登録日:2025/10/24 Fri 23:54:55
更新日:2025/10/25 Sat 00:05:41NEW!
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R-PEN/5H(アールペンファイブエイチ)とは、ゲーム『
Splatoon』に登場するブキの1つである。
本来の正式名は半角の「/」だが、本サイトのシステムの都合上、項目名は全角の「/」になっている。
概要
初出は『
3』。2022年のChill Seasonで登場した
チャージャー。
消しゴム付きの鉛筆がメインモチーフだが、他にもカラーペンやロケット鉛筆など様々な文房具の要素を取り込んでいる。愛称はアールペン、アルペン、鉛筆、ロケット鉛筆。
単発火力が低めな代わりに、
フルチャージで5発の弾を連射できるクセの強い特性をもつ。インクを固形のカートリッジにすることで実現しているのだとか。
性能
最大射程は非常に長く、なんと
スプラスコープをわずかに上回るほどだが、目玉はなんといってもフルチャージで5発の弾が装填されることだろう。
チャージを終えた後にボタンを離すと1発目を発射し、その後続けてボタンを押すと2発目、3発目、……と最大5回連続で射撃することが可能。残り弾数は照準の外側に表示される分割線の数で把握できる。
1発目を撃った後はチャージ状態がそのまま維持され、以降は好きなタイミングで次弾を発射できる。ただしチャージキープ機能はなく、弾をストックしている状態でイカになると残弾は消えてしまう。その際は
スピナーと同じく残弾の分だけ消費したインクが戻ってくる。
長所
チャージャーでありながら連射できることの恩恵は大きい。
まず、他のチャージャーと違い1発外してもすぐに2発目を撃ち直せる点。ここに限れば初心者にとっても易しく、全体的に敷居が高いものばかりなチャージャーの中では取っつきやすい部類と言える。
2つ目に、瞬間的な塗りがずば抜けている点。
単発の塗り範囲はチャージャーとしては標準的だが、5連射できるため広く長い綺麗な塗りを遠方までみっちり残すことができ、フルチャージに限って言えばチャージャー中でダントツの塗り性能を誇る。
連射速度もさすがに某企業の違法改造品ほどではないが結構速く、遠くから安全に素早く地面を塗ることが可能。一般的な中射程以下のブキでは触りにくい場所までナワバリを広げられるのは優秀で、スペシャルの回転率もチャージャーの割には高め。
また、チャージ状態でもヒト速とジャンプ力が低下しづらいという便利な特徴もあり、弾避けをしながら射撃できる。ヒト状態を晒す時間が長い本ブキにとってありがたい仕様だ。
短所
他方、それ以外に目を向けると大きな欠点が目立つ。
フルチャの単発火力は68ダメージと、
14式竹筒銃と同じく
1発で敵を倒すことができない。340ダメージを5回に分けて撃てると言えば聞こえはいいが、キルを取るには2発続けて当てることが要求される。
しかし、この射程のブキで遠くの動く的に2ヒットさせるのはなかなか至難の業。特に
こいつや
こいつのようなかなりスピーディーに動けるブキに当てるのは困難。
弾の当たり判定が若干大きいという隠れた長所もあるものの、単純なキル性能ではやはり1発当てた時点でケリをつけられる他の一般的なチャージャーに軍配が上がる。
リッター系やスプラチャージャー系との撃ち合いになると苦戦は避けられない。
それに加えてフルチャージに要する時間も
ソイチューバーとほぼ同等とかなり長く、こちらに近づいてきた敵の前中衛にフルチャを構えるのも難しい。
おまけにインク効率も劣悪。5発装填する都合上しょうがないとはいえ、
1度のフルチャで35%もの莫大なインクを消費してしまう。なまじ連射が速い分、考えなしに撃ちまくるとハイドラントのフルチャージ並のインクを超高速で溶かすことになり、あっという間に弾切れに陥ってしまう。
このため
瞬間的な塗りは得意だが、継続的な塗りは苦手という
ダイナモローラーなどと同じ弱みを抱えている。
