登録日:2026/09/17 Thu 00:00:09
更新日:2026/09/18 Fri 01:14:43NEW!
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『ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです(誇)!』はあてきちによるライトノベル作品である。
「
小説家になろう」「カクヨム」にて2017年より連載され、書籍版は2020年よりTOブックスより書籍化されている。
イラストは雪子。
既刊10巻(2026年7月現在)
【概要】
小説家になろうなどで掲載されている
ファンタジー作品。
所謂「異世界転生」系の作品である。
乙女ゲームの世界観へ転生した主人公が全ての仕事を担う「
オールワークスメイド」として奮闘する様を描いている。
実は、主人公は、該当する乙女ゲームのメインヒロインに転生した存在。しかし、彼女がなりたいのはメインヒロインではなく
メイドである。
ゲームのシナリオによる運命をよそに奮闘していく様が描かれていく。
もっとも、これに影響してかは不明だが、本来のゲームのシナリオが歪められ、キャラの立ち位置が変わり、予測不能な事態になってしまう。結果、転生者を中心に慌てふためくところも見所である。
タイトルの通り、主人公は聖女にもヒロインにもなり得る能力を持っている。
なろう系作品らしいチート能力の持ち主であるが、あまり本人には自覚がないような・・・、そんなところも面白いところである。
メディアミックスとしては、螢子による漫画版が「ピッコマ」にて先行配信→「comicコロナ」にて連載されている。既刊7巻。(2026年7月現在)
また、テレビ
アニメが2026年7月より放送されている。
【あらすじ】
ここは乙女ゲーム「銀の聖女と五つの誓い」の中――
やがて魔王が現れ、世界は滅亡の危機に瀕してしまう……。
そんな運命から世界を救うはずのヒロイン(聖女)のメロディは、
なぜか能力をすべてメイド業務に捧げ、完全無欠のオールワークスメイドへと変貌を遂げていた!
聖女不在で予測不能になってしまったシナリオは…、世界は…、
いったいどうなっちゃうの~~!?
ヒロイン? 聖女?
そんなことより
メイド
でしょ!
無自覚に運命をぶち壊す、勘違いお仕事ファンタジー!
【キャラクター】
(主要人物)
・メロディ・ウェーブ(セレスティ・マクマーデン)
CV:宮本侑芽
乙女ゲーム「銀の聖女と五つの誓い」のヒロインとしてこの世界を救う運命を背負っている少女である。
実は現代社会の転生者で本名は「瑞波律子」。
学問のみならず、芸術や家政、子どもながらに救命救急の技術さえ身に付けた規格外の天才。
そんな彼女を変えたのがとあるガーデンパーティーに出会ったパーラーメイドだった。これをきっかけにメイドについて歴史を学び、メイド服を作り、メイドに傾倒していった。
いわゆる「メイドジャンキー」
転生後もその思いは変わらず、実は自身が伯爵家との間に生まれた子どもだという事実を知ってからも、メイドになると決めるほど、メイドに対しての思い入れは強い。
本来は父親譲りの銀髪で特徴的な髪型であるが、素性がバレないように魔法で黒髪にしている。
メロディという名前も本名ではない。本名は上述の「セレスティ」。
高難易度の魔法スキルを要しているが、本人はあまり自覚していない模様。
結果、自分が行使した魔法やルシアナを守るために託した魔法があまりに効きすぎて、周囲に影響を与えるほどになってしまうことも。
・ルシアナ・ルトルバーグ
CV:
大久保瑠美
メロディが勤めることになるルトルバーグ家の令嬢である。
れっきとした伯爵令嬢であったが、非常に貧しいお家事情で、住んでいる屋敷も幽霊屋敷と呼ばれる屋敷に独りで暮らしていた。
周囲の貴族の評判もよろしくなく、「
貧乏貴族」と呼ばれていた。
過去に年配のメイドを雇っていたがぎっくり腰で引退。なんでもできるオールワーククスメイドを探していたところで、メロディと出会うことになる。
整った顔立ちで宝石のような碧色の瞳が特徴的な可愛らしい女性。
しかし、メロディが出会った当初は、身の回りのお世話をしてくれる人もいなかったのも相まって、綺麗なウェーブがかかった金髪はくすんでしまい、所々髪も乱れ、白い肌もかさつくというみすぼらしい格好をしていた。
