唐沢(男子高校生の日常)

登録日：2012/03/22 (木) 16:28:53
更新日：2025/03/24 Mon 23:14:13
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ＮＯ！

唐沢としゆき
CV:小野友樹

真田北高校の生徒。
メインであるタダクニたちのクラスメイトであり、同生徒会のメンバー。
数少ない常識人であるが、常に帽子を被っている。

自らがギャグ要員になることはあまりない。全体を通して、困った状況をなんとかするキャラ。
ただジョークを言ったり奇行に走ることもたまにあったりと堅苦しいわけでもない。

例

海に遊びに行ったときにいい旅館を探して予約してくれている（最初から周囲からの信頼が厚く流石と評されている）

文化祭で会長同士のマジバトルを一演目として処理する

鉢が顔について困った友人に対して蜂もろとも殺虫剤を散布

女子高生の先輩達の喧嘩を自分の傷跡を見せて止める

…etc

生徒会長を守るための気を逸らす策として、口を動かさず猫の鳴き真似をする器用な芸当も見せている。

そんな彼だが基本的に如何なる時でも帽子を取ることはない。

友人たちとその妹に襲撃されようと
海に泳ぎに行こうと
あまつさえ温泉に入っていようと…

鋭い目付きを隠すためかと思いきや…、額にある大きな傷を隠すためである。
特におおっぴろに話すことでもないので、異常の登場人物を除けばほとんどの人物がこのことを知らない。

この傷は小学生の頃、お隣に住んでいるアークデーモンこと羽原によって、いじめの末つけられたもの。
ただこの傷への関与はしていないみたいだがヤナギンと生島も傷を見た途端に何かを思い出して謝っているため、当時のいじめには彼女達も関わっていたと思われる。

この経験は完璧とも言える唐沢にトラウマを植え付け、いまだに彼女を苛み続けている。
その証拠に、羽原が近くにいる時は(自衛のため)必ず両手をフリーにする、トラウマによる恐怖のあまり吐いたり笑いかけられると脂汗を垂らすなどの症状が見られる。
他にも体を触られた時は(自衛のため)胸ポケットのボールペンに手をかける、彼女から返却されたもの*1は何かのスプレー(アルコールか何か?)をかけたりする。

スプレーのことを考えるにアークデーモンは直接的な暴力以外も何がやっていた可能性がある。
誰に対しても紳士的に対応しているのに羽原にだけは異常に辛辣な台詞を吐いたり、自分のことを気にされるとそういうのまじで止めて等とお願いしたりする。

地域的に酷いとしか言いようがない高校揃いの中、
(外見以外)マトモ且つ凄腕の生徒会に所属しており、他のメンバー共々生徒会に関係ない仕事もしっかり引き受けたり期待以上の働きぶりをしていたりする。

しっかりNOと言って断ることが大事だ、もう変な仕事引き受けて来るなという旨の文句に対し、
「NO」ときっぱり返したことがある。
この一言からも即座に皮肉で返す知性、困ったものを見過ごせない優しさなど様々な面が推し量れる。

その人柄や能力などから交友関係も異常に幅広く、ヤナギン(別の学校の生徒)にヤナギンの友人からの苦情を伝えていたりする。
この時のヤナギンのパーソナルスペースを無視した振る舞いやまるで挨拶の様に発した「あんたって何フェチなの？」という質問に対して「お前はキモイな」と返答するなど、台詞の切れっぷりも凄まじい。

腕っぷしも強いようで、中学まで空手を嗜んでいたヤナギンの攻撃を容易くいなしている。
ただ流石にタダクニの妹に両腕を掴まれた際には一方的に力負けしている。

その一方でたまに見せる奇行では、過去のことを許す条件にヤナギン、生島、アークデーモンに筋〇バスターをしようとしたことがある。
１人目のヤナギンに屋根からキン〇バスターを放ったところ衝撃がほぼ全て自分にきてしまい鼻血(原作では耳血も)を流して気絶してしまった。

劇中ではそこがオチで終わっているが原作カバー裏では満身創痍ながらも生島にもキン〇バスターをお見舞いしていた。
こんなところからも一度決めたことを貫くという信念の強さが垣間見える。

最後に恐らく力尽きたためアークデーモンにはキン〇バスター出来ず彼女の前で倒れている。

この度、サイト上で行われていた人気投票で１位を獲得した。
しかし２位にはあの羽原がランクイン…
更に異常後半にてとうとう明確に羽原に好意を持たれていることが判明し、
それはアークデーモンの話題が出る度に泣きじゃくっていた今の羽原が恋心を笑った相手に殺意を向けるほど本気だったことも判明。

異常最終話においては唐沢が階段に落ちかけたところを羽原がかばって大怪我を負ったため、
何となく過去のあれがプラマイで帳消しになったような雰囲気になってしまい、一方的に羽原が悪いという関係性が変わってしまう事態に陥る。
そして羽原に悪意があるかどうかは不明だが、その一挙手一投足に唐沢はより怯えることになり……

果たして彼は悪魔の手から逃れられないのだろうか…

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