加えて、弾が貫通しないのも細かいが無視できない要素である。一見大した欠点に思えないかもしれないが、これのせいで味方の近くに居る敵を狙った際に弾が味方に当たって消滅するという厄介な事態を引き起こすことがある。
ノンチャージと半チャージの性能が低いのも留意しなければならない。
ノンチャージは40ダメージのため接近戦を仕掛けられても応戦できなくはないが、フルチャとは裏腹に塗り性能が非常に貧弱であり、とっさの塗りを作り出すのがとても苦手。
威力は40ダメージなので、半チャージの60ダメージと組み合わせれば2発で敵を倒すのも可能……と言いたいところだが、先述のようにそもそもチャージ時間が長いせいで近距離の自衛策としてはあまり有用ではない。どちらかといえばフルチャのみか、フルチャを当ててからノンチャを当てる方が実用的だろう。
端的にまとめると、瞬間塗りがとても強い代わりにキル力がおざなりというチャージャーらしくない風変わりな性能となっている。
運用
このブキは他の長射程チャージャーと違い、遠くから狙撃キルを重ねていく立ち回りには向いていない。
実戦でもキル性能は甘く見られがちで、リッターなどに比べて射線を向けていても敵が気にせず行動することも多い。ただ銃口を向けるだけでは他のチャージャーほどの圧力を掛けられず、たとえ1発当てても取り逃がすのはしょっちゅうだ。
ではR-PENの強みは何か。それはキルではなく、優れた塗りと削り、そして長射程をイカした遠くからの援護射撃である。
実はチャージャーには、あえてフルチャではなく半チャを当てることで味方と交戦中の敵を手早く削るという小技が存在する。フルチャまで待っていると味方を死なせてしまうかもしれないが、半チャならそれより早くカバーでき味方の生存に繋げられるためだ。
68という絶妙な火力と強い塗り、全ブキでも3番目に長い射程をもつR-PENは、まさにこの立ち回りにうってつけ。
長射程らしく後方に陣取り、前線の味方を襲う敵に優先して攻撃を当てる。そうすれば味方はあと1、2発当てれば敵を倒せるようになり、手負いならそのまま自分がキルできるとどちらに転んでも得。なお、敵を撃つときは味方に弾が吸われないように注意すべし。
もし壁などが邪魔で敵を狙えないようであれば、強い塗りで敵の足元を奪ったり味方の足元を塗ったりしてサポートしよう。盤面が有利になれば味方も戦いやすくなるぞ。
地面を広く塗るのも大事な役割。この射程で高い塗り力があるのは唯一無二であり、相手チームにとっては手を出しづらい場所から延々と塗り広げを行うR-PENは厄介極まりない。こと塗りに関しては他のチャージャーや後衛ブキよりも優位に立てるため、ナワバリやガチエリアの塗り合いでは目覚ましい活躍ができる。
インク管理のシビアさは避けられない問題だが、先述のように発射せずイカになれば残弾分のインクが戻る。状況に応じて活用しよう。
なお、外した隙を連射でカバーしやすいといっても、狙った先に当てるためのエイムは必要不可欠。
チャージャーである以上、勝敗に直結する重要な局面でキルを取らなければならないこともある。いくら後方支援が役割だからといって、肝心なときにキルを取れないと勝ち筋を取りこぼしてしまうし、そもそも弾を当てられないようでは肝心の削り役もこなせず話にならない。
しかし1発でも当てさえすれば、「所詮は鉛筆」などと侮っている敵に自分を警戒させ、長射程チャージャー特有のプレッシャーを相手チームに与えられる。後衛である自分がヘイトを集めれば他の味方が動きやすくなるため、そういう意味で本ブキもエイムが重要なのだ。
性能の項で「すぐ撃ち直せる点は初心者向き」と述べた。しかし実戦で活躍するとなると、ただキルを取れば最低限の仕事になるスプチャやリッターと違い、味方の動きを把握して的確な援護を差し込みつつ塗り広げを行い、拾えるキルもしっかり拾うと、普通のチャージャー以上にやらなければならないことが多い。
そのためR-PENは初心者向けというより、チャージャーで安定してキルを取れるようになったプレイヤーに新たな戦い方を提示する、むしろ中~上級者向けのブキと言える。性能も独特である以上、入門用としてはこれよりもスプラチャージャーが無難だろう。
それでももし使いたいのなら、サポート役の立場に甘えず日頃の練習を欠かさぬようにしよう。
