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頭山(2002年の短編アニメ)

登録日:2026/08/23 (日) 08:14:16
更新日:2026/08/23 Sun 10:12:13NEW!
所要時間:約 2 分で読めます










ケチな男がおりやした。



『頭山』は2002年に製作された日本のアニメ作品。
製作はプチプチ・アニメの『バベルの本』や『パクシ』等で知られるアニメーション作家の山村浩二氏。
頭に桜の木が生えた男に巻き起こる奇妙な出来事を描いた同名の古典落語を原案としつつも、舞台を現代の日本に置き換えたリメイク作品。
『にほんごであそぼ』のうなりやベベンでお馴染みの浪曲師の国本武春氏が語り部として起用されており、
わずか10分と非常に短い作品でありながら、山村氏が手掛ける凄まじいスピード感のある作画と国本氏による怒涛の語り節が絶妙に合わさり、非常に強いインパクトを残した。
その甲斐もあって、ザグレブ国際アニメーション映画祭や広島国際アニメーションフェスティバルにおいてもグランプリを受賞するなど、平成のアニメ作品を代表する良作である。

あらすじ

東京のとある場所。そこにはとてもケチな男がいた。
その男は使えそうなものはとにかく使い、
もったいないと町からいろんなものを拾ってくるので部屋はいつもガラクタだらけ。
そんなある日、彼の頭の上に突然小さな芽が生えてくる。
彼は前に拾ってきたサクランボを種ごと食べてしまっていたのだ。
その芽はやがて大きくなって一本の桜の木になり、町中の人々があまりの珍しさに頭の上に群がっていき…

登場人物


本作の主人公を務める禿げ頭の中年。
とってもケチで使えそうなものはとにかく何でもかんでも拾ってくる性分。
そんな中で、頭の上に突然小さな芽が生えてきたのを機に奇妙な事が巻き起こっていく…。

街の人々
男の頭に生えた桜の木やそれを引っこ抜いてできた池を珍しく思い次々と登って来て、
人の頭の上だというのに好き勝手やりたい放題やりだす。


※ここから先はネタバレを含みます。


頭の桜の木でどんちゃん騒ぎな毎日

男の頭に桜の木が生えてからと言うものの、
その光景を珍しく思った町の人々は男の頭の上に登って花見三昧。
どうやって男の頭に小さくなって登ったんだというツッコミは禁句
頭の上が騒がしいのは勿論、どいつもこいつも人の頭の上だというのに
煙草を吹かしたりしょんべんしたり靴を投げ飛ばしたりと毎日どんちゃん騒ぎ。
頭に来た男は桜の木をつかんで引っこ抜いてしまった。これでようやく静かになった。と思われたが…?


一難去ってまた一難。そして……。

数日後、木を引っこ抜いてできた穴に雨水が溜まって池ができた。
そこには釣りをしたり海水浴に来た人々が群がっていき、
今までと変わらないやかましさに、夏の花火と共にストレスが爆発。

「待てぇ!逃げるな池~!!」
「海パン忘れた~!!」

吞気に叫びだす人々を振り落として夜の街を逃げていく男。
何とか振り切ってきたものの、そこに信じられない者が写っていた。逃げてきた先はなんとじぶんの頭のてっぺんだった。
見上げても見上げてもあるのは自分の頭の上ばかり。この世のものとは思えない光景を見続けた男は発狂し、自分の頭の池に身を投げて…



死んじまった。



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最終更新:2026年08月23日 10:12