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ハロウィンIII

登録日:2026/10/31 (土) 11:49:00
更新日:2026/11/01 Sun 16:13:43NEW!
所要時間:約 5 分で読めます





HALLOWEEN III
SEASON OF THE WITCH



『ハロウィンIII』(原題:Halloween III: Season of the Witch)は、1982年公開のアメリカのホラー映画。配給はユニバーサル。
興行収入は1440万ドル。

概要

ハロウィンシリーズにおける第3作目であるが、過去作の『ハロウィン』『ハロウィンII』とは繋がりを絶っており、あのマイケル・マイヤーズも登場しない。
殺人鬼との攻防から呪術を主軸としてSFや陰謀劇を組み合わせたストーリーへと大胆に路線変更が成された作品である。
製作のジョン・カーペンターとデブラ・ヒルは本作を機にハロウィンの日を舞台とした毎回違う内容のシリーズを展開しようと構想していたが、この路線変更は過去作のファンには定着せず、興行成績は失速。次回作からはマイケルとの攻防を主軸としたストーリーへと逆戻りとなった。
こうしたこともあってシリーズファンからの評判は芳しい方ではないが、その一方で恐怖表現や古代の呪術と現代技術を結びつけた独特の発想など評価されている点もあり、ただの路線変更の失敗作と一蹴するには惜しい作品である。

スタッフ

監督:トミー・リー・ウォーレス
脚本:トミー・リー・ウォーレス
製作:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
製作総指揮:アーウィン・ヤブランス、ジョセフ・ウルフ
音楽:ジョン・カーペンター、アラン・ハワース

あらすじ

ハロウィンを目前にした北カリフォルニア。玩具店主ハリー・グリムブリッジが、ハロウィン用マスクを握りしめた状態で病院へ運び込まれる。医師ダニエル・チャリスが診察するが、ハリーは侵入してきた男に殺され、その男も車内で焼身自殺を遂げる。
ハリーの娘エリーとチャリスは、マスクを製造するシルバー・シャムロック社を調べるため、工場のある町サンタ・ミラへ向かう。

登場人物

ダニエル〈ダン〉・チャリス

(演:トム・アトキンス)
主人公で中年の医師。
離婚歴があり、元妻リンダとの間に二人の子供がいる。
搬送されてきたハリー・グリムブリッジを診察するが、ハリーは病室で殺され、犯人まで車内で焼身自殺するという怪事件に遭遇。その異様さを放っておけず、ハリーの娘エリーと調査を始める。
私生活では酒好きで女性関係にもだらしない一方、事件に対しては行動力と責任感を見せる。

エリー・グリムブリッジ

(演:ステイシー・ネルキン)
ヒロイン。
ハリーの娘で父の不可解な死に納得できず、ダンとともに事件を追う。

コナル・コクラン

(演ダン・オハーリヒー)
シルバー・シャムロック社の経営者で、本作の黒幕。アイルランド系の人物で、玩具や悪戯用品の製造によって成功し、工場のあるサンタ・ミラでは有力者として扱われている。
表向きは子供にも親しげに接する温厚な紳士だが、裏では古代の呪術と電子技術を組み合わせ、ハロウィンの夜に大規模な生贄の儀式を実行しようとしている。

ハリー・グリムブリッジ

(演:アル・ベリー)
玩具店を営んでいる男性。シルバー・シャムロック製品の仕入れに関わっている。
冒頭では、カボチャのマスクを抱えてスーツ姿の男たちから逃走。ガソリンスタンドに助けを求め、運ばれた先の病院で大勢の人が殺されると警告するが、詳しい事情を話す前に暗殺者によって亡き者にされる。

テディ

(演:ウェンディ・ウェスバーグ)
ダンの知人で検視・鑑定に携わる女性。
ダンの依頼を受け、ハリーを殺したあとに焼死した犯人の遺留物を調べる。しかし、人体があったことを示す骨や歯が見つからず、機械部品ばかりが残っていることに疑問を持つ

リンダ・チャリス

(演:ナンシー・キーズ)
ダンの元妻。
子供との約束を守らず、仕事や自分の都合を優先しがちなダンに不満を抱いている。

マージ・ガットマン

(演:ガーン・スティーヴンス)
サンフランシスコで店を営む女性。注文の不手際などに不満を抱き、商品の受け取りのためサンタ・ミラを訪れる。
マスクから外れた社章の裏側をヘアピンで調べたところ、内部の装置が誤作動。顔に致命傷を負って死亡し、遺体は会社側に運び去られてしまう。
マスクそのものに異常な仕掛けがあると、観客に初めてはっきり知らせる犠牲者である。

アンドロイド

コクランが作り出した、人間そっくりの機械たち。スーツ姿で現れ、監視、追跡、殺人、警備などを行います。表情や反応に乏しく、ためらうことなく命令を実行する。

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最終更新:2026年11月01日 16:13