歴史
このブキを解説する上で外せないのはコミュニティでの扱いの変化だろう。
スプラ3初の新規メインウェポンの1つとして、スプリンクラーにエナジースタンドという構成で追加されたR-PEN/5H。同期の
スペースシューターや
ワイドローラーがそのあまりに貧弱な性能から
悪い意味で話題を呼んでいた中、このブキの扱いはどうだったかというと……
であった。
当時はリッター4Kがチャージャーで唯一、そして最強とも謳われるほど環境を席巻し、シャープマーカーやスクリュースロッシャーと並んでとてつもない存在感を見せていた。
とりわけR-PENにとって障害になったのは、通称「ペナリッター」こと復活ペナルティアップのギアパワーを採用したリッター。当時の復活ペナルティアップはエナジースタンドの復活短縮効果を打ち消すことができたため、エナスタ持ちのブキにとってはまさに天敵と言える存在だった。
そんな中で登場したR-PEN/5Hは、リッターに射程負けしている上にキルの確実性が低く、せっかくのスペシャルウェポンであるエナジースタンドもいとも容易く無力化されてしまうという非常に厳しい……というか、誤解を恐れず言えば使う理由が無いと多くのユーザーに見なされていた。
しかもなまじチャージャーという門戸の狭いカテゴリ故か、まだ興味を持ったプレイヤーが度々使うこともあったスペシュやワイロラに比べ、R-PENは強弱以前にそもそも使うイカタコ自体がほとんどおらずネタにすらされないという、ある意味で他の2つ以上に悲惨な立場に置かれたのである。
そして2023年春のFresh Seasonになると、リッターに対抗できるスプラッシュシールドとリッター以上の盤面制圧力をもつトリプルトルネードを搭載したスプラチャージャーコラボ系が実装。これによってただでさえ目立たなかったR-PEN/5Hはますます苦しくなり、もはや大幅な環境変化が起きない限り希望の芽は無いように見えた……。
だが潮目はゆっくりと、しかし着実に変わりつつあった。
R-PENの惨状を見かねた運営は、アップデートで度重なる強化を施していった。
まずは最大ダメージの増加で、元々60だったのが68にアップ。そこをいじってどうなるのと思われるかもしれないが、この強化により他のブキと協力して疑似1確を決めるプレイが決まりやすくなった。スプラシューターとR-PENが1発ずつ当てれば敵を倒せるようになった、と言えば強化されたのがわかるだろう。
次いでインク消費量の軽減、チャージ中の機動力アップと取り回しが改善され、エナジースタンドも復活ペナルティで無力化できなくなったり、効果時間が伸びたりと、徐々にではあるが全体的にパワーアップしていく。
その甲斐もあり、やがてエナジースタンドのポテンシャルの高さが上位帯のプレイヤーたちに気づかれていく。ゲームスピードが速く対面が重視される本作で、エナスタの死んでも一瞬で復活できる効果は大きな意味を持ち始めた。
そうして白羽の矢が立ったのが、スプリンクラー持ちでメインの塗りが強く、エナスタを高回転で溜められるR-PEN/5Hだったのだ。
リッターを押して上位帯で採用されるようになったR-PEN/5Hは、瞬く間に界隈全体へ流行。中でもガチエリアでは、エリア塗りとスペシャル溜めを両立できることからリッター以上の活躍を見せていく。
代表的なのはナメロウ金属のエリアで、R-PENが自陣からフルチャ連打するだけで簡単にエリア維持ができてしまう。
Xマッチの仕様変更でリッターとマッチしやすくなったのも流行に拍車を掛けた。一見するとおかしな話だが、この頃にはエナスタの強化ですでにペナリッターの台頭は鳴りを潜めていた。
いくら復ペナで抜こうが文字通りデスのペナルティを踏み倒してくるのである。エナスタの有無で有利不利が分かれるとさえ言われ出した環境下で、もはや復活ペナルティはメリットよりデメリットの方が目立ち始めたのだ。
加えてチーム全体のパフォーマンスを底上げするエナスタに比べ、スペシャルのパワーが弱いリッターはむしろ評価を落とし、リッターよりもR-PENが味方に来た方が勝ちやすいという風潮も上位帯を中心に生まれていった。
