランスに嫌われている部分が多いのが悩みどころで、ヒエロニムス専用と言っても過言ではないうえ、実装当時はまだしも環境の変化に伴い強みを欠くように。 愛用品の追加により、T1の時点で攻撃力+2000とただでさえ高い攻撃力をさらに上乗せし、T2にすると防御貫通値を追加するなど火力がさらに強化されたが、こういった性質自体はそのままなのでやはり使い勝手自体は悪い。 とはいえ刺さる相手にはとことん刺さる性能であり、先述したヒエロニムスは役割対象となる。 タイムアタックとなると外れることが多いが、クリアタイムに拘らないクリア目的の採用であれば、長時間大きなスリップダメージを与え続けられるダメージディーラーとなってくれる。 愛用品は「木の彫刻」。 小さい頃にサオリがナイフで彫って作ってくれたもの。 作りは拙く、彫ったサオリ自身も忘れてしまっているが、ミサキにとってはとても大切なもののようだ。 T1時点で攻撃力2000加算と大幅な強化が入り、T2になるとノーマルスキル発動と同時に防御貫通値を追加する。 #openclose(show=派生ユニット……予定){ ストーリー中でも水着の立ち絵は用意されているが、今回のイベントでは唯一実装枠から外れてしまった。 製作サイドも水着ミサキを実装できなかったことに歯痒い思いをしたという。 } **&font(#7fffd4){&ruby(つちなが){槌永}ヒヨリ} 年齢:16歳(2年生) 誕生日:1月8日 身長:155㎝ 趣味:雑誌の収集 イラスト:9ml CV:[[中原麻衣]] #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){え、えへへ……私には、このくらいしかできないので……。}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16449/hiyori.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』槌永ヒヨリ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 重たそうな荷物((立ち絵ではゴツいガンケースだけ描かれているが、3Dモデルだと他にも大量の荷物を背負っている))と物憂げな雰囲気が特徴の、アリウススクワッドの狙撃手。 非常に自尊心が低くネガティブ思考で、いつも薄ら笑いを浮かべ、自虐的な言葉を頻繁に口にする。 &bold(){「痛み」や「苦しみ」を「人生では仕方のないこと」と全面肯定}する価値観を持ち、対象が敵でも仲間でも自分でもその態度を崩さない。 一見では「実はスクワッドで一番ヤバい奴」みたいに見えるパーソナリティだがそうでもなく、 他のメンバーが軒並み普段寡黙で落ち着いているタイプなので、ストーリー中ではもっぱら彼女がガヤ要員・ギャグ担当。 ブービートラップに簡単に引っ掛かるなど、他のメンバーと比較して咄嗟の判断力に難がある部分が見られる。 育った環境の悪さもあるが、食うにも困る貧困状態とはいえ悪びれもせず盗電を実行するなど倫理観はよろしくなく&s(){([[悪びれもせず強盗を計画する>砂狼シロコ(ブルーアーカイブ)]]よりマシか?)}、 先生の厚意で物を買ってもらうことが続くと、大人の魔の手から抜け出せなくなってしまうとネガりながら &bold(){ついでに欲しかった雑誌もねだる}など、ネガティブが一周回って&bold(){図太い}ところがある。 過酷な環境にネガってヘラりながらもある意味平常運転で生きる様子にはシリアスさは全く無い。 &s(){アリウスの環境下では不自然なほど発育が良いのはこの図太さに起因しているのかもしれない} 集めている雑誌は主に女性向けファッション誌。 メモリアルロビーは、へそに関する特集を見て自分と見比べ、&bold(){服をたくし上げて先生に見せつけ、「自分のへそは変なんだ」と思い込むと共に何もかもを悲観し始める}というスクワッド唯一のエロ担当……もといギャグ全開の場面になっている。 ちなみに、エデン条約編4章の事前PVでこのメモロビの&bold(){ハイライトの消えた目で涙を浮かべる表情だけ}ピックアップされており、当時の先生は「あのヒヨリにどんなシリアスな出来事が……」と思わされてからのコレ、というネタ要素もある。 その性格から、長年の仲間であるサオリにすら保身で裏切っても仕方ないと思われていたらしい。 「サオリの居場所を教えれば不問にする」と取引を持ちかけられたことを明かした際、実際に取引に乗らなかったことに困惑されていたレベルである。 