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STAR WARS ベーシックフィギュアシリーズ

登録日:2010/08/12 Thu 09:52:40
更新日:2026/07/15 Wed 16:50:25
所要時間:約 4 分で読めます






        A long time ago in a galaxy far,        
        far away....




                    遠い昔
                    遥か彼方の銀河系で…



  STAR  

WARS




エピソード0.1 ベーシックフィギュア

1985年に人気低迷により終了したケナー社のSTAR WARSフィギュアシリーズ
業績の悪化したケナー社はハズブロに吸収され、SWフィギュア界隈に暗黒期が到来してしまう。

だが、1991年の『スローン三部作』や1996年の特別編公開でSTAR WARSリバイバルブームが到来。
これに乗っかり、ハズブロ社が引き継ぐ形でフィギュアシリーズが復活する。
しかし、その新作フィギュア達はガチムチ体型だった…

本稿では2002年まで続いたPOWER OF THE シリーズを中心に解説。
~

■POWER OF THE FORCE(オレンジカード)
通称・POTF OC
96年の特別編公開により人気再燃、発売された復活第1弾。
シリーズ名は85年の旧作と一緒だが、まさかのガチムチ

これは当時の主流がヒーマンことマスターズ・オブ・ユニバースや北米版スーパー戦隊のパワーレンジャーで、
これらに負けない「ヒーローっぽくて子供が欲しがるフィギュア」を目指した結果として筋肉質のルークやハン、ヴェイダーが誕生したのだという。
当然ながら、ケナーのフィギュアで育った大人たちからはかなり不評だった。
…のだが、現在ではこれで育った大人たちによって再評価されたりされなかったり…

ガチムチヴェイダーは迫力あるが、ガチムチルークはキメエ。
そしてレイアの顔の造型の酷さは苦情レベル。

当初は付属のライトセーバーの光刃が長く、後に短くしたバージョンに差し替えられたため、
熱心なコレクターは初期型のルークやヴェイダーを「long Saber」と呼んで区別している。
もっとも生産数自体は物凄いので、これをあえて狙う人はそう多くはないのだが。

■POWER OF THE FORCE(グリーンカード)
通称・POTF GC
ガチムチ廃止。
バックカードが緑色に変更、右側のキャラ写真が直接印刷だったりホロ加工のシールだったりとバリエーションが厄介。
オレンジカードのフィギュア達もバックカードを替えて引き継ぎ発売された。
恐らく、最も市場に出回ったシリーズと思われる。
造形、塗装と共に気合入ったガモリアン・ガードは名作。


■SHADOWS OF THE EMPIRE
エピソード5『帝国の逆襲』とエピソード6『ジェダイの復讐』の中間を描いたコミック『帝国の影』より。
一部キャラは使い回しだが、オリジナルキャラはアメコミ色が強い。


■POWER OF THE FORCE Freeze Frame
通称・POTF FF
登場した映画のワンシーンを切り取った“フリーズフレーム”と呼ばれるスライドフィルム付。
フリーズフレームを鮮明に見れる装置は懸賞で入手出来た。
フィギュアの造型はとても良く、超マニアックなキャラも相変わらず。
生産数が比較的少なく、一時期は高いプレミア価格が付いた。
だがブリスターパックが黄バミやすい。
オレンジカードとグリーンカードのものも、バックカードを替えて引き継ぎ発売。


■POWER OF THE FORCE Flash Back
通称・POTF FB
スライドさせてエピソード1とエピソード4との姿を比較できる“フラッシュバック”カードが付属する。
一部キャラの造型は若干甘い。
生産数は少なめ。


■EXPANDED UNIVERSE
エピソード6『ジェダイの復讐』以降を描いたコミック『ダーク・エンパイア』より。
アメコミ色が強い。


■EPISODEⅠ
通称・EPⅠ
99年公開のエピソード1『見えざる脅威』のキャラのみをフィギュア化。
最大の特徴は、フィギュアの台座を兼ねたICチップ内蔵のコムテック・チップが付属している点にある。
別売のリーダーで読み取り、効果音やキャラの声が聴ける仕組みだったが、リーダーが高価だったのか次のシリーズで短命に終わった。
フィギュア達は時折玩具屋で投げ売りされている。


■POWER OF THE FORCE Commtech
通称・POTF COM
EPⅠと同じくコムテック・チップ付。
EPⅠはタイトル通り新作キャラのみに対し、こっちはエピソード4『新たなる希望』のキャラのみの新造型フィギュア。
造型がとても良く、やられシーンを再現出来るストームトルーパーは名作。
ブリスターパックが黄ばみやすい。


■POWER OF THE JEDI
通称・POTJ
当時の全映画からのキャラ、そして設定画などのマニアックなものもフィギュア化。
初期は4つ折りのファイルが付属していた。
パイロット姿のルーク・スカイウォーカーは名作。
このPOTJでバックカードの片面にブリスターを貼り付ける伝統スタイルは終了、
次作のエピソード2『クローンの攻撃』シリーズからブリスターをバックカード全面に貼り付ける方式に変更される。


■ビークルトイ
3.75インチフィギュアといえば外せない、ケナーのビークルトイももちろん復活。
型自体はかつてのオールドケナーのものを再利用しているのだが、塗装をより劇中っぽくしたり、
リアルなシールやリッチな音声ギミックに入れ替えるなどして95年最新のトイに生まれ変わっている。
…が、全員マッチョになった弊害で新しいフィギュアの筋肉がでかすぎて旧設計のビークルに乗れないなどの新たな問題点も。

大半がかつてのトイの再販だが新たに造形されたものも複数登場しており、
中でも撮影当時のプロップの比率を忠実再現した驚愕のビッグサイズモデル「エレクトロニックF/X Xウイング」や、
リアルめな塗装を施して音声・ライトギミックも新造した子供たちの永遠の憧れ、特大の「ミレニアム・ファルコン」
帝国の影」や「特別編」でおなじみの当時最新メカ、ダッシュ・レンダーの武装密輸船「アウトライダー号」
かつてのケナー版では機体後部形状が不完全だったものを新規造形でパワーアップした完全版「タイ・アドバンスド」など、
オールドケナーで育った大人たちでさえも感激で涙を流すようなトイが続々登場している。

また、EXPANDED UNIVERSEラインではかつての「ミニ・リグ」と同じように、初期設定画のスノースピーダーなどの小型マシンが登場。
劇中に出ていないオモチャならではのメカが複数展開され、こちらも遊ぶのにちょうどよいサイズから子供に重宝されたという。
その中には有人特攻兵器にしか見えない「クルーズ・ミサイル」とかいう物騒なオリジナルマシンもあったり。

これらのビークルは日本でも数多く出回っており、3.75インチ向けと大型なサイズのわりに比較的安価で集めやすい。
重度のスターウォーズファンを自称するのなら、一隻ぐらいは手を出してみてもいいかも…?



STAR WARSのアクションフィギュア入門には最も適したシリーズ達。
一部入手困難なものも含まれるが、数が豊富なのでコレクションのしがいもある。
古い玩具屋やトイザらスへ行くと超安価で手に入るかも。







追記・修正する際はフォースの暗黒面に注意して下さい。

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最終更新:2026年07月15日 16:50