文鳥様と私

登録日:2011/12/23 Fri 00:14:29
更新日:2023/02/01 Wed 11:36:29
所要時間:約 5 分で読めます




今家において――

文鳥様は偉いのでミネラルウォーターを飲んでいるが、人間は病気のときだけ飲むことができる。

人間はときどきしか食べないが文鳥様は毎日小松菜を食べている。


――文鳥様たちと今市子のスリリングな愛の日々






『文鳥様と私』は今市子作の漫画作品。

あおば出版から刊行されていたが倒産に伴いBbmfマガジンに移行。現在はMy stery saraという雑誌で連載中。


【既刊】
  • 1~8巻(あおばコミックス)
  • 愛蔵版1、2(あおばコミックス)

  • 新装版1~15巻(Bbmfマガジン)
  • 文鳥様と私 文鳥王国誕生編


出版社の移行があったため1~8巻は新装版として再出版されている。なのでこれから集めようという人はこちらがオススメ。


内容は漫画家今市子と文鳥逹の日常を描いたもの。他の作品とは絵のタッチが全く異なりかなりライトになっている。
しかし近親相姦、ホモ、浮気、強姦など妙に生々しい出来事もしっかりと描写されている。
友人のみのおひなせ氏いわく「この家の文鳥は腐っている」


登場する文鳥は白と桜のみだがそれぞれキャラクターが立っており、表情や体格などもよく描きわけされている。


文鳥好きな人はもちろん、これから飼おうと思ってる人にもオススメな作品。




【登場する文鳥様+α】

今家では文鳥様は基本的に寝るとき以外は放し飼いである。人間の食べ物も一緒に食べたりする。
できれば真似はしないほうが良いかも。


通称福ピー。白文鳥のオス。
ひとり暮らしを初めた作者が飼い始めた二羽の文鳥の一羽(もう一羽は亡くなった)。
文鳥王国リーダーかつ今家No.1。
鏡の自分にうっとりするナルシスト。寂しいだろうと白文鳥のハナを嫁にもらいうけるもあまり相性はよろしくなかった。そしてホモ


  • ハナ
通称ハナちん。メスの白文鳥。福ピーの嫁にと中ビナのときに買われる。しかし夫婦の相性はあまりよくなく、暴力夫に怯える内気な妻といった関係だった。
華奢であまり丈夫そうじゃない見た目に反してとにかく卵を産み続けた。
福が亡くなった後、スモモと夫婦になり幸せな家庭を築いた。
何故かババァになっても文鳥様たちに一番モテる。
作中表現上の一人称は「あたち」。語尾に「なのね」をつける 。


  • 内臓
通称ナイゾウちゃん。桜文鳥のオス。福とハナの息子だが産まれてすぐに捨てられたため人工飼育で育てられた。

名前の由来はまだ羽も生えていない時期に内臓が透けて見えていたから。
当初作者の友人にひよこちゃんと名付けられたが見た目がグロかったためか「幼命"内臓"。お前オスだったら内臓のままね」と半ばヤケクソで名付けられた。

作者の飼育時の失敗で脚が弱く、身体も小さい。そして恐らく頭も悪いとのこと。
生まれてからずっと人の手で育てられたため一番人なつっこく甘えん坊。でも馬鹿。

発情期を迎えると実の母のハナに欲情。猛アタックをしかけるも相手にされず逆に嫌われる。
しかし本人の頭のなかでは夫婦となっているらしくハナが抱卵している時は巣箱の脇で警備している。そして何かちょっかいを出しては毎回ボコられる。

強姦未遂を犯したこともある。
「強姦しながら求愛ソングを唄ってるのは誰だー!」

文鳥王国でも仲間がいないぼっち。そのためか文鳥に対しては少々乱暴な性格で喧嘩っぱやいが身体が弱いので勝てない。

作者初めての自家製文鳥のためか超溺愛されている。そして本作品のアイドル的存在。
語尾に「なのだ」をつける。非常に可愛い。


  • スモモ
白文鳥のオス。母を襲うナイゾウの嫁に買われるもオスだった。福ピーを慕い四六時中一緒に行動。
ついでに交尾もすませた(受け)。アッー!

福ピーの死後、ハナと結婚。幸せな家庭を築きあげた。


  • ささめ
桜文鳥メス。成鳥の段階でナイゾウの嫁に買われ、うまくいったかと思いきや失敗。以後ずっとシングルであり続けている。
基本的にオスたちには見向きもされず、無精卵を抱き続ける日々。


  • うさ
白文鳥オス。スモモとハナの息子。当初は愛らしい姿だったが成長に伴い目つきもするどくなり狂暴に。父親を蹴落とし、一気に王国の頂点にのぼりつめる。
力も非常に強く作者は噛まれてよく血を流している。

乱暴者だが子供が生まれた際は素晴らしい父親となった。


  • かめ
白文鳥オス。うさの弟。うさ同様乱暴者でよく行動を共にしている。妻がいない頃はうさと交尾していた。
近親相姦+アッー!


  • じゅんじゅん
白文鳥メス。スモモとハナの娘。完全に成鳥になる前に実の父親と不倫。

うさと夫婦になる。


  • けんけん
白文鳥メス。スモモとハナの娘。かめと結婚。


  • しんのすけ
白文鳥オス。うさとじゅんじゅんの子。
作者によりスモモ&ハナ夫妻に預けられる。事故により生まれつき脚が曲がっておりまともに立てない。そのためカゴはバリアフリー。寝るときも横たわって寝る。
しかし妙にモテる。文鳥だけでなく十姉妹にまでアプローチされ続けている。

名前の由来は歌舞伎役者の市川新之助だが大抵クレヨンしんちゃんと勘違いされる。


  • ちまき
白文鳥メス。うさとじゅんじゅんの子。
作者も知らないうちに生まれていた子で里親も見つからなかったため今家に。しんのすけと仲が良い。


  • バーバラ
十姉妹のオス。文鳥の里親先でジョリィと共に譲り受けた。しんのすけにご熱心で貞操を狙っている。
またまたアッー!


  • ジョリィ
十姉妹のメス。


  • ポンタ
十姉妹オス。バーバラとジョリィの子。


  • さえきひなこ
スモモとちまきの子。しんのすけと結婚し、しんのすけの死後うさと再婚する。


  • ういろう
ささめの死後、新たな桜文鳥としてくじらと一緒に迎えられた。今市子の友人によるとナイゾウの生まれ変わりだとか...。あだ名はドメ男とかウザ男。


  • くじら
ういろうにDVをうけながらたくさんの子供を産んだ。


  • かぶら
ういろうとくじらの子。生後4か月で胆のう腫(重症)が見つかる。


  • きんきん
ういろうとくじらの子。次男。


  • ピンクい
ういろうとくじらの子。三男。初期の胆のう腫が見つかった。


  • 今市子
本作品の作者。文鳥様たちに虐げられつつも彼らを愛する人間。

ナイゾウ「追記・修正よろしく頼むのだ。」

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最終更新:2023年02月01日 11:36