愛用する武器はスナイパーライフル「アイデンティティ」。 銃弾の飛び交う戦場においても、発射される20mmの銃弾はその存在を強く主張している。 デザインの元ネタになったのは南アフリカのダネル社が開発した軍用対物ライフル「ダネル NTW-20」と推測されている。 機関砲で使うような弾丸をライフルで発射するというとんでもないシロモノだが、大きさや重量の面から携行しづらく、加えて命中精度もあまり良くなかったとか。 &s(){少なくとも携行の面はキヴォトス人は人間よりはるかに力持ち((ヒナタのように明確に怪力キャラでなくとも、例えばノノミが軽々と扱うミニガンを先生に渡したら重量に負けてしまうなど我々人間では扱えない重量物を軽々と扱う描写は数多く見られる。))なので問題ないかもしれないが。} ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){こういうのも、人生ですよね……。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:SPECIAL ポジション:BACK クラス:サポーター 武器種:SR 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#991c22){軽装備} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:グローブ/バッグ/腕時計 &bold(){EXスキル:い、今支援します!} COST:3 直線上の最初に命中した敵1体に対してダメージ。さらに命中した敵の防御力を割合で(編成されている&bold(){&color(red){アリウススクワッドの生徒}}が3人以上の場合はより大きく)減少(30秒間) &bold(){ノーマルスキル:い、痛くなりますよ!} 40秒毎に、敵1人に対してダメージ。さらに防御力を割合で減少(30秒間) &bold(){パッシブスキル:雑誌に書いてありました → 雑誌に書いてありました+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を割合で増加 → 会心ダメージ率を固定値で加算し、さらに会心ダメージ率を割合で増加 &bold(){サブスキル:付録の力です} 味方の攻撃力を割合で増加 エデン条約編4章前編公開と同時にミサキと共に実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#7fffd4){木枯らしに目を引かれ}}」。 ダメージ補助に特化した後方支援役アタッカー。 防御デバフを2種類持っており、ビナーなど高い防御力のボス相手に輝く。 EXスキルの方は一緒に編成したアリウス生徒の数が3人以上の場合は減少値が通常時の約1.6倍ほどに上昇する(EXLv5で30.1%→51.6%)。 だがサオリのサブスキルと異なり条件を満たさなくても相応には減少はさせるため、単体でも起用できる。 ノーマルスキルの方は最大でも10%しか減少させないため、EXを当てていくのが中心でNSはそのついでという感じになる。 ノーマルスキルの防御デバフ運用だけでも、回転スパンの短くより高倍率の減少が可能なアズサや[[マキ>小塗マキ(ブルーアーカイブ)]]のデバフを上書きしてしまうため運用には注意が必要。 ↑では多少略したが、EXスキルの原文は「銃弾を発射。直線上に飛び、最初に命中した敵1体に対して~」という単体攻撃にしては冗長な文になっている。 これは「攻撃範囲が直線で表示されるが、1体にしか命中しない」という挙動であることを表現している。ようは[[ハルナ>美食研究会(ブルーアーカイブ)]]のEXと同じ操作である。そのためよく狙わないと銃弾が脇をすり抜けてしまう。 なぜ直接ターゲットを対象にする処理にしていないのかは謎である。 #openclose(show=派生ユニット){ ・&bold(){ヒヨリ(水着)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){狙うは一等……!}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:BACK クラス:アタッカー 武器種:SR 攻撃タイプ:&color(#bf8b0a){貫通} 防御タイプ:&color(#bf8b0a){重装甲} 市街地:D 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:B 装備品:帽子/ヘアピン/腕時計 &bold(){EXスキル:狙うは1等賞!