こうしてリッターと入れ替わる形でR-PEN/5HはXマッチ、特にガチエリアで誰もが認める環境ブキに躍り出た。実装からちょうど1年が経った2023年末頃のことであった。
実装当初からこれほど大きく評価が変わったブキも他にそう無いだろう。
ただここまで読めばわかるように、このブキが環境入りした理由はメイン性能よりもエナスタの方が大きい。
実際、5Hの環境入りとほぼ同時期に追加された亜種のR-PEN/5Bは、5Hが2025年現在も環境に君臨し続けているのとは対照的にかなり地味な扱いを受けている。
運営もエナスタの回りやすさが目に余ると判断したのか、後にスペシャル必要量が200から210、さらに220と全ブキで最も高い値に調整した。
さらに安全圏からエリアを延々と塗り続けられる点も問題視し、スペシャル回転率を落とす目的も兼ねてメインの塗り性能も2度にわたって弱体化し、v10.0.0時点では以前と比べて明らかにフルチャの塗りが細くなっている。
それでも依然として5Hは環境上位を維持しており、エナスタかメインに何かしら大きな変更がされるか、環境の大幅な変化が無ければ立場は変わらないと思われる。
いずれ5Hが環境から落ちるときが来るのか、今後の調整から目が離せない。
ブキセット一覧
【Splatoon3】
・R-PEN/5H
サブウェポン:スプリンクラー
スペシャルウェポン:エナジースタンド
解放ランク:14
初実装。カラーリングは青で、青鉛筆とも呼ばれる。
メインとサブでとにかく塗り続け、スペシャルのエナジースタンドをひたすら回して味方を下支えするという後衛の立ち回りにマッチした構成。
多くのエナスタブキは短~中射程であるため抱え落ちのリスクが高い一方、後衛のR-PENはその心配があまりなく安定してエナスタを供給できる。後に同じ長射程でエナジースタンドをもつRブラスターエリートWNTRが登場しているが、回転率ではR-PENが優位。
前述の通り塗りとスペシャル溜めの両立が強力だが、度重なる弱体化でスペシャルptがかなり増えてしまい、現在はきちんと意識して塗らないと溜めづらくなっている。
スプリンクラーが付いているが、塗りは元々メインで間に合っているので相性は微妙。囮や接近戦の誤魔化し、とっさの足場確保や壁塗りで使うことが多い。
・R-PEN/5B
サブウェポン:スプラッシュシールド
スペシャルウェポン:アメフラシ
解放ランク:19
2024冬 Chill Seasonで追加。カラーリングを赤に変え、キャップにステッカーを貼ったマイナーチェンジ版。赤鉛筆と呼ばれることが多い。
サブのスプラッシュシールドで自衛力が高まり、スペシャルのアメフラシで比較的相手を退かしやすくなった。
アメフラシはメインとの相性が抜群で、併用すればより味方へより強力な支援ができるだけでなく、範囲内に居る敵を簡単に仕留められる。範囲内のヒト状態の味方の回復速度を上げる効果もあり、バフとデバフで戦況をコントロールする様はさながら魔法職。
ただ、シールドとメインを併用すると凄まじい勢いでインクが枯渇するため乱用はできない。また、アメフラシとのコンボも狙った敵にしっかり当てるエイム力が前提であり、味方への依存度が下がった代わりにより自分の技量が求められる。
5Hに比べると人気が低いものの、アメフラシ付きのチャージャーとしては前作のリッターと違う趣がある。
相性の良いギアパワー
とにもかくにもこれ。燃費が悪すぎて補正なしでは2回分しかフルチャージできないが、メイン効率をサブに1つ付けるだけで3回分まで可能になる。
サブも使うことを考えればもう少し積んでおきたい。
もっと効率的に動きたいならインク回復力アップも欲しい。
スピナーのようにヒト状態で撃ち続ける時間が長く相性が良い。
積んでおけば取り回しが良くなるだろう。
主に逃走用。特に後者は大量積みも視野に入る。
本来このブキはスペシャルの回転率が強みなのだが、5Hは調整で220、5Bはナワバリやエリアで脅威になることを想定したのか210とかなり必要量が多くなってしまっており、快適に使うにはスペ増が必須級。
