心通法
心を通じ合わせる六法。ざっくり言うとテレパシーのような法力であり、習得難易度は高め。初心者の頃は他者に伝える情報の選別も碌にできないが、十分に修練すれば思った通りの情報を相手に与えることが出来、達人ならば他者の読心すらも出来るとされる。基本的には術者同士の情報交換に使われる。
天眼法
目を使わず周りを知る六法。初心者の頃は精々五感にプラスアルファした程度の情報しか知覚できないものの、十分に修練すれば目を閉じても周囲のことをまるで見ているかのように知覚することが出来、達人ならば五感以上の情報を知ることが出来るとされる。五感に何らかの問題を抱えている人物の方が上達が早い。
走界法
移動のための六法。初心者の頃は少し足が速くなる程度だが、十分に修練すれば人並み外れた速度で移動できるようになり、達人ならば空中や海中もまるで地上かのように移動することが出来るとされる。縮地とは結構性質が違う。
剛体法
身体を強くするための六法。初心者も達人も程度の差は大きいものの、病にかかりづらくなる、怪我をしにくくなるといった恩恵が得られる。六法の中では習得難易度、習熟難易度共に最も低い。
復身法
身体を癒すための六法。初心者の頃は自分の擦り傷を直す程度だが、十分に修練すれば他者の傷を癒すことも出来るようになり、達人ならば動物相手でも治療を行えるようになる。解理法の次に習得難易度が高い。
解理法
第四の宇宙へと至るための六法。他の六法を十分に修練しなければ辿り着けない境地であるとされ、その効果は第四の宇宙の完全な知覚。他六法と比べても桁違いに習得難易度が高く、習得者は遷教の長い歴史の中でも数える程度しかいないとされる。習得者が少ない上にわかりやすい変化が無いため、六法の教えの中ではかなりフワフワしている。