} COST:4 銃弾を5発発射。直線上に飛び、命中した敵1人に対してダメージ。5発全弾命中した場合、追加ダメージ。 Ex充電ゲージが1つ以上の場合、Exスキルをすぐにドローし、Ex充電ゲージを1つ差し引く &bold(){ノーマルスキル:特製ハンディファン} 通常攻撃12回毎に、会心ダメージ率を割合で増加(30秒間) &bold(){パッシブスキル:夏を満喫します! → 夏を満喫します!+}(固有武器★2) 会心ダメージ率を割合で増加 → &bold(){&color(#bf8b0a){貫通特効}}を割合で増加し、さらに会心ダメージ率を割合で増加 &bold(){サブスキル:バカンス計画} 4.5秒毎に、Ex充電ゲージを10%チャージ。 Ex充電ゲージが100%チャージされる毎に、会心値を割合で増加(30秒間)(Ex充電ゲージのチャージ数は最大1ゲージまで) 期間限定イベント「Sheside Outside」公開から1週間後に、サオリ(水着)と同時に限定生徒として実装。 ピックアップタイトルは「&bold(){&color(#7fffd4){片時雨を白日が覆って}}」。 &bold(){&size(20){でかい}}。……得物がね? 水着はヒヨリが拾ってきた雑誌の懸賞の景品。……だと思っているのはヒヨリだけ。 というのも、応募期限が過ぎていることに気付いたのはハガキを投函してもらうよう頼まれた先生であり、当選したように見せかけて先生が買ってあげたもの。 ただしヒヨリのスリーサイズまでは把握していなかったらしく、サイズが少し小さいらしい。 使い勝手としてはユズのような会心パチンコアタッカーであり、NS発動下でEXスキルを全弾会心命中させることでミカよりダメージを出すことが可能。 しかしあくまで理論値であり、全弾会心で命中させることはあまり現実的ではない。 また最初に狙った角度で射撃が固定されてしまうため、ターゲットが移動してしまうと当たらなくなるという弱点もある。 とはいえその火力は優秀であり、敵HP35%程度からミカとヒヨリ(水着)の火力が逆転するため、前半をミカで削り切り、後半をヒヨリで削るといった使い分けが可能。 ただしミカほどの耐久力は持っておらず、加えて真価を発揮する屋外戦の重装甲ボス……ビナーやKAITEN FX(大決戦)の攻撃属性は貫通と弱点を突かれてしまうため、何かしらのフォローは必要。 戦術対抗戦では屋外環境で起用の可能性があり、高回避タンクで汎用性の高いユウカに対して有効。 ノーマルスキル+未使用状態であればだいたい半分くらいの確率で命中し、高確率で仕留められる。 また「制約解除決戦・コクマー(重装甲)」においては、グロッキー状態になると&bold(){全弾確定会心}となる仕様があり、コストとスキル回し次第でスキルの即時ドローとスキル巡を合わせ3回攻撃も可能なため、ミカと並んでメインアタッカーを務められる。 メモロビでは頭を撫でた時の差分のほか、頬を引っ張った時の泣き顔の差分がある。 余談だが、『Sheside outside』の高難易度には水着ヒヨリを操作しつつ「[[8番出口]]」のように異変探しするクエストがあり、 従来のクエストのように敵を倒すのではなく異変の有無に応じてステージの最後にある〇か×の的を攻撃する、というギミックになっていた。 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#7fffd4,){集団リンチ中に失礼します……}}}} } **&font(#ee82ee){&ruby(はかり){秤}アツコ} 年齢:15歳(1年生) 誕生日:1月20日 身長:158㎝ 趣味:花の手入れ イラスト:9ml CV:[[花澤香菜]] #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#ee82ee,){ここにも、たくさん花が咲くと良いな。}}}} #center(){&image(https://img.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/52109/16451/atsuko.png,width=350)} #right(){&sizex(1){画像出典:『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』秤アツコ}} #right(){&sizex(1){©NEXON Games・Yostar}} ***人物 アリウススクワッドのメンバーから「&bold(){姫}」((ヒヨリからは「姫ちゃん」))と呼ばれて特別視されているミステリアスな少女。 