聖シモンを基にした娯楽歴史小説。長期シリーズであり、第1巻発売から約10年経った現在も新作が発表されている。
実在性の乏しい時代を題材にしているため、物語のほとんどは脚色された創作であり、ぶっちゃけ主人公が魔王を倒すという大まかな本筋以外は大体作者のオリジナル。
作者の本業は小説家ではなく遺失の時代について研究している考古学者であり、巻末の解説文は必見。
そして聖人を題材にしているだけあって執筆にはアルカナ教団からお目付役が付いている。
実在性の乏しい時代を題材にしているため、物語のほとんどは脚色された創作であり、ぶっちゃけ主人公が魔王を倒すという大まかな本筋以外は大体作者のオリジナル。
作者の本業は小説家ではなく遺失の時代について研究している考古学者であり、巻末の解説文は必見。
そして聖人を題材にしているだけあって執筆にはアルカナ教団からお目付役が付いている。
キャラクター
- シモン
聖シモンその人をモデルとする、主人公その①。誰よりも信心深く魔王を誰よりも憎む青年。
お目付役による口出しが最も頻繁になされているキャラクターであり教団の価値観で「正しい」とされることと正論しか言わないが、作者の熟練の技量により等身大の姿が見え隠れする。「シモンの可愛いところ知ってるのは俺だけだからな…」な後方腕組み隠れファンを多く獲得している。
お目付役による口出しが最も頻繁になされているキャラクターであり教団の価値観で「正しい」とされることと正論しか言わないが、作者の熟練の技量により等身大の姿が見え隠れする。「シモンの可愛いところ知ってるのは俺だけだからな…」な後方腕組み隠れファンを多く獲得している。
- ドレイク
シモンの相棒たる主人公その②。キャラ造形としては元々はこちらがシモンとして主人公となるはずだったのだが、作者とお目付役の激論の末に相棒ポジションに落ち着いた。
アルカナ教団のお堅い「正しさ」から逸脱してでも!と作者のヘキを込めた作者渾身のキャラクターであるため熱心なファンを多く獲得している。
アルカナ教団のお堅い「正しさ」から逸脱してでも!と作者のヘキを込めた作者渾身のキャラクターであるため熱心なファンを多く獲得している。