停滞を望む「ラザハール・ディモス」
外見: 繊細で骨ばった顔立ち。濃い影のような長いローブに身を包み、その上から魔族独自の装飾が施された銀の鎖が肩から垂れ下がる。目は虚空を見つめるような深い暗闇、瞳の奥に炎が揺れているデーモン。
性格: 冷酷さの中には焦燥と悲壮感が潜む。彼の教義は神秘を守る盾だが、その内実は人類がそれを暴く恐怖に他ならない。「人類は愚かであれそう願う」
背景: 遺失の時代よりも遠き時代より生れ落ち神秘を崇拝し崇めていた者だが原初の悪魔が魔法を人に解き放った。神秘が失われる足音が響く中、ディモスはその恐怖を心に刻み、長い年月を超えて今も行動を続けている。
能力: 魔術の行使に長けた人物であり忘却の魔術と命無き動く棒切れを生み出す魔法を得意とし、禁忌に触れる者を罰そうとする
その他:普段は深淵に住み「子供たち」を現世に差し向けて神秘探究の妨害を指揮している。深淵は巨大な神秘の塊であり、居心地が良いのだという。