実はアリウス分校の[[生徒会長]]の血筋の少女であり、マエストロ曰く「ロイヤルブラッド」「戒律を守護せし者の血統」と呼称される特殊な血筋を持つらしい。 またアリウスの生徒会長は代々世襲制であり、&bold(){生徒会長}になれる資格を持つ生徒だったが、その座はアリウス自治区を掌握したベアトリーチェに奪われてしまっている。 以上の経緯から特別扱いは受けていたが、かと言って決して良い思いをしてきた[[というわけ]]ではないようだ。 ベアトリーチェからは彼女の計画の要として目を付けられていた。 その関係で、日常的にガスマスクを着用して顔を隠し、また声を発することを禁止されており、スクワッドとは手話で意思疎通していた。 ちなみに、シャーレの当番に設定する際には、ガスマスクを着用した状態と外した状態の差分を選択できる。 3章ではユスティナ聖徒会を顕現・維持させる役目を与えられており、その立場故に前線には出なかった。 実際、諸事情で負傷した際はユスティナ聖徒会の顕現に支障が出ている。 4章ではベアトリーチェが高次の存在となるべくアツコが拘束され、儀式の生贄にされそうになる。 サオリはアツコを救うには周囲は敵だらけとなったスクワッドにとって頼れるのは先生しかいないと、 対先生も含めてこれまでのしでかしたことを考えれば拒否どころか見捨てられても仕方ない覚悟で恥を忍び単身で先生に救援を求める。 しかし、その懸念は杞憂に終わり先生は悩み苦しんでいるサオリを全面的に受け入れてくれ、アツコ救出作戦は前に進み始める。 この経緯もあってアツコ自身が直接戦っているシーンが全然なく、本来チームとしてどういう役を担うのかはストーリー中ではあまりハッキリしない。 コミュニケーションに難アリの他3人と異なり、多少自己否定的な感情を抱えている様子がある程度で、 穏やかで奔放、どこか浮世離れしたアリウスらしからぬ性格であり、先生とも気楽に交流している。 エデン条約編を読む前にアツコだけ引いた場合、アリウススクワッドという集団についていまいちピンと来ないであろう。 絆ストーリーでは冗談で「[[子供って、どうやったらできる>セックス]]の?」と先生に聞いている。 とはいえ、上記のように彼女もまた過酷な環境育ちであり特殊部隊の一員であるため、立派な武闘派かつ敵対した相手へ実力行使のハードルも低い。総じてたくましい姫様である。 愛用する武器はサブマシンガン「スコルピウス」。 短い銃身ながら激しい火力を持ち、特に近接戦において真価を発揮する。 デザインの元ネタはチェコの国営軍事会社が開発・製造した「CZ スコーピオンEVO3」と推測されている。 [[ツバキ>春日ツバキ(ブルーアーカイブ)]]のサブマシンガン「安眠のお供Ⅱ」の元ネタである「[[Vz61]]」を改良したもの。 また使用しているシーンはないが太ももにはスタンガン((形状からテーザー銃と呼ばれる電極を発射できるタイプのものに見える。「テーザー」(TASER)は商標のため、商標避けとして単にスタンガンと表記されることも多い。))を装備している。 これは初期案において、スタンガンで足止めしてからサブマシンガンを連射という攻撃的な性能にする予定だったことがグローバル版1周年記念の生放送で明かされている。 ***性能 #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#ee82ee,){これで……役に立てるのなら。}}}} レアリティ:★3 戦術的な役割:STRIKER ポジション:FRONT クラス:タンク 武器種:SMG 攻撃タイプ:&color(#991c22){爆発} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3) 装備品:シューズ/バッジ/ネックレス &bold(){EXスキル:これも私の力……?} COST:4 自身を中心とした円形範囲内の味方を5秒毎に回復(30秒間) &bold(){ノーマルスキル:隠れるよ} 30秒毎に自身の位置に煙幕を張る、範囲内の味方の回避値を割合で増加(20秒間)(範囲内にいる間だけ効果を維持) &bold(){パッシブスキル:教えられた事 → 教えられた事+}(固有武器★2) 回避値を割合で増加 → 治癒力を固定値で増加し、さらに回避値を割合で増加 &bold(){サブスキル:痛いのは慣れてる} HPが30%以下の時、回避値を割合で増加 エデン条約編4章中編公開と同時に実装。