後にメロディのおかげで、綺麗にして整えられた結果、可愛らしいお姫様のような容姿になった。
結果的に舞踏会で御披露目になった際には、「
妖精姫」と呼ばれもてはやされた。
原作ゲームの設定では、貧乏貴族の境遇故に、貴族たちから差別され、周囲から持ち上げられるヒロインに嫉妬して闇落ちする「
中ボス」ポジションだった。結果報われない立場だったのだが、ヒロインであるメロディが彼女の専属メイドになったことで立場に大きな変化が訪れた。
メロディとの仲は良好で、スキンシップも多い。
「あら、私に抱き着かれるのもメロディの仕事のうちよ。だってあなたは、ルトルバーグ家の全ての仕事を担うメイド -オールワークスメイドなんだから!」
アニメでデフォルメキャラになるとうさ耳みたいな耳がつく。カワイイ。
(王家関係者)
CV:天﨑滉平
テオラス王国の第1王子。
乙女ゲームでは攻略対象キャラである。
誰もが羨む中性的な容姿は女性だけでなく男性もときめいてしまうくらいに美しい、王国始まって以来の神童とされる。
実際に15歳にして既に定期馬車便の設立や低所得者を救済する商業ギルドへの働き掛けを行うなど実績を積んでいる。
そんな彼だが実は転生者で「銀の聖女と五つの誓い」の内容も把握している。転生前から幼馴染だったアンネマリーと共に聖女探しに奔走しているが、シナリオが変わったゲーム内容に翻弄する日々を送る。
転生前の名前は「粟田秀樹」。
CV:
日笠陽子
クリストファーの婚約者。燃えるような赤い髪のストレートヘア。凡庸な宝石では太刀打ちできないレベルの美しさを持つ翡翠の瞳。整った顔立ちとドレスで隠しきれないくらいのスタイルの良さも秘めた美しい令嬢である。
「銀の聖女と五つの誓い」ではヒロインを乏しめる「悪役令嬢」を演じることになるが、本作においては彼女も転生者であり、同ゲームのファンである。よって、劇中でも悪役になることはなく、推しであるヒロイン(メロディ)や細マッチョイケメンであるレクトを生で拝みたいと夢見ている。婚約者であるクリストファーに対しては転生前から幼馴染の腐れ縁だったため、外面では想像つかないようなボケとツッコミの応酬を繰り広げることが多い。なお、2人とも結婚する気はゼロである。(クリストファーにいたっては、アンネマリーのようなボンキュッボンの女性よりも、清楚でスレンダーな体型の女性が好みだという)
転生前の名前は「朝倉杏奈」。
CV:大野智敬
乙女ゲームの攻略対象者で宰相の嫡男である。
長く伸びた金髪。物腰柔らかで知的な雰囲気を持つ男性である。
女性人気もそれなりに高いのだが、権力目当てなどですり寄って来るのも多く、
女性と接するのを辟易していたところがある。
そんな時に馬車旅をしていたメロディと親しくなっていく。
王国へ到着した際には、彼女の仕事のために「商業ギルド」へ案内もしている。
不思議と彼女と意気投合して、後に再会した際には舞踏会に参加するルシアナのエスコート役を担った。
CV:
小野友樹
レギンバース伯爵に仕える護衛騎士である。
乙女ゲームの攻略対象者でもある。
フロード子爵家前当主の三男である。本来貴族の爵位は当主のみ与えられ、長男でないレクトは爵位を与えられないはずだったが、四年前にヴァナルガンド大森林で厄介な魔物を討伐した功績により、一代限りの騎士爵位が与えられている。21歳。
王国にやって来たメロディと出会っている。しかし、その際、レギンバース伯爵の命にて行方を探していたセレスティと何処か面影が似ており、気になっている。(最も本人であるから当たり前ではあるのだが)
見た目もよく、伯爵に仕えている有能ぶりから、女性人気も高い。
(ルトルバーグ家関係者)
・ヒューズ・ルトルバーグ
CV:手塚ヒロミチ
ルシアナの父親。娘のことを大事に想っている良き父親。
しかし、ルシアナを幽霊屋敷とも言えるルトルバーグ家の王都邸に送ってしまったうっかり者な一面もある(事前に確かめることをしなかった模様)。
このうっかりのせいで原作ゲームではルシアナは闇落ちして悲劇的な結末を迎えるのだが、本編ではメロディの登場により悲劇を回避していくことになる。
・マリアンナ・ルトルバーグ
