停滞を望む「ラザハール・ディモス」
外見: 繊細で骨ばった顔立ちの翼を持たない巨竜。濃い影のような長いローブに身を包み、その上から魔族独自の装飾が施された銀の鎖が垂れ下がる。目は虚空を見つめるような深い暗闇、瞳の奥に炎が揺れている。種族はデーモンの原種であるドラゴニックデーモン。
性格: 冷酷さの中に焦燥と悲壮感が潜む。彼の教義は神秘を守る盾を自任する超然的なものだが、その内実は人類(知的種族)が神秘を暴く恐怖に他ならない。
「人類は愚かであれ……そう願う」
「人類は愚かであれ……そう願う」
背景: 他のドラゴニックデーモンたちと同じく遺失の時代よりも遠き時代の大災害「星の怒り」により生れ落ちたディモスは、古代の神秘崇拝を邪悪に歪めつつも重く受け継いだ。だが原初の悪魔が魔法をエルニア帝国に解き放ち、帝国は良くも悪くも世界を掻き回し人類は神秘へと挑戦する歩みを速めた。神秘が失われる足音が響く中、ディモスはその恐怖を心に刻み、長い年月を超えて今も行動を続けている。
能力: 魔術の行使に長ける。忘却の魔術と命無き動く棒切れを生み出す魔法を得意とし「禁忌に触れる者」を罰そうとする。
その他:普段は深淵に住み、必ずしも血のつながらない「子供たち」を現世に差し向けて神秘探究の妨害を指揮している。この組織は【神秘の秘匿者】と呼ばれる。ディモスにとって深淵は巨大な神秘の塊であり、居心地が良いのだという。