ピックアップタイトルは「&bold(){&font(b,#ee82ee){徒桜を拾い集めて}}」。 劇中の立ち回りや周囲からの扱いからは信じ難いことにタンク。 [[ユウカ>早瀬ユウカ(ブルーアーカイブ)]]や[[ミヤコ>RABBIT小隊(ブルーアーカイブ)]]、[[ネル(バニーガール)>美甘ネル(ブルーアーカイブ)]]と同じく、遮蔽物を使うタンク。 そして&bold(){タンクでありながら広範囲ヒーラー}という異色の性能で、単騎でパーティの生存力を飛躍的に高める。 最大の特徴であるEXスキルは即効性には欠けるものの、味方全体にダメージが行く戦闘においては驚異的な効果を見せる。 さらにアツコを中心としたかなり広めの円形範囲内であるため、アツコの移動と同時に効果範囲も移動する。 シグレ(温泉)やハナコのような設置型回復スキルより扱いやすいという利点がある。 回復抜きにしても素の回避値がかなり高い上に、ノーマル・パッシブ・サブが全て回避値を上昇させる効果を持つのに加え、T7以降だと回避値を大きく上げるバッジを装備可能なため、全ての効果が乗った状態の回避値は全生徒の中でもトップ。 ただし防御力はタンクとしては低めで、[[イオリ>銀鏡イオリ(ブルーアーカイブ)]]など命中値の高い相手にゴリ押しされると回復が間に合わない場合もあるほか、 会心抵抗値・会心ダメージ抵抗値を高めるお守りを装備できないため、他タンクと比較すると会心攻撃に対しても脆い。 総じてタンクとしては相当に打たれ弱く、とにかく避けに避けまくることが非常に重要となる。 スキル名からすると本人も自分の力のほどについていまいち理解していない感があり、設定的にどういう扱いなのかはとことん謎が残る。 なお、本編内でヘイローを破壊する爆弾の直撃を受けても無事だったのはアツコ自身の神秘ではなくベアトリーチェがアツコの身を守る何かしらの処置を施していたため。 作中の描写を見る限り、原理は不明ながら「アツコが上記のガスマスクを着用している事」がこの身を守る処置を維持・発動させる条件らしく、 自由の身になった後も戦闘時にガスマスクを着けているのはこの保護を活用するためらしい。 攻撃タイプをあまり気にしなくてもいいタンクというのも手伝い、替えのきかない優秀タンクの一角に数えられており、 相手を選ぶ傾向があるアリウススクワッドの中では飛び抜けて戦術対抗戦や総力戦などでの採用率が高い。 #openclose(show=派生ユニット){ ・&bold(){アツコ(水着)} #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#ee82ee,){ここ、いい写真が撮れそう。}}}} レアリティ:★1 戦術的な役割:SPECIAL ポジション:BACK クラス:ヒーラー 武器種:SMG 攻撃タイプ:&color(#9b46a9){振動} 防御タイプ:&color(#226f9d){特殊装甲} 市街地:B 屋外:B→A(固有武器★3) 屋内:B 装備品:シューズ/バッジ/ネックレス &bold(){EXスキル:夏の思い出} COST:2 味方1人に対して回復 &bold(){ノーマルスキル:この花をあなたに} 30秒毎に、HPが最も低い味方1人の被回復率を割合で増加(20秒間) &bold(){パッシブスキル:爽やかな海風 → 爽やかな海風+}(固有武器★2) 治癒力を割合で増加 → 治癒力を固定値で増加し、さらに治癒力を割合で増加 &bold(){サブスキル:ビーチのお姫様} 味方の攻撃速度を割合で増加 期間限定イベント「Sheside Outside」の配布生徒として入手可能。 リリース以降初のヒーラークラスの配布生徒だったりする。 2コストのヒーラーということでセリナに近い運用が可能。 セリナと異なりサブスキルが死にスキルではないのもポイントで、素材が余りがちなアリウスということもあって強化しやすい。 低コストで大きく回復できるヒーラーでありながら、攻撃速度を高めるサブスキルの組み合わせは唯一無二であるため、合同火力演習(突破演習)やイベントのChallengeクエストなど各種コンテンツで活躍できるポテンシャルを有している。 } 通常衣装のスクワッド4人の攻撃属性は爆発で統一されており、スペシャルなので防御タイプが無意味なヒヨリ以外は特殊装甲で統一されている。 またアツコの範囲回復能力を筆頭に、エデン条約編のストーリー内にも登場するヒエロニムスを仮想敵にした性能で統一されているのも特徴。 #region(元所属者(ネタバレ注意)) **【元所属者】 ***[[白洲アズサ>白洲アズサ(ブルーアーカイブ)]] アリウスから編入した現トリニティ生徒。 