CV:渡部恵子
ルシアナの母親。父親同様、娘のことを気にかけており、夫婦仲も良好。
夫とは幼なじみの間柄だった。
屋敷にいる時はメロディにお願いして常に分身を1人、傍につけてもらっている。
上述のように夫婦仲は良いが、浮気は許さないと夫を尻に敷いているところがあるのだとか。
・マイカ
CV:
諸星すみれ
ルトルバーグ家のメイド見習い。
孤児院出身の10歳くらいの少女。実はクリストファーの前世の姿である秀樹の妹である。これで「銀の聖女と五つの誓い」のシナリオも把握しており、屋敷で働きに来た際には、メロディがヒロインであることを看破してしまった。
複雑な心境を抱きながらも、メロディをメイドの「先輩」として慕っている。
(ルシアナの友人)
・ベアトリス・リリルトクルス
CV:
水野朔
リリルトクルス家の令嬢でルシアナの幼馴染。
貴族令嬢ながら、はきはきとした言葉使いが特徴的である。
・ミリアリア・ファランカルト
CV:小坂井祐莉絵
ファランカルト男爵家の令嬢でルシアナの幼馴染。物腰豊かで丁寧な言葉使いが特徴的である。
ベアトリス共々王立学園でも親しい仲である。
・ルーナ・インヴィディア
CV:中村桜
インディヴィア伯爵家の長女である。学生寮ではルシアナとは隣の部屋。
これが縁で彼女と仲良くなる。控え目ながらも清楚な令嬢。
実は舞踏会で可憐に振る舞い、周囲の人々にチヤホヤされるルシアナを密かに嫉妬していた。そうした負の感情が魔王の魔力に魅入られ闇落ちして強大な魔力を有してしまった。
陰でルシアナに対して生徒への嫌がらせや教室を荒らす犯人に仕立てるという嫌がらせをしてクラスの中で孤立させようとした。
最終的にはメロディの魔力を授かったルシアナの魔法に圧倒され、魔力も浄化されてしまうことになる。
(魔王関係者)
・グレイル
CV:仲村宗悟
聖女(メロディ)の力によって依り代を破壊されて、ルトルバーグ家に住み着くようになった仔犬である。
メロディのおかげで以前のような邪悪な感情は有しておらず、悠々自適な日々を過ごす。
・ビューク・キッシェル
CV:堀江瞬
舞踏会の際、突如襲撃をかけてきた少年。
元々は奴隷で、重たい過去を持っている。この奴隷としての積み重ねがやがて歪んだ感情を熟成させ、魔王に魅入られてしまうことになってしまう。
(その他)
・セレナ・マクマーデン
CV:
花澤香菜
メロディの実母。かつてはレギンバース伯爵家でメイドとして働いていた。
そこで、跡取り息子のクラウドと恋仲になるのだが、当時の伯爵にそのことを知られ、暇を出されてしまう。
その際メロディを身ごもっていたが人里離れたところで、メロディを育てることを決めていた。
しかし、流行り病で死去してしまう。後に遺言書にてメロディに事情を伝え、彼女にメイドとして生きるか、貴族令嬢として生きるか選ばせた。
担当声優はアニメのナレーションも担当している。
【テレビアニメ版】
2026年7月~9月にかけてテレビアニメが放送されている。
原作なろう小説でいうと第2章の話までをベースにしている。
メロディ役を演じた宮本氏は、アフレコ現場は和気藹々としたものであったと述べている。また、アンネマリー役の日笠陽子氏が現場のムードを作ってくれたとも述べている。
監督は村川直哉。
シリーズ構成は根元歳三。
アニメーション制作はEMTスクエアード。
OP:「マデュアル⇔ハート」
メロディ(宮本侑芽)とルシアナ(大久保瑠美)によるオープニング。2人の軽快な掛け合いがポップな感じを演出する楽しいOP。
ED:「ハンドメイド」
仲村宗悟によるエンディング。
ガタキリバコンボの如く魔法で分身するメロディを始めとする周囲のキャラをデフォルメで描いている。
追記・修正をお願いします。
- 誰が呼んだかガタキリバメイド。好き -- 名無しさん (2026-09-17 01:34:58)
- OPが2026年夏季アニメで一番テンション高くて好き -- 名無しさん (2026-09-17 07:10:07)
- たかの宗美さんの派遣社員山田のり子や有閑みわさんに通じるものを感じる。そしてメロディ・ウェーブって流星のロックマンのFM星人っぽい名前だなあ -- 名無しさん (2026-09-17 07:19:00)
最終更新:2026年09月18日 01:14