登録日:2012/09/30 Sun 21:16:59
更新日:2026/10/25 Sun 19:40:01
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『続ゲゲゲの鬼太郎』は水木しげるの
青年漫画作品。
1977年に、
ちょっとエッチな情報誌として知られる「週刊実話」で連載された。
連載形式は通常の『
ゲゲゲの鬼太郎』と同じく一話完結のオムニバス形式であり、基本的に鬼太郎・目玉おやじ・ねずみ男以外に二話以上登場する人物はいない。
1968年に「ガロ」誌上に連載された『墓場鬼太郎』のリメイク作品である『鬼太郎夜話』以来のシニカルな大人向け鬼太郎であり、登場人物こそ共通しているものの、性的な話題も多い、不条理でブラックな日常漫画となっている。
また、当時の世相を反映したのか一種の終末論やUFOネタ、何故かマリリン・モンローネタも多いのが特徴。
【物語】
鬼太郎が妖怪退治をしていた時代から数年後。
鬼太郎はその活躍と水木しげるの漫画によりそれなりに世間に名前を知られており、お化けにも理解のある民生委員の万助老人の世話で「田中ゲタ吉」を名乗り「墓の下高校」に通う高校生として父親と共に都会暮らしをしていた。
「せっかく高校に通うなら東大くらいには行ってもらいたい」などと語る父に辟易しつつも人間のガールフレンドまで作って、それなりに都会暮らしを満喫していた鬼太郎だった……が、ある日の事、間借りさせて貰っている貧乏劇画家の自殺を止めて助けてやろうとした件が裏目に出てしまい、親子揃って借家を追い出されてしまう羽目に。
その後、偶然にも7年ぶりに再会したねずみ男に誘われた鬼太郎親子は、ねずみ男がロハで間借りする幽霊屋敷に移るも、実はその家は本当に幽霊が家主の家であった。
さらに、それを境に鬼太郎達はまた奇妙な人物の訪問や事件に遭遇するようになるのだが……?
【主な登場人物】
◆
鬼太郎/田中ゲタ吉
以前よりも少しだけ背の伸びた鬼太郎。
人間らしい生活をするためにちゃんちゃんこをシャツに編み直し、下駄履きをやめ、ジーパンを履いて生活している。
性格的にはエロ分野への興味が強いごく普通の思春期ボーイだが、「俺、正義の味方だもの」と称するなど、ヒーローとしての熱さも多少残っている。
一応、高校生ではあるが飲酒している他、数人の女性と
関係を持つ。
……が、いずれも事故か
逆レイプのような事態ばかりであり、本命の彼女にフられた際には涙を見せる純情少年。
一応、超能力は健在のようだがこの頃は披露の機会がほぼ皆無だった。
死んだ母を恋しがるあまり墓場の土の下から死体を掘り出そうとする一幕も。
目玉おやじによれば新聞配達のバイトをしていたらしいが、引っ越してからは借家の間借りが収入源だった模様。
◆
目玉おやじ
お馴染み、鬼太郎の親父にして正義の妖怪達の知恵袋……だったのも今は昔。
妖怪退治をしなくなってからは鬼太郎が勉学で大成するのを楽しみにしつつ、祖先の歴史を纏める日々を過ごしている。
本作では好物のさくらんぼに
かじり付く場面や「たてまえと本音は別」と言いつつリアルダッチワイフの
オ○○コに潜ったりと衝撃的な場面が多い。
因みに、○マン○については人助けや災難を含めて
その後も何回も、しかも生きてる人間(?)に潜っている。
「鬼太郎の父親」として警察や一般社会にも認識されているらしい。
◆
ねずみ男
お馴染み水木漫画最大のトリックスター。
登場当初はポルノ販売会社に勤めるサラリーマンになっており、それなりに稼ぎもある上に取引先に友人がいるなど、こっちはこっちで衝撃的な姿を見せている。
本作では鬼太郎と敵対する事はほぼ無く、住居を失った鬼太郎親子を自分の借家に招き入れるなど面倒見が良い。
強欲な家主の幽霊に給料の全額を取られる様になってからは相変わらずの怪しげな商売を始め、事件の発端になる事もしばしば。
後半では、安定した職業を失い道端で川猿と共に怪しげな易者を始める。
本作では、鬼太郎以上に良くも悪くも女運があり、やっぱり数人の女と
関係を持つ。
自分を追い出そうとした
猫娘(女子大生)を