元はスクワッドの一員で、ティーパーティー最高幹部のセイアやナギサの暗殺を含むアリウスのスパイとして動く任務を受けていたが、セイアや補習授業部との出会い・交流を経て離反した。 4章で他のメンバーから語られた話によれば、元々ベアトリーチェやその指揮下の大人には反抗的だったらしく、常態的に命すら落としかねないほどの暴力を受けていたため、それを見かねたサオリが「指導」と称して自身の部隊に引き入れたことで助けられている。 アズサにとってのスクワッドは対立こそしたが大切な人であるのは間違いなかったようで、アリウス突入作戦の際に先生を助けると同時に、アツコや他のメンバーも助けるよう[[サクラコ>歌住サクラコ(ブルーアーカイブ)]]に頼み込んでいた。 またサオリから見ると、アリウスの異常な環境からスクワッドを守るためにやむを得ず苦痛を強いてアリウスの教えに従ったことが正しいと信じていたために、アリウスから離れたことで楽しく過ごしていたアズサを否定することに執心していたが、その感情は自分の判断が間違っていたことを認めたくないがための裏返しでもある。 なおトリニティ・補習授業部所属の扱いであるアズサだが、設定としてアリウススクワッド&bold(){出身}でもある。 そのため、サオリのサブスキルにある「同じ部隊に自身を含めて編成されている&u(){アリウススクワッド出身の生徒}」という条件に該当する(水着版も可)。 アズサはスクワッドの4人よりずっと前から実装されており、所持しているプレイヤーも多いのでアリウスを生かしたい先生には吉報である。 実装時期差や現在の立場の違いなどもあって性能面でのシナジーは乏しいが。 なお、ヒヨリのEXスキルは「&u(){アリウススクワッドの生徒}」であるため判定外になる。 ちなみにTwitterアカウントでの情報初公開時はサオリも「&u(){アリウススクワッドの生徒}」という文言になっていた。 翌日に訂正とアズサが計上される旨が明言された。 ……というかテキストの文言が全く異なっており、発動条件が「アリウススクワッドの生徒が&bold(){4人以上}」と人数まで厳しく指定されていた。 要するに「スクワッドのメンバー全員引け」と言わんばかりの凄いテキストだったのだ((これまで特定の所属生徒を参照するスキルは「いなくても一応効果があるが、多いほど効果増」という程度のものが基本であり、それらに比べて所属人数も必要人数も異常に厳しいテキストだった。))。 アズサとサオリは師弟関係ということもあって思考回路の戦場っぷりもよく似ているが、 アズサ(通常版)も会心特化ではないが爆発属性単体EXアタッカーであり、サオリとは性能や役割が似通っている。 もっと言えば、他のメンバー達もそれぞれ、 「[[設置EXスキルを持ち、メンバー内のまとめ役>阿慈谷ヒフミ(ブルーアーカイブ)]]」 「[[支援に優れた能力を持ち、過度の妄想癖>下江コハル(ブルーアーカイブ)]]」 「[[持続回復EXスキルを持ち、特別な資質を持つ>浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)]]」 というように、第三章で対峙した補習授業部の面々と対称と言えるような特徴も見られる。 #endregion *【余談】 「スケジュール」において、アリウススクワッドの4人は&bold(){「トリニティ・スクエア」及び「ゲヘナ学園・中央区」には出現しない}という、設定を反映した仕様がある。 スクワッド全員のキャラクターデザインを担当した9ml氏へのインタビューによれば、スクワッドのヘイローは「傷と輝き」をモチーフにしたX字状をベースにし、その中で性格やモチーフ元を反映させたデザインにしているとのこと。((スクワッドに限らず、学園毎の基調デザインを決める際に、ヘイローの形状デザインの大まかなルールも決めている)) 意志がしっかりしているサオリははっきりした一点に集中した形状を、混乱しやすい性格であるヒヨリは、星が頭上をぐるぐる回るようなイメージでデザインしたと述べている。 #region(あり得たかもしれない世界線) 最終編の内容が含まれる4thPVでは、「先生が介入しなかった、あるいは選択を誤った時に訪れたであろう結末」が各章の登場キャラクターに充てられており、その中でもスクワッド周辺だと、 ・死んだ目をしたアズサが誰かの遺体を見て絶望する(=ヘイローを破壊する爆弾で、サオリを庇ったアツコがそのまま死亡?) ・浴槽から力なく垂れ下がる包帯の巻かれた腕(=ミサキの自殺が成功してしまう) ・本編のアツコと同じように十字架に磔にされ、諦めにも見えるうっすらと笑いながらベアトリーチェの生贄となったサオリ(=最終決戦前に、ベアトリーチェが計画失敗の代償としてサオリを新しい生贄にしようとしていた) といったスチルがある。 