登録日:2010/01/30(土) 21:37:54
更新日:2025/01/08 Wed 18:05:45
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い
かつて交わした約束と。
か
還
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き
場
所
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2002年に今は亡きKIDから発売されたPS2/DC用恋愛アドベンチャーゲーム。
その後CGやイベントを追加したPremium EditionがPS2とPSPで発売された。
PSP版ではOP/EDが変更された他、用語解説が搭載されている。
Premium EditionはWindows版も出ている(というよりこちらが元になっている)がシステムが微妙なのであまりお薦めしない。
2011年12月1日には『Ever17』のタイトルでシナリオを追加し、3DリメイクされたXbox 360版が発売された。
2025年3月6日にはXbox360版をベースとしたリマスター版がNintendo Switch/プレイステーション4/Steamで発売予定。
infinityシリーズの二作目だが、一作目であるNever7との関連性は薄いので前作をプレイしていなくても問題はない。
ジャンルこそ恋愛アドベンチャーであるが、この
ゲームの目的は「謎の全貌を解き明かすこと」であり、
ゲームの特性を生かしたその仕掛けは多くのプレイヤーに評価されている。
今でもADV屈指の名作として評価が高い作品である。
初回プレイ時は前情報一切ナシでやりましょう。
■ストーリー
2017年5月1日、海洋テーマパーク"LeMU/レミュウ"。ゴールデンウィークで賑わう館内に突如警報が鳴り響く。
速やかに避難が開始され、入場者は全員脱出できた……はずだった。
閉じ込められた六人。予測されたLeMUの完全圧壊時刻は5月7日。そして管制室のモニターに浮かび上がった文字は……
■登場人物
主人公は武と少年の二人で、序盤でどちらの視点で進めるかを選択する。
友人たちとLeMUに遊びに来たところこの事件に巻き込まれた大学三年生。
普段はとぼけたりバカなところを披露したりするが、どんな苦況に陥ろうとも生きることを諦めない強い心を持つ。
仲間の危機には命の危険を顧みずに助けに行く漢。ルートによっては帰らぬ人に…。
記憶喪失の少年。外見から15歳前後と思われる。
当然自分の名前も覚えていないので、皆からは少年と呼ばれる。
自分のことを黙して語らず、他人を寄せ付けない雰囲気を持つ少女。
よく単独で行動するなど協調性は皆無だが、緊急時には冷静な対処ができるため頼りになる存在。
武視点で攻略可。見てない所でアレコレやってたらしい。
XBOX360だと衣装が変わる。
LeMUのシステムエンジニアで案内役を務める女性。……という設定のAI。
実体は無く、RSDという装置で網膜に直接レーザーを照射し映像を映している。
武視点で攻略可。
読みは「たなかゆうびせいはるかな」。長いので「優」と呼ばれている。
LeMUでバイト中の女子大生。さっぱりとした性格で行動派。
考古学を専攻しており、それに通じるオカルト知識も豊富。
少年視点で攻略可。武視点でも一応攻略可だが…。
学校行事でLeMUを訪れていた女子高生。なぜか忍者マニア。
凄腕のハッカーであり、暗号解読の大会で世界一になった程であるが、その代わり運動全般が壊滅気味。
少年視点で攻略可だが、武視点では一切姿を現さない。その理由は…。
自称ちょーのーりょくしゃの電波少女で愛犬のピピといつも一緒。
コメッチョをはじめとする彼女の言動や行動は周囲の人間を別世界へと誘う。
武視点で登場。少年視点だと登場しないが、なぜか少年だけが時折姿を幻視する。
食べてよし、重りにしてよしの真ヒロイン。
他の四人のルートを全て終えると開放され、ココルートでトゥルーエンディングを迎える。
■用語
物語の舞台となる海洋テーマパーク。
海上の人工島「インゼル・ヌル」と水面下に「エルストボーデン」「ツヴァイトシュトック」「ドリットシュトック」の三層を持った計四層から成る。
各階の間隔は17mで最深部で51m。
飽和潜水仕様と呼ばれる設計が施されており、外部の水圧・大気圧と内部の気圧を釣り合わせることで圧力隔壁(壁面)が潰れないように保っている。