罠に嵌めて殺害(というか異世界流しというか)するという冷酷な一面を見せる。
◆川猿
あの世に籍を置く妖怪で、この世に遊びに来たまま列車に乗り遅れ帰れなくなった事から、ねずみ男を殺害して魂に掴まり、あの世に帰ろうとしたが、鬼太郎に阻まれ、鬼太郎とねずみ男の下男としてただ働きさせられる。
姿は獺(かわうそ)、というかチビ太。
最後は魔女に殺され、鬼太郎とねずみ男に多少憐れまれた。
◆ユリ子
鬼太郎の恋人(美人)。
元は喫茶店のウエイトレスだったが、テレビに出た事をキッカケにタレントになってしまい、鬼太郎とは疎遠に。
「皮はぎ魔事件」の被害者になった際に、鬼太郎は完全に彼女に捨てられた事を知る。
ねずみ男が「週刊実話」の記事を見せて言うには、狩首マラ男なる美男子アイドルとのデイトがデカデカと載っているとの事。
◆死神
『ゲゲゲの鬼太郎』に出てたのとは別の、紳士風の死神。
墓を暴いて母親と再会しようとする鬼太郎達のせいでオフィスに穴をあけられた。
死神としては優しすぎる性格が徒となり成績は最悪で、鬼太郎達も同情するのだが……。
◆若い魔女
ある夜、鬼太郎を訪ねて来た美しい肉体を持つ若い女。
自らに芽生えた“悪の衝動”を治療すべく鬼太郎に泣きつき、押しかけ恋人を名乗る。
正体は日本に入り込んだ魔女により魔女病に罹った女性で、何とか魔女にならない為に努力していたが……。
◆円盤じいさん
鬼太郎の借家を間借りに来た客の一人で、たくさんの小さなUFOを世話する代わりに、UFOに食べ物や現金を運んで貰って生活していた、本人曰く“世捨て人”の老人。
珍しく二話に渡り登場したが(全く別の事件)、故意か単に忘れただけなのか、翌週には顔が変わっていた。
◆美女
鬼太郎の借家を間借りした客の一人で、モンローに似た妙齢の美女。
鬼太郎達の気付かぬ内に男を部屋に上げて家が壊れるかと思われる程のセクロスに励んでいた。
覗きに来たねずみ男と鬼太郎……更には目玉おやじまでが犠牲になった。
果たして、その正体は……?
【余談】
上記の通り、完全に「子供向け」ではない内容なのだが、かつて扶桑社から『その後のゲゲゲの鬼太郎』名義で文庫化され、知らずに読んだ子供ファンに少なからず衝撃を与えたことがあったという。
現在は講談社の水木しげる漫画全集の他、角川書店から『ゲゲゲの鬼太郎 青春時代』の名前で文庫版が発売されている。
安心して入手して読みたい方にはこちらがオススメ。
追記・修正はお化けも学校に通ってからお願いします。
- ちょっとエッチ・・・というものの水木しげる先生特有の淡々とした雰囲気や、あまりにゲテモノ染みた内容のせいであまりそうは思わなかったぜwww -- 名無しさん (2014-08-25 11:59:41)
- 父さんに口有ったんかw -- 名無しさん (2016-03-22 20:09:07)
- 水木しげる先生的には鬼太郎にセックスを持ちこんだのは失敗だったとか -- 名無しさん (2016-04-30 00:25:59)
- ろくろ首vsろくろチ○ポといい、ユリ子の新しい恋人といい下ネタが予想外に直球すぎて吹いた -- 名無しさん (2018-03-08 20:11:06)
- アニメのOPの「お化けにゃ学校も試験も何にもない」の印象が強いせいか鬼太郎が高校に通っていたと知ったときはかなり驚いた -- 名無しさん (2018-06-24 10:47:23)
- お化けの世界には学校はないかもしれないが概要の通り親父の方が鬼太郎を東大に行かせたがってるからな。いくら国立とはいえ学費払えるのかは知らん -- 名無しさん (2022-04-29 23:24:52)
- スポーツ狂時代と続とその後とあったけど何か全集の時に色々名前変わってた記憶が。 -- 名無しさん (2025-01-09 10:43:17)
- 地味に当時としては高校生主人公のエロ漫画は珍しいんじゃない? -- 名無しさん (2026-10-25 17:26:31)
- アニメ化は無理だな… -- 名無しさん (2026-10-25 18:18:15)
最終更新:2026年10月25日 19:40