ちなみに4名の中でヒヨリのみこの「あり得たかもしれない世界線」のスチルに登場しない。これには解釈が分かれており、サオリをかばうため魔女となったミカ((同PVで目を大きく開け大粒の涙を流しながら狂ったように見える笑い方をしながら返り血を浴びたと思しきミカが映るシーンがある。))に殺された、つまり描写できないからスチルが無い説、逃走説、ベアトリーチェの取引に乗って仲間を売った説がある。 #endregion 彼女らというかアリウス分校のモットーのようなものである「vanitas vanitatum, et omnia vanitas」は、旧約聖書の一文で、聖&bold(){ヒエロニムス}によってラテン語訳(&bold(){ウルガータ}訳と呼ばれる)した際の表記である。 [[日本語]]だと翻訳揺れで様々な表記があるが、大筋では「空の空、いっさいは空である」といったところ。 ecc12:8も、この一節が書かれている「伝道者の書(&bold(){Ecc}lesiastes)」の&bold(){12}章&bold(){8}節を意味している。 「全ては虚しいけど、世界なんてそんなものだから、神を畏れ敬ってほどほどに慎ましく生きようね(意訳)」といった意味なのだが、作中ではベアトリーチェによって冒頭のルビのように曲解され年端も行かぬ少女たちを戦闘マシーンとして洗脳する都合のいいお題目として使われた。 現実でも近代以降、ばにたすばにたす言ってた知識人が無数に存在する。 #openclose(show=とあるトリニティ生徒との疑惑){ アプリリリース当初、すなわちアリウスの存在どころかアズサすら登場していない頃に、「vanitas vanitatum, et omnia vanitas」の文字が刻まれた銃を持つ生徒がいた。 &bold(){トリニティ自警団の[[守月スズミ>守月スズミ(ブルーアーカイブ)]]}である。 リリース当初の立ち絵には、銃の側面に灰色の文字のようなものが描かれていた。 しかしエデン条約編の公開やアズサの実装と入れ替わるようにアップデートで立ち絵が修正され、文字のような模様は消されている。 そしてその後のストーリーでも登場こそしたもののアリウスとの関係があるような描写は無く、本当に無関係だった。 しかし今でも編成画面のちびキャラのモデルを見ると、文字のような模様が残っている。 アズサが「氷の魔女」と呼ばれていること、またスズミのプロフィールでも「冷たい性格(だと誤解されがち)」とあるなど、アズサの原案がスズミだったという説がある。 } 追記・修正は虚しさを否定してお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 他のアリウスの生徒って派生ユニット以外はもう出ないのかね? -- 名無しさん (2022-09-26 00:33:19) - 地味にサオリが「爆発版ミカ」とも言える会心アタッカー型なのが4章の内容を示唆してるよなあ。違いがあるとすればサオリは同胞との共闘を前提としてるけどミカは完全に単独で完結してるところ -- 名無しさん (2023-02-26 11:24:33) - サオリさん、虚しいとは語るけれども行動の芯は須く仲間の為、あの思想に染まる前も、悪環境の中でもまるでヒーローの有り様のように誰かの前に出て護ろうとする事ができる人。徹頭徹尾仲間の為ならば己を折れど心は決して折れない。光の在り方こそ似合う心根も素晴らしい子。つまり、うん、自分はブルアカで1番サオリが大好きです!この子のシーンで泣かなかった所1つもない!! -- 名無しさん (2023-12-28 00:14:56) - 3章で悪辣な敵だったアリウススクワッドを4章で味方にして真の黒幕のベアトリーチェを倒す流れ本当に好き -- 名無しさん (2024-07-19 12:44:01) - Sheside outsideの8番出口風高難易度イベントは斬新で面白かった -- 名無しさん (2024-07-28 17:48:25) - ↑訂正「高難易度クエスト」 -- 名無しさん (2024-07-28 17:49:12) #comment(striction) #areaedit(end) }

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