匿名性(ネット用語)

登録日:2011/05/29(日) 18:25:06
更新日:2023/09/08 Fri 16:42:24
所要時間:約 6 分で読めます





( 0w0)ダリナンダアンタイッタイ…

●匿名性とは
個人情報を秘匿して物事に参加・発言できる事、と言えば大体意味はあってる。

そして我々の多くが利用するインターネットもこのアニヲタwikiもこの「匿名性」の場所である。


ネット用語として
インターネットとは説明するまでもなく「不特定多数の他人」の集合場所である。

勿論一部のサイトは例外であるが多くは「匿名性」という防壁に護られた、個人の情報を開示しない場所であるとされている。

これは勿論利用者個人の、又は家族、その他属する集団の安全を「不特定多数の他人」から護る為である。
世の中には「他人の情報が欲しい」というよからぬ事を考える輩が多数いる。

真面目な話これは

「好きなあの子の事が知りたい!」

とかいう考えとは比べ物にならない程危険な事である。
極々稀にかなり「愛情表現が下手」な輩は上記のでも大事件を起こすが

ネット上で関わりの深い「自己主張」とこの「匿名性」の関わりも含めて、以下で解説したい。


○前提条件
上記のように「匿名性」は安全の為の配慮である。企業などの特例もあるが、少なくとも多くの民間個人はそうであるだろう。

しかし加害者被害者も匿名してしまう欠点も持つため、それはネットを忌避する原因ともされている。
それは匿名だからと公然とした場では善しとされない事柄を声高に主張する輩がいるからである。

そうなるとネットにのめり込む人物がでてくる。
つまり普段抑圧された自分を開放しようとしちゃうのだ。

「この世界でなら俺は主張できる!」

という必要ではあるかもしれないが心なしか地味に虚しい欲求を解放するためにのめり込むのだ。

場所、つまりサイトの質や掲示板などの所では上記のように平時ならはばかれる言葉が特に顕著に溢れやすい。
この

「自分の情報が一切開示されない」

という「前提条件」は不満を吐き出す場所の無い個人にとって重要と取れるだろう。

しかしそれには多くのデメリットが存在する。


○危険性
世の中には自分の犯罪行為の獲物を探す外道も存在する。
ぶっちゃけ「犯罪者の安全」も護ってしまう以上、誰しも「獲物」に成りうってしまう。

これが「一番多いリスク」だろう。

しかしそんなにはデカくなくてもデメリットとなることがある。
それが精神的苦痛である。


●悪意と自己主張
匿名性である中で稀に異様に自己を誇示する阿呆…じゃなかった、人物が稀に現れる。

ここはアニヲタwikiなのでここで分りやすく言うと

1.コテ名を付ける。

2.そして異様に主張の強い書き込みをかなり声高にする。

この2点が揃う。
1に関しては普通にある事かもしれないが2みたいに

「もっと俺の主張聞けよ!!」

みたいなレベルまでいくと当然ただの迷惑行為になりうる。

これらは主張が少ない匿名性だからこそ起きやすく
「もっと俺を知って欲しい」、「もっと俺の意見に賛同して欲しい
こういう過度な自己主張の欲求が捻れた結果表れる。

また、この自己主張の中には

俺はこいつが嫌いだ!!俺の意見に皆賛同しろ!!

という人を従わせたい、認められたい悪意が暴走して過剰な叩きやアンチ活動に繋がることもある。

他にも

俺はこの作品が好きだ!!皆もそうだよな!!

という答えは聞いてない迷惑行為に繋がることもある。

又、アンケートなどでの内輪受けしかしない過剰な工作行為をやらかしたり悪感情を煽ったりする悪質行為や××な馴れ合いにも繋がる。
匿名性にはこういう不便性もある。


○最後に
世の中には
善意の匿名性
というものがある。

誰かが知らないうちに花の手入れをしていたり、名乗らず人助けを行うという、尊いと言ってもいい行いの事である。

名乗る程のモンじゃございやせん……

通りすがりの仮面ライダーだ

どうせ匿名性ならこっちの方が断然自己満足度が高いのではないだろうか。

そんなことも思ったりするものである。


追記・修正は機種名以外匿名でお願いします。




アニヲタ「!?……あの××項目が良項目に!?一体誰が!?」

編者「……名乗る程の者じゃございやせん……」

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最終更新:2023年09月08日 16:42