登録日:2025/11/19 Wed 16:30:27
更新日:2025/11/19 Wed 17:13:13NEW!
所要時間:約 5 分で読めます
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』とは、日本のライトノベル。略称は『補助魔法』。
【概要】
『小説家になろう』にて2020年10月11日から連載中。作者はアルト。
書籍版は講談社Kラノベブックスより刊行中。既刊5巻。イラストは夕薙。
いわゆる『追放モノ』の一つだが、主人公は本編以前から高く評価されていたが追放した奴がそれを信じず、様々な無理難題で得意な魔法を使わせてもらえず苦手な魔法に専念せざるを得なかった主人公を、その条件の上での戦いっぷりだけ見て追放する、という流れになっている。
ざまあ展開は早々に終わり、以後は闇ギルドとの戦いがストーリーの中心になっていく。
【あらすじ】
ガルダナ王国で宮廷魔法師を務めていたアレクは、所属していたパーティーのリーダーであるレグルス王子から「補助魔法しか使えない役立たず」と誤解され、パーティーと宮廷から追放されてしまう。
茫然自失としていたアレクは学生時代のパーティーメンバーであるヨルハと再会し、彼女に誘われて当時のパーティー『終わりなき日々を』へと戻るのだった──。
【用語】
世界にいくつか点在している迷宮。基本的にはそのダンジョンがある国が管理している。
4人以下のパーティーでないと入ることが出来ず、他にもダンジョンごとに様々な制約が課せられている。
中には様々な魔物が生息しており、フロアボスと呼ばれる魔物を倒すことで下の階層に進める。
フロアボスがドロップする石。該当するフロアボスの核石を持っていれば、途中のフロアボスと戦うことなく下層に進める。
一つのパーティーが持てる核石は一つだけで、それ以上持っているとダンジョンから帰還した際に全て壊れてしまう。
ダンジョンから出土するお宝の一種。
明らかに人造品であるにも関わらず制作方法が一切不明で、ダンジョンから出てくる以外何一つわかっていない武器や道具。
強力な権能を持っており、
魔法を教える学校。6年制。首席で卒業した者には宮廷魔法師となる資格が与えられる。
戦闘実習の一環として、ダンジョン攻略がある。
アレクが宮廷魔法師を務めていた国。
表向きは貴族と平民の平等を謳っているが、実際には貴族には根強い選民思想があり、古い慣習に縛られがち。
ガルダナ王国北端に隣接する国・ノースエンドにある都市。
ダンジョンが数多く存在する世界的にも稀有な都市で、その難易度も非常に高い。
【登場人物】
◆終わりなき日々を
アレクが学生時代所属していたパーティー。
当時の同期トップ4で結成したパーティーで、それまでの魔法学院生徒によるダンジョン最高踏破記録である37層を大幅に塗り替える68層という踏破記録を持つ。
卒業後、アレクはパーティーを抜けて宮廷魔法師の道へと進んだが、メンバーはこの4人でなければならないとして代わりを入れずに3人で活動しており、パーティーランクもあえてAにとどまっていた。
CV:梅田修一朗
主人公。『終わりなき日々を』メンバー。
魔法学院で他3人の天才を差し置いて主席卒業し、学院はじまって以来の『神童』と呼ばれた実力者。
父親への仕送りと、師であるエルダスを追放した宮廷を変えるという目的のためにガルダナ王国で宮廷魔法師を務めていたが、ダンジョンに潜るレグルスのパーティーに入れられてしまう。
実力が足りないうえに我儘すぎるレグルスに様々な制約を課せられ、そのうえでレグルスを死なせるなという王命を守るために補助魔法に徹していたが、レグルスから役立たずと誤解され追放される。
その後再開したヨルハに誘われ、『終わりなき日々を』に復帰した。
宮廷魔法師時代は様々な制約を課せられ補助魔法に専念していたが、本来は攻撃魔法を最も得意とする。また剣術にも長けており、近距離・遠距離両方こなすことが出来る。
CV:久保ユリカ
『終わりなき日々を』リーダー。魔法学院でのアレクの同期で次席。
自他共に認める補助魔法特化の天才。
CV:田澤茉純
魔法学院でのアレクの同期で第3席。
基本は事なかれ主義だが一度火が付くと誰にも止められない。
回復魔法を得意とし、その他に攻撃魔法や弓術もこなせる。
CV:水中雅章
魔法学院でのアレクの同期で第4席。
ことあるごとに天才を自称する自信家だが、それに見合った実力を持つ。
大雑把な性格であるため、性格が正反対なクラシアとはしょっちゅう喧嘩している。
魔法師ながら近接攻撃に特化しており、槍を得物とする。
◆フィーゼルの冒険者ギルド
CV:内田直哉
フィーゼルのギルドマスター。約10年前までは現役のSランクパーティーに所属する冒険者であり、現在でもかなりの実力を誇る。
CV:石田彰
Sランクパーティー『緋色の花』に所属する補助魔法師。
非常に性格が悪く、ナチュラルに相手をおちょくる言動をする。
◆その他
ガルダナ王国王太子。
自信過剰な性格で、アレクのサポートありきの結果を自分の実力と勘違いし、アレクを役立たずと誤解して追放する。
CV:緑川光
幼少期のアレクに魔法を教えた人物。
元は公爵令息でガルダナ王国の宮廷魔法師だったが、平民の扱いを改善すべきと王に直訴して追放、貴族としての地位も剥奪された。
その後、魔法学院を卒業して再び宮廷魔法師となるが、再び追放され、アレクに「宮廷魔法師にだけはならない方がいい」と言い残して姿を消した。
【メディアミックス】
◆漫画版
講談社のアプリ『マガジンポケット』にて連載中。作画は門司雪。既刊17巻。
◆アニメ版
2025年10月からテレビ朝日系全国24局ネット"IMAnimation"枠・BS朝日・AT-Xにて放送中。
追記・修正お願いします。
- ヨルハの人は同時期の無限ガチャではマッドダークエルフ(ガチ蛮族)でシリーズ構成はダークエルフ差別が激しいエパリダと同じ筆安氏などかなり真逆。 -- 名無しさん (2025-11-19 16:38:45)
- まだこんなのが流行ってんのかな -- 名無しさん (2025-11-19 16:44:09)
- ギルド名のルビとかゾクゾクする やっぱこうでないとな! -- 名無しさん (2025-11-19 17:13:13)
最終更新:2025年11月19日 17:13