このため館内は通常6気圧に保たれており、入館・退館に当たっては適切に加圧・減圧をする必要があるが、作中では気圧が維持できておらず、圧壊の危機にある。
高圧混合ガスに含まれるヘリウムの影響で、専用の音声変換器がなければ声が変に聞こえる。
海底の熱水噴出孔から熱水を汲み上げ、それを用いて発電しているので、電力には不自由しない。
マスコットはレミュール(キツネザル)をモチーフにした「みゅみゅーん」。かなり凶暴で話しかけただけでボディーブローを仕掛けてきたりするので注意。
名前の由来はレムリア大陸であると説明されているが実際はLeMMIHから取られたらしい。
筆頭株主はライプリヒ製薬で、実質LeMUはライプリヒ製薬が実権を握っている。
「Leiblich Medizin:Multiverfahren Intelligent Hirn System」の略。訳すと「ライプリヒ製薬製多重並列処理人口知能システム」。
LeMU館内全体を管理するメインコンピュータシステム。空もこれの一部である
LeMMIHを制御しているのは茜ヶ崎空であるため、LeMU内で問題が起これば空を通して即座に対処することができる。
LeMUを運営する製薬会社。日独合弁企業であり、本社はフランクフルト。役員や社員も多くがドイツ人である。LeMU内で
ドイツ語がよく使われているのはこの為。
気圧が急激に低下すると起きる症状。高圧の酸素が気泡を作り、気泡が血栓となることで呼吸効率が低下し普通に呼吸しても窒息したように苦しくなる。
フランスの生物学者が提唱した仮想大陸。
本来海を渡る能力がないはずのキツネザルが、海を挟んだ地域に存在することから存在を仄めかされた。
海底に沈んだとされていたが、現在は大陸移動説が裏付けられこの説は否定されている。
「レティナルスキャニングディスプレイ」の略。
出力の弱い半導体レーザーを網膜に直接照射することで、あたかも実物のようなハイクオリティな映像を映し出す画像転送装置。
実体を持たない茜ヶ崎空を具現化させるためにLeMU内のほぼ全ての区画に照射装置が設置されており、
また、壁・床・天井にはレーザーを反射する素材が使われている。
ほとんどどこにいても空の姿を映すことが可能。高速で空の姿と背景を合成した画像を送り続けることで透過することなく実物のような存在感を実現している。
空だけでなく、様々なものを投射できる
ちなみに音声変換器で位置を認識し、レーザーの照射位置を決めているため、音声変換器を外すと映像が見えなくなる。
n次元の全容を把握するにはn+1次元の視点が必要になるという考え方。
つまり二次元の全容を把握するには三次元から、三次元なら四次元から俯瞰する視点が必要になるという思考法。
■その他
タイトル画面で流れる「Karma」は名曲として名高い。
また、OPテーマの「LeMU~遥かなるレムリア大陸~」はクリア後に歌詞の意味が理解できる一種の
ネタバレソングである。
漫画版もあるが一部のルートのみで完結となっている。
真相を知りたい方は
ゲームをやってみるべし。
項目背負いし wikiの精
追記・修正 待ちをりぬ
- 武は男前すなあ -- 名無し (2013-12-11 02:16:55)
- PSPでプレイ。いやー、面白かった! 中盤でちょっとダレたのは確かに問題だけど既読スキップがあったし大したマイナスとは思わなかった。最終ルートでの伏線回収には踊らされまくったわw -- 名無しさん (2015-01-02 22:49:27)
- 鏡に知らない金髪の少年が映ってたときマジでビビったw -- 名無しさん (2015-05-09 23:09:37)
- 主人公の顔はPLには判らないことを利用したいいトリックだったね -- 名無しさん (2015-06-09 09:12:45)
- マグロの存在感 -- 名無しさん (2016-08-27 15:47:52)
- 時代が追いついてしまった -- 名無しさん (2017-05-01 17:59:23)
- トリックが秀逸としか言いようがなくこの点において傑作なのは間違いないけどシナリオは正直微妙かなキャラの関係はともかく辻褄合わせの無理矢理感は否めない -- 名無しさん (2024-05-05 03:13:29)
- まさかのリマスター版発売のニュースには驚いた。 -- 名無しさん (2024-11-25 23:53:45)
- 文章が稚拙すぎるし、意味のないシーンが多過ぎてダレて辞めてしまった。一応2回やってみたけどエンディング一緒になってしまったし。 -- 名無しさん (2025-01-08 18:05:45)
最終更新:2025年01月08日 18:05