とりわけ5Hはエナスタを主軸とする運用が強力なため、以前のように動きたいなら多めに枠を割かなければならない。
エナスタもアメフラシもインク回復に使えるので、スペシャルを使いやすくすることで燃費の改善にも繋がるぞ。
繰り返しになるが必要なスペシャルptが異様に多く、仮に抱え落ちしてしまうとメインの塗りをもってしても溜め直すのに時間がかかってしまう。
少しでも採用すればリスクを抑えられる。
エナスタはドリンクの効果時間が伸びる。全員に恩恵がありシンプルに強い。
アメフラシは持続時間が伸びるものの、引き換えにゲージロックも伸びて回転率が下がってしまう。
5H、5Bともにスペシャルの量より質を重視するならスペ増の代わりにこちらを使うのもあり。
ナワバリ、エリアで人気の高いギアパワー。発動すればR-PEN最大の弱みである燃費を大幅に軽減できる。
試合の流れによっては発動しないこともあり腐ってしまうが、それを差し引いても長時間の塗り合いが可能になる効果は無視できない。
発動機会が多くシナジーが高い。追撃で役立ち、倒せなくても戦況の把握がしやすくなって的確な行動を取りやすくなる。
長射程チャージャーなので使おうと思えば使える。
また、5Hはエナスタでこのギアパワーの効果を無効化できるため、ドリンク発動中は自身がノーリスクのまま相手にだけデスペナを押しつけられる。
だが、それはあくまでドリンクを飲んでいる間だけのこと。平時は逆に自分が倒されないよう慎重ならなければならない。
さらにあくまで自分がトドメを刺さないと効果が発動しないため、アシストばかりになってしまうと旨味が無くなってしまう。理論上は相性が良いものの、決定打を与えにくいメインで積極的にキルが取れる腕前が無い限りは机上論で終わるだろう。
腕前に自信のあるプレイヤー向け。
元々悪くない対物火力を上げてくれる。
ガチホコバリアがフルチャ弾5発で割れる他、カニタンクやスプラッシュシールド、グレートバリアなども壊しやすくなってサポート能力が向上する。
対物アメフラシはジャンプビーコンの破壊で大いに役立ち、地味に侮れない。
ここでも実装当初とそれ以降で評価が大きく変化している。
当初はフルチャージで180×5ダメージで、オオモノ処理では大きな問題は無かったものの、ドスコイ相手に3発もかかるというダメージ効率の悪さが足を引っ張り、他のチャージャーと比べ一歩劣る評価がされていた。
また、弾をストックした状態でイクラを納品したり発射台を使ったりすると残弾が消滅してしまう不具合もあり、使い勝手はあまり良くなかった。
しかしv4.0.0、フルチャの単発火力が240になったことで使用感が一変。
それまで効率の悪さ故に苦手だったドスコイを2発で倒せるようになり、積極的な間引きが可能になった。それだけでなく、総合火力がリッターの2倍である1200ダメージになったことでテッキュウをフルチャ1回分で処理でき、グリル発進やタツをはじめとするオカシラ戦でも削り役として大きな活躍を見込めるように。
テッパン処理などで余剰火力が出るのは難点だが、ノンチャとフルチャを組み合わせたり同僚と協力して倒したりすればさして気にならない。1体のみにフルチャを使うと火力過剰になるリッターと違い、ダメージを分割することで複数のシャケに無駄なく削りを入れられるのも良い点。
だが貫通性が無いのは明確な弱点で、他のチャージャーのようにフルチャでザコをまとめて処理するといった芸当はできず、コジャケや中シャケと相性が悪い。特にラッシュは鬼門だ。
チャージャーであるため囲まれると脆いのも注意が必要。
主に見るべき相手はドスコイやオオモノ全般。特にテッキュウやコウモリ、バクダンは優先して対応したい。中シャケやコジャケは味方に任せ、射程をイカして遠くからバシバシ狙撃しよう。ちなみに装甲付きのダイバーもフルチャ1回分でちょうど撃破可能。
またノンチャのダメージが高めなので、その気になればタワーの鍋も連打で素早く落とせる。近くで見かけたり他に見る人がいない場合は自ら処理に赴くのもあり。
遠征時はくれぐれもやられないよう気をつけること。
追記・修正はエナジードリンクをがぶ飲みしながらお願いします。
最終更新:2025年10月25日 00:05